脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2018年5月10日木曜日

第56回東電本店合同抗議に参加






第56回東電本店合同抗議に参加 
201859() 第56回東電本店合同抗議 18301945
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば  賛同団体:東電株主代表訴訟他130団体 参加者70

5月とは思えない厳しい寒さの中、今月も東電への事故責任追及の抗議が行われました。(映像配信は立花健夫さまからです)
毎回東電への「申し入れ行動」が行われていますが、前回は東電社員が現れなかったため、今回は今後の日程表を司会者が手渡ししましたが、東電側が不服を述べたため、参加者からは「加害者の態度じゃない」等々の抗議の声が飛び交いました。東電は横柄で居丈高な地金を隠さなくなっています。 

シュプレヒコール~ 日音協ミニライブ&葛尾村の現況報告―葛尾村では放射線量が下がらないまま中学校が再開されたが、通学するのは6人。この6人はこれから無用な被ばくをする。

タカハシさん:新潟知事選は東電との闘いでもある。再稼働を容認しない池田千賀子さんを!~ 「柏崎・巻原発に反対する在京者の会」 スガイさん:東電は中越沖地震の検証も不十分だった。 https://youtu.be/RH0rG_8mFAI

福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さん:被害を受けた人すべてが救済される方法を考えている。国連人権理事会でスピーチした関西訴訟原告団代表 森松さんの学習会にご参加を。今後の展望をお話しできればと思います。~ 告知タイム https://youtu.be/7AqbO3iH7F4

「脱被ばく実現ネット」は「子ども脱被ばく裁判第14回口頭弁論」(425)の内容の一部を紹介しました。 

被告である国は更新弁論で原発事故後の施策は、法令の範囲内であり「安定ヨウ素剤を服用させなかった」「年間20ミリまでの被ばく強要」等について違法性は無いと主張しています。この無慈悲、攻撃性について多くの人々が知るべきだと思います。
同様に被告である福島市他の市町は、不溶性放射性微粒子による内部被ばくについての認否を「不知」としました。市町が危険な微粒子が飛んでいる状況に対して「知らん」と回答したのです。住民の皆さんに対する責任をすべて放棄しています。「人道」の意味を知らない被告側に対し、原告の意見陳述は原発事故初期における行政の怠慢を厳しく指弾するもので、その内容は、見事に国側の陳述を論破するものとなっています。
傍聴席から拍手の嵐が沸きあがったという全文をご確認ください。
告知タイムでは512日第10回新宿デモへの参加を皆さんにアピールしました。
牛が白血病になり、昆虫が激減している現実を突きつける、相当に楽しくないデモです。しかし、真実が変化を促す契機になればと願わずにはいられません。 

                                   伊藤記   

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