脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2022年9月19日月曜日

20220916 子ども脱被ばく裁判 分離裁判認められる! 皆様、ご支援ありがとうございます。次回期日は11月14日。引き続きご支援を!

 9月12日子ども脱被ばく裁判の控訴審第4回期日が行われました!

応援に駆けつけてくださった皆様、ありがとうございました。

皆さまのご支援と応援のお陰で裁判の分離が認められました

ハガキ作戦や緊急集会にご参加の皆さまありがとうございました。

●デモ出発の集合場所 五橋公園に
お二人の弁護団長・井戸弁護士、光前弁護士、支援者の皆さんが集合してミニ集会。
その後 横断幕を先頭に仙台高裁へ向かってデモ行進。









●傍聴して裁判所から戻り 記者会見&報告集会。61名の参加者でした。
原告団、弁護団、支援者の皆さまと共に、裁判の分離が認められたことに安堵し喜び
あいました。






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・二つの抱き合わせだった裁判は分離し、
・来年3月で原告資格を全員が失う子ども人権裁判については、2023年2月1日 3時
 に判決を出す
・行政が子どもを被ばくから守らなかった罪を問う親子裁判については続行と
する。
  次回は11月14日 2:30から、既に出ている5人の証人申請の諾否が決まる

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4回控訴審期日の報告が裁判のHPに掲載されました。

どうぞご覧ください。

https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/09/blog-post_14.html

 

 

4回控訴審期日の報告に続き、水戸喜世子共同代表が石栗正子裁判長に届けた感謝の手紙がHPに掲載されました。

ご覧いただき、ご紹介、拡散をお願いいたします。

https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2022/09/blog-post_15.html




 今回の原告意見陳述 ウネリウネラhttps://uneriunera.com/2022/09/12/kodomodatsuhibaku16/

 素晴らしくわかりやすい今回の期日報告が、すぐにアップされました。

  https://uneriunera.com/2022/09/13/kodomodatsuhibaku17/

  ウネリウネラさんは福島在住のジャーナリスト


次回期日は11月14日14時半からです。ご支援お願いします!



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912日(月)子ども脱被ばく裁判控訴審第4回口頭弁論期日の報告 冨塚元夫                                                                             

 

原告が要求していた子ども人権裁判(行政裁判)と親子裁判(国賠訴訟)の分離が認められました。また証人尋問も認められる見込みです。

子ども人権裁判は来年3月で残っていた子ども原告が中学校を卒業するため、3月までに判決になります。

今まで並行して行なってきた親子裁判が分離されないと、まだ証人尋問が必要な親子裁判が証人尋問抜きで判決を迎えることになります。それでは原告側に不利なので分離を要求していました。原告に無用な被ばくを強いた責任者の証人尋問については6月から要求してきましたが、国と福島県が反対しているためか、裁判所の返答が持ち越しになっていました。 

今日分離裁判が認められた以上証人尋問が無いことは考え難いので、次回期日1114日に決定されると予想されます。

 

原告側が申請した証人5人。

内堀福島県知事(当時副知事で、原子力事故対策現地本部の責任者でしたが、毎年の訓練で決められたことをせず、大熊町のオフサイトセンターで市町村とともに住民を守る行動をすべきところ、責任放棄して福島市に早々に退避しました。)

荒竹福島県生活環境部次長(当時)

鈴木元(ヨウ素剤検討会委員)

坂東久美子(文科省生涯教育政策局長 当時)

遠藤俊博(福島県教育長 当時)

本日5人証人全て認めるのか、明らかにされませんでした。裁判長がまだ決めかねているようです。

この間、石栗正子裁判長に葉書を届けて、裁判の分離と証人尋問の実施をお願いする運動が行われました。葉書にはさらに、原発事故から子どもを守ってくださいというコメントも多くありました。私の推測では数百枚か1000通以上が届いたと思います。

福島県の子どもが原発事故の放射能から保護されず、甲状腺がんが多発している現状が、裁判長の判断に影響していると思います。

いずれにせよ、原告・弁護団・支援者にとって、「望外に」うれしい日でした。

 

仙台駅から地下鉄で南へ一駅の五橋公園でミニ集会のあと、仙台市中心部のミニデモが行われました。参加者は約50人でした。マイクで市民に呼びかけました。シュプレヒコールは今回もしませんでした。

「仙台高裁は十分な審理をしてください!子ども人権裁判と親子裁判のか分離を認めてください!福島の子どもを被ばくから守ってください!甲状腺がん患者を支援しましょう!汚染水を海に流さないで下さい!放射性廃棄物を燃やさないで下さ!」

この日から80席の法廷が利用可能になり、59人が傍聴しました。原告は5人参加しました。その1人が陳述しました。

 

「原発事故のとき国、県、福島市からは放射能レベルに関して何の情報もなく、直ちに影響ないと言う意味不明な政府発表に不安をつのらせていました。外国人は日本から避難していました。避難したくても東北新幹線は不通、ガソリンは買えない、スーパーに食料品無し(あったのはお菓子)水3リットルもらうため3時間並びました。高い放射能レベルと知らされず、子どもにも被ばくさせてしまいました。国は避難のための手段を何も手配せず、県も福島市は安定ヨウ素剤を配りませんでした。配る準備をしていたにもかかわらずです。福島地裁で証人尋問した山下俊一県民健康アドバイザーが反対したそうです。ヨウ素剤を配ると放射能レベルの高いことが明らかになるからでしよう。とんでもない犯罪です。後で聞いた話しでは、福島県立医大病院関係者はヨウ素剤を飲んだそうです。国・行政に責任がないという一審判決は破棄してください。」

原告の証言は理路整然としたものでした。

傍聴席は拍手しようとして必死にこらえました。

 

2022913日 冨塚元夫


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裁判感想 (M)

子ども脱被ばく裁判の分離裁判が認められて本当に良かったです!
次回、11月14日第5回控訴審で親子裁判証人尋問では、
5人の証人尋問を認めるか、誰を証人として呼ぶのか石栗裁判長は
良識、覚悟を示してほしいです。
当時、県の災害対策本部長であった内堀知事に証言してほしいですね。
事故後何故安定ヨウ素剤を配布しなかったのか、
何故スピ―ディーの情報を流さなかったのか、
当時の責任者としてその経緯を裁判で明らかにする責任があります。
 
控訴審の行方注目ですね。






 

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