脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2016年10月9日日曜日

「来年以降どうするんだ!住めなくなるぞ!」と避難者を恫喝する東京都職員 第37回東電本店合同抗議に参加





2016105()18:3019:45 第37回東電本店合同抗議 
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他125団体
映像配信は立花健夫様から、有難うございます。
https://youtu.be/xEdDNyiLqyw  https://youtu.be/RU4VR1iN2t4
https://youtu.be/aMAUmxHi9ck  https://youtu.be/eFQVukzE8PA
https://youtu.be/0FWF18MNY-4

いつの間にか秋です。涼しさを増した東電前にいつものコールが熱く力強く轟きました。「福島返せ!」「大地を返せ!」「海を返せ!」「東京電力犯罪企業!」

参加者の皆さんからは故郷を喪失した無念や悲しみ、デタラメな避難指示解除に対する怒り。そして事故処理を怠り、柏崎刈羽原発再稼働に邁進する東電の醜悪さを訴える声が相次ぎました。
廃炉費用はすべての電力利用者が負担する方向が示され、その費用は11兆円を大幅に超えると報道されています。この“青天井”状態にも参加者の怒りが噴出しました。
一部を紹介いたします。

◆金曜行動 春橋さん◆
汚染水処理後のALPSからは高濃度の廃液が出て、それを入れておくのが「HIC」。この廃液の汚染レベルは1立方センチメートル(サイコロ大)でストロンチウム90が9,000万ベクレルという途方もないもの。HICは今現在2,100個を超えて増え続けている。
廃液処理研究の為、大熊町に「大熊分析・研究センター」が建設される。その費用は850億円。凍土遮水壁で350億円が無駄になったがそれを遥かに超える。廃液処理の方法が決まれば更に費用がかかる。汚染水は増え続け廃液は増える。いくら税金を使われるか、わかったものじゃない。どんどん状況は悪化している。東電は柏崎刈羽を再稼働する場合じゃない!

◆福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さん◆
私たち避難者は住宅支援打ち切り問題に直面し、追い詰められている。最大の避難先東京では既に追い出しが始まっている。全国の自治体の中でもやり方が汚い。繰り返し訪問し、足を挟んでドアを閉められないようにして「来年以降どうするんだ!住めなくなるぞ!」と大声で恫喝する。対応しないでいると、のぞき穴から見えないところで待ち伏せしている。追い詰められ、泣く泣く避難先の公営住宅に申し込むと避難者が減ったとカウントされる。避難の継続ではなく、移住という事にされ、避難者は減ったと国と県が喜んでいる。その事実をほとんどの避難者が知らない。おかしい話だ!
私たちが苦しい思いをしているのは東電が原発事故を起こしたから。東電は避難住宅代を払え!!
10月20日に避難住宅打切り反対の院内集会をやります。是非ご参加ください。
http://blog.goo.ne.jp/tossnet/e/a064db84885bb7658a38df5277f35731

脱被ばく実現ネットのスピーチ&告知です。
◆スピーチ◆
本日、若者を被ばくさせる国道6号清掃ボランティア活動中止を求め「みんなでやっぺ!!きれいな6国」実行委員会(事務局NPO法人ハッピーロードネット)にファックスとイーメールで抗議声明文を送った。
8月に参加したカナダ・モントリオールでの「世界社会フォーラム」では、ジュネーブの国連人権委員会の特別報告者と出会い、当人から福島の実情を教えて欲しいと請われ名刺を頂いた。そこで、この特別報告者に「10.15国道6号線清掃ボランティア」を報告し、調査を依頼した。カナダで協力してくれた団体も世界的な拡散に協力して下さっている。若者たちを被ばくさせるこうした行為をなんとか止めたい!声明文と特別報告者へのメールはブログとフェイスブックに掲載されているので、是非ご覧になって下さい! 

※主催者に抗議を申し入れましょう!
   
善意に名を借りて、若者を被ばくさせる犯罪行為をやめてください!
『みんなでやっぺ!! きれいな6国 実行委員会』 事務局
    NPO法人 ハッピーロードネット
   所在地:福島県双葉郡広野町広洋台二丁目1-5
   Tel 0240-23-6172  Fax 0240-23-6171
   E-mail: office@happyroad.net

◆告知◆
10月12日:「子ども脱被ばく裁判」第7回口頭弁論(福島地裁)14:30~
10月22日:第7回新宿デモ 新宿アルタ前ひろば13:00~
10月25日:川根眞也氏講演会 上智大学19:00~
10月30日:落合栄一郎氏講演会 スペースたんぽぽ14:00~


新宿デモ同日、世界社会フォーラムで出会ったフランスの居住の権利擁護団体DALが、連帯のデモを行い、日本大使館前でアピールを行う予定です。世界の人々が福島原発事故の被害者に強い共感と支援を送っています。繋がった手を握り頑張ってまいりましょう(^^)

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