脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2016年10月18日火曜日

強行された6国清掃 しかし、殆どが東電及びゼネコン関係者

子どもたちをプロパガンダに利用、昨年は3日前に業者が清掃したところを清掃させた。

 10月15日(土)、
ハッピーロードネット(西本由美子理事長)などの主催する「みんなでやっぺ! きれいな6国」が強行されました。
 当ネットが若者の被ばくを心配して取りやめの要請書を提出し、国連人権委員会の特別報告者に調査依頼のメールを出し、また多くの人が取りやめを要求するなど多くの批判にも拘わらず行われました。
 オリンピックでの聖火リレーを目論見、子どもたちの健康をないがしろにしたとんでもないイベントです。
 おそろいのTシャツを着て、マスクもせず叢を清掃している子どもたち。

大人たちが自分たちの目的のために子どもたちの善意を利用する、悪徳行為です。許せません!


 しかし、昨年多くの批判を浴び、今年も批判を浴びたためもあると思いますが、今回は中高生の参加者は大幅に減ったようです。そして昨年も今年も殆どが東電及びゼネコン関係者だったようです。


 また、昨年のチラシと今年のチラシを比べて見るとよくわかりますが、今年は参加予定校の記載がなく、また、昨年ずらずらと名前を連ねていた後援予定の記載もなく、協賛も昨年の東京電力、東北電力、(財)日本サッカー協会がなくなっています。
 批判の効果があったと思います。

 2015年チラシ

2016年チラシ


民の声新聞が詳しくレポートしてくださいました。
【国道6号】今年も高校生が清掃ボランティア。消えぬ高濃度汚染、舞う砂塵。根強い批判に主催者は「もっと放射線を勉強して」と反論

主催者こそ、もっと勉強したらどうでしょう!!

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また、昨年東京から清掃に参加した人のブログによれば、
子ども達が清掃した広野町の道路は3日前に業者が清掃したばかりのところだったそうです。

http://www.magarisugi.net/dailyrap/post-5230/

★引用始め
私が参加したグループにはハッピーロードネットの代表も加わっていました。途中、「あんまりゴミないなー」という顔でキョロキョロしていたところ、
「あんまりゴミないでしょ? 皇太子が訪問されたから、3日前に業者さんにお金を払ってゴミ掃除をしてもらったのよ」
という衝撃の事実を教えてもらいました。
     引用終わり★
調べてみると、確かに昨年10月8日に皇太子夫妻が広野町を訪問していました。

このことからも、この清掃活動が「福島はもう安全」「福島で聖火リレーを」などのためのプロパガンダとしての利用目的であることが明らかです。

 このような、わざわざ放射線管理区域と同等の危険地域に若者を立たせる犯罪行為は二度と行わないよう抗議を続けましょう!




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