告知

2017年12月28日木曜日

20171223 名古屋駅でチラシ配布 若い男性の関心が増えてきた。 (仮)子どもを被ばくから守ろう!!東海

12月23日、名古屋駅西口噴水広場で、(仮)子どもを被ばくから守ろう!!東海は3回目の街頭宣伝を行いました。この日はとても暖かい日で、午後2時からということもあり、チラシの受け取りが良かったように思います。


また、小学生くらいのお子さんお二人を連れたお父さんが「え、甲状腺がんのこと?」といって「チラシをください」と話し、それから原発の危ないことや、「放射能被害はもっと酷い、隠されていると思う」、など沢山お話をされ、山形住宅追い出し訴訟取り下げの署名にも応じてくださいました。
 この日は若い男性のチラシ受け取りが良いと思いました。

ボランティアの報告です。

僕は14時より10分くらい速く名古屋駅西口に着きましたが、日の丸を掲げた人がスピーチをしていたり、通り道に聖書を配っている人が何人もいたりして、僕は少しやりにくいなあと思いました。


本日は、スタッフの都合でC.Yさんとの2人だけの街宣となってしまいましたが、早速外宣活動を始めました。


僕からスピーチを始めましたが、昼間で暖かいためか、チラシの受け取りは比較的良いように見えました。


30分くらいして、C.Yさんにスピーチをお願いしようとしたら、僕がスピーチを続ければいいと言ってくれたので、原発事故が終わっていない事や、関東も含めた広い範囲で放射能汚染がされたこと、関東からも避難者がいること、原発の被害で避難している人を住宅から追い出す為に裁判を起こされた酷いことなど、スピーチを続けました。


結局僕が1時間スピーチをしましたが、少しのどが枯れてしまいましたが、街宣をした充実感を持って終えることが出来ました。


C.Yさんも言ってくれましたが、若い人が多くチラシを受けとってくれたそうで、若い人にも被ばく問題にもっと興味を持ってくれたらいいなあと思いました。

(S)

2017年12月25日月曜日

新宿アクション(2017.12.23)今年最後の新宿アルタ前街宣報告 誰が好き好んで故郷を捨てるでしょうか!?








★ボランティアのそらのさんの報告です。力づけられます。
長崎出身の「被ばくの訴えは納得できない」という方が、お話の後、友人にも渡したいとチラシを10枚持って行ってくださいました。

12月23日、アルタ前の街宣で、初老の男性が 話し掛けてきました。彼は、私たちの
「被ばく」の訴えは納得できない。
・自分は長崎県人で、被爆者を知っているが 症状が無い人ばかり。皆さん元気で
長生きしている。
・フクシマの「被ばく」を言うのなら、言う側で根拠を示すべき
というのです。

私は、「被ばくの出方は人それぞれで、全て違う」という事から始まり、「県民健康
調査は公的なもの。今迄100万人に1人だった小児甲状腺がんが 疑いも含めて ビラ
にある様に、何故193人もいるのか」、「放射能由来でない、と主張するのであれ
ば、加害者側は その根拠を説明する義務がある。被ばくと小児甲状腺がん発症の因果関
係を証明するのは被ばく者ではない」
「第五福竜丸の被ばく、チェルノブイリの現在の子どもたちの健康状態」、「食べて
応援やボランティア活動で死亡したり病気になったりしている多くの有名人がいる事
実」「帰還させるのではなく 住民、特に子どもたちは速やかに避難・移住させる支
援をしなければならない」などなど。

彼自身、前立腺がん患者であり、放射線治療をしているのだそうです。
終始 穏やかな態度の方で 話は多岐に亘り約1時間。ほぼ私たちの行動を理解して
下さった様でした。
別れ際に、友人に渡したいとビラを10枚程 受け取ってくださって とても嬉しかっ
たです。


先週、地元の街宣でも 2人の高3男子と1時間程 話しました。
今の若者らしく、親安倍で「憲法改正」派。多分、からかい半分で 話し掛けてきた
と思いますが 次第に真剣な顔つきに。話す内に、自分たちが現憲法をよく知らずに
いる事、(彼らは富裕層らしい)貧困家庭のクラスメートの格差や差別を当然、と考え
ていた事などを反省してくれて、最後には 何と「有難うございました」と言ってく
れたのです。
きっと、彼らには周囲に自由な喋り場がないのですね。表面ではふざけた様子の若者
たちも 内心では こんな話の場を求めているのではないでしょうか。

このような政治状況の中での「『対話』の大切さ」を実感しています。
決して諦めることなく 粘り強い闘いを。これからも共に頑張りましょう。


★ボランティアの冨塚さんの報告です。
 私を含めていつものボランティアがそれぞれのアピールをしました。私は、主に福島からの避難者が賠償を求めて国・東電と争っている裁判の話をしました。すでに群馬、千葉、福島(いわゆる生業裁判)で判決が出ましたが、原告に認められた賠償額は要求の10分 の一にもならない不当なものでした。「津波が来ることを予想して対策を立てるべきだった」として東電を断罪し、国も同様に責任があったと認めた判決は評価 できると思いますが、どうもおかしいと思います。 ふるさとを失い、家族・友人を失い、仕事を失い、健康を損なって避難している人々に報いるのにあまりにひ どい金額だと思います。もちろん金銭では報いられるものではないですが、せめて新しい生活を出発するのに十分な金銭的保障はすべきだと思います。
 いわゆる自主避難者の唯一の補償だった住宅無償提供が今年3月に打ち切られる件については、一年以上前から多くの人々が抗議運動をしてきました。国、福島県に対する抗議、避難先自治体に対する働きかけ、避難の協同センターの支援活動などがありました。まだまだ続けなければなりません。

 数十億の予算を節約して避難者をさらに苦しめるこの国は、生活保護金額をさらに削るという予算案を決めました。生活保護を受けている世帯は、大学進学はできず、3度の食事も十分取れない金額で生活しています。
 一方で、ミサイル防衛(改良型迎撃ミサイルSM3ブロック2A)に440億円という予算案が報じられています。弾道ミサイルを迎撃するものですが、そのようなものを実際に使えば、戦争を挑発するだけです。日本が報復攻撃を受ける可能性が高まります。また長距離巡航ミサイル22億予算計上すると報じられていますが、北朝鮮の内陸まで届くミサイルの配備は、相手を刺激するだけです。米韓日の武力に比べて100分の一といわれる北朝鮮が、攻撃の危険性を感じたら、先制攻撃をする可能性があります。日本がかつて、真珠湾を先制攻撃したように、武力で劣る国にはほかに選択肢はないからです。

 最近、米ジョンズ・ホプキンズ大の北朝鮮分析サイト「38ノース」の試算をIWJが全訳した「北朝鮮の核攻撃を受けたら東京だけで最大800万人を超える死者数シミュレーション」が報告されました。防衛省は被害想定のシミュレーションをしているが、公表していません。北朝鮮は昔から、日本を攻撃できるミサイルを200?300発持っています。アメリカまで届くミサイルの開発が進んでから、防衛のための軍事予算を増やすのは自衛ではなくアメリカ防衛のためであり、自国民を犠牲にするものです。
 この国は本当におかしい、このままでは戦争の危険性が増すばかりです。
来年はこのことにも真剣に取り組みたいと思います。  冨塚元夫

動画をご覧ください
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 https://www.youtube.com/watch?v=PZmCLI-9PUU


 https://www.youtube.com/watch?v=DvTjMX2dpLs


 https://www.youtube.com/watch?v=pi4H9SjsvCE


https://www.youtube.com/watch?v=0rrSkG0RZQQ



 https://www.youtube.com/watch?v=6XMSokF64uM


 https://www.youtube.com/watch?v=I1cNCvNeJNs

2017年12月21日木曜日

20171219 官邸前抗議行動 許せない! 原発事故被害者を裁判で追いつめる非道な国と福島県!

 国は12月18日、原発事故の被害隠しのために新聞テレビ・インターネットを通じて情報操作を強化するため、3億3320億円を計上するとしました。
 オリンピックの開催や原発輸出強化のためにどうしても福島原発事故は既になかったものにしたい国が原発事故被害者切り捨て、避難者ゼロとするために無償提供住宅を追い出し、それでも残っている人たちに対して裁判という加害者が被害者を訴える卑劣な手段を使ったうえに、「差別や偏見」をなくすという大義名分のもとに一層の情報操作を進めています。それも私たちの税金を使ってです。
 元々「風評被害」の元を作ったのは国と東電であり、彼らは原発被害にすべての責任があるにも関わらず、国は健康被害や汚染の被害から国民を守ることを第一とせず、被害隠しにやっきとなるなど言語道断です。
 このような中で、一貫して被ばくに反対してきた脱被ばく実現ネットの官邸前行動が12月19日ありました。厳しい寒さの中で首相官邸に向かって抗議の声をあげました。

 12月19日の総がかり行動後の脱被ばく実現ネット官邸前アクションは、夜でもあり、寒いの一言でした。
 にもかかわらず、飛入りの参加者の発言もあり、特に後半は活き活きとしたスピーチを聞けました。





動画をご覧下さい。



子どもや孫に迷惑をかける政策をやめろ!避難したい人を避難させろ!

安倍首相は戦闘機を買う金があれば、日本の子どもを放射能被害から守れ、避難させよ!


避難してる人が原発事故を起こしたわけじゃない、避難したくて避難してるんじゃない。
https://www.youtube.com/watch?v=XxLDtU8fZXs

放射線量の高いところに住民を帰すな!

みんなでやったら、もうちょっとまともな国になると思う。

福島原発事故は資本主義のしくみ、あり方にNoを付きつけた

福島県議会で東京の避難者15世帯を実名を公表し「裁判に訴える」と脅している!

コール!

2017年12月10日日曜日

上映会 映画「知事抹殺の真実」苛酷な取り調べで関係者の自殺・自殺未遂も 

渋谷の光塾において上映会を開催しました。
 真実を追うドキュメンタリー
ひとりの知事が政治生命を絶たれた不可解な過程を、一次資料にもとづき映像化

 ご覧にならなかった方は是非ビデオの上映会にご参加ください。

 この上映会(1回目)では、子ども脱被ばく裁判の弁護士の一人である光前幸一弁護士がこの裁判の法律的な背景と怖さを解説して下さりました。

2回目の上映会では、避難者の今野さんが避難者の生活についてお話しして下さりました。





ボランティアの松岡さんの報告です。

 129()光塾で、脱被ばく実現ネット主催、映画「『知事抹殺』の真実」の上映会が行われた。2回上映、延べ100人を超え、立ち見も出るほど満員で、入場者の皆様にはかなり窮屈な思いをさせてしまいました。

 2006年 福島県現職知事・佐藤栄佐久さんが、弟の経営する会社の土地売却に関し収賄罪で逮捕、東京地裁で懲役3年(執行猶予5年)の有罪、高裁で収賄はゼロ円、売買額は地価相当、収賄はなかったと認定されても収賄罪で有罪。最高裁でもくつがえらなかった。
 弟さんは言う「取り調べが始まってすぐ、検事に『知事さんは何で、原発に反対なんだろう』と聞かれた。また『佐藤栄佐久は日本にとってよろしくない人物だ』『われわれは、知事を抹殺してやる』とも言われた」。秘書課の県職員も言う「『収賄の証拠ははっきりあがっているんだ』と検事に言われて、『どんな証拠ですか』と聞くと、『そこにある』と机をさす。机の上には週刊誌が数冊積まれているんです」
 知事「抹殺」のため、「なかったことをあったことにする」ため、検察は、知事周辺の関係者、支援者を呼び出し、密室での執拗な尋問、耐えきれず自殺者、自殺未遂者も出る。栄佐久氏は弟から事情を聞いていた、土地売却を知っていたことを認めてしまう(共謀罪成立)
 法廷で弁護士の追及の中で、土木部長の証言のウソが明らかになり、検察のシナリオは崩れるが、有罪。弟の会社の土地を買った水谷建設の社長が「自分の証言は虚偽だった。司法取引をした」と衝撃の告白をしても、最高裁は棄却。「司法は腐っている、これは一人栄佐久だけの問題ではない、これからも司法を追及し続ける」と佐藤栄佐久氏は力強く語る。
 立ち入り禁止のフェンス越しに、満開の夜の森公園の桜並木を見ながら、栄佐久さんと沖縄出身・元福島原発の技術者の名嘉さんが語る。「私の故郷・沖縄は戦後、アメリカ軍政下におかれ、復帰後も日米安保の現実、基地被害を背負わされている。辺野古新基地建設も強行される。私の第2の故郷・福島は、これからずっと原発事故による負の遺産を背負って行かなくてはならない。豊かな生活、強い国になるために、故郷を壊していいのですか」
 1回目上映後、光前弁護士が、佐藤栄佐久知事の「収賄」事件について解説。「共謀罪」の成立前ではあったが、収賄に関して、状況から「聞いていた、知っていたはず」と推測で共謀があったとして有罪成立、知事は抹殺された。「共謀罪」は今後こんなふうに活用されるという恐ろしい前例、見本だ。県土木部長、水谷建設社長が応じた「司法取引」、アメリカの司法ではよく使われ、日本でも2016年導入されてしまったーー と警鐘をならす。
 2回目上映後、今野寿美雄(子ども脱被ばく裁判原告代表)さんの話、「自分たち一家は、飯坂温泉の仮設で暮し、今は近くに建てられた復興住宅に夫婦と子どもで住む。今年3月で浪江町は、一部の区域を残して避難解除された。除染終了後でも、庭は0.5μSV、258Bq/㎡ある、4Bq/㎡で放射線管理区域。家の中も高い、2階は屋根が汚染されているから外より高い。とても子どもを連れて帰れない。一たび、原発事故がおきれば、それまでの暮し、人とのつながり、家庭菜園の楽しみも、川での魚釣り、山でイノシシ狩り、山菜やキノコ採り、一切合財奪われてしまうのです。それなのに、原発事故は終ったかのように、放射能汚染、被ばく問題なんかないかのように、再稼働しようとする」。避難者の現実を語った。


2017年12月9日土曜日

東京電力は甲状腺がん患者さんの「生きて成人式を迎えられるとは思わなかった」の声を聞け! 第51回東電本店合同抗議

2017126() 第51回東電本店合同抗議 18301930
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば  賛同団体:東電株主代表訴訟他128団体
映像配信は立花健夫様から、いつも有難うございます(^^)

「米沢追い出し訴訟」(雇用促進住宅明け渡し訴訟)第1回口頭弁論が1121日山形地裁で開かれました。
ひだんれんは3月末、政府と福島県に対し以下の申し入れを行っています。
「被害者の一人たりとも路頭に迷うことは認めない。福島県内外を問わず、全ての被害者に日本国憲法が定める基本的人権が守られる生活が保障されるまで、住宅無償提供の打ち切りと仮設住宅からの追い出しを中止・撤回し、法的責任に基づく抜本的な被害者救済策の速やかな確立を要求し続ける」
国連人権理事会に於いても住宅提供打ち切りが複数の国から批判を受けています。原発事故の責任を放棄し、避難者を消し去ろうとする国の圧力が高まっています。未曽有の原発事故の後には国による未曽有の人権侵害があり、国は加害企業である東電を税金で救済し、被害者を切り捨てました。
この理不尽を許すな!老朽原発再稼働を許すな!と異議申し立てをする人々が東電前に参集しました。
当日も東電への申し入れ、日音協のミニライブ、玉川太鼓のパフォーマンスと多彩なアピールが行われました。スピーチの一部を紹介いたします。







「脱原発かわさき市民」の男性
1123日「原発の町を追われて」の上映と、井戸川克隆さんの講演に170人以上の参加を得、大盛況でした。今後も毎月2回の署名活動等を継続し、東電が責任を取るまで、原発が無くなるまでやっていきます。
https://youtu.be/pAsFJqU8j1o

日音協
葛尾村では集団申し立ての会が2回放射線量を測定している。避難指示解除後、上昇し、今尚上昇している。80%を占める森林の除染が無いため。住民は約1割帰還し、来年4月の小学校再開に合わせて、子どもを連れて帰還する人がいるようだ。無用な被ばくを国と東電が強要している。

福島原発被害東京訴訟原告団団長 鴨下さん 

来年3月に重要な判決が続いて出ます。127日には原告団の総決起集会があるので、お集まりください。私たちには区域外避難者が中心の京都訴訟と東京訴訟は大きな意味を持つ。国と東電は原発から30キロまでは一応対応するという姿勢だが、その外側にも深刻な被害が出ている。区域外避難者の被害は汚染を示し、見た目ではわからない被害を裁判で立証してきた。被害に見合った生活再建出来る賠償がなされるべきだ。
米沢の追い出し訴訟は、6年間一度も住宅代を払っていない東電に責任がある。今、福島県は東京の避難者に調停を起こす、としている。追い出しの動きが強まっている。
https://youtu.be/Gp7liAf7Luk

脱被ばく実現ネット
加害企業東京電力は小児甲状腺がん患者さんの「生きて成人式を迎えられるとは思わなかった」この声を聞け!
https://youtu.be/Pps0m1lRSLU

脱被ばく実現ネットでは「米沢追い出し訴訟」を提訴した「独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構」に提訴取り下げのお願いハガキを皆様から送っていただくよう運動を始めました。ご協力をお願いいたします。

各地で署名活動も続いていますので、こちらへの協力もお願いいたします。

次回は110()です。放射能にも寒さにも負けそうですが、ご参集ください(^^)