脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2015年10月10日土曜日

広瀬隆さん、小出裕章さんなど デモ応援メッセージ

11.7新宿デモに寄せられたメッセージです。

★★★

みなさま、おそろしいことに、すべてのテレビと新聞が、「放射能の危険性」
をまったく言わない時代になりました。大被害は、いま、私たちの体内で潜伏期
にあり、フクシマ原発事故によって傷ついた細胞が動きだし、いよいよ深刻な病
状が出はじめる直前にあります。特に子供たちの被害は目前です。それを防ごう
とする人たちは、まったく無視されています。私たちは今こそ結束して動く必要
があります。 

         広瀬隆




2011年3月11日、福島第一原子力発電所事故が起きた時、日本政府は原子力緊急事態宣言を出し、それまでの日本の法令を停止しました。法治国家として法令を守るなら、「放射線管理区域」にしなければならない場所に、子どもも含めて人々を棄ててしまいました。そして、原子力緊急事態宣言は、事故から4年半以上たったいまなお解除されていません。つまり日本というこの国は、今まだ緊急事態下にあるのです。そんな過酷な事故を起こした張本人である日本政府は一切の責任を取らず、誰も処罰されないまま、さらに原子力を進めようとしています。そして、あたかも被曝しても害がないかのように宣伝しながら、、一度は避難した人々も、年間20ミリシーベルトまでは被曝を我慢して帰還せよと指示しています。
呆れはてた国です。子どもたちには、原子力の暴走を許したことについても、福島第一原子力発電所事故を起こしたことについても責任がありません。そして子どもたちは被曝に敏感です。何としても子どもたちを被曝から守ることが大人の責任ですし、緊急事態宣言を出している政府の責任でもあるはずです。
申し訳ありませんが、私は今日の集会・デモに参加することができません。皆さんのご健闘を願います。
               2015/9/23  小出 裕章




安倍晋三と自公与党などによるファッショクーデターに、満腔の怒りを込めながら賛同人になることを申し出ます。

東電福島第一原発の過酷事故で、福島はもとより関東と東北の各地にもひどく放射能汚染させられた地域に住むことを余儀なくされている大勢の人がいます。

こんなことになった大元凶は、アメリカの要請ですから、今度の憲法違反の戦争法制と完全に一緒です。現政権の自民党が最も深く関与していますが、3.11.当時の民主党政権も被曝隠しに走ったわけですから、19日の志位日本共産党委員長の大同団結して「国民連合政府」樹立を、という提案には喝采を送りますが、私は一抹の不安があります。しかし、当面の解決策はこれしかありませんから、今の沖縄のように反自民・公明などという
ことで、市民派が多数の国会(参議院)をつくるべく、最大限頑張って、原発政策も日米安保条約も根本的な大転換を図りましょう。

 2015/9/23 

          生井兵治(なまい・ひょうじ)
           元筑波大学教授



1 件のコメント:

  1. 民主党で懲りているからなあ、、、、。
    かといって選択肢は無し、、、。

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