2023年12月18日月曜日 仙台高裁 子ども脱被ばく裁判の判決にて、またもや不当判決が言い渡されました。
またもや司法は子どもを護らず!!
当日の写真および、「民の声新聞」様、Our Planet-TV様 NHK報道や裁判参加の皆様のご報告をご覧ください!
2023・12・18子ども脱被ばく裁判・仙台高裁控訴審判決① ミニ集会・デモ
NEW*②決起集会動画を追加しました。
2023・12・18子ども脱被ばく裁判・②仙台控訴審判決前決起集会
2023・12・18子ども脱被ばく裁判・仙台高裁控訴審判決③ 入廷行進・閉廷
2023・12・18子ども脱被ばく裁判・仙台高裁控訴審判決④ 弁護団より判決文の説明
(文字起こし あります)
2023・12・18子ども脱被ばく裁判・仙台高裁控訴審判決⑤ 記者からの質問、原告からメッセージ
「子ども脱被ばく裁判」 不当判決!😡
またも司法は子どもを護らず!
悔しくて悔しくて泣きました。許さない。
仙台は前日に雪が降り、18日は冷たい風が吹く日でした。
原告、弁護団、そして遠くは九州、関西からも応援に駆けつけて下さった支援者の皆さん達と公園でミニ集会をし、
仙台市民の皆さんに裁判のアピールをしながら裁判所へ向かって市内デモを行いました。
弁護士会館に戻って 原告の皆さん、弁護団、支援者が一丸となって決起集会。支援団体や支援者から沢山の応援のエールがおくられました。
(メディアの皆さんを含め約90人近くの皆さんの参加がありました。)
決起集会後、皆で裁判所に向かい入廷行進をして法廷に入りました。(入れない方もいました)
それなのにそれなのに。。。
国と県に魂を売ったのであろうか、メチャクチャな判決文を淡々と読み上げる石栗裁判長。 読み終わるまでは大きな声を出さないようにと集会で言われていたので 皆ジッと耐えていましたが、彼女が席を立つと同時に法廷内は怒号が飛び交いました。
裁判所前では原告達が「不当判決」「またも司法は子どもを護らず」の紙を広げた時には支援者達の怒りが爆発し、皆が涙を拭いながら「石栗裁判長!不当判決許さないぞ!」 「司法が子どもを守らなくて誰が守るんだ!」と口々に叫び、皆で「不当判決を許さないぞ!」「不当判決を断罪するぞ!」「石栗裁判長を許さないぞ!」とシュプレヒコールを繰り返して抗議しました。
残念な結果でしたが、原告の皆さんををはじめ、支援者もこれで終わらせるわけにはいかない。これからが本当の闘いだと 誓い新たにしました。
子ども達の為にこれで終わりにするわけにはいかないのです。(O)
12月18日子供脱被ばく裁判第8回期日に参加
ー論理もなく、正誤・善悪の判断もできない裁判官
仙台市の繁華街青葉区の元鍛冶丁公園でミニ集会のあと12時から久しぶりに仙台市内のデモ行進がありました。
晴れているが気温3度で前日降った雪がところどころに残っていて滑りやすいところもあった。
デモ行進のとき全員でシュプレヒコールを行った。これまではリーダーのアピールだけでシュプレヒコールなしが多かった。
「子供脱被ばく裁判勝訴を勝ち取ろう!子供脱被ばく裁判勝訴を勝ち取ろう!」と何度も叫んだ。
13時から弁護士会館で決起集会
井戸弁護士は挨拶で、被ばくを避ける権利は自分で決めるべき、自己決定権があると述べた。
光前弁護士は、勝訴か否かの分かれ目は、司法が国民を被ばくから守るという国際レベルの人権を適用するのか、行政の裁量権を限りなく認めて国民を犠牲にするのか、にかかっていると述べた。
14時15分仙台高裁前の入廷行進
傍聴席82で法廷に入れなかった人が20人ほどいました。
15時開廷判決言い渡し、数分後幕出し2枚「不当判決」、「またもや司法は子どもを護らず」持つのは原告4人。
原告・支援者は高裁正門からなかなか離れず、口々に思いを叫び裁判長を批判した。
裁判所から配られた判決要旨数ページを120セットコピー取るのに9人が3グループに分かれてコンビニに行く。
コピーを弁護士数人が大急ぎで読み意見交換し会見準備するまでの間各支援者の発言があった。
ハラスメントを許さない!という闘いだと、守る会西日本 後藤さんの言葉
学校の水道水を飲ませたくなくて水筒をもたせたら担任先生に文句言われた。クラスメートからいじめにあった。
弁当もたせたら先生に怒られた。多くの原告の経験。チェルノブイリとは正反対。
矢ケ﨑名誉教授の論文にもあるが、ウクライナ・ベラルーシでは学校、医師、行政が協力して子供を守ろうとしている。
日本は何という国だ!
16時30分弁護士会館で記者会見 報告集会
判決は福島地裁と同様に、行政のやったことは裁量の範囲内で違法とは言えないと言うもの。予想外ではないが、全く情けない判決と判決要旨でした。地裁との違いは法廷で、判決要旨を読み上げたことですが、論理はめちゃくちゃ、事実誤認、こじつけなどで、無内容なものでした。
例えば、安定ヨウ素剤が配られなかった件は、WHOが配るべき基準を示し根拠を「ポーランドがチェルノブイリ事故の時1千万人の子どもに飲ませて重篤な副作用なく甲状腺がん罹患ゼロ」ということを無視し、「ポーランドでは大人に中程度の副作用あった」ので福島で配らなかったが不合理と言えないと述べた。副作用の程度の無理解、子どもと大人の区別なし。
山下俊一氏のニコニコ笑っていれば放射能は来ないと福島県民に講演して周った件は、聞いた人がどう理解したかは問題でなく、山下がどう考えていたかが重要だというもの。事故直後の1月19日文科省が20ミリシーベルト以下なら授業再開せよという通達については、緊急時には不合理と言えないという判断で、法律無視のみならず、子どもを被ばくから守る方策ゼロの子ども虐待を容認する判決。被ばくを少なくしようと水筒や弁当をもたせた母親原告は教師から注意をうけ子どもはいじめにあったのです。そうした多くの原告の主張はまたもでたらめな論理で否定されました。
論理的に判決を書くべき裁判官が苦し紛れのこじつけ論理で、被ばくを避ける権利を否定しているのは(国民に被ばくを強要しているのは)そうしないと原発と原爆を推進する国の政策に反するからでしょう。まさに司法が国家主義(軍国主義)に屈服しています。子どもを護る戦いは反戦反核の闘いでもあります。
2023年12月20日 冨塚元夫
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風が吹くと通りのケヤキの木々に積もった雪が風花のように舞う中、
いつものように元鍛冶公園でミニ集会後、仙台市内の繁華街をデモ行進。
裁判所前から入廷行進して玄関に向かった。
今までになく手荷物検査では時間がかかり、多くの参加者は吹き晒の外で
列に並んだ。
弁護団は、仙台高裁石栗正子裁判長に却下の言葉だけでなく、
判決主文も読み上げるよう説得しました。
傍聴席からはあまり大きな声を出さずに聞く姿勢で臨んでほしいと依頼があり、
「却下する!」と石栗裁判長が告げた。
傍聴席は怒りを抑えて待つ姿勢も緊張感が高まった。
主文が読み上げられるにつれ、あまりにも論理矛盾の内容に
あちらこちらから声が上がった。
法廷から出て裁判所前で怒りの声が仙台高裁の建物に響き、
原告たちは”不当判決” ”またもや司法は再び子供を護らず”
を掲げ支援者たちと抗議の声を上げた。
裁判所恥を知れ!
石栗裁判長、子供を育てたことがないのか!
裁判所は責任果たせ!
これだけの人間が集まっているんだぞ恥ずかしくないのか!
裁判官人生で恥ずかしくないのかー!
人間として恥ずかしくないのか!
子どもたちに顔向けできるのか!
恥ずかしい判決残すな!
事故が起きたらまた繰り返されるのだぞ!
どこを見てるんだ! 国しか見てないのか!
石栗裁判長を許さないぞ!
不当判決弾劾!
子どもたちを守れ!
私たちは勝つぞー!!
原告も支援者も怒りと悲しみをばねに前を向いた。
水戸共同代表も言うように被ばくファシズムとの闘いはこれからです。(M)
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