呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば
賛同団体:東電株主代表訴訟他130団体 参加者80名
東電の6月30日、東通原発建設再開宣言後、初の抗議行動となりました。今年3月のニュースでは“東電を含む電力5社と政府が、共同での建設や運営に向けた協議会を設置し、政府と東電は事業再編で収益を確保し、原発事故の賠償・除染費用を捻出する考え”と報じられました。本末転倒とはこのことです。経産省の2030年度の電源構成、原発⒛%維持を目指した結果でしょうが、過酷事故の反省が一切見られない非人道的なものであり、許しがたい蛮行です。
当日は原子力規制委員会が東海第二原発について、安全対策が新規制基準に適合しているとして、合格を示す審査書案を取りまとめました。首都圏唯一の原発は稼働40年の老朽原発であり、敷地の海抜は低く東日本大震災時には過酷事故寸前になり、ケーブルは可燃性で、避難計画が策定される見通しも無く、何故「合格」なのか、規制委の存在意義が問われます。過酷事故をなかったことにして、政府と東電は原発に前のめりになっています。
「私はお墓にひなんします」と書き残し、自死した南相馬市の93歳の女性。「原発さえなければ」と書き残し、縊死した相馬市の酪農家の男性。多くの犠牲者の慟哭があり、生活困窮に苦しむ避難者の存在があり、放射能被害は深刻化し、東電は賠償を放擲し、事故の収束も全く見通せません。
世界各国が自然エネルギーにシフトしていく中、危険な「電気」に執念を見せる東電に対し、今月も平均年齢相当高めの皆さんがモチベーション高く、歌あり、演奏ありのアクションを行いました。
「脱被ばく実現ネット」は関東の放射能被害についてスピーチしましたが、後半部分で言い間違いをしております。
「放射線の影響とは考えにくいとしても」ではなく「放射線の影響とは考えにくいとされてしまっているのはおかしい。放射線の影響しかない」と言いたかったのですが、真逆の発言になってしまいました。「脱被ばく実現ネット」の目指すところとも相反しますし、自分の表現能力の拙劣さを不甲斐なく思い、深くお詫び申し上げる次第です。
https://youtu.be/l8TdWVDOyyk
東電への申し入れ行動や原発賠償関西訴訟原告代表 森松さん、
福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さんらの発言は是非映像でご確認ください。
(映像配信は立花健夫さまからです)
熱中症対策万全でご参集ください。
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