脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2024年4月24日水曜日

20240419 脱被ばく実現ネット 最高裁正門前アピールと官邸前抗議を行いました 不当判決を許さない! 原発推進やめろ! 子どもを被ばくから守る判決を!

4月19日(金) 最高正門前アピール、官邸前抗議の二つの行動を行いました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。



①★ 最高裁前アピール ★
 ツイキャスの maruo yukifumiさん動画より

最高正門前 16001640

・主催:脱被ばく実現ネット   

 昨年の12月18日、仙台高にて「子ども脱被ばく判」に理不尽な不当判決が下されました。

このままでは終わらせないと原告の皆さんが最高に上告されました。

公正な判決を求め、最高の正面前で先月に続き4回目のアピールを行います。

・司法は原発事故被災者の声を聞け!政権の意向に屈せず公正な審理を貫け!

他の原発関連判でも不当判決が続いています。繋がって声を上げて行きましょう!

 

② ★ 官邸前抗議 ★

    首相官邸前 17:301815

・主催 脱被ばく実現ネット  

能登半島地震が教える「地震列島日本に原発は無理」!

フクイチ事故は進行中!

放射能汚染水の海洋放出を即中止せよ!

日本政府は被ばくを強要するな!被害者を切り捨てるな!

子どもを被ばくから守ろう!

“子ども脱被ばく判”“311子ども甲状腺がん判”へのご支援を 


ボランティアの報告と写真をどうぞ!

4.19は二つの行動を行いました。
最高裁前のアピールには ツイキャスの方も来て下さり、
参加者は少人数でしたが、皆さん其々が今の司法への怒りと共に子ども脱被ばく裁判
への
公正な判決を願う 素晴らしいスピーチをして下さいました。
私達の正門前での訴えは 中にいる裁判官には聞こえていると何方かからききまし
た。
5月20日には「子ども脱被ばく裁判」の原告、弁護団、支援者の皆さんと一緒に
子ども達を被ばくから守って下さるような判決を御願いしに来ることを伝えました。

*ツイキャスの maruo yukifumiさん動画です。

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/791822322 








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官邸前に移動して準備を始めようとしていたら 参加者らしき方がいらしたので声を
かけてみました。
Xを見ての参加と知り、毎日拡散していたので 嬉しくなり、お礼をいって色々とお
話出来ました。
準備やチラシ配布も一緒にして下さって 本当に助かりました。
今度はスピーチもしてほしいな~と思いました。

大変な日でしたが、最高裁や官邸の周りの木々の緑がとても綺麗で、ほんの少し癒さ
れました。(O)






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今日は晴天でしたが、とても風の強い日でした。

横断幕やプラカードは風にあおられ、吹き飛ばされそうになりながらも、

参加者は少ないながら内容の濃い行動が出来たと思います。

大きな地震が各地で続く中、有権者である私たち自身が

声を上げ、訴える事は私たちが生き延びる道ににつながります。

原発を作らず、動かさず、廃炉の道を求めることが今大切と

認識しながら行動しました。

(M)









2024年4月18日木曜日

20240413 新宿アルタ前街頭宣伝 広島で避難者問題に取り組んでいた若い女性が訴え。 地震列島に原発は無理! 

4月13日(土) 恒例の新宿アルタ前街頭宣伝を行いました。


ご参加、拡散下さった皆さま、ありがとうございました。


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アルタ前街頭宣伝

・日時:413()  14001500     

・主催:脱被ばく実現ネット

 

能登半島地震が突き付ける「地震列島日本に原発は無理」!

なかったことにさせない 福島原発事故と被ばくの事実!

いまだ原子力緊急事態宣言発令中

高濃度汚染地域に帰還させるな! 原発避難者の住まいを奪うな!

セシウムもストロンチウムも垂れ流し 放射能汚染水 海に流すな!

水俣~福島 健康被害隠蔽、加害企業優遇を許さない!

 

子どもを被ばくから守ろう!

“子ども脱被ばく裁判”、“311子ども甲状腺がん裁判”のご支援を!

 






 ご参加、拡散下さった皆さま、ありがとうございました。
 新宿駅前は春の暖かい陽気に いつにも増して物凄い人の波でした。 
 参加者は13名で、いつも常連のように来て下さる方々には本当に感謝です。 
 今日は大学院で避難者問題に取り組んでいる若い女性から連絡があり、急遽参加して下さって。。。スピーチも2度してもらいました。 
 若い人が関心を持ってくれたことにボランティア仲間達、参加して下さった支援者の皆さんも とても嬉しくスピーチが終わると皆が拍手!
 お陰でとてもよい街宣になりました。 これから色々と繋がって下さるとの事ですから楽しみになりました。(O)



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 当日は初夏の様な陽気で人通りも多く、私たちの隣では「九条の会」の方々の街宣もあり、現地はカオス状態。マイクの声がどれほど人々に届いたのか、の思いはありますが ビラもそれなりにはけ、一定の効果はあったのではないかと思います。(S)







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気温が上昇を続ける中での街宣となりました。

想定外の出来事でしたが、アルタ前のお隣のスペースで「九条の会」が街宣されていました。

「コラボ」!?微妙な面白さを感じました。

13名の参加者があり、広島で避難者の研究と支援をされていた大学院生Sさんのスピーチに

感銘を受けました。若い世代が避難者の為に動いてくれていることに感謝と感動を覚えます。

チラシを受け取ってくださる方もいれば、「あんたらバカか!」と吐き捨て、去っていく初老の男性もいました。

異なる信条を持つ他者への一方的な攻撃は如何なものかと思います。かつて辿った誤った道筋をまた繰り返しつつある昨今、「九条の会」の皆さまにもエールを送りたいと思います。

街宣後、歓談する中でSさんが「避難者が広島に来たのは、被爆者がいたから」と言われました。“被ばく”の悲しい連鎖に禎子さんの折った折り鶴のことなどがふと頭に浮かびました。今のところ

この悲しみの終わりは見えません・・・。(I)









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アルタ前はビルの老朽化からか再開発の動きがあるようです。
私たちは3,11以後、文科省前の抗議行動から始まり、
国会、官邸前、そして街頭に出て有楽町交番前、渋谷ハチ公前、
現在の新宿アルタ前での街頭行動につながり定着しています。
街頭に出て、人の流れを見ていると、その場所場所に特徴があり
住む場所を失ったであろう人がアルタ前に何か月か前からか
少ない荷物とともに座っています。
信号が青になるとアルタ前は人の流れが動き出し、荷物や敷物が敷いてある傍を
人々は目に入らないかのように通り過ぎますが、能登地震発生から少し
アルタ前を通り過ぎる人の中に、まともな(?)表情をして私たちの掲げた横断幕や
アピール文を読み、チラシを受け取る人が少しずつ増えている変化を感じた
アルタ前でした。
その間を縫って写真を撮りました。(M)







2024年4月4日木曜日

【報告】2024年 3月31日(日)のイベント「福島原発事故、能登地震からの教訓 最悪の事態に備えて私達に出来ること」

 こちらで告知した通り、以下のイベントを開催しました。

日時:2024年 3月31日(日) 14時~16時30分(開場13時30分)
場所:港区男女平等参画センター・リーブラホール(1階)
テーマ:「福島原発事故、能登地震からの教訓 最悪の事態に備えて私達に出来ること」
主催 脱被ばく実現ネット・劣化ウラン廃絶みなとネットワーク

主催者の宮口高枝さん挨拶

第二部 藍原寛子さん

第三部 メルボルン大学からオンライン参加の小川晃弘さん


 

以下、当日の動画とプレゼン資料&レジメ&配布資料です。

●主催者挨拶 岡田俊子
●第1部 柳原敏夫さんのお話
「12.18子ども脱被ばく裁判判決と1.15避難者追出し裁判判決による311後の日本社会のレントゲン診断」その1




プレゼン資料

●第1部 柳原敏夫さんのお話 
「12.18子ども脱被ばく裁判判決と1.15避難者追出し裁判判決による311後の日本社会のレントゲン診断」その2



●第2部 藍原寛子さんのお話  
「原発事故と大災害ーショックドクトリンに巻き込まれずサバイバルする方法」

●第3部 ディスカッション その1   
原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加) 



●第3部 ディスカッション その2  
原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)   

●第3部 ディスカッション その3(27分)  原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)


●第4部 会場との質疑応答 その1(5分)   原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)

 

●第4部 会場との質疑応答 その2(4分)   原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)


●第4部 会場との質疑応答 その3(3分)   原発事故が明らかにした チェルノブイリ法日本版の必要性   柳原敏夫さん/藍原寛子さん/小川晃弘さん(メルボルン大学教授・オーストラリアからオンライン参加)


以下は、参加者から寄せられた感想です。

①日本は未だにアメリカの占領国で属国なので司法権までが独立国として存在しない。
「終わらない占領との決別」目を覚ませ日本!かもがわ出版より

②早朝から仕事だったためところどころ寝てしまった。
 もう一度資料をしっかり読み直します。
 原発により被害をこうむった人は人権がふみにじられている。その通りだと思います。

③仕事で途中から参加でしたがとても大事なことを沢山勉強させていただきました。ありがとうございました。是非「チェルノブイリ法日本版」の会に賛助会員として入会したいです。よろしくお願いします。

3/15首相官邸前デモでチラシをもらって今日来ました。チェルノブイリ法は初めて知りました。私の身辺には反原発の考えの人は少ないのですが今日の話をきいて私ができることを私なりにやっていこうと思いました。ありがとうございました。

⑤チェルノブイリ法どうなったんだろうと思ったけどブックレットするんですね楽しみです。国際人権法だと前田朗さんが有名だけど今更寄稿はむずかしいですね。

⑥切実な問題ばかりで、日本社会はこのままバカバカしく死んではいられない 
生きているうちに見たいです。
正しい情報をいかに手にするか?多くの情報を集める!日本の現状に
肉声のきける、充実した時間でした。

⑦公共事業から発する問題への関わりにより、福島震災・原発事故被害関連の訴訟の法廷傍聴を重ねて参りました。私自身どちらからの案内か忘れておりますが、もっと多くの人に本日、来場、聴講頂きたく思いました。登壇者方のご主張や活動を知る機会となりました。より深く知り、学びたく思います。しばしば耳にしたのみのショック・ドクトリンについて理解が進みました。チェルノブイリ法日本版についても。

⑧藍原寛子さんの話が大変興味深かった。長期政権は腐敗しますね。東日本大震災の教訓は生かされるのだろうか?チェルノブイリ法の作成は必須。しかし、立民しだいで骨抜きにされるかも?

3.11があり、時を同じうして東京スカイツリーが完成した。スカイツリーの余勢をかって、ジャズ・フェスの街おこしがあった。無償参加でジャズ・フェスに参加をあおる主催者。同時に福島の食材を使っての脱原発の動き、福島を食べて応援、と…。食材の放射能汚染濃度を調べ、開陳したのが疑問。原子力の平和利用キャンペーンに通じる安易な市民運動だったのだろうか?今も疑問に思っている。

⑩藍原さんのお話が、一般的には報道されない貴重な内容でよかったです。

 「チェルノブイリ法」以前にお話を聞いて何をどこから私たちは始めたらよいのかわからないまま今感じている「おかしいこと」「怒っていること」を伝えている運動をしています。ブックレットを読んでそのステージを少しずつ上げていきたいと思います。

⑪電車にコートを忘れて、駅であちこちさがしてもらって遅れてしまい、スミマセン

 4月から練馬駅直結の「ココネリ」という使い勝手の良いビルの集会施設を私が代表者として「レイバーネットねりまの会」として使えるようにしました。脱ひばく、甲状腺がんなどの集会で使えるように協力したいと思います。

⑫避難の権利、移住の権利は国際人権法でも認められている。労働の場でも認められるべき。戦争従事や原発での労働一般の職場でも受動喫煙、抗がん薬などの職場でのせっしゅなどで、危険があり、認められたり認められなかったりしている。公害国会で認められた14の法律が安全性を高めたというが、それをないがしろにされてきて、市民も他人事として、この権利を応援してこなかった事を反省したいです。

⑬柳原さんの熱意がどこからきているのか、人権が損なわれているのは原発事故被害者だけではなくそれを許している私たちなのだと感じさせられ、藍原さんのお話含め勉強になりました。ありがとうございます。ブックレットについて興味を持ちました。読んでみたいです。

⑭日本国家のあり様がはずかしい。沖縄に対して福島に対してそして軍国国家に向かってつき進んでいる。2人の講演を聞き考えたこと、以下に記す。

 能登に関して福島の教訓が生かされていない、とのことだったが行政の力が不足している。日本政府の力の入れかたも全然足りない。私たち国民は人間の形をした虫けら位にしか考えてないのでは。

 マスコミも福島の時より報道が交代しているように感じた。国が行政を批判せず地元民、個人の働きの評価が目立ったように感じた。

 抵抗することは生きること、共有します。

⑮藍原さんのお話しは、現場に入ることで見えてくるものを紹介してくださって良かった。ショックドクトリンは様々な面に表われている。住民に対して被災されたことに対してほとんど期待に応えないこと、そしてそのことに対して思うようにならないこと。これによって無気力になること、これがナオミ・クラインが言っているショックドクトリンの「効果」である。チェルノブイリ法日本版をどのように実現するか、難しい課題ではある。目の前の様々な課題に立ち向かい解決していくことで「時間がとれない」のですが、文案を見て別の視点から考えてみたいと思います。