第20回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれ、新たに甲状腺がん及び疑いが11名増え137人(良性結節1人除く)になったことが明らかになりました。
ここまでの被害が出ていても「原発事故の影響とは考えにくい」と繰り返す委員に対し、傍聴に参加した「子ども脱被ばく裁判」原告の一人は「本当に専門家医師が揃ってこのような事を言うとは、余りにも、これからの子供達の命はどうなるのかと怒りしか有りませんでした」と報告してくださいました。
アワープラネットTV動画
http://ourplanet-tv.org/?q=node/1969
第20回福島県「県民健康調査」検討委員会の資料一覧頁です。
この本格調査での悪性ないし悪性疑い25人について
先行検査の結果は、A判定が23人(A1が10人、A2が13人)、B判定が2人であった。
となっています。
A2 5.0 ㎜以下の結節や20.0 ㎜以下ののう胞を認めた場合 13人
B ・5.1 ㎜以上の結節や20.1 ㎜以上ののう胞を認めた場合・甲状腺の状態等から二次検査を要すると判断した場合 2人
C ・甲状腺の状態等から判断して、直ちに二次検査を要する場合
特にA1判定の10人は先行検査後1~3年で結節やのう胞ができ…新たに甲状腺がんを発病した可能性があるわけです。
特にA1判定の10人は先行検査後1~3年で結節やのう胞ができ…新たに甲状腺がんを発病した可能性があるわけです。