脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2015年11月10日火曜日

【寄稿】「11.7新宿デモを取材して」





  去る11月7日(土)、「放射能は今でもこわいよ! 子どもを守ろう! 11.7新宿デモ」を取材させて頂きました。

 これまでも「ふくしま集団疎開裁判」関連のデモは700人規模のものもあったと記憶しています。7日のデモは参加者250人(主催者)程度でしたが、お母親さんにおんぶされた小さなお子さんから年配の方まで、さらにはフランスからの参加や海外メディアの取材と…福島の原発事故が、今も世界から関心を持たれていることを実感しました。また、参加者のプラカードには趣向を凝らしたものが多く、掲げられた横断幕に、小さく手書きでメッセージが書かれている等、デモに寄せる多くの人たちの思いも感じることが出来ました。

 そうした熱意が通じたのでしょうか、デモ前のスピーチ時に降り始めた小雨もデモ開始時にはぴたりと止み、また沿道の人たちも足を止めて横断幕やプラカードを目で追っていたのがたいへん印象的でした。

 いま日本ではオリンピック(2020)への“狂奔”の陰で、原発事故で被災した人たちへの支援切り捨て、きわめて悪質な“安全宣言”、帰還政策が進められています。それらに真正面から対抗する意味でも、11月7日のデモは非常に力強く、よいアピールになったと思います。

(文責・写真:三上英次/現代報道フォーラム)













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