告知

告知 ①12.14(第2土曜日)新宿アルタ前 街頭宣伝 14時~15時  ~「東海第二原発いらない一斉行動」第14弾に参加~

2017年1月21日土曜日

1月19日 大寒の前日 官邸前で原発避難者が訴え! 国が原発被害者いじめをしてるから子どもがいじめられるのだ!

 1月19日総がかりによる「安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!」の集会のあと、官邸前で、「脱被ばく実現ネット」は「自主避難者への住宅無償提供打ち切るな」抗議集会を行った。総がかり参加者の人たちが帰宅の足を止めて、寒い中参加して下さった。カンパもいつになく集まった。本当にありがとうございます。感謝です。



 集会は7時30分から開始、夜気はぐんぐん冷え込み、凍るような寒さだった。浪江から県内避難をしているKさん、郡山から区域外母子避難しているMさん、実現ネットのボランティア、Mさん、Yさんが満腔の怒り、渾身の抗議を叩きつけたスピーチは迫力があった。聞いている私も体中が熱くなった。
 「3・11福島原発爆発で放射能が降りました。好きで避難しているのではない。娘の体調が悪くなり、健康を守りたい一心で川崎に母子避難してきました。原発事故さえなければ、郡山の自宅で家族一緒にふつうに暮らしていた。それを奪ったのは原発事故です。『除染したから、きれいになったから帰れ!帰らないのは我がままだ!』だけど、家の庭の線量は高いのです。帰りたくとも、帰れない。3月に自主避難者への唯一の支援、命綱の住宅無償を打ち切ろうとしています。私達のような原発避難民をこれ以上苦しませないでください。原発事故の被害は福島だけの問題ではないことをわかってください」「国は子どもを守る必要があるはずです。この現実に責任をとって下さい」
 「福島の人はいいます。『福島はとてもいいところだ、山も川も美しい、暮らしやすいところだ。』それを汚した人は誰ですか? 東電と国です。国と東電が原発をすすめて、事故が起きたら逃がすことをしない。貧しいウクライナ、ベラルーシでは人々を逃がしたではないですか。住居も仕事も保障した。なぜ金持ちの日本で、できないのですか? 3月住居を追い出される自主避難者の辛い気持ちを自分だったらと考えてください。国がいじめをしているから、避難している福島の子がいじめられるのです。」

 みなさんが言うように加害者・東電は誰一人罪には問われていない、それどころか、国は税金を投入して東電を延命し再建をはかる。一方で被害者は切り捨てられ、放射線管理区域・4万㏃/m以上に汚染された故郷で暮らせ!放射能を受容し、健康被害にさらされながらも忍従しる。これが私達たちの政府の本性。
 ナメルな!自主避難者が直面している冷酷な仕打ち、政府の不公平を私達が黙っていたら、許したら、次に政府によって棄民にされるのは誰? マルティン・ニーメラー牧師の有名な詩「そして、ナチが教会を攻撃した時、一緒に立ち上がってくれる人は残っていなかった」が甦る。

 国も県も原発避難民をゼロにしたい、避難民を故郷に帰還させ原発災害があっても、フクシマは敗戦日本の如く見事復興したと言いたい。 誰のために? 何のために? 

(松岡記)


子ども達をみすみす被ばくさせることを許すことはなりません
https://www.youtube.com/watch?v=EQkFmOQKvP0

未来ある子ども達に責任をとれよ!まともな政治をやれよ!



私達の命綱であった住宅支援まで打切ろうとしています

国は子ども達を守る義務があるはずです




子どもや家族を守るために逃げた人達に対する何と酷い仕打ちですか





住宅保障を打切るな! 子どもを放射能からまもろう



(大庭 撮影)

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