告知

告知 ①12.14(第2土曜日)新宿アルタ前 街頭宣伝 14時~15時  ~「東海第二原発いらない一斉行動」第14弾に参加~

2013年5月30日木曜日

緊急・避難プロジェクト(仮称 )6.9 キックオフ会議に参加ください


福島原発の被害はいまも進行中
私たちはもう待てない! 抜本的な救済行動に出ます

第1部野呂美加さんのお話
第2部パネルディスカッション 
5.18デモ前集会で大変衝撃的なお話をしていただいた野呂さんが来て下さるならもっとお話を聞きたい。チェルノブイリからの子どもの保養の経験も豊富(600人ほどの子どもを受け入れ)なので大変有意義なのでは。という意見でお話していただくことになりました。
   日時 6月9日(日)
   午後 1:00開場
      1:30分開始
   場所 ラクアス東新宿 2階会議室
   〒169-8526 新宿区大久保2-2-6 ラクアス東新宿
   東新宿駅B2 出口から徒歩5 分
   東京メトロ副都心線・都営地下鉄大江戸線
   JR 山手線新大久保駅から徒歩10 分 
 (下のチラシをクリックしてご覧下さい) 
 チラシはお仲間への周知にもお使い下さい

2013年5月29日水曜日

5.20 #アレクセイ_V_ヤブロコフ 博士・郡山講演会プレゼンテーション資料:日 本語版(PPTスライド画像)

「ふくしま集団疎開裁判」の会 郡山連続講演会
2回 アレクセイ・V・ヤブロコフ博士講演
『チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓』
日時  2013520()午後6時30分~
会場  郡山市総合福祉センター5階集会室
講師  アレクセイ・V・ヤブロコフ博士
     (岩波書店『チェルノブイリ被害の全貌』編著者)
主催  ふくしま集団疎開裁判の会
     チェルノブイリ被害実態レポート翻訳チーム
【講師略歴】
Алексей Владимирович Яблоков 
生物学博士。ロシア科学アカデミー評議員。欧州放射線リスク委員会(ECRR)協議委員会委員。チェルノブイリ事故当時、ゴルバチョフ書記長のアドバイザーを務め、被曝者のその後について25年以上追跡調査。下記書籍を編著、同事故による死者数は1986年から2004年の間で少なくとも985000人に達するとの推計を発表。福島事故後、被曝による健康への影響の過小評価を警告。
【新刊案内】
「フクシマ後」を生きるすべての人びとのために
調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』(岩波書店、定価5,000円)
アレクセイ・V・ヤブロコフ、ヴァシリー・B・ネステレンコ、アレクセイ・V・ネステレンコ、ナタリヤ・E・プレオブラジェンスカヤ〈著〉/チェルノブイリ被害実態レポート翻訳チーム〈訳〉/崎山比早子〈日本語版序〉/星川 淳〈監訳〉
大惨事から27年、北半球全域を覆った放射能による死者数は約百万にのぼり、その環境被害は今も進行中である――。多年にわたる調査と5,000以上の文献に基づき、衝撃的な被害の全貌を報告した決定版データ集、待望の翻訳

【はじめに】
岩波書店の新刊書調査報告 チェルノブイリ被害の全貌出版を記念して、このほど同書の編著者アレクセイ・V・ヤブロコフ博士が来日し、下記のスケジュールで講演ツアーを挙行しました――
20135
18
日(土)東京
19
日(日)盛岡
20
日(月)郡山
21
日(火)外国特派員協会(東京)
22
日(水)京都
このうち、20日の郡山講演会は、同書岩波版の監訳者、博士の来日ツアーの世話人である星川淳さんの計らいにより、ふくしま集団疎開裁判の会が主催することになりました。東京発の郡山市内チラシまきツアー、チラシの市内全域新聞折り込みなどが功を奏したのか、幸い会場がほぼ満席の盛況のうちに講演会を実施することができました。
講演タイトル「チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓」が如実に示すように、博士はわたしたちが切に必要としているメッセージを伝えてくださりました。博士の講演内容を風化させずに、こころある読者諸氏と共有するために、講演プレゼンテーション用のPPT資料を翻訳し、ここに掲載することにしました。
翻訳と公表について、ヤコブレフ博士から賛同のメッセージをいただきましたので、紹介しておきます――
Many thanks for your activities to put on your site of the translations of my lectures in Tokyo and Koriyama City. I am glad that now it will be available to many Japanese citizens.
All the best Alexey Yablokov
東京と郡山市でおこなった、わたしの講演の翻訳をあなたがたのサイトに掲載なさるとのこと、とてもありがたく思います。大勢の日本国民がそれを読めるようになり、幸甚です。
アレクセイ・ヤブロコフ
(文責:井上)
【リンク】
ブログ『原子力発電_原爆の子』5.20アレクセイ・V・ヤブロコフ博士・郡山講演プレゼンテーション(本稿の姉妹編、原文英語テキストと日本語訳テキストを併録)
ブログ『みんな楽しくHappy  がいい♪』東京会場
<講演部分>アレクセイ・ヤブロコフ博士5/18(内容書き出し)

Video streaming by Ustream































☆ ☆ 以下、追補 ☆ ☆
















2013年5月24日金曜日

速報【判決直後アクション】4月24日に出た判決に対する皆さんの率直な思い・考えを表明して下さい!!

判決直後アクション ->こちらから日本語版   英語版      
判決の全文と解説 ->こちら

4月24日、仙台高裁は「避難させて」という子どもたちの求めを斥ける却下判決(決定)を出しました。率直に申し上げて、敗因の1つは私たち大人・市民の声がまだ小さいかったからです。しかし、私たちの声が決して無力だったわけではありません。
その証拠に、この間、日本と世界中から、疎開裁判を支持する多くの声が寄せられ、裁判所の背中を押しました。その結果、裁判所は判決の中で、
(1)、郡山市の子どもは低線量被ばくにより、生命・健康に由々しい事態の進行が懸念される、
(2)、除染技術の未開発、仮置場問題の未解決等により
除染は十分な成果が得られていない
(3)、被ばくの危険を回避するためには、安全な他の地域に避難するしか手段がない
(4)、「集団疎開」が子どもたちの被ばくの危険を回避する1つの抜本的方策として教育行政上考慮すべき選択肢である
と初めて認めました。二審判決は、福島地裁郡山支部の「子どもたちは危険ではない」という一審判決から一転して、「子どもたちは危険の中にいる」と大きく舵を切ったのです。
サイレントマジョリティの市民の声こそ、疎開裁判の判決の中身を決める最大の要因である」、この真理が今回、証明されました。同時に、私たち市民の力が「子どもたちを避難させなければならない」という頂上まで登りつめるまでの力でなかったことも明らかにしました。
私たちにいま課せられた課題は明快です--「子どもたちを避難させなければならない」という頂上まで登りつめるに必要なサイレントマジョリティの市民の声を集めることです。
それが、例えば来月行われる5.18新宿デモであり、本日からスタートした、判決に対するメッセージを書き込む「判決直後アクション」です。
今回の判決が認定した上記の諸事実はまぎれもなく貴い、本当に重要なものです。 これまで、みんなが心をひとつにして声をあげてきたから、今回の成果が得られたのです。もっともっと、みんなの心をひとつにしてもっと大きな声をあげることができれば、もっと大きな成果が得られます。

そのことを深く確信して、今回の判決に対して、どんなに短くてもよいです、言わずにおれないことを声をあげる「判決直後アクション」に、ひとりでも多くの人たちが参加していただくことを願ってやみません。 
->こちらから日本語版   英語版   
                                               
動画によるメッセージ
 文字だけなく、動画によるメッセージもスタートしました(準備の都合によりYouTubeにアップのものに限定。なお、YouTubeにアップできない方はデータ便等でfukuchima-picture*song- deborah.com【*を@に差し替えて送信ください】までご連絡ください)

FAXによる受付
メッセージは、FAXでも受付をしています。
氏名、職業、住所(県)、メッセージ を記入して、以下までメッセージをお寄せ下さい。
03-5412-0829(
光前法律事務所
0263-39-0700(
安藤法律事務所)


これまでに寄せられたメッセージ ->こちら
                                                  (2013.4.25)
******************************

(※)参考: 以下は、判決直前にスタートした「判決前夜アクション」の呼びかけ文です。両者は連続しています。

まもなく裁判所の裁きは下ります

子どもたちを危険な被ばくから救えという疎開裁判に対する裁判所の裁きは、ひとり原告の子どもたちにとどまらず、ふくしまの子どもたち、日本の子どもたちの命を決めます。日本の未来を決めます。
この重大な裁きを支えるのは、私たち市民の無数の声です。
今月、衆院選の「一票の不平等」訴訟で、史上初めて違憲・選挙無効の判決が出ました。
それは裁判所が変わったからだけではありません。これを支持する市民の声が大きくなり、国会、政府からのプレッシャーをはねのける位、裁判所を支えたからです。
これは疎開裁判でも変わりません。もし原子力ムラからのプレッシャーをはねのける位、私たち市民の声で裁判所を支えることができれば、裁判所は勇気を奮って正義の裁きを下すことができます。
皆さん、正義の裁きを実現するためなら、何度でも、私たち市民の声をあげようではありませんか。
どうか、判決前夜のいま、この重大な裁きに対する皆さんの思いを、短くても結構です、お寄せ下さい。


これまでに寄せられたメッセージ->こちら  

2013年5月20日月曜日

【4.24仙台高裁判決&5.18新宿デモ】野中ともよさんからのメッセージ

あなたのアクションが間違った判決をただします->今すぐ、判決直後アクションに参加を!

昨年2月26日の世界市民法廷(東京裁判)のゲストとして出席いただいた野中ともよさんから、仙台高裁の判決と5.18デモに対し以下のメッセージを寄せていただきました。

         ******************** 
 
この判決は『いま、ここにあるこの国の姿』
そのものを映し出すものだと感じます。

作り上げられた過去の成功や柵(しがらみ)に
足をからめとられ、
変えなければならないことや、
壊して新たなルールを構築すべきことが
わかっていても
やらない やろうともしない 
責任のがれを 美文できることが有能だ という
もっとも愚劣な誤解にみちている気がします。

しかも、金属疲労だ、酸化だ、摩耗だ、など
構造物への危険がせまっている、という危機ではありません。

たいせつな 大切な わたしたち社会の
なによりも大事な こどもたちの『いのち』におよぶ危機

これを回避しようともしない「司法」とは
いったい なんのためのものなのでしょうか?

『推定無罪』を旨とするならば、『推定』であっても
危険を察知したら、守るべきものは、守るべきだと考えます。

こどもたちは『いまここにある わたしたちの未来』です。

未来をたいせつに守り、育てていけない社会を
そのままにしていて良い筈がありません。

問われているのは、いま、わたしたち ひとりひとりが
行動するか どうか。

あなたの 理解と参加を こころから期待しています。

                   野中ともよ(NPO代表)

【紹介】ビデオニュース・ドットコム特集番組:ふくしま集団疎開裁判・「由々しき事態」だが「避難を求める権利なし」の不可解な判決

あなたのアクションが間違った判決をただします->今すぐ、判決直後アクションに参加を!

ビデオニュース・ドットコムで、4月27日、4.24仙台高裁判決に対する特集番組が放送されました。

福島報告 (2013年04月27日) (報告者 医療ジャーナリスト藍原寛子)

 

2013年5月19日日曜日

【4.24仙台高裁判決】舩橋淳さんからのメッセージ

あなたのアクションが間違った判決をただします->今すぐ、判決直後アクションに参加を!

映画「フタバから遠く離れて」の監督で、5.18デモの呼びかけ人の舩橋淳さんから、仙台高裁の判決に対し以下のメッセージを寄せていただきました。

         ********************
 
チェルノブイリの悲劇から我々が学びうることは、
被ばくによる健康被害が出る・出ないの如何に拘わらず
子供たちの被ばくをできるだけ避けるべきということ。

国民の命を守るのは国家の存在目的。

それを無視する政府に対して、NOを突きつけるのは司法の使命だ。

一票の格差問題でも違憲・選挙無効を判断したように、
間違っていることは間違っている、という司法の良識こそがいま求められている。

舩橋淳(映画監督)

2013年5月18日土曜日

【判決直後アクション】5.20郡山講演会:4.24仙台高裁判決の最良部分の提供者ヤブロコフ博士の報告(+判決報告)

あなたのアクションが間違った判決をただします->今すぐ、判決直後アクションに参加を!

5月20日(月)午後6時30分から、郡山で、4.24仙台高裁判決の最良部分を提供したヤブロコフ博士の講演会があります。


  4.24仙台高裁判決の最良部分は、
 郡山市の子どもは低線量被ばくにより、生命・健康に由々しい事態の進行が懸念される、
 ことを認定したことです。
 この認定の元になったのは、私たちが提出した、専門家の以下の3つの意見書です。
 長期間にわたる低線量の放射線を被ばくした場合に現れる晩発性障害として、発癌率が高くなるなどの健康被害が挙げられるところ、例えば甲状腺癌は児童10 万人当たり数名程度しか発症しないとされているのに、福島第一原発と同レベルの重大な原発事故とされる旧ソビエト連邦において昭和61年に発生したチェルノブイリ原発事故においては、事故発生の五、六年後から 甲状腺疾病と甲状腺腫双方が急増し、9年後には児童10人に1人の割合で甲状腺疾病が現れたとの報告がある(49←矢ヶ﨑意見書
そして、チェルノブイリ原発事故に よる健康障害調査データから郡山市で今後発症するであろう種々の健康障害(晩発性障害)の予測として、先天障害の増加、悪性腫瘍の多発、1型糖尿病の増 加、水晶体混濁・白内障、心臓病の多発を指摘する意見もある(72←松井意見書) 
また、福島県県民健康管理調査検討委員会が発表した平成24年度甲状腺検査の検査結果とチェルノブイリ原発事故後に行われた小児の甲状腺検診データとを対比して、福島の児童には被ばくから数年後のチェルノブイリ高汚染地域の児童に匹敵する頻度で甲状腺癌が発生し、甲状腺癌が今後激増するおそれがあるとの指摘もある( 227←松崎意見書(5))
 このうち、甲状腺以外の様々な疾病についての詳細な認定をした部分(上記のアンダーライン部分)はもっぱら松井英介医師の意見書に基づいたものですが、松井意見書は、2009年に英語版が出版されたチェルノブリ事故による健康被害の最新報告「ヤブロコフ・ネステレンコ報告」に基づいて作成したものです。このヤブロコフ・ネステレンコ報告」が判決の2日後に我が国で出版された「チェルノブリ被害の全貌」(岩波書店)です。

つまり、仙台高裁の事実認定の最良部分は、ヤブロコフ、ネステレンコ博士らの報告に基づいたものです。もし「ヤブロコフ・ネステレンコ報告」がなかったら、今回の仙台高裁の事実認定の最良部分も存在しなかったでしょう。

5月20日(月)に、仙台高裁判決の最良部分の証拠を提供してくれたヤブロコフ博士から、直々に、チェルノブリ事故による健康被害の最新報告について講演してもらいます。

■ 第二回 アレクセイ・V・ヤブロコフ博士講演会
演台:「チェルノブイリ被害の全貌」
    「4.24仙台高裁判決の報告」(報告者 弁護団 柳原敏夫) 
日時:2013年5月20日(月)  午後6時30分から
会 場: 総合福祉センター 5階集会室 (郡山市役所裏)

以上の詳細情報->こちら
 
放射能汚染をめぐってWHOとIAEAの関係を描いた映画「真実はどこに?」(2004年)
でのアレクセイ・V・ヤブロコフ博士の証言シーン