共謀罪、森友疑獄、米国へのおもてなし政策等々、問題山積みのなか、新宿のあちらこちらで、集会やデモが行われた日曜日、そんな中で6年経った原発事故の被ばく問題に興味をもって私達のスピーチを聴いてもらうのは、なかなか難しいのが現状。しかし、今回は山本太郎議員が飛び入りで参加、スピーチして下さり、「福島の何が問題であるのか」を、大変分かり易く、アルタ前に集まった皆さんに解説していただきました。有難うございます。
新宿西口の集会に参加していた山本議員にアルタ前に来てもらうよう声かけしていただいたのは、いつも迫力あるスピーチをして下さるマダムさんです。マダム、これからも応援よろしく!
福島原発事故は、私たちの税金を、まるで「賽の河原のごとく際限なき借金地獄」に落とし入れてしまうものです。廃炉にかかる費用は20兆円とも、あるいは民間シンクタンクの調査では、70兆円ともいわれています。これだけの予算をもし私たちの暮らしに使えたら、どんなにか救われる人々、もっと有意義な人生を送れる人々が増えることでしょう。
ボランテイアのYさんもスピーチのなかで、福島県の予算が事故前の2倍以上に膨らんでおり、その大部分は、効果の薄い除染などに使われ、実際の被害者(区域外避難者の住宅支援など)には微々たる金額が渡っただけ(制度不備で1円も支援を受けられなかった方もいる)で、それすらも今年3月末で打ち切りにしてしまったと話しました。
賠償金を低く抑えようと目論む国、県、東電は、「甲状腺がんの統計」に県民健康調査で経過観察になった「延2500人超」の子ども達に対する追跡調査報告を怠り、2次検査で即時に悪性、悪性疑いが出た人数のみを、あたかも福島県全体を把握しているかのごとく発表してきました。その人数でさえ、184名という驚くべき人数です。その上、統計から除外されてしまった、この2500人を一般診療扱い(原発事故が起きたのに一般診療にするとは!)に押し付け、県民健康調査の報告人数にはカウントしないとは! まるで原子力村のお仲間である東芝の粉飾決算の手法と同じように思えてきます。
また、福島県内九つの病院で1082人の甲状腺がん手術件数(2011年から2015年)があったと公表されています。(その他病院を入れるとさらに多いでしょう)。一体この中に18歳未満の子ども達はいるのかいないのか。いるのなら何人なのか。県民健康調査統計から除外され一般診療・経過観察、になった2500人の子ども達との関連性など、早急に調査報告されるべきであり、情報開示を強く求めるものです。
(渡辺記)
chikapinさん、いつもツイキャス配信ありがとうございます。
以下の動画は大庭さんです。いつもYOU TUBE配信ありがとうございます。
今村復興大臣の謝罪は嘘、偽りとしかおもえません
何も持たずに避難した方々の住宅支援を打切る政府を許すわけにゆきません
妖怪だらけの永田町からやってきました山本太郎です
小児甲状腺がんは転移する割合が高く、命の危険がとてもとても大きい
憲法で保障されている人権さえも日本政府は踏みにじっています
チェルノブイリ子ども基金の方が参加してくれました。
4月28日(金)19開演で 練馬文化センター 小ホールにて
今中哲二氏(京都大学原子炉実験所研究員)の
「放射能汚染の時代をどう生きるか、子どもたちをどう守るか」の
講演会があるそうです。
予約1000円、当日1300円 4/26午後3時まで予約受付
03-6767-8808 です。
1兆円超えている震災・原子力災害対応分から、その1/100以下の住宅支援費を打切った
(発言で震災復興対策費と言っていますが、
正しくは震災・原子力災害対応分です。
訂正いたします。
ちなみに福島県の平成28年度当初予算は1兆8,819億円で
うち震災・原子力災害対応分は1兆384億円です。
原子力は災害ではなく国と東電に責任がある事故ですが。
ここにもごまかしがあります。)
復興大臣から重大な発言を引き出した西中誠一郎さんの講演会があります
29日(土) スペースたんぽぽにて午後2時より
※4/29緊急講演会ご参加を!
今村復興相と対決したジャーナリスト西中誠一郎さんと
避難者の緊急講演会
-安倍政権の原発被害者切り捨てを止めさせ、
住宅補償打ち切りを撤回させるために-
日 時:4月29日(土・休日)14時より16時30分
第1部 取材報告:西中誠一郎氏(ジャーナリスト)
第2部 「既に家を奪われ生活困窮者が出ている、
住宅無償提供打ち切りを撤回させよう!」
瀬戸大作氏(避難の協同センター事務局)
松本徳子氏他、原発事故避難者の皆様より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:たんぽぽ舎・脱被ばく実現ネット
賛 同:反原発自治体議員・市民連盟
共同代表・武笠紀子、福士敬子ほか
参加費:800円(避難者は無料)
今村復興相と対決したジャーナリスト西中誠一郎さんと
避難者の緊急講演会
-安倍政権の原発被害者切り捨てを止めさせ、
住宅補償打ち切りを撤回させるために-
日 時:4月29日(土・休日)14時より16時30分
第1部 取材報告:西中誠一郎氏(ジャーナリスト)
第2部 「既に家を奪われ生活困窮者が出ている、
住宅無償提供打ち切りを撤回させよう!」
瀬戸大作氏(避難の協同センター事務局)
松本徳子氏他、原発事故避難者の皆様より
会 場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F)
共 催:たんぽぽ舎・脱被ばく実現ネット
賛 同:反原発自治体議員・市民連盟
共同代表・武笠紀子、福士敬子ほか
参加費:800円(避難者は無料)
■ 日曜アクション (第2、4の日曜日開催)
日時: 5月14日 16時~17時
場所: 新宿東口 アルタ前広場
内容: 街頭宣伝
です。ぜひご参加ください。