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2024年7月19日金曜日

202407 子ども脱被ばく裁判 7月29日(月) 第2回最高裁行動およびハガキアクションのお知らせ

 皆様、子ども脱被ばく裁判の最高裁での公正な判決を求めるためのアクションとして

第2回最高裁行動が7月29日(月)に行われます。

13:00 最高裁前行動

14:00 最高裁申し入れ
15:00 学習会「一緒に上告理由書を読みましょう!」
    会場:参議院議員会館 B109会議室(地下1階)



6.17最高裁共同行動の様子


また、子ども脱被ばく裁判の会では最高裁に思いを届けるハガキアクションを行なっています。

皆さんぜひご参加ください。

詳しくは子ども脱被ばく裁判の会HPをご覧ください。↓

https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2024/07/26.html







20240713 脱被ばく実現ネット アルタ前街頭宣伝 高校生が一緒に旗を掲げてくれました!

 皆様、7月13日土曜日 脱被ばく実現ネットは恒例のアルタ前街頭宣伝を行いました。

ご参加の皆様ありがとうございました。

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アルタ前街頭宣伝

・日時:713()  16001700     

・主催:脱被ばく実現ネット

 

福島核災害は継続中!

高濃度汚染地域に帰還させるな! 原発避難者の住まいを奪うな!

経済活動優先 自治体維持のための被ばくはイヤ!

避難が必要な電気はいらない!

薄めても毒は毒 汚染水海洋放出は直ちにやめよ!

小児甲状腺がんは人災だ!国と福島県は安定ヨウ素剤を配らず、避難もさせなかった責任を取れ!

 

“子ども脱被ばく裁判”“311子ども甲状腺がん裁判”のご支援をお願いします!





ボランティアの報告をご覧ください。

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アルタ前街宣お疲れ様でした。
 途中から雨が降り出したのて、ビラや機材を濡らさぬ様、早めに切り上げました。こんな事も有るのですね。

いつもより短かい街宣でしたが 4人のスピーチは 人々に必ず届いたと思います。(S) 







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アルタ前街頭行動雑感。

7月、恒例の第2土曜日新宿アルタ前は、どんよりと曇り空から

時おり太陽の日が差し込む街宣日和だったのです。

Iさんが出してくださったスローガン、数点を横書きして持参。

・国と福島県は安定ヨウ素剤を配らず、避難もさせなかった責任をとれ!

・薄めても毒は毒 汚染水海洋放出は直ちにやめよ!

・避難が必要な電気はいらない!

・小児甲状腺がんは人災だ!

・人類を滅ぼす戦争と原発 今すぐやめろ!

横断幕を掲示し、その上にスローガンを貼りながら開始時間までの間

忙しく準備を始めると、待ち合わせの人々は私たちに場所を譲ってくれる。

新宿東口駅と新宿3丁目方面の信号が変わると、人々がどっと押し寄せる。

中にはスローガンを見入る人もいてうれしい。

多くの若者たちはスローガンや横断幕の意味を尊重しているように感じた。

マイクを握り呼びかける声に耳を傾ける姿をはっきりと感じる。

名古屋から上京し参加してくれるAさんがマイクで訴えていた時、

高校生らしき若者5,6人が、彼女が作った大きなタペストリーを

ボランティアと一緒に持って掲げてくれた。

そのタペストリーは、絵を描くのが得意な青柳さん自作品、

「原発のない未来へ! NO NUKES !  世界は再生エネルギーで動いている」

小さな女の子が帽子をかぶった絵が描かれ、道行く人に

アッピールしていた。

雨が降り始め、予定した時間まで続けなかったが、

道ゆく人々は総じて優しく感じられたのは、私のひいき目だろうか。

長く続けて来ている賜物だろうか。

それともたまたまだったかな? (M)








2024年6月30日日曜日

【お知らせ】まつもと子ども留学のHPがスマホ対応、全面リニューアル(2024.6.29)

 本日、まつもと子ども留学のHPがスマホ対応、全面リニューアルしました。


そして、ただいま、2つの夏保養プロジェクトの募集受付中。
関心のある方は気軽にご連絡、そしてお申込み下さい。
(メール hashi22jan@gmail.com  電話  090-3757-1998(橋本))

7/26~30 夏休み親子キャンプ

 8/5~8 夏休み親子保養


2024年6月13日木曜日

20240608 アルタ前街頭宣伝 東海第二原発いらない! 全国一斉行動に参加。 

6月8日土曜日、新宿アルタ前街頭宣伝を行いました。

今回は東海第二原発いらない!全国一斉行動にも参加して行いました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました!










皆様、新宿アルタ前、第12弾・東海第二原発いらない!、全国一斉行動おつかれさまでした!

おなじみの方々がマイクを握り、東海大2原発の危険性、特に築45年たつ被災老朽東海第二原発がいかに危険かを訴え全国一斉行動に連帯して原発再稼働するな!原発廃炉を訴えました。

世田谷から参加の女性は普段の暮らしの中で、東海第二原発は首都圏に電気を送るための理不尽な原発再稼働は許れず、政治と暮らしが密接に結びつき、右傾化、軍事化に偏る政治を一票の選挙権で変えていくために、選挙は棄権しないで投票しよう等訴えていました。(M)

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9名の参加者が代わるがわるにマイクを持ち、
新宿駅からどっと出てくる人達、向かう人の波に負けじと
関東に1番近い茨城県にある東海第二原発の再稼働の危険性と恐ろしさを訴えました。
100万人に一人か二人の小児甲状腺がんが、福島の子ども達38万人の中だけで370人もの子ども達、若者達が苦しんでいると
訴えても、それがどんなに驚くべき数字なのか どれだけの人が分かってくれるのか。。。
私達の訴えはきっと誰かには届いているはず~と言う思いで訴えているのです。(O)

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 9名の参加者が代わるがわるにマイクを持ち、東海第二原発の危険性、特に運転開始後45年たつ被災老朽東海第二原発がいかに危険かを語り原発再稼働するな!原発廃炉!を訴えた。いつものメンバーに加え、世田谷から一人の女性が飛び入りで参加しマイクを握ってくださった。普段の暮らしの中で、東海第二原発をはじめ理不尽な原発再稼働は許されないと感じている、右傾化、軍事化に偏る政治を一票の選挙権で変えていくために、選挙は棄権しないで投票しようと訴えた。あわただしい人通りの中で素通りして行く人も多いが、中には足を止めてアピールに聞き入り、ビラを受け取って興味深げに読む人もいた。写真を撮り「インスタに上げてもよいですか?」と聞いてくる青年もいた。私達の訴えはきっと誰かには届いている。強い日差しの下、気持ちの良い汗をかき1時間のアピール行動を終えた。


【アピール例】

 ご通行中のみなさん、私たちは子どもを被ばくから守ろう、と活動している市民グループ、脱被ばく実現ネットです。今日は東海第二原発の危険性を知っていただくためにここでアピールしています。

 みなさん茨城県の東海村に東海第二原発という原発があるのをご存じでしょうか。東海第二原発はここから110km余りの距離にある、首都圏の原発です。

 この原発は13年前の東日本大震災のときに運転が止まり、それ以来動いていませんでした。しかしこの原発を持っている日本原電という会社は、再稼働に必要な安全対策工事を今年9月に完了し、再び動かそうとしています。

 東海第二原発は運転開始から45年も経っており、しかも大震災で大変痛んでいます。福島原発事故があった2011311日、この東海第二原発にも津波が押し寄せ、 原子炉を津波から守る防護壁の高さ(6.11m)まであと71cmの高さ (5.4m)の津波が押し寄せました。その時、非常時に使う非常用発電装置1台が使えなくなり、大事故になる一歩手前でした。そして今、この東海第二原発では原子炉を津波から守る防潮堤の工事に重大な欠陥があることが明らかになりました。それは防潮堤の鉄筋コンクリートの一部で、コンクリートがしっかり打ち込まれていない、鉄筋が変形している、地下の規定の岩盤部分まで届いていない、というものです。こんな不良品の防潮堤では実際に津波が来た時にものの役に立ちません。

 日本は地震頻発国です。世界で起こるマグニチュード6以上の地震の2割弱が日本周辺で起きています。そして1月の能登半島地震を見てもわかるように、原発事故を引き起こす大地震がいつ再び起こるかもしれません。大事故が起きれば福島原発事故の時のように放射性物質が大量にばらまかれます。福島では事故から13年経った今も放射能汚染が残り、東京23区の半分に当たる土地が帰宅困難区域になっています。東海第二原発で事故が起きれば、東京を含む首都圏一帯が、人が住めない場所になってしまうかもしれないのです。

 私たちはこのような危険性をもつ東海第二原発を決して動かしてはならないと思います。

 みなさん、ぜひ「東海第二原発動かすな」の声を高め、この原発の再稼働をやめさせていきましょう。(U)



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 当日のアルタ前は、珍しく私たちだけの街宣でした。

参加者は 東海第二原発のチラシを配布し、マイクリレーで 原発の危険性や被ばくした子どもたちのこと、政治を変えなければ原発は止められないこと、被災者は棄民されることなどを訴えました。
チラシに若者たちが手を伸ばしてくれて嬉しかったです。

原発いらない!原発やめよう!の声をこれからも上げて行こうと思います。

(S)

2024年5月25日土曜日

20240520 子ども脱被ばく裁判 決起集会翌日 最高裁前アピール行動

 5月19日の決起集会に続いて、原告の皆さんと支援者の皆さんが最高裁前でのアピール行動を行いました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。


★5.20 最高裁前アピール行動

10:00〜11:00 最高裁前

NEW
ボランティアの動画が届きました。
ぜひご覧ください。(松岡さんいつもありがとうございます。)









5.20最高裁正門前アピール

降り出していた雨もあがり、50名の方々が駆けつけて下さいました。

弁護団、原告、支援者から最高裁に向かって公正な判決を求めるスピーチが続き、皆でシュプレヒコールをして訴えました。


20240519「5.19子ども脱被ばく裁判 決起集会 原告トークに参加者が涙 樋口英明氏 井戸謙一氏対談 聞き手 水戸喜世子氏

5月19日土曜日

子ども脱被ばく裁判 決起集会が開かれました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。





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 「最高裁の扉をこじ開けよう!!被ばく問題と裁判所の現状」

★5.19 子ども脱被ばく裁判 決起集会

みなとパーク芝浦/港区男女平等参画センター  リーブラホール(一階) 

入場無料  (13時開場)

13:30 第1部 弁護団報告、原告トーク

14:45 第2部 樋口英明氏「子ども脱被ばく裁判への思い」   

        対談 樋口英明氏・井戸謙一氏 聞き手・水戸喜世子

        「子どもが安心して生きる社会とは」







NEW
ボランティアの松岡さんの編集動画が届きました。
松岡さんいつも大変な作業ありがとうございます。

5・19子ども脱被ばく裁判決起集会①

 第1部~第2部 樋口英明元裁判長 講演まで https://youtu.be/7Ckjt3iwBxs

5・19子ども脱被ばく裁判決起集会② 

対談 ふたりの元裁判長と若い世代が語り合う     https://youtu.be/c52QmsXdIVs

5・19子ども脱被ばく裁判決起集会③ 

生田まんじさんの歌、終わりの挨拶 https://youtu.be/m7MWrfcRd5E




KEITAROさんがツイキャスしてくださいました。ありがとうございます。

20240519「5.19子ども脱被ばく裁判 決起集会 第1部 弁護団報告 原告トーク」ツイキャス

twitcasting.tv/keitarou1212/m

❤️

20240519「5.19子ども脱被ばく裁判 決起集会 第2部 樋口英明氏 子ども脱被ばく裁判への思い退対談 樋口英明氏 井戸謙一氏 聞き手・水戸喜世子『子どもが安心して生きる社会とは』ツイキャス

twitcasting.tv/keitarou1212/m

 


 ULANさんも動画をアップして下さいました。ありがとうございます。

https://www.youtube.com/watch?v=qnEgfchHvTI 

https://www.youtube.com/watch?v=83dDfLRgMAY 

https://www.youtube.com/watch?v=jBvbZsYGBR0 



ボランティア 冨塚さんの報告です。


5.19 子ども脱被ばく裁判決起集会5.20最高裁前アピール行動

最高裁の扉をこじ開けよう!!~被ばく問題と裁判所の現状)に参加しました。

 

子ども脱被ばく裁判は、2014829日の第1次提訴より94カ月経過後の20231218

仙台高裁にて判決となり、原告(控訴人)の「子どもを守れ」という主張は棄却されました。

 

519日港区男女平等参画センター・リーブラホールにて、これ以上、子どもに被ばくを

強いてはいけない!この訴えを最高裁に届けるため学び考え、行動しよう、

原発を止めたふたりの元裁判官の講演と対談に学ぼう!というスローガンで

決起集会が持たれました。参加者は約100人でした。

 

子ども脱被ばく裁判の会、原告数人、弁護団数人、共同代表2人、脱被ばく実現ネット6人、

支える会・西日本数人、支える会・東日本数人、支援するみやぎ連絡会、その他一般参加者も

おりました。

 

第一部 弁護団報告、原告トーク2部 お話 樋口英明氏「子ども脱被ばく裁判への思い」

対談 樋口英明氏・井戸謙一氏「子どもが安心して生きる社会とは」と進みました。

 

聞き手・水戸喜世子さんで二人の20歳前後の若い原告の話が参加者の涙を誘いました。

1人は小学1年生、もう一人は小学3年生の時にそれぞれ、郡山市、福島市で被ばくし、

避難先を転々とし、学校では転校してもいじめにあい、体調を崩しました。

日本はどうしていじめが多いのか、チェルノブイリ(ウクライナ、ベラルーシ)では、避難先で

医者の支援も含めて生活が保障されたのとは大きな違いです。

 

124日に最高裁に上告しましたが、最高裁からはまだ何の連絡もありません。

弁護団の話では、最高裁に上告されるケースは非常に多く、口頭弁論が開かれる割合は非常に

低いそうです。東電旧幹部を告訴した刑事裁判も最高裁に上告したが、まだ連絡がない、

そろそろあっても良さような時だそうです。参加した武藤類子さんは過去数回最高裁正門でアピール

をしてきたそうです。正門前からは判事たちの部屋の窓が見えるので、アピールは判事に聞こえている

はずだと言いました。

 

520日(月)雨の中朝10時から最高裁前アピール行動を行いました。

弁護団の経過説明のあと、原告のアピール、支援者のアピールがありました。

2022617日の悪名高い最高裁判決以来、各高裁でコピーペイストの判決が続出するという

司法の劣化をいかに糾して、まっとうな判決を出させるか、皆さん真剣に訴えました。

 

事故後政府は「止める、冷やす、閉じ込める」ので事故は起きないという約束を破り、事故後

法律を無視して20ミリシーベルトを住民に押し付けました。原災法で決められた事故後の

対策を行わず、現地の事故対策協議会を開かず現地市町村にスピーディー情報も与えず、

安定ヨウ素剤を配りませんでした。(前年の訓練ではやっていた)

 

司法は人権の最後の砦と言います。裁判官が人間らしさを取り戻して、被災者の人権を守って

ほしいと多くの人が訴えました。

国際人権理事会は国内避難者の人権に関するダマリー国連特別報告書を発表して、区域外

避難者も国内避難民という国際人権の原則を守るよう勧告しました。

国際人権の原則は日本国憲法の三大原則と同じです。原発事故の行政は「基本的人権の尊重」

と「主権在民」をないがしろにしました。原発政策の転換は憲法の「平和主義」に反する

ことです。司法は憲法を守れ!

 

2024520日 冨塚元夫

2024年5月15日水曜日

20240511 新宿アルタ前街頭宣伝 福島核災害は継続中! 子どもたちの為に声をあげましょう! 

5月11日(土)、恒例の新宿アルタ前街頭宣伝を行いました。

参加の皆様、ありがとうございました!


 ★ アルタ前街宣 ★

日 時:5月11日(土)  
    16:00~17:00
主 催:脱被ばく実現ネット

福島核災害は継続中!
汚染水の海洋放出.今直ぐ止めろ!
万博中止し能登救え!
戦争反対!
日本はGaza虐殺に加担するな!
政府と東電は被災者に謝罪と充分な補償をせよ!
子どもたちの為に声を上げましょう!ご参加ください!



けいたろうさんがツイキャスしてくださいました。

ありがとうございます! ↓

https://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/793347452










ボランティアの報告です。

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 当日は 強風の中で行われました。

あの3.11の核災害は現在も継続中であること、核と人間は共存し得ないこと、子どもたちの未来の為に 戦争や原発の無い世界を作ろう、などマイクリレーで訴えました。

 横断幕ははためき、うっかりすればビラも飛ばされ、という日でしたが 自らビラに手を伸ばす人や、頑張ってください、と声掛けをしてくださる方がいて 街宣の手応えを感じました。
これからも街宣は大切にしたいです。 (S)




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 私たちは子どもを被ばくから守ろう、と活動している市民グループ、脱被ばく実現ネットです。福島原発事故から13年が経ちました。しかし私たちの国は今も原子力非常事態宣言下にあり、福島第一原発の廃炉は全く先が見えず百年以上かかると言われています。周辺地域への帰還はかけ声ばかりで地域の復興はほど遠く、事故処理費は既に13.3兆円で総計21.5兆円に達すると見込まれています。福島ではまた、小児甲状腺がんの患者が350人以上もみつかっています。小児甲状腺がんは、通常であれば100万人に一人か二人しか発生することのないまれな病気です。しかしチェルノブイリ事故の時にも子どもたちの間に大量に発生したことから、原発事故による被ばくによって発生していると考えられます。がんになった子どもたちは2度3度とつらい手術を受けたり、アイソトープ治療という隔離部屋での孤独で過酷な治療を受け、必死に病気と闘っています。
 今年元日に起こった能登半島地震は、かつて3つの原発の建設が目論まれていた珠洲を震源とし、13年以上稼働を止めていた志賀原発に大きな被害を及ぼしました。地割れ・海岸隆起・道路寸断・家屋倒壊等々が、動いている原発近くで起こっていたら、福島原発事故のような原発過酷事故を起こしたに違いありません。能登半島では昨日も震度3の地震が起こっています。誰にも日本列島の地震を止めることはできません。全世界で発生するマグニチュード6以上の地震の2割が日本で起きているのです。こんな国で原発を動かすべきではありません。
 原発を動かすと出る使用済み核燃料は強い放射線を出し続け、無害になるまで10万年もかかるやっかいな代物です。日本では使用済み核燃料を再処理する計画になっていますが、30年以上前に建設を始めた六ケ所再処理施設が27回も完成を延期している様に、再処理を前提とした核燃料サイクルは破綻しています。また、長年にわたって政府が探してきた最終処分場も、半世紀たっても未だに場所も決まらないばかりか、昨年10月に地学の専門家ら300人が「世界最大級の変動帯の日本に、地層処分の適地はない」という声明を発表しました。危険な使用済み核燃料の行き場はありません。これ以上、原発を動かして未来世代への負の遺産を増やすべきではありません。
 政府と電力会社は「原発は安全、原発は安い、原発が無いと電気が足りない、原発はクリーン、原発は準国産」と主張し、原発を推進し続けてきました。その結果、福島第一原発の大事故を起こし、多くの人々の命と暮らしと生業が奪われました。一方、世界は再生可能エネルギーが急速に発達し、今や原子力発電の必要性はなくなっています。福島事故後、九州電力が川内原発を稼働するまでの2年間、日本列島では一基も原発は動いていませんでした。昨年の夏は大変な猛暑でしたが、東電管内を含めて東日本では原発ゼロで過ごすことができました。東電は再生可能エネルギーの活用で電力逼迫を避けたのです。このように原発の時代はすでに終わっているのです。これまで全国50数か所で原発の建設が阻止されてきました。今年大地震に見舞われた能登半島珠洲市の原発建設計画もその一つです。市民が声をあげれば原発は止まります。私たち1人1人が声をあげて一刻も早く原発を止め、私たちの社会を安心して暮らし続けられる場所にしていきましょう。特に新潟県の柏崎刈羽原発、そして茨城県の東海第二原発は私たち首都圏の住民にとって大変な脅威です。これらの原発が絶対再稼働されることがないよう、声を上げて行きましょう。(U)




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→毎月第2土曜日恒例の街頭行動日
新宿アルタ前は多くの若者と強い風が通り過ぎ、
啓示した告知アッピール文は金網からは何度もはじけ、何度か張りなおした、
あまりの強い風に外されたアッピール文は取り外した。
残った掲示アッピール文は
日本はGaZa虐殺にかたんするな!”
万博中止し能登救え!
原発推進政策は戦争への道!
子どもたちを被爆から守ろう 自分も!家族も!
汚染水を海に放出するな!

 それと2枚のプラカードと横断幕だった。

子どもたちをこれ以上被ばくさせるな!
明日へ 被ばくのない未来を!

 風が吹き飛ばしたアッピール文は

事故が起きたら首都圏壊滅!
原発は人類と共存出来ない!
放射能汚染水海洋放出反対!
私は”子供脱被ばく裁判 子供たちの未来をまもれ!”

手書きのプラカードを胸に掲げ、
東海第2原発欠陥工事再稼働するな!チラシ配布をした。
中年の男性がわざわざチラシを受け取りに来て、
頑張ってください!と声をかけて通り過ぎた。
暖かいホッとする風が通り過ぎるのを感じ嬉しくなった。(M)