脱被ばく実現ネット(旧ふくしま集団疎開裁判の会)の基本情報

2016年12月17日土曜日

20161216 官邸前抗議 安倍政権の棄民政策断じて許さず! 子ども達を守れないなら政治家やめろ!

12月16日金曜日、脱被ばく実現ネット今年最後の街頭行動が官邸前にて行われました。
参加ボランティアの報告です。

日本大使館と国連に出した要請文の読み上げ


第8回裁判での陳述内容 (子ども脱被ばく裁判)



かーちゃん達の怒りの声がここに有るのです



安倍総理が同意した棄民政策は断じて許さない



日本製の仏原発圧力容器が強度不足で問題になり、仏原発は運転を止めた



地方から放射能事故の被害者を救済のための条例を作ろうとしている



子どもを救え、命を救え、福島救え


★(岡田記)
今年最後の官邸前抗議は参加者の皆さんの寒風さえも跳ね除ける迫力のある抗議で終始しました。
特に福島に在住で子ども脱被ばく裁判の原告でもある今野さんの鬼気迫る訴えは沢山の福島のお母さん達の悲痛な思いの代弁でもあったのです。
彼の抗議に涙しない人がいたでしょうか。 とても胸が苦しく思い出しただけでも涙がでます。
福島の原発事故による自主避難者の住宅支援を来春3月末で打ち切ることは安倍首相が
福島県の方針に合意して決まったことが先日明白になりました。
内堀福島県知事は避難者達の面会申し入れを頑なに拒否し、国と結託してあたかも「もう福島県内は安全で問題はないから帰還せよ」と、放射能から逃れて全国に避難した人達に対して悪魔と手を組んだ様な対応です。
そして高校生達を使ったり、あの手この手で安全神話を作り、復興のみを進めています。
避難の権利は生存権です。 
国、県は避難している人達、これからでも避難したい人達の人権を守る義務があります。 
安倍政権の棄民政策断じて許さず! 
抗議の最後は熱血漢柳原弁護士が来年への力強い意気込みを官邸へ向かって宣言。
今年は沢山の海外の団体の皆さんとも繋がる事が出来心強い限りです。
現在、彼らは福島の現状に対して国連、其々の自国の日本大使、日本政府、福島県知事に抗議、要請の手紙を出して下さっています。
脱被ばく実現ネットでボランティアをしている私達個人は微力でも、同じ思いの多くの皆さんとの繋がりを大切にしながら今の福島、東北、関東等の放射能汚染に関わる現状の拡散に努めていきたいと思っています。 来年もまたご支援、御協力 よろしくお願い致します。



★(宮口記)

今日の官邸前行動は風が強く本当に寒かったです!
「脱被ばくの旗と横断幕」は風を受けて思いっきり膨らみっぱなし。
そんな中、新しい方が2人も駆けつけてくださいました。
街宣開始で第1声を発しようとした時にピーカーのスイッチが入らない。
ノーマイクで始めた街宣でしたが、ネットの情報を見て参加くださった
女性の方が急遽、電池を買いに走って下さりり、それをカンパまで
してくださいました!
もう一人の方はチラシ配布を手伝って下さいました。
そして、福島からお馴染みの、原告の今野さんが今年最後だからと
駆けつけて、官邸に向かって怒りの迫力あるコールを開始。
警察官に、同じ子どもを持つ親なら分かるでしょ!
子ども達があぶないんですよ!
あなたが同じ立場なら、子どもを見捨てられますか!
阿部首相!  外国に60兆円も資金援助できるなら、
福島の子ども達を避難させる為にお金を使いなさい!
避難させるための資金は80億円あれば出来るんですよ!
子どもたちを守れないなら政治家やめてくださいよ!
官邸にぬくぬくしていないで私の福島の家を貸しますから
住んで生活して見てください。
私の家は今も高い所の土壌は500万ベクレルもあるんですよ!
除染したから住んで見てください。
私はとてもそんなところに帰って生活なんて出来ませんよ!
癌になって死んでしまいますよ。
怒りのコールは続きました。
そんな訳で途中からはマイクを使って訴えました!
下記は、元福島原発1号機2号機の運転員が甲状腺癌を発症し、
労災認定されたニュースです。
労災認定は3例目。40代の彼の被ばく量は149.6ミリシーベルトのうち
9割が福島第一原発事故の被ばく線量だそうです。


★脱被ばく実現ネット★
寒風の中今年最後の官邸前抗議に参加して下さった皆さま本当にありがとうございました。

皆さまの御支援心より感謝致します。 官邸前抗議は1月20日(第3金曜)17時~18時が新年最初の抗議になります。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

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