3月1日、福島地裁において2014年8月提訴され、昨年2020年7月に結審した子ども脱被ばく裁判の判決が言い渡されました)。その内容は全く原告の訴えを認めない、不当判決でした(判決要旨->こちら)。
この裁判は、原告および、弁護団、支援団体や多くの医師、科学者の皆様の応援を得て、福島原発事故による健康被害の実態や、国、自治体の無責任な施策の実態、また昨年の山下俊一医師の「ニコニコしている人に放射能は来ません」などの住民の健康・命を大切にしない発言の意図などを法廷において問いただすことや、鈴木眞一医師への尋問により「過剰な甲状腺手術はしていない」との証言、県民健康調査の数値以外にも鈴木医師が甲状腺手術している子どもたちがいることなど、重要な実態を明らかにしてきました。また、放射線被害について、ほとんど情報もなく、国や県は復興最優先で、子どもたちの健康を心配すると非難されるような空気の中で、必死に子どもたちを守ろうと戦ってきた原告保護者たちの法廷での訴え、健康を害した子どもを見る辛さの訴えは多くの傍聴者たちの胸を打つもので、被告側の人でさえ下を向いて涙ぐむ場面さえあるほどでした。
判決はそれらの内容を全く無視したひどいものでした。
「原発事故後の行政の過失認めず」 NHK 福島県 2021年03月01日(月)18時30分
弁護団から正式な報告などを後日載せますが、とりあえず、参加者の報告などアップ致します。
参加したボランティアの報告です。今回福島で見つけて撮影した異常な松ぼっくりの写真もぜひご覧ください。
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Mさんの報告です。
と思う間もなくさっさと逃げるように退席した。
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子ども達の未来を踏みにじる信じがたい最悪の不当判決に
涙の後は怒りで震えました。
このままで いるわけにはいかない。
私達大人の今後の行動が問われます。
結論は原告の全面敗訴。その理由付けもこれ以上ないくらい原告主張の全否定、地獄に堕ちろ!と言わんばかりの残忍酷薄な判決でした。
以下、その判決要旨の紹介記事です。
ご参考までに。
【速報】春望:民破れて医大栄えり 弱きをくじき、強きを助ける理不尽極まれり判決、言渡される(2021.3.1)
前略,田中一郎です。
福島から先ほど帰ってきました。
お話にならない判決でした。
福島地裁裁判官ならぬ「司法官僚判事役」が被告の国とグルの「亡国集団一員」であることを確認した判決だったと言えるでしょう。原告の訴えを記述した陳述書や準備書面を読んでいないか、読めなかったか(漢字にフリガナでもふってやればよかったか!?)のいずれかでしょう。そしてその被告の国=日本政府は、みなさまご承知の通り、原子力ムラ・放射線ムラに占拠され、その下僕になり果てている状態です。(福島県以下、被告の各自治体は自己判断能力を放棄することで、国にへばりつき額づいているだけの「おまけ」のようなものに成り下がっています)
「司法官僚判事役」3人の名前は、遠藤東路(とうる)、右陪席:工藤哲郎、左陪席:奥山拓也、この亡国の「腐ったヒラメ」3匹を今後は我々が徹底的にぶったたいて、日本国中はおろか、世界中に「著名人」にしてやる必要があります。自己保身だけを念頭に歴史的な「ヒラメ判決」を下した極悪人として、です。東京電力刑事裁判の永渕健一、群馬福島原発訴訟の足立哲(あきら)とともにです。
子どもたちの命と健康を守れない日本の司法、原告被害者の人権を原発過酷事故や放射線被曝から守ることができない日本の司法、こんなものは今日の日本には必要ありません。遠慮なく叩き潰せばよろしい。
詳細は後日、お送りいたします。
草々
弁護団などの声明や他の方の感想が出されましたら順次ブログアップいたします。
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