市民の手で、避難の権利の法制化と取り組む チェルノブイリ法日本版制定の呼びかけ人 柳原敏夫
本年9月、福島市などから山形県米沢市に避難している避難者8名に対し、8名が住む住宅からの退去を求める「追い出し」訴訟が提訴されました。報道記事は->こちら。
しかし、被告とされた人たちは被ばくを避けるために避難した人たちであり、被ばくから命、健康を守ろうとした人たちです。この人たちは人間です。わが憲法は人間に個人の尊厳を認め、命、健康を脅かすものから命、健康を守ることを人権として保障しています。だから、この人たちの行為は人権として保障されこそすれ、迫害される理由はどこにもない。
この人たちが被ばくから避難しようとした行為は憲法で人権として保障されている。人権保障に対して国がやるべきことはただ一つ、人権保障を誠実に実行することだけです。ところが、この件で、国が実際にやったことは人権保障を誠実に実行するどころか、「追い出し」訴訟を起こして、あべこべに人権侵害を行っている。
このような人権侵害行為は命、健康を奪う犯罪行為であり、断じて許されない。
国は直ちに、この追い出し訴訟を取り下げ、本来の使命である避難者が有する人権=避難の権利を誠実に実行すべきである。
以下は、 あべこべの人権侵害裁判・米沢「追い出し」訴訟に対する私の抗議文です。
被ばくから避難する権利は既に憲法に埋め込まれており、米沢「追い出し」訴訟は憲法からは勝負はついている(2017.11.15)
本日、米沢「追い出し」訴訟の緊急市民集会が参議院議員会館で開かれます。詳細は避難の共同センターのHP->こちら
皆さんからも抗議文をお寄せ下さい。->nijisaiban*gmail.com(*を@に置き換えて下さい)まで
命、健康こそ宝だと信ずる人たちから、
あべこべの人権侵害裁判・米沢「追い出し」訴訟に対する注視、関心、賛同、協力をお願いします。
脱被ばく実現ネットでは以下のハガキを配布し、
裁判を提訴した「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」に
提訴取り下げのお願いハガキを皆様から送っていただくよう運動を
始めました。
お手持ちのハガキかハガキ大用紙に印刷して送ってくださるよう
お願い申し上げます。
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