(この写真のみ三上英次氏《現代報道フォーラム》撮影)
福島の皆さんを先頭に!
今回のデモにも駆けつけてくれた
山本太郎さんと共に新宿の皆さんに訴えました!
宣伝カーにて福島の皆さんが次々と入れ替わりながら
訴えてくださり沿道の皆さんに聞いていただきました。
2017年3月4日土曜日、第8回となる脱被ばく実現ネット主催新宿デモが行われ約160人の参加がありました。
今回のデモは福島からの避難者の皆さんや福島在住の皆さん10名もがデモ前アピールにて参加者への訴えをして下さった事が最大の特徴です。
デモ参加者からは「多くの福島の方の生の声が聞けた事が一番良かった。」との感想を多くいただきました。
皆様、ありがとうございました。
また、沢山のカンパをありがとうございました。このカンパは避難者の皆さんと福島から参加の皆さんの交通費に使わせていただきました。
後ほど報告も掲載します。
多くの皆様の賛同、ありがとうございました!
また、当日のツイキャスおよび動画、写真撮影およびSNSにての拡散協力いただいた皆様、ありがとうございました。尚、ブログにて紹介させていただきたいので、ぜひ、ご連絡お願い申し上げます。↓ 写真・動画等、随時ブログアップいたします。
nijisaiban@gmail.com
いよいよ住宅補償打ち切りとされている3月です。デモでの皆さんの力を後押しに、これからも一段と声を大にして住宅補償の継続を勝ち取りましょう!!
報告はボランティアの大庭さんです。(動画撮影とYOUTUBEアップも)
第8回 新宿デモ
当日は薄曇りで、寒くもないデモ行進に最適な日であった。
アルタ前広場のアピール会場は従前とは異なり、広場にある階段を雛壇とする新たな設定とし、参加者の一人が持参して下さった紙花が飾られ、いつもとは少し趣の異なる会場であった。
デモアピール前の歌 (生田まんじさん、愛染恭介さん)
https://www.youtube.com/watch?v=p1cyoYqgNFk
デモ行進(住宅保障の継続を!)前のアピール開会
https://www.youtube.com/watch?v=5zxrN6D5ihQ
生田まんじさんと愛染恭介さんの歌と演奏から始まり、深刻な原発事故避難者の住宅支援打切問題とはかけ離れたデモ前アピールのスタートであった。
しかし、初端(しょっぱな)のスピーチをした松本徳子さんは、今月末に迫った住宅補償打切の問題とともに、年20ミリシーベルトの被ばくを安全だとして、本当は帰れない所に国は帰還させようとしとしている問題を取上げ、厳しい現実を訴えた。
郡山から母子避難の松本徳子さん
(子ども脱被ばく裁判原告・避難の協同センター代表世話人)
福島から避難の鴨下祐也さん(ひなん生活を守る会)
いわき市から埼玉県へ2人のお子さんと避難の河井かおりさん
※河井さんは2月19日に坂戸にて「小さき声のカノン」(鎌仲ひとみ監督)の
自主上映会を主催されました。この映画には2014年の新宿デモも映っています。
小さなお子さんを抱えての大変な避難生活の中でも
「私たち避難者が声を上げなければ」と参加してくださいました。
「自主避難イコール自己責任と言われますが、
私たちは勝手に避難した訳ではありません。
勝手に家を汚され、大地を汚され、水を汚されました。
私たちは大事なものを守りたい、ただそれだけの思いで避難を決めました。」
と訴えました。※
デモ前アピール(今野寿美雄さん・子ども脱被ばく裁判原告・元原子力従事者)
「今年の3月で自主避難者の住宅補償が打ち切りとされ、
同じ3月に双葉町・大熊町と浪江の一部以外の区域をのぞいて
すべての区域が避難解除されようとしている。
年間20ミリシーベルト未満は帰れと言われていましたが、
実はこの避難解除により年間50ミリシーベルト未満は帰れとなる。
私たちも自主避難者となります。」
同じ3月に双葉町・大熊町と浪江の一部以外の区域をのぞいて
すべての区域が避難解除されようとしている。
年間20ミリシーベルト未満は帰れと言われていましたが、
実はこの避難解除により年間50ミリシーベルト未満は帰れとなる。
私たちも自主避難者となります。」
その後も住宅支援継続の必要性の訴えが続くとともに、崎山比佐子さんは裁判において国側は「一部の人が恐怖心を煽って混乱をさせている」と主張して、自らの行なったことの反省をしていないと批判した。更に、このデモ呼びかけ人の一人で、子ども脱被ばく裁判の弁護団長の井戸謙一弁護士はメッセージをお寄せになり、その代読の中で「フクシマにしろ、オキナワにしろ、国家権力という存在が、暴力性をむき出しにしています」と国側を批判するとともに、「何の権力も持たない私たちは、一人一人つながって、倦まずたゆまず、声を上げていくしかありません」と今回のデモの意義を表明した。
デモ前アピール(崎山比佐子さん)
井戸謙一弁護士のメッセージ代読 (デモ前アピール)
デモ前アピール(福島県大熊町 町会議員 木幡ますみ さん)
一方、阿部さんは放射能汚染の心配される学校給食での地産地消を進めている現実を報告し、子どもが元に戻って普通の生活をしていること見せれば、大人も戻るだろうという理屈だと批判した。更に、福島県内に多数設置され、放射能レベルを図るモニタリングポストが異常値をしばしば示すことを報告した。この原因と考えられる高レベル放射能汚染がいたる所にある事も、それが舞上がる事も原子力規制庁は認めている。しかし、それを全く報告していいないため「安倍首相はそれを知りません。こうした体制を変えなくてはいけません」と述べた。
デモ前アピール(福島県家広野町 町会議員 阿部憲一さん)
デモ前アピール(門馬昌子さん 浪江町から東京に避難)
小池都知事への自主避難者支援のお願いハガキを
用意された門馬さん、こちらのハガキを印刷の上
官製はがきに印刷する場合はこちらを↑
私製はがき用紙に印刷する場合はこちらを↑
デモ前アピール会場 コンサート(生田まんじさん、愛染恭介さん)
生田さんが福島の子どもたちに思いを寄せて作ってくださった
静かな曲「ただ 頬寄せて」と
野原の火がやがて世界を変える、とアップテンポの曲で
皆を一つにしました。
静かな曲「ただ 頬寄せて」と
野原の火がやがて世界を変える、とアップテンポの曲で
皆を一つにしました。
デモ前アピール(橋本好弘さん 須賀川市在住)
「生存権を奪った国と東京電力が、
3月31日で再度、生存権を奪おうとしている」
3月31日で再度、生存権を奪おうとしている」
デモ前アピール(山内尚子さん 福島県在住)
「私たちを分断しないで欲しいです。ばらばらにしないでください。」
デモ前アピール(橋本あき さん 郡山市在住)
「子どもを守るのは大人の義務。力を合わせて頑張りましょう」
デモ前アピール(ママデモの方々)
「住む所がないということは、
子どもを毎日の生活を守れないということです。
他人事じゃないです。私たちの仲間のことです。」
子どもを毎日の生活を守れないということです。
他人事じゃないです。私たちの仲間のことです。」
その後も多くの方々がアピールをしてくださいました。そしてデモ行進開始(2時から)の少し前にリュックサックをかついだ参議院議員の山本太郎さんがデモ前アピールに参加した。
デモ前アピール(参議院議員 山本太郎さん)
彼はアピールの中で、小児甲状線ガンの多発問題に触れ、国は原発事故と関係ないとしているが、そうであれば全国で調査しなければならないはずだ。しかし、調査しようとしないと批判した。更に、年間20ミリシーベルトを下回る地域に住んでいた自主避難者は帰らなければならない状況に置かれている。1日10時間以上の滞在も、腕まくりも許されない放射線管理地域(年間5ミリシーベルト以下)の4倍の放射線量の所に、子どもも妊婦もそこに居ろと言う。これって国と言えますか?と批判した。
この後、デモ行進に移った。デモ行進は街宣車(警察は「PRカー」と言うのですね!たまたま警察官の会話を聞きました)を先頭にして、デモ趣旨説明や避難者の方々の声を拡声して沿道の皆さんに訴え続けた。
★デモの動画は以下をご覧ください。
新宿デモ行進 スタート
https://www.youtube.com/watch?v=CWAL0OQ0cNI
新宿デモ行進 (大ガードから新宿駅西口方向へ)
https://www.youtube.com/watch?v=Qr7mqjWfvUs
新宿デモ行進 (新宿駅西口→南口→新宿三丁目→アルタ前)
https://www.youtube.com/watch?v=9n8jM8LQPkQ
デモ後のアピール (弁護士 柳原敏夫さん)
https://www.youtube.com/watch?v=S2SOTqb0bYY
デモ後の告知
https://www.youtube.com/watch?v=FPp559Gltw0
山本太郎さん(参議院議員)のデモ後アピール
https://www.youtube.com/watch?v=lQjYKcuhf5w
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