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2018年10月22日月曜日

子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」と市民立法「チェルノブイリ法日本版」の講演会

「第18回新ちょぼゼミ」の講演会
日時:2018年10月20日
場所:たんぽぽ舎
■ 市民立法「チェルノブイリ法日本版」について(柳原敏夫弁護士)
■ 子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」:小児甲状腺がん200人のかげで何が起きているのか(OurPlanetTV代表 白石草さん)

 上記の講演会を田中一郎さんと共催しました。
この講演会にたいする感想を頂きましたので、以下に掲載します。
後半に当日のビデオがあります。

(頂いた感想の1)
 学習会の種類にもいろいろあると思いますが、感想としては、今回のアワプラ白石さんの小児甲状腺癌に関する取材内容と、柳原さんのチェルノブイリ法日本版の二本立てのお話は、互いに深くリンクしあうものでしたし、私にとっても原発事故以降最大の懸念事項である命と健康被害の問題(=人権問題)を直接お話くださったようなもので、非常に重いテーマですが、考えるところが多くありました。
構成としては(難しいかもしれませんが)白石さんのお話を最初に聞いてから、チェルノブイリ法の話題にシフトさせていく、という進行もアリなのかなと思いました。(チェルノブイリ法の条例化の重要性を聴衆に理解してもらう、という目的を果たす意味では効果的かと)

(頂いた感想の2)
 白石草さんにお話いただいた「子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」」の問題も、柳原敏夫さんにお話をいただいた「日本版チェルノブイリ法」の制定運動も、これからが「本番」となってきます。私は、脱被ばくの運動は、脱原発や核事故被害者の完全救済の運動と三位一体で不可分と考えておりますし、また、脱被ばくの運動は、多くの人々に、放射能とはどういうものか、放射線被曝の危険性はどんなものでどれくらいか、原発や核を推進するものたちが、それをどのようにごまかしているかなどを、きちんと理解していただくことが肝要だと考えています。従って、脱被ばくの運動は、甚大な被害を受けた福島県をはじめ、広く東日本や東京で、「草の根」の形で、徹底した勉強会・学習会・講演会などを繰り返していくことが、市民運動・社会運動として最も重要な取組の一つだと考えています。




 ***ビデオ*** 

新ちょぼゼミの今後の計画

市民立法「チェルノブイリ法日本版」について

(前半)子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」:小児甲状腺がん200人のかげで何が起きているのか

(後半)子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」:小児甲状腺がん200人のかげで何が起きているのか

(質疑応答)子どもの甲状腺がんと「県民健康調査」:小児甲状腺がん200人のかげで何が起きているのか

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