8月29日の第二次裁判の提訴に向け、原告予定者と弁護団、支援者が参加し、その概要を以下の要領で記者会見します。
皆様の参加をお待ちします。
日時: 8月18日(月)16時半 開場 17時 開始 19時45分終了
場所:参議院議員会館 1階 講堂
(会館ロビーで当メンバーが受付をお待ちしています)
参加者:原告予定者(福島のお母さんたち)
二次裁判の弁護団(光前 幸一 ・ 柳原 敏夫)
支援者(未定)
主催: ふくしま集団疎開裁判の会
連絡先:090-8494-3856(岡田) nijisaiban※gmail.com(*を@に置き換えて下さい)
※市民の皆さんへ
この裁判は日本の未来の行方を決めるものです、子どもの命を切り捨てる道徳的退廃の社会に成り果てるのかどうかという。
その行方を最終的に決めるのは私たち
市民自身の意識です。福島の子どもたちの命を生かすも殺すも私たち次第なのです。
市民はひとりでは無力でもつながれば力になります。ひとりでも多くの人々にこの裁判のことを知っていただきたくて、18日の集会に参加を呼びかけました。
第二次訴訟を、前回の裁判同様、あるいはそれ以上に支援します。
返信削除ICRP(国際放射線防護委員会)と、これに協力する国連のIAEA(国際原子力機関)やUNSCEAR(原子放射線の影響に関する国連科学委員会)は、核開発が目的の政治組織で、内部被曝を著しく軽視し、公衆や核施設作業労働者に法外な被曝を強要する放射線防護理論を展開しています。
日本の大学では、ICRPの非科学的な放射線防護理論が教授され、これを無批判に学んだ「斯界の専門家」が「似非科学者」として大勢育ってきました。しかも、これら「似非科学者」である「斯界の専門家」が関連する大学や研究所で実権を握り非科学的講義を進めるとともに、中央・地方政府の放射線防護策立案に深く関与しています。
ところで、自然科学一般では、ある事象の否定は肯定よりも難しいのです。しかし、放射能汚染地帯の子どもたち甲状腺癌をはじめ人びとの諸々の疾患について、「斯界の専門家」らが平然と理由も示さず福島原発事故との関係を全面否定します。これは、彼らが真の科学者ではなく、原発再稼働を前提とした政治・経済的立脚点に立つ「似非科学者」の証拠であり、科学界はもとより社会的にも許されるものではありません。彼らの行為は科学の本質を歪めるものであり、被曝住民の心を逆なでし、人びとの人権を愚弄するものです。
以上のとおり、日本政府の放射線防護策は、異論を許さず政治的主張を唱える「斯界の専門家」(似非科学者)集団が策定しており、およそ科学的ではありません。ですから、厳正なる司法判断では、このように非科学的な放射線防護理論や放射線科学に依拠せず、原告の生存権・人格権を第一に考え、国民の生命と司法の独立性を守る判決を下されるよう強く求めます。