2024年1月13日土曜日、今年最初の脱被ばく実現ネット主催新宿アルタ前街頭宣伝が行われました。ご参加くださった皆様、寒風の中、ありがとうございました。
★アルタ前街頭宣伝★
日時:1月13日(土) 14:00~15:00
・主催:脱被ばく実現ネット
子どもを被ばくから守ろう!家族も自分も!
福島核災害は継続中!
マスメディアは放射能被害を隠蔽するな!
広島 長崎 福島 内部被曝の真実を報道せよ!
汚染水の海洋放出、絶対反対!
政府と東電は被災者に謝罪と充分な補償をせよ!
人類を滅ぼす戦争と原発、今直ぐやめろ!
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ご通行中の皆さん、私たちは子どもたちを被ばく守ろう、と活動している市民グループ、脱被ばく実現ネットです。
12年前の福島原発事故では大量の放射性物質が大気中に放出されました。その被害を避けるため10数万人の人たちが避難しなければならなくなり、いまだに何万人もの人々がふるさとに帰れずにいます。浪江町の請戸海岸という所では、津波に襲われた人々を助けに行こうと思っても放射能が高いために助けに行けず、その間に助けられたかもしれない人々が亡くなって行きました。
放射能汚染で牛乳が売れなくなり、「原発さえなければ」と牛小屋の壁に書き残して自殺してしまった酪農家の方もいます。
そして福島県の子どもたちの中からは360人以上の小児甲状腺がん患者が見つかっています。小児甲状腺がんは通常であれば100万人に1人か2人しか発生することがないまれな病気なのに、福島ではその数十倍の確率で発生しているのです。これは原発から出た放射能による被ばくがなければあり得ないことです。がんで甲状腺を切り取る手術を受けた子どもたちはホルモン剤を一生飲み続けなければなりません。2度3度と手術を受けなければならなくなったり、肺に転移してしまった子どもいます。そうした患者の一人である若い女性は「恋愛も結婚も出産も、自分には縁のないものだと思う」と言っています。
この正月に起きた能登半島地震では運転が止まっていた志賀原発で大量の油が漏れ出るという事故が起きました。もし原発が動いていれば、火災が起きて大事故につながっていた可能性もあるのです。日本は世界有数の地震多発地です。しかも原発は地震に非常に弱いのです。原発を動かし続ければ福島で起きたような悲劇をまた繰り返すことになるでしょう。
福島事故で被ばくし小児甲状腺がんになった若者たち7人が今東京電力に損害賠償を求める裁判を起こし、3月6日には東京地裁でその9回目の裁判があります。ぜひこの裁判に注目し応援してください。
そして彼らのような悲しい思いをする子どもや若者をこれ以上増やさないため、日本から、世界から、原発をなくしていきましょう。
ありがとうございました。(U)
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無用な被ばくをさせられたことを認めない判決でした。
福島原発事故に対する国の責任を認めない判決は、12月22日の福島原発千葉訴訟(2陣)控訴審と12月26日の福島原発被害東京訴訟でも同様で、2022年6月17日の最高裁判決の全くのコピーでした。まさに、恥知らずな裁判官の醜態でした。
国が何をやっても(東電にやらせても)事故を防げなかった可能性が高いから、国に責任はない、などというのは出鱈目です。
原発事故については、事故後2012年6月27日に成立したれっきとした法律「子ども被災者支援法」があります。
国は被ばくした国民の健康と生活を守らなければならないと書いてあります。
避難した人もしなかった人も同様に健康、生活の保障をしなければならないと書いてあります。
住宅支援打ち切りなどは違法行為です。
また最高裁7月17日判決が無視しているのは、福島原発事故は津波ではなく地震が本当の原因だということです。
6月17日最高裁判決は、「長期評価が予想していたよりも高い津波が来たから、たとえ防潮堤など対策をしていたとしても事故を防げなかった可能性が強い、よって国に責任がない」と言っていますが、
本当の原因は津波が来る前の地震ですから、地震対策をさせなかった国の責任は重大です。
そもそも世界の常識としてHACCPという品質管理に関する製造物責任原則があります。
事故が起きそうな箇所・場合をすべて点検して、決して事故を起こさないようにする責任が製造者に(監督する国にも)あります。
現在福井県や、九州など約10原発が稼働しています。
今年は、東海第二原発、女川原発、柏崎刈羽原発の再稼働が計画されています、
どこで起こるか分からない地震がまた起これば、どこかの原発がメルトダウン事故を起こし、
取り返しのつかない大惨事となる恐れがあります。
すべての原発をすぐに止めなければなりません。(T)
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土曜日の昼下がり。相変らず 新宿駅前からドッと出てくる人波と駅へ急ぐ人、人、人。
そんな場所で、駆けつけて下さった支援者の皆さん達と脱被ばく実現ネットのボランティア
総勢11人がチラシを配布をしながら 其々の思いをマイクリレーをして訴えました。
今回の能登半島の地震では沢山の方が被災され、まだ行方不明の方もいらして。。。一刻も早くと祈るばかりです。
岸田政権は海外への支援は湯水のように何十兆円と出しているのに、能登には40数億円とは呆れ果て、怒りが増すばかりです。
すぐそばにあった志賀原発が福島のような大惨事にならなかったことだけが 奇跡的でホッとしました。が、隠蔽されていることが少しづつ明らかになってきて心配です。
この地震国に原発は要らない、子ども達を被ばくから守ろうという必死の訴えは、無関心の人達の心にもきっと響いたと思います。 (O)
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2024年1月、新宿アルタ前は多くの人々が行きかう中、
マイクを握り声を上げた。
元旦の16時10分。能登半島沖地震が起きました。
皆さんはその時何を思いましたか?
この狭い日本列島には56基の原発があり、能登半島には志賀原発がある。
すぐにニュースをチェックすると志賀原発は稼働していず、地震の揺れで、
使用済み燃料プールの水がこぼれたが燃料棒は冷やされ、ほかへの影響はなく、
異常なしと記載されており、ほっとしました。
その後、政府やマスコミのニュースを確認も、東日本大震災時の時のように、
自衛隊などの救援行動の報道はなぜ少ないのでしょう。
日がたつにつれ、能登半島地震の被害の大きさ、建物の倒壊、津波などニュースが伝わってきたが
全容はわからず。生き埋めになっている方々が多いのは予想された。
しかし、被災時救命の時間と言われる72時間が迫ってきても、自衛隊の動きは見えなかった。
今回はどうしてこんなに自衛隊は動かないのか!
東日本大災害時、政権を取っていたのは自民党でなく民主党の菅政権だったが、
5万人の自衛隊員が投入されたという。
今回の能登半島地震では自衛隊の被災地行動、救命活動の姿は見えない。
棄民政策ではないかと憤る。このこと絶対忘れまい!
チラシを配布していたら、何人かの市民が声をかけてくれた。
大変と思うが頑張ってください、と。
この日カンパ箱には3000円のカンパが寄せられた。(M)
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