脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2024年5月25日土曜日

20240519「5.19子ども脱被ばく裁判 決起集会 原告トークに参加者が涙 樋口英明氏 井戸謙一氏対談 聞き手 水戸喜世子氏

5月19日土曜日

子ども脱被ばく裁判 決起集会が開かれました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。





****

 「最高裁の扉をこじ開けよう!!被ばく問題と裁判所の現状」

★5.19 子ども脱被ばく裁判 決起集会

みなとパーク芝浦/港区男女平等参画センター  リーブラホール(一階) 

入場無料  (13時開場)

13:30 第1部 弁護団報告、原告トーク

14:45 第2部 樋口英明氏「子ども脱被ばく裁判への思い」   

        対談 樋口英明氏・井戸謙一氏 聞き手・水戸喜世子

        「子どもが安心して生きる社会とは」







NEW
ボランティアの松岡さんの編集動画が届きました。
松岡さんいつも大変な作業ありがとうございます。

5・19子ども脱被ばく裁判決起集会①

 第1部~第2部 樋口英明元裁判長 講演まで https://youtu.be/7Ckjt3iwBxs

5・19子ども脱被ばく裁判決起集会② 

対談 ふたりの元裁判長と若い世代が語り合う     https://youtu.be/c52QmsXdIVs

5・19子ども脱被ばく裁判決起集会③ 

生田まんじさんの歌、終わりの挨拶 https://youtu.be/m7MWrfcRd5E




KEITAROさんがツイキャスしてくださいました。ありがとうございます。

20240519「5.19子ども脱被ばく裁判 決起集会 第1部 弁護団報告 原告トーク」ツイキャス

twitcasting.tv/keitarou1212/m

❤️

20240519「5.19子ども脱被ばく裁判 決起集会 第2部 樋口英明氏 子ども脱被ばく裁判への思い退対談 樋口英明氏 井戸謙一氏 聞き手・水戸喜世子『子どもが安心して生きる社会とは』ツイキャス

twitcasting.tv/keitarou1212/m

 


 ULANさんも動画をアップして下さいました。ありがとうございます。

https://www.youtube.com/watch?v=qnEgfchHvTI 

https://www.youtube.com/watch?v=83dDfLRgMAY 

https://www.youtube.com/watch?v=jBvbZsYGBR0 



ボランティア 冨塚さんの報告です。


5.19 子ども脱被ばく裁判決起集会5.20最高裁前アピール行動

最高裁の扉をこじ開けよう!!~被ばく問題と裁判所の現状)に参加しました。

 

子ども脱被ばく裁判は、2014829日の第1次提訴より94カ月経過後の20231218

仙台高裁にて判決となり、原告(控訴人)の「子どもを守れ」という主張は棄却されました。

 

519日港区男女平等参画センター・リーブラホールにて、これ以上、子どもに被ばくを

強いてはいけない!この訴えを最高裁に届けるため学び考え、行動しよう、

原発を止めたふたりの元裁判官の講演と対談に学ぼう!というスローガンで

決起集会が持たれました。参加者は約100人でした。

 

子ども脱被ばく裁判の会、原告数人、弁護団数人、共同代表2人、脱被ばく実現ネット6人、

支える会・西日本数人、支える会・東日本数人、支援するみやぎ連絡会、その他一般参加者も

おりました。

 

第一部 弁護団報告、原告トーク2部 お話 樋口英明氏「子ども脱被ばく裁判への思い」

対談 樋口英明氏・井戸謙一氏「子どもが安心して生きる社会とは」と進みました。

 

聞き手・水戸喜世子さんで二人の20歳前後の若い原告の話が参加者の涙を誘いました。

1人は小学1年生、もう一人は小学3年生の時にそれぞれ、郡山市、福島市で被ばくし、

避難先を転々とし、学校では転校してもいじめにあい、体調を崩しました。

日本はどうしていじめが多いのか、チェルノブイリ(ウクライナ、ベラルーシ)では、避難先で

医者の支援も含めて生活が保障されたのとは大きな違いです。

 

124日に最高裁に上告しましたが、最高裁からはまだ何の連絡もありません。

弁護団の話では、最高裁に上告されるケースは非常に多く、口頭弁論が開かれる割合は非常に

低いそうです。東電旧幹部を告訴した刑事裁判も最高裁に上告したが、まだ連絡がない、

そろそろあっても良さような時だそうです。参加した武藤類子さんは過去数回最高裁正門でアピール

をしてきたそうです。正門前からは判事たちの部屋の窓が見えるので、アピールは判事に聞こえている

はずだと言いました。

 

520日(月)雨の中朝10時から最高裁前アピール行動を行いました。

弁護団の経過説明のあと、原告のアピール、支援者のアピールがありました。

2022617日の悪名高い最高裁判決以来、各高裁でコピーペイストの判決が続出するという

司法の劣化をいかに糾して、まっとうな判決を出させるか、皆さん真剣に訴えました。

 

事故後政府は「止める、冷やす、閉じ込める」ので事故は起きないという約束を破り、事故後

法律を無視して20ミリシーベルトを住民に押し付けました。原災法で決められた事故後の

対策を行わず、現地の事故対策協議会を開かず現地市町村にスピーディー情報も与えず、

安定ヨウ素剤を配りませんでした。(前年の訓練ではやっていた)

 

司法は人権の最後の砦と言います。裁判官が人間らしさを取り戻して、被災者の人権を守って

ほしいと多くの人が訴えました。

国際人権理事会は国内避難者の人権に関するダマリー国連特別報告書を発表して、区域外

避難者も国内避難民という国際人権の原則を守るよう勧告しました。

国際人権の原則は日本国憲法の三大原則と同じです。原発事故の行政は「基本的人権の尊重」

と「主権在民」をないがしろにしました。原発政策の転換は憲法の「平和主義」に反する

ことです。司法は憲法を守れ!

 

2024520日 冨塚元夫

0 件のコメント:

コメントを投稿