6月19日、恒例の官邸前抗議行動を行いました。
コロナ禍による困難な状況の中でも多くの皆さんが声を上げてくださいました。
ボランティアOさんの報告から***
生憎の雨模様でしたが、20人近くの皆さんが参加して下さり、共に抗議の声をあげま
した。
ご参加の皆さま、拡散して下さった皆さまありがとうございました。
福島の原発事故は収束されてなどいず、未だに原子力緊急事態宣言発令中であるにも
関わらず、
現政権は10年過ぎただけでもう事故などなかったかのように 私達市民の反対も無視
して再稼動推進、放射能汚染水を海に放出、
オリンピック開催など次々とあり得ない決定を続けています。
更に東京電力福島第一原発の周辺市町村への移住を促すため、福島県外からの移住者
に最大200万円の支援金を支給する制度を設け、
7月1日から公募を始めると報道がありました。
私達の健康や命よりも経済を優先した棄民政策を許せません。
官邸前では下記の樋口さん、小出さんのお話しも紹介させて頂きました。
◆日本で1番危険な原発 たんぽぽ舎ML 2021.6.15 NO NUKES voice 2020.12
〇樋口英明さん(元裁判官)
福島第一原発が、いつ事故になるかわからないほど危険です。
なぜならもう崩れているのだから、耐震性がない。
日本で一番危ない原発ですよ。他の原発はまがりなりにも管理している。でも福島第
一原発は管理できていない。
4号機の使用済み核燃料は抜き出したが、1.2.3号機には核燃料が入ったプー
ルが宙づりになっている。
地震が来たとき、ほかの原発より圧倒的に危ない。
〇小出裕章さん(元京都大学原子炉実験所助教)
樋口さんがおっしゃったように1.2.3号機には使用済み核燃料があり、貯蔵
プールが壊れた建屋のなかに宙づりになっていて、
その中に入っている核燃料を取り出さない限りは、石棺にもできない。
皆さん、福島の事故をだんだん忘れさせられているが、とんでもないことで、いま
だに危機をずっと引きずってきている。
まずはプールのなかから使用済み燃料を取り出すことをしないと、石棺までもたど
りつけない。そんな困難な状態ですね。
ボランティアSさんの報告から***
心配していた雨は降ったり止んだりで いつもの様に 抗議の声を官邸に向けて届ける事が出来ました。