1月25日、伊達市で開かれた市議会議員政策討論会の席で、福島の住民が首からぶら下げて被曝線量を測っているガラスバッジを製造している最大手メーカー「千代田テクノル」が「福島のような全方向から放射線が押し寄せる状況をきちんと考えずに住民にガラスバッジを配ってしまって申し訳ない」と謝罪したことがネットなどで話題になっています。
本来の数字より4割くらい低く表示されるとのことで、この数字が「危険がないから福島に帰って来い」という政策に使われていることが大変問題です。
このことについて1月27日発売の週刊朝日2月6日号がスクープ記事を出しています。
「スクープ 個人線量計が最大4割低く表示 福島県内の子供が危ない!」
南相馬市の7000人の個人線量調査で年間被曝推計値が1ミリシーベルトを越える人は13%だったが、4割低いことを考慮して再推計すると、40%の市民が年1ミリシーベルトを越える被曝をしていることになるそうです。
モニタリングポストが低く表示されることといい、とにかく政府や福島県はなにがなんでも福島県民を外に出さない、帰って来させる方針で数値までもごまかしていることが明らかになりました。
子どもたちの命と健康のためにごまかしは止めて一刻も早く安全な地域に避難させてください。
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