【アクション告知】

【出店】 9月18日(月)11時30分 
   さようなら原発全国集会 9.18in代々木公園
   出店しますので、チラシ配布など御協力をお願いします。  (場所:代々木公園 けやき並木 ブース14番)

■ 霞ヶ関アクション (原則毎月19日に開催
 
  日時:9月19日(火) 
 (中止)
   理由:前日の「ともに生きる未来を!さよなら原発 さよなら戦争 全国集会」で出店のため。

■ 新宿アクション (第4の土曜日開催に変更しました)
   日時: 9月23日 18時~19時   (開始時間を変更しました)
   場所: 新宿JR東口 アルタ前広場 (雨天決行)
   内容: 街頭宣伝


■ 講演会開催 (たんぽぽ舎と共催) → 詳細はこちら
  9月25日(月)19時~
  脅かされている子どもたちの生命・健康・未来
  チェルノブイリから学ぶべきこと  
  講師:白石草 さん     会場:スペースたんぽぽ


 第9回 新宿デモ (予告)    
   「子どもを被ばくから守ろう! 自分も、家族も!」 (仮称)
   日時: 11
月11日 
13時~ (14時デモ出発)

   場所: 新宿JR東口 アルタ前広場

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過去の見出し一覧->こちら

2017年9月19日火曜日

20170918 さようなら原発 さようなら戦争 全国集会に脱被ばく実現ネットブースを出店

台風で開催が危ぶまれましたが、9月18日は台風一過の青空の下、さようなら原発 さようなら戦争全国集会が東京代々木公園にて開かれました。
 9500人が参加し集会とデモを行いました。
 脱被ばく実現ネットは今年もブースを出店し、福島や全国の被ばくの実態や福島原発が依然として危険な状態にあることなどの展示や子ども脱被ばく裁判の署名集めなどをしました。沢山の方がブース内の展示物も見て下さいました。
 また会場やデモ出発時に10月28日の落合栄一郎氏講演会と11月11日(土)新宿デモのお知らせチラシなどを計5500枚以上配布しました。
 今回初めてとなる移住情報についてのチラシも各ブースを回って配布し、情報提供や情報拡散のお願いをしました。



賑わう脱被ばく実現ネットブース


佐藤和良さん(福島原発刑事訴訟支援団代表)、森松明希子さん(原発賠償関西訴訟原告団代表)
山城博治さん、落合恵子さん、鎌田慧さんを
先頭に元気にデモに出発!





展示物の一部
報道ステーションの特集(日本の法律で年間1ミリシーベルトの被ばく限度なのに
福島では年間20ミリシーベルトで帰還が促されている)
破断した福一の排気塔が倒壊の危機。倒壊すれば高濃度放射線が放出されてしまう。


山本太郎氏が国会で質問した1082件の甲状腺手術の資料


沢山の展示物を用意しました。
学校の先生という方が本を買ってくださり、
また、ブース内の展示物も見てカメラ撮影してくださり、
生徒に見せたいとお話されました。
大変な現実ですが子どもたちに知ってもらえることが、うれしいです。


お隣は福島原発告訴団のブースです。


子ども脱被ばく裁判原告で、避難の協働センター世話人の松本さん。
いつもながらの気合いの入った発言です。
松本さんは脱被ばく実現ネットのブースも手伝ってくださいました。


メイン会場の様子


武藤類子さん、松本さん、森松明希子さん
9月22日千葉訴訟判決・10月10日生業訴訟判決と次々と判決が出ます。
全国から応援メッセージを集めよう企画! とのことです。


森松明希子さんがブースに来てくれました。








いつも元気をくれる山城さんの踊り!

このままデモに行きたいね!

台風一過でとても暑い中、皆様、お疲れ様でした!



2017年9月18日月曜日

2017年9月25日 白石草さん講演会 脅かされている子どもたちの生命・健康・未来〜チェルノブイリから学ぶべきこと

       ★☆★講演会のお知らせ★☆★
脅かされている子どもたちの生命・健康・未来
     〜チェルノブイリから学ぶべきこと  


講師:白石草(しらいし はじめ)さん    
9月25日(月)19時〜21時(開場18時30分) 
共催:脱被ばく実現ネット/たんぽぽ舎
会場:スペースたんぽぽ  参加費(資料代含む):800円(学生400円)


プロフィール:1995年東京メトロポリタンテレビジョン社に入社。2001年に独立
し、非営利のインターネット放送局Our Planet-TVを設立。2005年NPO法人とな
る。2012年、日本女性放送者懇談会の「放送ウーマン賞」日本ジャーナリスト会
議の「JCJ賞」を受賞。ドキュメンタリー『東電テレビ会議49時間の記録』で
2014年、日本科学技術ジャーナリスト会議の「科学ジャーナリスト大賞」を受賞
した。
著書 『ルポ チェルノブイリ28年目の子どもたち ウクライナの取り組み
に学ぶ』岩波書店、『3.11後の子どもと健康 保健室と地域に何ができるか』
(共著、岩波ブックレット)

原発事故から30年が経つチェルノブイリでは、事故直後の白血病や甲状腺がん
などの多発を経て、いま、事故後に生まれた子どもたちの健康問題が、大きな問
題となっています。一方、福島県の甲状腺検査では、小児甲状腺がんの検出率が
ウクライナの汚染地域を上回る地域が多数出ています。事故から6年。東北から
関東に広がる汚染地域で暮らす子どもたちの未来とは?
大人たちは今、何をすべきなのでしょうか?

是非ご参加ください。

お問い合わせは 

たんぽぽ舎 Email: nonukes@tanpoposya.net tel 03-3238-9035 
脱被ばく実現ネット nijisaiban@gmail.com  090-8494-3856(岡田)

2017年9月10日日曜日

20170906 東電本店合同抗議 「何故柏崎刈羽を動かそうとするのか!」規制委員会の非常識な判断に怒り!!

脱被ばく実現ネットボランティアは201796() 第48回東電本店合同抗議 18301945に参加しました。




呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば  
賛   同   団  体:東電株主代表訴訟他126団体
映像配信は立花健夫様から、いつも有難うございます。
https://youtu.be/Q3a8YpqXgcQ
↑開始・春橋さん・渡辺さん(甲状腺がんの話)
https://youtu.be/oQd6s8BuQys
↑引き続き渡辺さん・歌・東電申し入れ
https://youtu.be/asbOknla9pk
↑東電申し入れ・鴨下さん発言など
https://youtu.be/wqQPXHXrYbc
↑中間コール・救援連絡センター・避難者で歌手のゆかりさん
https://youtu.be/ef8csgJP6Wc
↑各アピール・太鼓
https://youtu.be/AcVQ1df2NdI

「原子力規制委員会 柏崎刈羽原発13日適合へ」当日のビッグニュースです。(そのためか共同通信と毎日新聞の取材がありました)田中委員長の退任に花道かと揶揄されています。規制委の国民感情を無視した非常識な判断に参加者の怒りの声も高まりました。
当日も東電への申し入れ、日音協のミニライブ、玉川太鼓の演奏と参加者がそれぞれのスタイルで同抗議行動に参加しました。

◆金曜行動 春橋さん
8月31日フクイチで協力企業作業員1名の死亡が確認された。東電が公表している作業員の死亡者数は17名になった。しかし、寮で就寝中の死亡などはカウントされない。協力企業作業員は機械の部品なのか!東電の日報には「ご冥福をお祈りします」の一文もない。フクイチには約16,000人が勤務しているが、東電社員は10パーセントに過ぎず、社員だけでは何も出来ない。
これで何故柏崎刈羽を動かそうとするのか!事故の後始末に全力を傾けるのが当たり前。当たり前でない判断を政府や規制委が後押ししている。
規制委を傍聴すると東電の川村会長や小早川社長は柏崎刈羽を動かす気満々で「何とかやらせてください」「しっかりやります」そればかりを言っている。
これから益々監視と抗議の行動が重要になる。

◆福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さん
今、避難者消去問題という深刻な事態が起きている。実際大阪では避難者数が急減し、関西訴訟の原告がおかしいと訴えたところ元の数字に戻った。避難者数の確定を地方自治体に投げてしまったようだ。避難者を消すために避難住宅を打ち切ったのか!こうしたことを許す訳にはいかない。
全国の集団訴訟も山場。9月22日千葉訴訟、10月10日生業訴訟で判決(両訴訟共に当日東電前で抗議行動有り)が出て、10月25日には私たちの裁判が結審する。逃げ回る国、東電は何度勝訴判決が出たら、私たちの話を聞くのか?
こうした抗議行動、報道の力、皆さんの世論を支えに、国、東電の無責任な状況が続いていることを認識させ、被害者に対する賠償を勝ち取っていきたい。

◆救援連絡センター キクチさん
仲間である松平耕一さん(東京在住39歳 15年に大腸がんのステージ4)が亡くなった。 彼は「放射能の影響がある。国と東電を許さない。責任を取らせたい」と公言していた。
彼はアルバイトで東電のADRの書類をコピーし続け、狭い室内で封筒や書類についた放射性微粒子を吸い続けていた。仕事内容は口外するなと厳命されていた。
私たちは東電前で抗議し、申し入れを行ったが、東電からの回答は「因果関係は説明できない。法的問題は無い」だった。8日に東電前で抗議行動を行います。松平さんの無念を忘れません。

◆脱被ばく実現ネット
海の日に行われた広瀬隆さんの講演会によれば、小児甲状腺がんで肺に転移した子どもは過酷なアイソトープ治療を受けている。37億ベクレルの放射線のカプセルを飲み、何日もコンクリート部屋に隔離され、放射線の副作用で悶絶するような気持の悪さを味わい、下痢や嘔吐しても、高線量のため医療従事者も入室できず、子ども自身が汚物や吐しゃ物を掃除している。
福島県立医大はこうした大掛かりな医療施設をわざわざ建設した。これで「原発事故の影響とは考えにくい」とはとても言えない!広島原爆168個分の放射能が降り注いでいる。メディアは北朝鮮のことばかりではなく、福島の事を忘れず、事実を報道してください!

取材に来ていた共同通信と毎日新聞には、参加者の声をしっかりと報道して頂きたいと思います。


伊藤記

2017年8月31日木曜日

2017年前期の収支報告

今年の中間報告として前期(1月~6月)の収支をまとめましたので、その報告を致します。
 皆様から支援としてのカンパ金は494.842円頂きました。本当にありがとうございます。これには街頭等での直接カンパと、それ以外に銀行口座への振込みがあります。(下表をご覧ください)
支出に関しては350,993円あり、講演会の講師への旅費や謝礼が支出全体の43%を占め、更に配布用のチラシ印刷費等が全体の25%を占めました。 (下表をご覧ください)
 
カンパ金額と支出のまとめ
 
 簡単ですが、報告させて頂きます。
なお、会計監査につきましては1年分を来春に実施致します。
今後も御協力をよろしくお願い致します。

2017年8月27日日曜日

20170826 新宿アルタ前街頭宣伝 ラップ(愛している気持ち)で応援してくれました。

8月26日(土) 恒例の新宿アルタ前街頭宣伝を行いました。

 昨日の夕方はにわか雨が予報されて、雷もなりましたが、大丈夫でした。
 また、飛び入りでラップによる応援をしてくれる方がおり、明るい気分になれました。


ラップ(愛している気持ちで)で応援
https://www.youtube.com/watch?v=MGVEX00ERp8




歌 (子どもたちを被ばくから守ろう)
https://www.youtube.com/watch?v=R27ZIcircXQ

配布しているチラシでは甲状腺がんだけでなく、健康被害についてお知らせして
います
https://www.youtube.com/watch?v=Mc00E_OldXw

帰還準備地域の道の駅でキノコ(100Bq/Kg以下)が売られている
https://www.youtube.com/watch?v=94No0TSP5b0

放射線治療をする子ども達の過酷な状況
https://www.youtube.com/watch?v=5y5_4W-N6Z0


20170721 海の日 広瀬隆講演会~福島原発事故の現状と子どもたちの未来~
から、子どもたちの苛酷な放射線治療の様子のお話を引用しました。

  引用元の動画↓
  https://www.youtube.com/watch?v=ExMNKHPujpc


福島の小児甲状腺ガンは14人だったが、45人、80人になり、今や190人です
https://www.youtube.com/watch?v=ag2N2e-FjSs

ラップ(愛している気持ちで)で応援
https://www.youtube.com/watch?v=MGVEX00ERp8

私たちは原子力緊急事態のまま6年も7年も住んでいるのです
https://www.youtube.com/watch?v=yVHf5ZkEQ8o


皆様のご参加をぜひ、お待ちしております。

なお、来月9月の新宿街宣は23日(土)開催の予定です。
皆様のご参加をお待ちしております。
※変更の場合はブログ・Facebookにてお知らせいたします。

2017年8月21日月曜日

2017.08.19 霞ヶ関アクション 原発の本質は放射能だ!そうした意味でも脱被ばくの運動は本質をついている

官邸前抗議行動(8月19日)の映像をご覧下さい。
   ---
 同日開催の多摩川の花火大会は集中豪雨と強風が吹き荒れ、花火が中止になりました。それと同様に霞ヶ関も豪雨で地下鉄の出入り口付近は、雨宿りの議員会館前の集会参加者がごった返していました。
 しかし、6時ごろから小雨になり、我々のアクションを開始する頃は傘がなくても何とかしのげるくらいの雨になり、やむ時もあるくらいでした。さすが雨に強い「脱被ばく実現ネット」と思わせる運の強さです。
 また、議員会館前の集会の参加者が聴衆や発言者として加わってくださり、更に遠来のメンバー2名の発言もある充実したアクションが開催できました。

 皆さん、発言してくださった 皆さん、ありがとうございました。

小児甲状腺ガンで手術を受けた福島の子供の70%が転移を起こしている

GoWestは移住支援の呼びかけるとともに、東日本から逃がせと国に要求をしている

原発の本質は放射能だ!そうした意味でも脱被ばくの運動は本質をついている

放射線治療では37億ベクレルの放射線カプセルを飲み込みます

脱被ばく運動を自分の事として取組んでいこうと思います

避難の権利を保障をしろ!被ばくさせるな!子どものために立ち上がろう

関西での行動告知



2017年8月11日金曜日

20170808 第11回子ども脱被ばく裁判 原告子どもたち7名も参加し、書記官室に署名を届けてくれました。

 8月8日(火)子ども脱被ばく裁判第11回口頭弁論が福島地裁にて開催されました。
 夏休みということもあり、原告である子どもたち7名も参加しました。子どもたちが見守る法廷はいつもより緊張しているようでした。
 被告の国や県の代理人がまともに物を考える大人なら、まっとうな訴えをする子どもたちの前で能面のような顔をして感情を殺しているしかなかったでしょう。




井戸弁護団長の報告と準備書面
脱被ばく実現ネットからの参加者の報告
片岡子ども脱被ばく裁判共同代表の挨拶
をアップいたしました。


★★★★★★

第11回口頭弁論期日(2017年8月8日)の報告
弁護団長 井 戸 謙 一

1 今回は、子どもたちの夏休み中であった上、福島に帰省しておられる避難者の方々もおられたため、17名(大人10名、子ども7名)もの原告親子が原告席に並びました。法廷に強いインパクトを与えたと思います。子どもたちは、書記官室に署名を届ける役割も果たしてくれました。
2 原告側は、4通の準備書面(3639)を提出しました。その概要は、次のとおりです。
(1) 準備書面36
スピーディの情報隠ぺい問題についての補充主張を内容とするもの、とりわけ、スピーディ情報が伝達されなかった原因の一つとしてオフサイトセンターが機能しなかったことがあるが、機能しなかった理由は、エアフィルターの設置を怠った国の杜撰な対応にあること等
(2) 準備書面37
ICRPLNTモデル(直線・しきい値なしモデル、低線量の被ばくであっても、その線量に応じた健康被害のリスクがあるという考え方)を採用しているのは、可能な限りの科学的検討をした上、その考え方が科学的に最も妥当であると判断したからであり、国がこれを軽視するのは誤りであること等
(3) 準備書面38
① 科学的に最も妥当だと国に原子力緊急事態宣言の具体的内容の説明を求める必要があること
②本件訴訟は、裁判所に対して、低線量被ばくの健康リスク問題についての科学的判断を求めているのではなく、低線量被ばくの健康リスクについての様々な研究結果とそれを踏まえて構築されてきた日本の法的規制(一般公衆の被ばく限度を年1ミリシーベルトとしていること、放射線管理区域の規制等)を踏まえて、その規制をはるかに超える被ばく環境で子どもたちに対する教育活動を実施することが許容されるのかという法的判断を求めているものであること
③ 公立小中学校を設置、運営している地方自治体には、義務教育を実施することによって子どもたちの健康を害することのないように配慮する義務があり、子どもたちには、地方自治体に対し、児童生徒の安全を護るために必要な措置をとることを求める権利があること
 (4) 準備書面39
近年世界で公表されている低線量被ばくについての疫学調査結果が信頼に値するものであり、国の批判は的外れであること等
3 被告国は、原子力緊急事態宣言の内容について明らかにすることを拒否しましたが、裁判所は、これを明らかにするよう国に強く求めました。また、福島県は、原告側が、県民健康調査で経過観察とされた後に甲状腺ガンが発見された子供の数を明らかにするように求めたのに対し、「その数を把握していない」として、これを拒否しました。我々は、この問題は、更に追求する所存です。
4 裁判所は、子ども人権裁判(行政訴訟)について、ほぼ議論が煮詰まったとして、次回には争点項目案を示すと述べました。親子裁判(国賠訴訟)については、あと2~3回、主張のやり取りが必要だと思われます。
5 議論は、中盤から終盤に差し掛かりつつあります。この裁判は、国や自治体の低線量被ばく対策の是非を正面から問う裁判です。引き続き、ご支援をお願いいたします。

以上

(1) 準備書面36
(2) 準備書面37
(3) 準備書面38
(4) 準備書面39


★★★★★★

脱被ばく実現ネットボランティア 松岡さんの報告

 8月8日福島地裁で子ども脱被ばく裁判第11回公判がありました。夏休みで原告の小学生と中学生たちが傍聴席に座りました。子どもたちが見ている、法廷はいつもより緊張感がみなぎったようでした。
 原告の意見陳述は、いつもながら、胸に迫ります。「原発事故は福島県民老若男女すべての人々の人生を狂わせた最悪な事故です」・・・6年経って、一人一人が抱える苦悩はますます深まっているのだと思いました。
 井戸弁護団長から、子ども人権裁判の方は、言うべきいことは言い尽し、裁判官が確認書面を作る段階に入っているという話がありました。
 裁判の原点――「低線量被ばくは健康被害があるか否か」が改めて浮かびあがりました。
「『低線量被ばくは健康被害があるか否か』――国や県、市町村は、健康被害が科学的に証明されていない以上――190人の小児甲状腺ガンが発症しようと――諸説あり科学的見解が一致しない以上、手をこまねいていい、安全対策をとらなくてよしとする――それが被告の言い分。
 われわれは、低線量被ばくによる健康被害を裏付ける多くの研究結果を提出、核の平和利用を推進するICRPさえも、閾値はない、放射線防護対策をとるべきだと提唱、日本でも一般公衆の1ミリSV/年が法令で決まり、4万bq/㎡の放射線管理区域と定めている。法令を越える環境の中で子どもたちに学習させている、子どもたちに安全な環境で教育を受ける権利はないのか――科学的判断ではなく、法的判断を裁判所に求めているのだ」という明快な説明がありました。
 田辺弁護士から「『低線量被ばくは、健康リスクがあるか否か』―裁判での科学論争は仕掛けた方が負ける、国はどっさり御用学者を並べて反論してくる――しかし、そうやって、逃げていいのか。長い核開発、原子力発電に歴史の中で、兵士たち、原発労働者、原発周辺住民、医療被ばくなどによる健康被害のデータが積み上げられ、解析され、研究が進んでいる、リスクは明らかにされつつある――安全とは言えない証拠として出していきたい」との発言もありました。

 市民会館で裁判前の恒例の講演で、豊田直巳監督の「奪われた村~避難5年目の飯舘村民」の上映とトークがあり、豊田監督は「『低線量被ばくの健康被害は、医学的科学的には、わからない』だから、『安全だ!』『証明できないことは言うな』と国、県は居直る。でも県民、いや東日本に暮らす人々は、拭えない不安の中で、安全かどうか、わからなさに耐え、生き続けなくてはならない。」――生涯、健康不安を負わなくてはならない辛さを語りました。
 会場から、「医学的科学的には証明できなくても、自分は甲状腺ガン患者になった。健康被害を隠さず公表していくことで人々と繋がっていく。誹謗中傷のバッシングはあるが、国や県による健康被害を隠そう、無いことにしようとする強い圧力がある中で、健康被害の実態を明らかにしていきたい」という迫力のある決意も語られました。

★★★★★★


第11回子ども脱被ばく裁判口頭弁論期日報告と感謝

子ども脱被ばく裁判の会(連絡会)
子ども脱被ばく裁判支援者のみなさま、

昨日8月8日、第11回子ども脱被ばく裁判口頭弁論を迎えました。懸念されていた台風の影響はほとんどなく、裁判所前集会も持つことができました。ご多忙な中、お集まりくださった皆さまへ、心より感謝申しあげます。ありがとうございます。午前中は映画「奪われた村〜避難5年目の飯舘村民」を上映し、豊田直巳監督のお話を伺いました。映像に登場する人々は多くを語りませんが、その一言一言からは無念さ、やるせなさ、苦悩が滲み出ていました。「原発事故が起きてしまった時代、大人として、どのような責任が取れるのかが問われている」との豊田監督の言葉から、映画を観た私たちは大切な視点が与えられたと感じています。

井戸謙一弁護団長の期日報告の冒頭に記されてあるように、乳児から高校生までの7名とその親御さんが原告席に並ぶ光景は圧巻でした。子どもが裁判で訴えなければならない社会の罪深さを感じつつも、しかし、健康と未来を守るための権利を行使する若者たちの姿に、午前中伺った豊田監督の言葉を想起しました。意見陳述は二人の父親でした。原発事故直後から今もなお、子どもを守ろうとしない行政のあり方に大きな不満と憤りが、法廷内で訴えられました。陳述書を読み上げるお二人の手は微かに震えていました。それは怒りを抑えるのに必死な震えであったと思います。

昨日、提出された署名は2089筆。これまでの総数は47089筆となります。全国のご協力に深く感謝申しあげます。裁判支援署名期日報告と共に今回裁判集会会場で配布された「準備書面の要約」を添付します。また、弁護団ブログには準備書面全てが掲載されています。どうぞご覧ください。第12回口頭弁論期日は10月18日(水)です。今からご予定に入れてください。傍聴席を埋め尽くし、いよいよ本格化する審議を見守りましょう。続けての署名活動もご協力ください。どうぞよろしくお願い致します。

子ども脱被ばく裁判の会 片岡輝美

★★★★★★

次回、第12回子ども脱被ばく裁判口頭弁論は10月18日(水)福島地裁にて行われます。
皆様、ご参加、拡散よろしくお願い申し上げます。