脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2018年9月6日木曜日

第60回 東電本店抗議に参加

 東京電力本店前で「日本原電(東海第二原発)の債務保証をするな!東電は福島第一原発事故の責任をとれ!柏崎刈羽原発再稼働するな!原発事故避難者の住居を奪うな!」のコールが鳴り響いた。
 多数のノボリ旗と横断幕が、多くの人の協力で、東電に向けて掲げられた。 初めに、脱被ばく実現ネットの女性から、国内3か所で行われた「トリチウム水処分の公聴会」の反対意見に呼応した抗議のスピーチがあった。
トリチウム汚染水の「海洋放出」に前のめりな国・東電は、この公聴会をアリバイ作りとするものであり、国民の意見を聞く姿勢ではない。トリチウム以外の放射性核種も含まれていることの問題を隠したことは、「議論の前提が崩れている」と、不信感を露わにした。
 次に、日本音楽協議会による音楽での抗議と、メンバーから「トリチウム水処分の公聴会」の問題点を訴えるスピーチがあった。
 続いて、「民間規制委員会・東京」による東電本店申し入れ行動が行われた。
 そして、情勢報告として柳田さん(たんぽぽ舎共同代表)から、東電に関する3点の紹介があった。
 まず、トリチウム汚染水は、海洋放出ではなく、巨大タンク(10基、費用300億円)を作り、100年間保管(トリチウムの半減期は12.3年)すれば、無害化できる。
 次に、東電柏崎刈羽原発の廃炉に関する報道について、東電は事業計画で、7基の内、少なくとも4基は再稼働の予定である。情報に惑わされずに、柏崎刈羽原発の再稼働に反対して行こう。
 最後に、国が54%の株式を持っている借金の会社(東京電力)が、日本原電の借金の保証をするのは、極めておかしい。東電による日本原電への債務保証に反対しよう。
抗議は、19時40分に終了。参加者は約90人でした。


 



撮影:そらの

0 件のコメント:

コメントを投稿