脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2022年1月14日金曜日

100回目の東電前抗議行動に参加 「福島原発事故は終わっていない」 東京新聞に載りました 

2013年10月から東電前で毎月続けている脱原発を目指す市民の東電前抗議行動が100回目を迎え、1月12日夜に東京電力本社前で行われました。

 脱被ばく実現ネットもほぼ毎回仲間が参加したり、スピーチをしています。

 この日は東京新聞の取材があり、翌日の東京新聞紙面に脱被ばく実現ネットの旗とボランティアの写真が載りました。 


東京新聞web版より


WEB版記事はこちら↓

https://www.tokyo-np.co.jp/article/153856


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Mさんの東電前抗議行動報告です。

私のスピーチは歌から入りました。


守ろう まもろう 私たちの子どもたちを~
被ばくから 子どもたちをまもろう~
子どもたちの未来を~ ♪

その後次のように訴えました。

子ども脱被ばく裁判で、遠藤通路福島地裁判決は被告の人権無視、
命の切り捨て行為に通じる劣化は、裁判所の役割放棄、
民主主義の破壊でゆるしてはいけない。
裁判は控訴され仙台高裁で審議が始まっている。

東京電力福島原発爆発事故は人災です。
東京電力、国や福島県は事実を隠蔽し、放射能防護を伝えず、
安定ヨウ素剤をほとんどの住民に、配付しなかった。
国は、事故後子どもたちを疎開させなかった責任は重い。

結果、事故後十年過ぎ、小児甲状腺がんの多発。 
分っているだけでも293人だそうです。
それ以外にもふくしま県民健康調査から漏れている小児甲状腺がんがある。
事故前は年間100万人に1人か2人だったのです。
明らかに多発です。

県民健康調査で見えてくるのは、1巡目の検査でA判定され、
2年後の定期検査で小児甲状腺がんと判定された数が71例と。
たった2年でです。
チェルノブイリ原発事故時、600キロ離れたところに住んでいた
元炭鉱夫の息子さんは4歳で発病し、34歳で小児甲状線がんにより
死亡したケースが報告されています。

今起こっていることは福島の問題ではなく私たちの問題です。
私たちの力は小さいけれど継続して声を上げていきます。

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電車から見えるように大きく作られた横断幕


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