脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2017年4月9日日曜日

4月5日(水) 東電本店合同抗議 原発避難者へ赤紙で退去通告と警告書が送付されていた! 


第43回東電本店合同抗議に参加
 




2017年4月5日(水) 第43回東電本店合同抗議
18:30~19:45 東京電力本店前
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他126団体

映像配信は立花健夫様から、いつも有難うございます。


https://youtu.be/ES4kQrJ6W1E
https://youtu.be/3tWVFqxbb4k
https://youtu.be/h112ChNnN-w
https://youtu.be/-VcZgh14j4Q
https://youtu.be/x8xnA3wgtbQ

 区域外避難者への住宅無償提供が331日で打ち切られました。避難者は被ばく覚悟で福島へ帰還するか、避難先で家賃を払って(困難な方もおられます)生活困窮に耐えるか、被曝か貧困かの残酷な二者択一を迫られています(避難住宅に居続ける残留避難者になる事を選択された方は、行政の対応が心配な状況です)
 こうした中、今月4日今村復興相が記者会見で「 (帰還しないのは)本人の責任、判断」「裁判でも何でもやればいい」と発言。原発を推進してきた国の責任を放棄し、避難者を踏みにじる暴言に避難者と支援団体は大臣辞任を求める文書と署名を復興庁に提出し、官邸前や復興庁で抗議集会を行いました。
 個人の資質以上に原発を輸出の柱とする安倍政権の地金が出た発言のように思います。避難者に「自己責任」を押し付けるのは言語道断で、政府が世界基準の(チェルノブイリの防護基準に従い、更に経済大国の名に恥じない)賠償責任を果たすべきです。

 今回の東電抗議は今村復興相への抗議集会と同日に行われました。今回も日音協のミニライブ、多摩川太鼓の演奏を交え、シュプレヒコールに「住宅返せ!」も加わり、参加者が様々な形で東電への抗議を行いました。

参加者のスピーチの一部を紹介いたします。
〇福島原発被害東京訴訟 原告団長 鴨下さん
いわき市の自宅の庭は13万Bq/㎡の汚染。東電は汚染を取り除けない以上、4月以降も住宅費用を支払うべき。打ち切り直前に東電への申し入れを行ったが、酷い事に担当者は打ち切りの実情を認識していなかった。国は住宅費用を計算が難しく終わらないから東電に求償していないと発言している。前橋地裁判決では国と東電、両者の責任が認められた。福島原発被害東京訴訟の傍聴をお願いします!
『次回期日 5月17日(水)午前10時 東京地裁103号法廷 』
住宅無償提供継続を求める署名86,971筆を東京都、内閣府、福島県に提出した。86,971名の国民の声がある。東電が賠償するのは当たり前だと思う。

〇たんぽぽ舎 柳田さん
東電は柏崎刈羽再稼働の為に6,800億円使った。今後も維持費で膨らんでいく。避難住宅費用はわずか80億。お金の使い方が人に優しくない。
4月下旬と5月の連休に高浜原発再稼働阻止の大きな行動がある。5月6日に新宿から大型バスを出します。高浜原発再稼働阻止の応援をお願いします。

◆参加者からの告知◆
福島原発被ばく労災損害賠償裁判を支える会「あらかぶさんを支える会」結成集会
東電は収束作業と白血病の因果関係を否認し、全面的に争う姿勢です。損害賠償請求に立ち上がったあらかぶさんを「支える会」を設立します。
4月26日(水)午後6:30~  文京区民センター2A会議室


4月27日 第二回口頭弁論
11:00~ 東京地裁 被告(東電・九電)側反論


◆脱被ばく実現ネットのスピーチ◆

避難の協同センターに寄せられた、郡山市から神奈川県に自主避難していた男性のSOS。3月27日に雇用促進住宅を退去。体を壊し無職で新たな住宅に入居出来ず、所持金1000円で途方にくれていると連絡があった。今現在男性とは連絡が取れなくなっている。雇用促進住宅の入居者には、赤紙で退去通告と警告書が送付されていたという報がある。「路頭に迷う」避難者が出ている。東電は事故の責任を取って避難住宅の費用80億を支払うべき。
区役所への同行やシェルター確保など、避難者のために活動する「避難の協同センター」の周知をお願いします。
http://hinan-kyodo.org/

◆告知◆
■ 新宿アルタ前街宣
   4月9日 16時~17時
■  官邸前アクション

4月20日 20時00分~20時45分 
■ 子ども脱被ばく裁判口頭弁論期日

   第10回 5月24日(水)14時30分~ 福島地裁


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