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◎広瀬隆さん
原子力産業は、大量無差別殺人兵器の原爆を開発した過程で、その落とし子として、軍需産業が金儲けをするために生まれた狂気のビジネスであります。
したがって、放射能の被バクの影響は、いっさいの被害事実を隠蔽することに終始し、その結果、いま福島原発事故の被害者たちはすさまじい被害を受け続けています。全世界が手を結んで、原子力産業を廃絶してゆきましょう。
広瀬隆
◎井戸謙一さん(志賀原発差止判決の元裁判長・数々の原発関連訴訟の弁護団長)
日本の国は、この約1世紀の間に被ばくに倒れた多くの人々の無念、低線量被ばくの危険性を解き明かしてきた科学者たちの苦闘、そしてその成果である(十分なものではないが)「一般公衆の被ばく限度年1mSv」という基準をかなぐり捨てて、一般市民に年20mSvまでの被ばくを強要しています。 将来、人々の間で健康被害が多発しても、どうせ被ばくが原因だとは証明できない、被ばくを気にしすぎたことによるストレスが原因だと開き直ることができる、と高を括っているのです。 この不正義、不条理をこのまま座視するわけにはいきません。 日本政府のこの政策を許せば、これが、今後、世界で原発事故が起こった時のモデルケースになってしまいます。 この問題は、日本だけの問題ではなく、世界の問題です。 世界から声をあげてください。 弁護士 井戸謙一
◎星川淳さん(作家・翻訳家)
ヒロシマ、ナガサキ、ビキニ、スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマ…そのあいだにも数えきれない放射能被害を生み出してきた原子力――。その利用を核兵器と発電との両面でやめることは、生み出されてしまった被ばくに正しく対処し、いまも作られ続けている膨大な核廃棄物の責任を取ることと表裏一体だ。
チェルノブイリ法の日本版制定により、核時代の普遍的人権および環境権確立へさらに一歩を!
チェルノブイリ法の日本版制定により、核時代の普遍的人権および環境権確立へさらに一歩を!
星川 淳(作家・翻訳家)
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