【アクション告知】
■ 新宿アクション (第4の土曜日開催に変更しました)
   日時: 8月26日 18時~19時   (開始時間を変更しました)
   場所: 新宿JR東口 アルタ前広場 (雨天決行)
   内容: 街頭宣伝


■ 霞ヶ関アクション (原則毎月19日に開催
 
  日時:9月19日(土) 
 (中止)
   理由:前日の「ともに生きる未来を!さよなら原発 さよなら戦争 全国集会」で出店を予定しているため。

 第9回 新宿デモ (予告)    
   「子どもを被ばくから守ろう! 自分も、家族も!」 (仮称)
   日時: 11
月11日 
13時~ (14時デモ出発)

   場所: 新宿JR東口 アルタ前広場

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2017年8月21日月曜日

2017.08.19 霞ヶ関アクション 原発の本質は放射能だ!そうした意味でも脱被ばくの運動は本質をついている

官邸前抗議行動(8月19日)の映像をご覧下さい。
   ---
 同日開催の多摩川の花火大会は集中豪雨と強風が吹き荒れ、花火が中止になりました。それと同様に霞ヶ関も豪雨で地下鉄の出入り口付近は、雨宿りの議員会館前の集会参加者がごった返していました。
 しかし、6時ごろから小雨になり、我々のアクションを開始する頃は傘がなくても何とかしのげるくらいの雨になり、やむ時もあるくらいでした。さすが雨に強い「脱被ばく実現ネット」と思わせる運の強さです。
 また、議員会館前の集会の参加者が聴衆や発言者として加わってくださり、更に遠来のメンバー2名の発言もある充実したアクションが開催できました。

 皆さん、発言してくださった 皆さん、ありがとうございました。

小児甲状腺ガンで手術を受けた福島の子供の70%が転移を起こしている

GoWestは移住支援の呼びかけるとともに、東日本から逃がせと国に要求をしている

原発の本質は放射能だ!そうした意味でも脱被ばくの運動は本質をついている

放射線治療では37億ベクレルの放射線カプセルを飲み込みます

脱被ばく運動を自分の事として取組んでいこうと思います

避難の権利を保障をしろ!被ばくさせるな!子どものために立ち上がろう

関西での行動告知



2017年8月11日金曜日

20170808 第11回子ども脱被ばく裁判 原告子どもたち7名も参加し、書記官室に署名を届けてくれました。

 8月8日(火)子ども脱被ばく裁判第11回口頭弁論が福島地裁にて開催されました。
 夏休みということもあり、原告である子どもたち7名も参加しました。子どもたちが見守る法廷はいつもより緊張しているようでした。
 被告の国や県の代理人がまともに物を考える大人なら、まっとうな訴えをする子どもたちの前で能面のような顔をして感情を殺しているしかなかったでしょう。




井戸弁護団長の報告と準備書面
脱被ばく実現ネットからの参加者の報告
片岡子ども脱被ばく裁判共同代表の挨拶
をアップいたしました。


★★★★★★

第11回口頭弁論期日(2017年8月8日)の報告
弁護団長 井 戸 謙 一

1 今回は、子どもたちの夏休み中であった上、福島に帰省しておられる避難者の方々もおられたため、17名(大人10名、子ども7名)もの原告親子が原告席に並びました。法廷に強いインパクトを与えたと思います。子どもたちは、書記官室に署名を届ける役割も果たしてくれました。
2 原告側は、4通の準備書面(3639)を提出しました。その概要は、次のとおりです。
(1) 準備書面36
スピーディの情報隠ぺい問題についての補充主張を内容とするもの、とりわけ、スピーディ情報が伝達されなかった原因の一つとしてオフサイトセンターが機能しなかったことがあるが、機能しなかった理由は、エアフィルターの設置を怠った国の杜撰な対応にあること等
(2) 準備書面37
ICRPLNTモデル(直線・しきい値なしモデル、低線量の被ばくであっても、その線量に応じた健康被害のリスクがあるという考え方)を採用しているのは、可能な限りの科学的検討をした上、その考え方が科学的に最も妥当であると判断したからであり、国がこれを軽視するのは誤りであること等
(3) 準備書面38
① 科学的に最も妥当だと国に原子力緊急事態宣言の具体的内容の説明を求める必要があること
②本件訴訟は、裁判所に対して、低線量被ばくの健康リスク問題についての科学的判断を求めているのではなく、低線量被ばくの健康リスクについての様々な研究結果とそれを踏まえて構築されてきた日本の法的規制(一般公衆の被ばく限度を年1ミリシーベルトとしていること、放射線管理区域の規制等)を踏まえて、その規制をはるかに超える被ばく環境で子どもたちに対する教育活動を実施することが許容されるのかという法的判断を求めているものであること
③ 公立小中学校を設置、運営している地方自治体には、義務教育を実施することによって子どもたちの健康を害することのないように配慮する義務があり、子どもたちには、地方自治体に対し、児童生徒の安全を護るために必要な措置をとることを求める権利があること
 (4) 準備書面39
近年世界で公表されている低線量被ばくについての疫学調査結果が信頼に値するものであり、国の批判は的外れであること等
3 被告国は、原子力緊急事態宣言の内容について明らかにすることを拒否しましたが、裁判所は、これを明らかにするよう国に強く求めました。また、福島県は、原告側が、県民健康調査で経過観察とされた後に甲状腺ガンが発見された子供の数を明らかにするように求めたのに対し、「その数を把握していない」として、これを拒否しました。我々は、この問題は、更に追求する所存です。
4 裁判所は、子ども人権裁判(行政訴訟)について、ほぼ議論が煮詰まったとして、次回には争点項目案を示すと述べました。親子裁判(国賠訴訟)については、あと2~3回、主張のやり取りが必要だと思われます。
5 議論は、中盤から終盤に差し掛かりつつあります。この裁判は、国や自治体の低線量被ばく対策の是非を正面から問う裁判です。引き続き、ご支援をお願いいたします。

以上

(1) 準備書面36
(2) 準備書面37
(3) 準備書面38
(4) 準備書面39


★★★★★★

脱被ばく実現ネットボランティア 松岡さんの報告

 8月8日福島地裁で子ども脱被ばく裁判第11回公判がありました。夏休みで原告の小学生と中学生たちが傍聴席に座りました。子どもたちが見ている、法廷はいつもより緊張感がみなぎったようでした。
 原告の意見陳述は、いつもながら、胸に迫ります。「原発事故は福島県民老若男女すべての人々の人生を狂わせた最悪な事故です」・・・6年経って、一人一人が抱える苦悩はますます深まっているのだと思いました。
 井戸弁護団長から、子ども人権裁判の方は、言うべきいことは言い尽し、裁判官が確認書面を作る段階に入っているという話がありました。
 裁判の原点――「低線量被ばくは健康被害があるか否か」が改めて浮かびあがりました。
「『低線量被ばくは健康被害があるか否か』――国や県、市町村は、健康被害が科学的に証明されていない以上――190人の小児甲状腺ガンが発症しようと――諸説あり科学的見解が一致しない以上、手をこまねいていい、安全対策をとらなくてよしとする――それが被告の言い分。
 われわれは、低線量被ばくによる健康被害を裏付ける多くの研究結果を提出、核の平和利用を推進するICRPさえも、閾値はない、放射線防護対策をとるべきだと提唱、日本でも一般公衆の1ミリSV/年が法令で決まり、4万bq/㎡の放射線管理区域と定めている。法令を越える環境の中で子どもたちに学習させている、子どもたちに安全な環境で教育を受ける権利はないのか――科学的判断ではなく、法的判断を裁判所に求めているのだ」という明快な説明がありました。
 田辺弁護士から「『低線量被ばくは、健康リスクがあるか否か』―裁判での科学論争は仕掛けた方が負ける、国はどっさり御用学者を並べて反論してくる――しかし、そうやって、逃げていいのか。長い核開発、原子力発電に歴史の中で、兵士たち、原発労働者、原発周辺住民、医療被ばくなどによる健康被害のデータが積み上げられ、解析され、研究が進んでいる、リスクは明らかにされつつある――安全とは言えない証拠として出していきたい」との発言もありました。

 市民会館で裁判前の恒例の講演で、豊田直巳監督の「奪われた村~避難5年目の飯舘村民」の上映とトークがあり、豊田監督は「『低線量被ばくの健康被害は、医学的科学的には、わからない』だから、『安全だ!』『証明できないことは言うな』と国、県は居直る。でも県民、いや東日本に暮らす人々は、拭えない不安の中で、安全かどうか、わからなさに耐え、生き続けなくてはならない。」――生涯、健康不安を負わなくてはならない辛さを語りました。
 会場から、「医学的科学的には証明できなくても、自分は甲状腺ガン患者になった。健康被害を隠さず公表していくことで人々と繋がっていく。誹謗中傷のバッシングはあるが、国や県による健康被害を隠そう、無いことにしようとする強い圧力がある中で、健康被害の実態を明らかにしていきたい」という迫力のある決意も語られました。

★★★★★★


第11回子ども脱被ばく裁判口頭弁論期日報告と感謝

子ども脱被ばく裁判の会(連絡会)
子ども脱被ばく裁判支援者のみなさま、

昨日8月8日、第11回子ども脱被ばく裁判口頭弁論を迎えました。懸念されていた台風の影響はほとんどなく、裁判所前集会も持つことができました。ご多忙な中、お集まりくださった皆さまへ、心より感謝申しあげます。ありがとうございます。午前中は映画「奪われた村〜避難5年目の飯舘村民」を上映し、豊田直巳監督のお話を伺いました。映像に登場する人々は多くを語りませんが、その一言一言からは無念さ、やるせなさ、苦悩が滲み出ていました。「原発事故が起きてしまった時代、大人として、どのような責任が取れるのかが問われている」との豊田監督の言葉から、映画を観た私たちは大切な視点が与えられたと感じています。

井戸謙一弁護団長の期日報告の冒頭に記されてあるように、乳児から高校生までの7名とその親御さんが原告席に並ぶ光景は圧巻でした。子どもが裁判で訴えなければならない社会の罪深さを感じつつも、しかし、健康と未来を守るための権利を行使する若者たちの姿に、午前中伺った豊田監督の言葉を想起しました。意見陳述は二人の父親でした。原発事故直後から今もなお、子どもを守ろうとしない行政のあり方に大きな不満と憤りが、法廷内で訴えられました。陳述書を読み上げるお二人の手は微かに震えていました。それは怒りを抑えるのに必死な震えであったと思います。

昨日、提出された署名は2089筆。これまでの総数は47089筆となります。全国のご協力に深く感謝申しあげます。裁判支援署名期日報告と共に今回裁判集会会場で配布された「準備書面の要約」を添付します。また、弁護団ブログには準備書面全てが掲載されています。どうぞご覧ください。第12回口頭弁論期日は10月18日(水)です。今からご予定に入れてください。傍聴席を埋め尽くし、いよいよ本格化する審議を見守りましょう。続けての署名活動もご協力ください。どうぞよろしくお願い致します。

子ども脱被ばく裁判の会 片岡輝美

★★★★★★

次回、第12回子ども脱被ばく裁判口頭弁論は10月18日(水)福島地裁にて行われます。
皆様、ご参加、拡散よろしくお願い申し上げます。

2017年8月9日水曜日

東電前抗議 五輪トライアスロン会場お台場から1万600BqKgの放射能が測定されていた。 金儲け優先のオリンピックでアスリートが被ばくする。

第47回東電本店合同抗議に参加 
201782() 第47回東電本店合同抗議 18301945
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば  賛同団体:東電株主代表訴訟他126団体
映像配信は立花健夫様から、いつも有難うございます。
https://youtu.be/xSSGo4YgPUU
https://youtu.be/eI03URogjlI
https://youtu.be/upINAZ9_EtI
https://youtu.be/XqgX2MsJULc
https://youtu.be/D3FrwlFnOks




開始直前に降雨があり、8月なのに肌寒い中での抗議行動となりました。今回も東電への申し入れ、日音協のミニライブ、トランペット演奏と参加者がそれぞれのスタイルで怒りの抗議を行いました。

たんぽぽ舎山崎さんの情勢報告
・役立たずの凍土壁建設に300億円余りかかっている。この資金でコンクリートの擁壁を造り、水を止めることができたのでは?
・デブリの取り出しは不可能。放射線量の自然減衰を待つしかない。
・建屋構造物が錆び、腐食している。強度を失い崩れるのは時間の問題。チェルノブイリと同様に石棺化を。
・東電の「新々総合特別事業計画」中の柏崎刈羽7号機すべてを動かすシミュレーションは破綻している。234号機は2007年の中越沖地震以来稼働しておらず、破損の可能性が高い。同シミュレーションには、経営状態の粉飾効果と234号機の耐震工事にかかった莫大な費用が不要であった事実の隠蔽がある。東電は本例得られる筈の無い利益を得てきている。

日音協 葛尾村出身者
葛尾村の避難解除前に村議全員で解除延期の申し入れを行ったが、村長は聞く耳を持たなかった。事故当時同じ村長が国の避難勧告前に全村避難させ、美談として大きくメディアに報じられたが、事故前から事故が起きたら葛尾村が危ないと、村民の多くが認識していた。村長は自分が逃げたいから全村避難させた。今回、全村議の総意を無視しての避難解除は、改めて村長と東電の癒着を露見させた。

ひなん生活をまもる会 鴨下さん
私達、避難者団体と福島県との住宅問題の交渉は県側が応じず、逃げ回っていたが、打ち切り後初めて728日に県との交渉を持った。しかし、県側がやる気が無い。交渉時間は2時間から1時間半に短縮され、県側が煮え切らない態度のまま終了してしまった。次の交渉を申し入れるとまだやるの?と不機嫌な顔をされた。福島県は何で被害者の立場に立たないのか?東電と国の立場に立っている。
都知事から返答はないが「ひなん生活をまもる会」では一斉に東京都に住宅使用許可申請を行い、40人前後が以前からの住宅に残留している。
今、山形県の雇用促進住宅に住み続けている避難者に大きな問題が起きている。避難者が居住したまま住宅が売却されようとしている。
元はと言えば、東電に住宅問題の対策が無く、後始末が出来ていないから。再稼働など論外で全機廃炉するしかない!

脱被ばく実現ネットのスピーチ
東京オリンピックのトライアスロン競技会場はお台場海浜公園だが、2012年お台場海浜公園駅前にある街路樹下の土壌から1kgあたり1万600Bqという高濃度の放射性セシウムが測定されている。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik11/2012-03-16/2012031614_01_1.html
海の汚染も深刻さを増している。海上保安庁 平成28 年度放射能調査報告書
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KANKYO/OSEN/housha.html
海水調査で東京湾ではセシウム137が、3.1mBq/L検出された。他の調査点は1~2mBq/Lの範囲で東京湾と仙台湾だけが高い。
海底土調査では東京湾は23Bq/kgで、他の調査点である大阪湾で1.8 Bq/kg 鹿児島湾で1.5 Bq/kgであり、他の調査点の12倍以上の汚染がある。
世界中のアスリートを被ばくさせてまで、オリンピック開催ありきなのは、巨利を得る企業の存在がある。
「電通のためのオリンピック」
http://biz-journal.jp/2017/01/post_17686_2.html
電通は原発事故前はクライアントの東電のためにメディアに圧力をかけていた。2010年度の東電の広告費は269億円。巨額を投じてきたのは関東だけでなく原発立地県(福島・新潟)においても、原発の安全性・重要性をアピールし、広告を掲載するメディアに、都合の悪い報道をさせないためでもあった。
http://biz-journal.jp/2012/07/post_438.html
今現在、福島県は電通と組み、福島県産の桃や米やトマトについて「福島のプライド」「福島は元気だ」といった執拗なプロモーションを繰り返している。
東電の責任を曖昧にし、原発事故は起きたが大した影響は無かったという「印象操作」が行われている。
しかし、「震災関連死」と認定された方々は福島県の2086人が最多で2番目に多い宮城県の922人の倍以上。この物言えぬ方々のためにも原発事故をなかったことにはできない。「東電責任取れ」と声を上げていきましょう。

次回は96()です。秋の気配が訪れているでしょうか。ご参集くださいね。

伊藤記

2017年8月1日火曜日

新チラシ 福島県は金より命を大切にせよ!/東京湾・仙台湾の深刻な汚染

皆様、新チラシができました。





福島県の会計は原発事故前の約9000億円から、事故後は事故対策費用として
国から多額の補助を受け、倍以上の2兆円近くに達しています。
しかし、その使い道は福島県民の命と健康を第一にしていると言えません。

「安全でないと困るから安全であることに」して、福島県民の直面している
健康問題をないがしろにすれば、問題を隠蔽したために潰れた多くの企業などと
同じように必ず、より大きな困難に直面します。
事故が起き、福島県は大変な困難に直面しましたが、少なくとも住民を避難させれば
二次・三次被害は防げた筈です。
未来の福島のために、県民の命を第一にする政策に変更すべきです。

裏面には海の深刻な汚染について載せました。
海上保安庁の調査では日本近海でストロンチウム、セシウムなどが検出され、
事故直後に比べれば減っているものの、仙台湾・東京湾などでは1年後の方が
海底土について、より汚染濃度が高くなっていることが明らかになっています。
これらの核種は自然界にはないもので、アメリカ・旧ソ連・中国などが行った
核実験により相当の汚染があり、今もそれが検出されています。年々減ってきた
ところに、チェルノブイリ事故、そして福島第一原発事故により上がっています。
東京湾や仙台湾には汚染土が川から流れ込んでおり、外洋に出て行きにくく
高汚染となっています。
また、トリチウム水の放出が画策されており、大変危険な状況にあります。

ぜひ、拡散ください。

まとまった数のチラシが必要な方は
nijisaiban@gmail.com

までご連絡ください。



2017年7月24日月曜日

20170722 新宿アルタ前街頭宣伝  せめて旧ソ連なみの救済制度(チェルノブイリ法)を日本でも制定しようと取組みだしました

新宿アルタ前街宣(7月22日)の映像をご覧下さい。
 アルタ前広場には、ドイツのフリー ジャーナリスト、ほとんどアルタ前にこれらないメンバーの1人、前は常連でしたが、この半年位音沙汰が無かったメンバー、など常連の以外の方々も含めて街頭宣伝を開催しました。
皆さん、発言してくださった 皆さん、ありがとうございました。

          汚染水を薄めて海に流そうとしている、こんな卑劣なことを国は企んでいる


          新宿の放射能は秋田の16倍の1マイクロシーベルトもある、
          富山、石川は無検出だ

          世界中の人が見ています、日本は何をやっているのだ、
          なぜ原発を再稼動するのだ

          大阪の梅田での集会と中継

          汚染地の子ども達は夏休みで保養に出かけ始めた、
          しかしその後は汚染地に再び戻る問題がある


          食べて応援は、イコール内部被ばくです

          子ども脱被ばく裁判と、その公正な裁判を求める署名の説明


          せめて旧ソ連なみの救済制度(チェルノブイリ法)を
          日本でも制定しようと取組みだしました

2017年7月21日金曜日

20170719 脱被ばく実現ネット 官邸前抗議 「海上保安庁の調査で東京湾の放射能汚染が特に酷いと報告。そんな中での海開きしていいんでしょうか?」

7月19日に脱被ばく実現ネット官邸前アクションが行われました。
 当日、飛入りのスピーカーの方々が多々おられ、励まされました。

特に、放射能ホットスポットが点在する茨城県利根町の「命をつなぐ会」の方は、反原発の2名が町会議員となったことなど精力的な活動をしていることなどを報告してくださり、大変力づけられました。このような反原発・反被ばくの皆様の報告・交流の場としても活用していただきたいと思います。

(官邸前アクションは総がかり行動のある19日に総がかり行動後に官邸前にて約1時間行っています。皆様、ぜひご参加ください。)
ツイキャス実況中継してくださったchikapinさん、いつもありがとうございます。



大庭さん、youtube動画の撮影及び配信、ありがとうございます。
 ---
海上保安庁の調査で東京湾の放射能汚染が特に酷いと報告されている中、海開き


霞ヶ関も結構放射能が高く、そこで長時間警備している警察官の方々もその影響を受けている


「子ども達を守ろう」を歌う


日本列島は活動期に入ろうとしています。このような時期に原発再稼動はとんでもありません


ホットスポットのある茨城県利根町の「命をつなぐ会」は、反原発の2名を町議員に送り込みました


歌: 怒りの拳を上げよう、反原発の声を上げよう、原発再稼動反対。。。。


官邸や霞ヶ関の人々はチョット見たようなふりをするが、福島の今の現実をしっかり見て欲しい


子ども脱被ばく裁判が8月8日に開催されます、福島に応援に行ってください

全て茶番でやられています、私達はもっともっと怒りましょう!

次回の街頭行動は 22日(土)の新宿アルタ前街宣です。
大阪へ移住した園良太さん達が立ち上げた『3.11関東からの避難者たち』と同時刻に
街宣アピールをする事になりました。
関東も放射能汚染が酷く、避難した方が沢山おられます。
その方たちと連帯して街頭宣伝を行います。
今回は土曜日の午後6時から7時です。
 ご参加・拡散よろしくお願い致します。

大阪近辺の皆さんへ!  『3.11関東からの避難者たち』からの呼びかけ
【拡散願い】『3.11関東からの避難者たち』定例街頭アピール始めます!
7月22日18時〜19時、大阪梅田HEP前(以降毎月第4土曜18時〜
東京の『脱被ばく実現ネット』と同時行動です。避難者の声、放射能の危険や避難を話そう。避難者、住民集まって下さい

2017年7月9日日曜日

第46回東電本店合同抗議に参加

2017年7月5日(水) 第45回東電本店合同抗議 18:30~19:45
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他126団体

今回も多摩川太鼓の演奏、日音協のミニライブ、東電への申し入れと参加者がそれぞれの形で東電への抗議を行いました。
当日は「沖縄への偏見をあおる放送を許さない市民有志」の方、福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さん、たんぽぽ舎柳田さんからのスピーチがありました。
鴨下さんからの報告「福島原発被害東京訴訟第24回口頭弁論」(次回10月25日の最終弁論で結審)で、被告側からの反対尋問が笑いを誘うほどに酷い内容だったそうです。
“まるでコントの反対尋問。専門家証人へ稚拙な質問、法廷に広がる失笑”「民の声新聞」
 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-180.html
被告側の明らかな準備不足と報じられています。驕れる被告・国、東電に東京地裁は、被害に見合う十分な賠償金の支払いを命じる、司法からの鉄槌を下して頂きたいものです。

      https://youtu.be/khFEL75FLxU?t=42

◆脱被ばく実現ネットのスピーチ◆
放射線の感受性は年齢性別で大きく異なり、40歳の男性と0歳の女児の感受性の差は7倍に及ぶ。だが、福島市の学校給食の検出限界値は 「10ベクレル」で福島県庁の食堂の検出限界値は 「1ベクレル」。何故子どもが大人の10倍?
郡山市や田村氏は地元産米使用。南相馬市や広野町は今現在は会津産米だが、ゆくゆくは地元産に戻そうとしている。なぜ子どもからなのか?給食からなのか?
「子ども脱被ばく裁判」で郡山市在住の原告の意見陳述によれば、原告の息子さんだけが、中学校で弁当を持参していたが、このことで友達、先生からいじめを受けた。原告自身も地元産の米を食べない者は非国民だとバッシングを受けている。
今の福島では被ばくを避けようとすればいじめに遭う。
子どもたちは原発に一番近い国道の清掃に駆り出されたり、防護服なしで福島第一原発の見学をさせられたり、放射能安全神話に利用されている。今もオリンピックの国道6号線の聖火ランナーを子どもにやらせようとする案が出てきている。
誰も子どもたちを守らず、県民健康調査では小児甲状腺がんは190名に上る。しかも経過観察後に癌になった子どもは数字に含まれていない。患者数が隠されている。
子ども達の未来を奪った東電の責任を追及していきましょう!

        https://youtu.be/xucfSOXnIs4?t=635

次回は8月2日です。これからの季節、熱中症のリスクが高い高齢者が頑張っています。若者もご参集ください(^^)
                                            伊藤記

映像配信は立花健夫様から、いつも有難うございます。

2017/7/5 東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電本店合同抗議【1】 
 

2017/7/5 東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電本店合同抗議【2】 
 

2017/7/5 東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電本店合同抗議【3】 

 2017/7/5 東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電本店合同抗議【4】

 2017/7/5 東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電本店合同抗議【5】

 2017/7/5 東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電本店合同抗議【6】
 


2017年6月27日火曜日

講演会「被ばく被害 そして、その先にあるもの」 山田國廣さん&阿部憲一さん

 6月24日(土)講演会「被ばく被害 そして、その先にあるもの」が、渋谷・光塾で、「ふくしまと全国の集い」・脱被ばく実現ネット共催で開かれた。

環境学者・山田國廣さん(京都精華大学名誉教授)は熱く語った。「専門家に任せておいてはダメだ、一人一人が自分で調べ自分の頭で考え、発言していく。自分は環境学者だから、現場に行き測り原因を探る。福島原発2号機から、放射能は全国に今も降り注いでいる、被害を追加させている、6年経て各地の平均放射線量を確実に上昇させている。全国各都市で測定される公的データから、スパーク(山形の変動)を導きだし、2号機からの放射能の放出を解明した。自分の住んでる市町村で出しているモニタリングの数値を半年、1年分集めてグラフを作ってください。放射能汚染が増加しているかどうか、人任せでなく自分で確認すること、そうすることで、自分の問題になると呼びかけた。

阿部憲一さん(広野町議員)は、福島県浜通り、なか通りに設置されたモニタリングポストで続発する空間線量の異常値をマップで紹介、ミリSv/hの数字が並んでいる。最近1ミリSv越えはなくなったとはいえ、100μSv~1mSv未満は2015年でも6回起きている。規制庁は異常値を「機器の不具合」といい、マスコミも規制庁発表をそのまま報じる。数値が上昇すると、モニタリングの数値を遮断してWEBサイトのデータを止め、数値が下がると再開する隠蔽工作もしている。住民に「安心・安全」の福島を信じさせるために、行政は、ウソとゴマカシ、隠蔽をしている。原子力規制庁に異常値の原因を追及しすると「高線量のダストがいたるところに吹き溜になっていて、それが舞い上がるだめだろう」といったそうだ。国も県も、県民をそんな汚染地に帰還させる、居住させ続ける!

「官僚は、福島で途方もなく深刻なことが起っていることを事故直後から知っている。だからこそ、彼らは確信的に隠蔽しようとしている、そのことを我々は肝に銘じて立ち向かわなくてはならい」と
進行役の小早川さん(福島再生支援東海ネット)の発言をみなさん共有して、中身の濃い充実した講演会だった。 (松岡 加代子 著)

(当日の配布資料はこの最後にリンクを示します)

飯館村のインフラは、診療所週2回、コンビニ1、スタンド2だ、加害者はこれ
で準備できたと言う


福島原発からはいまだに放射能が出続け全国を汚染している、この実態を解説し
て頂く
 
 
山田國廣さん(環境学者・京都精華大名誉教授):
福島2号機の放射能漏れが続き、東京の放射線量の平均値が最近でも上がり続け
ている

 
山田先生は何の為に学問をするか分っておられる
 
 
阿部憲一さん(福島、広野町議員):
モニタリングポストは瞬間的に1mSv(年間被ばく限度)を越える

 
 山田國廣さんと阿部憲一さんの講演の質疑応答
 
 
 ( 当日の配布資料 ) 
 
(1)レジュメ6_24(山田國廣氏).pdf  => ここから

(2)6_24資料(山田國廣氏).pdf  => ここから

(3)6.24資料(阿部憲一氏).pdf  => ここから
 

2017年6月16日金曜日

20170615 官邸前抗議 ここで声を大きくして騒がなければ、子供達の命を守れません

 共謀罪に反対する人たちが徹夜で抗議する中、参院での強行採決により共謀罪が成立した直後の15日夜7時半から官邸前にて脱被ばく実現ネットの官邸前抗議行動が行われました。

 2017年6月15日の官邸前アクションの映像をYoutubeにアップしました。
官邸前にて子どもを被ばくから守らない、福島安全キャンペーンを繰り広げて、多くの人を被ばくさせている安部政権に対して断固抗議の行動を行いました。
ぜひ、ご覧下さい。

★小児甲状腺がんは全国で見かっており、事故前の30~40倍とがんセンターは発表
しています




★「福島 生きものの記録 シリーズ4」を6月24日6時にタンポポ舎で上映する



★犬まで白血病になっている



★子供達を守るということをやるべきではないのでしょうか、なぜそうしないので
すか。



★ここで声を大きくして騒がなければ、子供達の命を守れません




★福島だけのことではないと言う事をどうぞ皆さん分かって下さい、私達の問題です



ご参加の皆様、チラシ配布してくださった皆様、ありがとうございました。

20170611 新宿アルタ前街頭宣伝 PM2.5や花粉を心配するのに、なぜ福島からダダ漏れの放射能を心配しな いのですか?

みなさん

遅くなりましたが、6月11日の新宿アルタ前街宣の映像をご覧下さい。

 当日はいつもの場所では若者たちが奨学金の無償化などを訴えていましたので
場所をずらして行いました。

参加して下さった皆様、一緒にチラシを配ってくださった皆様、発言してくださった
皆様、ありがとうございました。

ツイキャスのchikapinさま、ありがとうございます。



動画撮影とYOUTUBEアップの大庭さん、いつもありがとうございます。

(開会)放射能が身体にいいんだか悪いのか分からない事が不安ですよね


福島の子ども達を被ばくから守りたい、そのための活動をしております




1兆円を越す福島県へ国の財政支援が原発事故の被災者に使われていないことを
ご存知でしょうか




私たちは生涯、内部被ばくの危険性の中に置かれている状況です




韓国の市民の怒りを思い出しましょう!日本だって出来ないはずはありません



黄砂やPM2.5や花粉を心配するのに、なぜ福島からダダ漏れの放射能を心配しな
いのですか?



福島に心を寄せた人が都庁で解雇された、これはおかしいですよね



北朝鮮が168発の広島型原爆を日本海に落として、放射能は大丈夫と言ったら
信じますか?



身体の中で被ばくする内部被ばくの危険性を考えて下さいと、渡辺悦司さんは述
べていました




(告知)6月15日の官邸前抗議、6月24日の光塾(渋谷)での学習会など



2017年6月11日日曜日

東電前合同抗議 大洗の重大被ばく事故 作業員の人命軽視ー汚染された部屋に3時間も待機させる 

第45回東電本店合同抗議に参加 
2017年6月7日(水) 第45回東電本店合同抗議 18:30~19:45
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他126団体








映像配信はUPLANから、いつも有難うございます。
https://www.youtube.com/watch?v=Y2TkmhSa7Fg
(38:10から)

 抗議行動の前日6日に日本原子力研究開発機構「大洗研究開発センター」で作業員5人に放射性物質が付着した被ばく事故が起こりました。4人が内部被ばくし、その内の50代の一人の肺から2万2000ベクレルのプルトニウム239が検出され、体内に取り込んだ放射性物質の総量は36万ベクレル、最初の1年間の被ばく量は1.2シーベルトと試算され、プルトニウムの吸入量は過去最大で将来健康影響が出るおそれが否定できないと報道がありました。
 保管容器から放射性物質が飛散した事故ですが、容器は26年間未開封であり、作業員は除染対策が取られるまで、約3時間汚染された室内に待機していたという、人命軽視の驚くべき報道が続いています。
プルトニウム239の半減期は2万4000年、人類が遭遇した最高の毒物と言われています。
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/Pu-risk.pdf
放射線医学総合研究所の明石真言執行役の発言やNHK、新聞報道などでは、
・今回の被曝によって「すぐに」症状が現れることはない
・「将来」がんになるリスクが高まることは否定できない
とされていますが、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」渡辺悦司氏は、これは過小評価であり、年1.2シーベルトの被曝は、10%未満致死量(1シーベルト)を超える被曝量であり、肺炎や肺繊維化による呼吸困難、最短潜伏期間半年弱の骨髄関連のがん(白血病、多発性骨髄腫)など、脳梗塞や脳出血、免疫力低下による多臓器不全等々
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/207007/2
「すぐ」に症状が出るリスクが高く、最短潜伏期間が4年と長い肺がんの発症確率は極めて高いと警鐘を鳴らしています。
杜撰な管理体制の中で重度の被ばくをされた作業員の方々、本当に理不尽です。この「理不尽」福島の「理不尽」これらを座視しての再稼働は許されることではありません。「終わった」エネルギーである原発を再稼働させる流れに抗していきましょう。

「核と人類は共存できない」参加者の皆さんの共通認識だと思います。
今回も多摩川太鼓の演奏、日音協のミニライブ、東電への申し入れと参加者がそれぞれの形で東電への抗議を行いました。
新潟市民の方の声、きむらゆいさんの脱原発・東電株主運動支援を求める訴え、福島原発被害東京訴訟原告団長 鴨下さんの区域外避難者の現況、たんぽぽ舎柳田さんの情勢報告等々、貴重な発言の数々を是非映像でご確認ください。

◆脱被ばく実現ネットのスピーチ◆
・県民健康調査で小児甲状腺がんが190名になったが、経過観察(2500名強)後に癌になった患者は含まれない。成人を含む手術件数1082件(大病院のみで中小を含まず)とも大きな祖語がある。再発し、再手術した患者数を福島県立医大は公表していない。
・「3・11甲状腺がんこども基金」の支援金を埼玉県3人、東京都3人、神奈川県4人が受給しているが、県外の患者で重症化しているケースが目立っている。
・多摩川上流水再生センターの汚泥焼却灰から小児甲状腺がんの起因となる放射性ヨウ素131(半減期8日)が20Bq/kg検出されている(5月12日東京都下水道局発表)
・小さい子どもが喉を切られている。全摘すればホルモン剤を一生飲み続けなければならない。20年後、30年後に再発する可能性もあり、他臓器へ転移すれば命を落とすこともある。東電は賠償の打ち切りではなく福島の子どもたち、関東の子どもたちへ真摯な賠償を!

次回は7月5日です。ご参集をお願いいたします(^^)

伊藤記

2017年6月6日火曜日

渡辺悦司氏 講演会 盛況でした。 貴重な資料及び病気別死亡率変化グラフ等をダウンロードできます。

皆様、6月3日にスペースたんぽぽにて開かれました渡辺悦司氏の
「福島原発事故−政府・専門家・電力会社・マスコミは
 健康被害を隠蔽している」
には60名以上の皆様がご参加くださり、活発な質問も沢山でました。


渡辺氏から沢山の資料の掲載された当日原稿のPDFの拡散OKを頂きましたので、こちらからダウンロードください。(170ページ)↓


 渡辺悦司氏講演PDF



また、「健康被害を表す統計を教えて欲しい。」という質問に対して、厚労省発表の死因分類と死亡率などについて送ってくださいましたので、ご活用ください。
下のグラフはそのデータをグラフ化したものです。


★厚労省サイト人口動態統計の病気別死亡率
第7表 死因簡単分類別にみた性別死亡数・死亡率(人口10万対)表↓



★人口動態統計の病気別死亡率の変化グラフ
(市民と科学者の内部被曝問題研究会小柴氏作成」

全国のグラフ↓ zipファイルをダウンロードしてダブルクリック
https://drive.google.com/file/d/0B_BelY_HvnqVYkxRY0hnaTNHNFk/view?usp=sharing

福島県と関東のグラフ↓ zipファイルをダウンロードしてダブルクリック
https://drive.google.com/file/d/0B_BelY_HvnqVZjRfREVsMm5vV2s/view?usp=sharing

ダブルクリックして解凍されたフォルダ内に沢山のファイルがありますが、
ファイル名の数字が上記厚労省作成の第7表の死因に対応する数字となっています。

以下、講演会の内容の動画です。ぜひごらんください。

動画説明
渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被曝問題研究会)
日時:6月3日(土曜日) 14:00~
場所:スペースたんぽぽ
共催:「脱被ばく実現ネット」、「たんぽぽ舎」
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学習会の開会挨拶:
安倍政権と電力会社が総力で5年近くやってきても3機しかできていない



福島原発事故-政府・東電・マスコミは健康被害を隠蔽している(前半)



前半の質疑応答



福島原発事故-政府・東電・マスコミは健康被害を隠蔽している(後半)



後半の質疑応答





以下は、参加者の宮口さんの報告です。

講演会 「福島原発事故-政府・東電・マスコミは健康被害を隠蔽している」

去る、63()に脱被ばく実現ネットとたんぽぽ舎の共催で、渡辺悦司さん(市民と科学者の内部被曝問題研究会)を迎えて講演会を開きました。

戦時経済学が専門だったという渡辺悦司さんが、福島原発事故後に大変なことになったと気づき、論文翻訳の仕事がご縁でお会いした京都大学の山田耕作氏と出合った事で、「政府側の専門家」が健康被害を全否定している事に気付き、原発や放射線被ばくについて本気に学び始めたそうです。

下記報告です。
「放射能の健康被害の問題はとても簡単なのです。健康被害があるか、ないかで、あると認めない事が問題なのです!」と講演の冒頭に話されました。
その内容は説得力に満ち、事は簡単で、科学的知見のふるいに掛けて判断すれば答えは明確。
「放射線は被ばくの問題はなし」とするから複雑に難しくなる。全ての事は「科学的知見、統計」を探して、その内容を幅広い見識と科学的知見から、健康への被害は明確!と科学的知見の根拠を示しながら話されました。

現在の原発事故放出、放射能被害をめぐる3つの立ち場がある。
政府、政府側専門家→ ICRP(国際放射線防護委員会)のリスクモデルを認めず、 
健康被害否定論の立場 緊急時・年100mSV、復興時・年20mSV
        「被ばくの理科・社会」のグループなど反原発運動の中にも存在する。
ICRPリスクモデル→ 被ばくしただけリスクがある。
小佐古元内閣参与、児玉龍彦氏、葛西敬之氏(推進派)津田敏秀氏等
最新科学的知見の対立関係→ ICRPリスクモデル(過小評価・量的質的)を批判、
広範な被ばく健康影響の科学的解明を目指そうとする立場
欧州放射線リスク委員会(ECRR)故・中川保雄氏、崎山比早子氏、矢ケ崎克馬氏、落合栄一郎氏、松崎道幸氏、本崎忠志氏、山内知成氏、野村大成氏、
医問研、市民と科学者の内部被ばく問題研ほか、われわれという場合の立場。
 
講演の内容はICRPの科学的知見を疑う立場で以下の部分で話された。
・国際放射線防護委員会・ICRPのリスクモデルによって被ばくの健康被害の危険がど
こまで言えるのか? 被害は統計に現れ始めていないのか?

ICRPリスクモデルの過小評価の立場でも、健康被害は事故後子どもの甲状腺がん多発等、福島健康県民調査などで現れており、大阪赤十字病院の小児科部長は長く勤めた診療経験のなかでは、1例も子どもの甲状腺がんの症例を見なかったと言っている。子供の甲状癌は稀な病気で、診療ガイドラインには、子どもの甲状腺癌に遭遇したら、まず放射線を疑えとある。

最新の科学的見地から見た、ICRPのリスクによる過小評価、特に質的側面―非癌疾患、放射性被ばくと内部被ばく、酸性ストレス、放射腺感受性、トリチウム(壊変によるDNA、遺伝子情報の破壊)、非DNA標的(ミトコンドリア、イオンチャンネル、免疫系ほか)遺伝子変異の「蓄積」、癌と非癌疾患、(世代間の蓄積)

最新科学知見の立場から言えば、特に質的側面である非癌疾患では、放射腺にたいして感受性の高い人と低い人がいる。しかし、ICRPのリスクによる過小評価での立場は感受性を平均化の原則でしか認めない。子ども、妊婦、若者、老人まで全て同じ感受性と過小評価する事が問題なのである。
ペトカウ効果(長時間の低線量放射線被曝の方が短時間の高線量放射線被曝に比べ、はるかに生体組織を破壊する)などでも立証されているが、青森の遠藤先生が指摘するトリチュウムの危険性を認めず、カリュウム40と同じくらいにしか見ていない。
DNA標的の中で、ミトコンドリア、特に神経系、感覚系細胞はイオンチャンネル(カリュウムチャンネル)で、セシュウムはカリュウムと似ていてカリュウムのあるところに寄っていく性質がある。福島では今、難聴障害、めまいやメニエル等の方々が増加し、ストレスのせいにされているが、聴覚細胞はカリュウムチャンネルなので放射線影響が挙げられる。
免疫系に放射線が影響すると白血球の減少が起る。最近、インフルエンザ・風邪にかかりやすくなかなか直らない状態が起こっているのも、白血球の減少傾向から免疫力低下による放射線の影響が考えられる。

最新の科学的知見で分かってきたことは、今までは、直接の放射線影響と考えられて来たが、遺伝子変異の蓄積で起こるとわかってきた。それは癌だけでなく、アルツハイマー、パーキンソン、側策硬化症(ALS)心不全、突然死等はみな遺伝子変異の蓄積の可能性があり、増加傾向にある。遺伝子変異の蓄積は世代間でも蓄積ガ起こり、放射線によって加速性の病気が増えていく危険があると指摘され、更に詳しく話された。

福島事故を過小評価・健康被害全否定論
政府、マスコミ、専門家の系統的な陰謀の意味→ 原発容認論(核戦争容認)
福島原発爆発事故の初期被ばく測定行わず。
放射能放出量を小さく見せかける。
放射線測定器を人為的に低く操作。
政府発表の空間線量の操作。
  新宿の放射線量は事故前と同じに操作(事故前0,036現在0,037
  大阪の放射線量は現在も東京よりも高い(事故前0,051現在0,077
子どもの甲状腺癌の放射線緩和を認めない。
被害は全くない、被ばくしても安全、安心というデマの子育て宣伝を組織。
健康被害あるとの主張を「風評被害」と非難し、マスコミには圧力をかける。
日本政府の事故対応の危険な兆候
・米医師団体(PCR)の20ミリSV地域への子ども帰還政策に対する日本政府批判
除染物を詰めたフレコンバックの中には広島原爆約5発分の放射能。フレコンバックの寿命5年を経過し、破れて飛散し始めている。メタンガスが溜まって爆発の危険。政府は再利用で全国に放射能をばら撒こうとしている。
・政府の放射線リスクトリック(政府のHP参照)健康リスク論では、例えばタバコと比べる場合、喫煙は10年間のリスク、放射能被ばくは50年間のリスクを比較している。もしも喫煙年数を50年とすると、放射線量は全員致死量になってしまう
リスク「比較」は危険性を隠すためのペテン。大事なのは被曝すればその分リスクが「追加」されること
・被ばくはカリュウム40も危険だが、セシウムは特定の臓器、心臓、肝臓、脳等に蓄積するので桁違いに危険
(カリュウムはイオンチャンネルによって全身に広く拡散、セシュウムは微粒子になって内部被ばく)
・トリチュウムの壊変によるDNA、遺伝情報の破壊のよる健康被害の増加
遺伝障害(先天的欠損、ダウン症等)脳腫瘍、小児白血病、乳がん、死産、新生児死亡、アルツハイマー病の死亡率の増加、認知症による死亡率の増加、
・汚染地域の山火事による線量上昇(山頂付近は年間60ミリシーベルト・民間調査)
山火事、廃炉作業、瓦礫ゴミの焼却、土壌汚染の強い地域の交通機関の乗り入れ車両汚染、原発定期点検時などによる放射能の再浮遊、再拡散の諸形態に注意、汚染土の再利用。
渡辺さんは日本政府のやっている事は事故被害の隠蔽、大量殺人。
ICRPを上手に批判しながら運動を展開しょう!と呼びかけられた。

目から鱗のおはなしで、脳をやわらかく、感性を磨いて、行動に活かし明日を生きたい。 

                             文責 宮口高枝



2017年5月30日火曜日

20170528 新宿街宣 山本太郎さんが訴え「放射能被ばくの制限が事故後20倍でOKとされた。自動車の制限速度が明日から20倍OKなら無茶苦茶でしょう?!」

5月28日(日)新宿アルタ前にて恒例の脱被ばく実現ネット街頭宣伝が行われました。
すぐ隣で共謀罪反対の集会が開かれており、疎開裁判の頃から被ばく問題を最も重要課題として訴えてくれている山本太郎参議院議員が発言していたこともあり、少し遅れて開始しました。

 また、山本さんはその後、私たちの街宣にも参加してくださいました。

 前回のデモの後、交流会にも来てくれた山本さんはその時、「放射能が怖いから逃げろと言われても、今の生活がかつかつで避難のための金なんてないよ! って人が多いですよね。今は誰もが生活苦に追われ生きづらい世の中になっている。そこから話を入って行かないと、被ばくを遠い問題としか捉えてもらいないことがわかってきました。」
と話していました。
 政治の世界に入って様々な矛盾がよりはっきりと見えるようになったと同時に、山本太郎さんには問題山積みの政治から沢山の要望がきていると思います。

 そんな中でもいつも私たちの街宣に参加して熱く訴えてくださり、多くの聴衆を惹きつけてくださいました。

 また、このアルタ前街頭宣伝に参加するため、わざわざ滋賀県から来てくださった方のスピーチがあり、本当に彼女の被ばく問題について、心配でいてもたってもいられないという気持ちが伝わってきました。
 また、必ず参加して発言してくださる方、チラシ配布のために今回も来てくださった男性や、横断幕の前に座って自作のプラカードを持っている方はご自分でもチラシを持って行って地域で配って下さっているそうです。24日の子ども脱被ばく裁判にも福島まで行って下さった方、いつも映像配信してくださる方もあり、皆様のご協力に感謝しています。

chikapinさん、いつもツイキャスありがとうございます。


映像は隣の共謀罪反対集会で訴えている山本太郎さんからで、脱被ばくの
街宣は22分頃から、太郎さんは28分ころからです。


下記の動画は大庭さんです。途中からの撮影です、ご了承ください。


★山本太郎議員が3ヶ月連続で吠える!お殿様に税金を払っているのではないので
すよ、年貢ではないのですよ



★戦争が大好きで大好きな祖父と自民党が重なり恐ろしく思っています



★政府にものを申す事が押さえ付けられるのではないかと感じています



★私達のこととして、自分のこととして原発問題を考えて頂きたい



★原発、戦争、子供達の未来が閉ざされようとしてしてます


(山田)

2017年5月29日月曜日

第10回子ども脱被ばく裁判 被告国の主張は、論理もない、倫理もない、あきれ果てたもの

2017年5月24日(水)第10回子ども脱被ばく裁判口頭弁論が行われました。


脱被ばく実現ネットは福島駅前でのチラシ配布を行い、裁判前集会・裁判傍聴・裁判後の記者会見と参加してきました。


福島駅前でのチラシ配布の様子、皆さんよく受け取ってくれます。


学習会でお話しした西中誠一郎さん(右)と
翌日の25日に国会の復興特別委員会で参考人発言をすることを
報告する原告の松本徳子さん。



開会の挨拶&学習会:西中誠一郎さん「今村復興相発言を巡る取材報告と質疑応答」

続)西中誠一郎さん「今村復興相発言を巡る取材報告と質疑応答」


支援団報告と弁護団より本日の裁判の争点


福島地裁前集会


記者会見と今後の裁判についての意見交換


以下は参加者の方の報告及び裁判傍聴感想です。


(宮口さん報告)

今回も脱被ばく実現ネットの関係参加者8名で、福島駅前で
裁判リーフレットや当会のチラシ約300枚配布し、
裁判前集会に参加しました。
傍聴は抽選には至らず、フリーのジャーナリストを含め傍聴席は
ほぼ満席に近かったです。
裁判内容は、原告陳述人(男性)が子どもの関係で参加できず、
原告代表の今野さんが陳述を代弁しました。
当事者の置かれた状況、放射能被ばく、東電や国の原発事故責任など
当局への確固たる訴えは大変素晴らしい内容で信念の原告陳述は、
今野さんに乗り移ったような迫力でした。
弁護団の反論意見弁論も具体的かつ、根拠を明確に上げ素晴らしいものでした。
20ミリシーベルトの放射能防護の原則無視の根拠。
文科省の学校再開通知の強制力による被ばくの強制。
スピーデイの公表は国の義務にもかかわらず隠蔽の違法。
土壌汚染で、微粒子、セシュウムボールなど内部被ばくの
β線、α線による危険。
韓国のコリ原発周辺の甲状腺癌多発の公表と承認されている事実。
放射能事故後放射性物質基準が環境基準から除外されたままで、
学校法環境衛生基準数値は環境基準にあり、福島原発事故は
公害であり、環境基準に放射性物質規制をしていない行政の怠慢。などを
6人参加した弁護士がそれぞれ担当し、分かりやすい文言で裁判官や、
傍聴者にアッピールしました。
  
子ども脱被ばく裁判弁護団ページの裁判報告は下記。
民の声新聞の裁判記事は下記
【子ども脱被ばく裁判】弁護団「土壌汚染を無視するな」「SPEEDI活用すべきだった」。
男性原告は「子を守るのが悪いか」と怒りの意見陳述~第10回口頭弁論



(松岡さん報告)
 524日、第10回子ども脱被ばく裁判を傍聴しました。
 朝、福島駅前広場で子ども脱被ばく裁判のチラシ撒き、チラシをなかなか受け取ってもらえない東京組は、いつも新鮮な驚き。今回も、快く受け取ってくれる。新しいメンバーが加わり、その上、山形大の学生さん、今春新社会人になった若者が、水曜日は仕事が休みだからと駆けつけ、チラシ配りに参加。総勢8人。
 市民会館で午前中の学習会は、ジャーナリスト西中誠一郎さんの講演。
 「復興省には記者クラブがない、今村大臣の話のあと誰も質問しないから、手を挙げて『330日で、自主避難者の住宅支援打ち切りをどう思うか』と聞いた。その場にいて記者は誰も発言しなので、一問一答になり、今村大臣が、興奮し怒り出したのは驚いた。
 その後『まだ東北でよかった』発言があり、辞任に追い込まれた。発言が原発だけなら抑え込んでしまうが、東北全体にかかわるから、官邸は即反応をしたと思う。
 吉野新復興大臣も『帰って復興』路線であり、被ばくの問題には踏み込まない。避難者の現実をおもてに出し、『最後の一人まで支援する』という吉野大臣の発言を具体化させていくように粘り強く要求していくことだろう」
 改めて、記者クラブ制度、大手新聞社が仕切って大臣が言いたくないことを聞かない、突っ込んだ質問をさせない、政権のスポークスマンなっていること、記者クラブの記者たちは、西中さんのように避難者の苦しみに向き合い、政府の政策に批判意識を持っているのかなあと思いました。
 昼食後、各地の支援団の報告、井戸弁護士からの「本日の裁判の争点」の説明。
 福島地裁前での短い集会、会津からの報告に愕然とした。夏休みにウクライナから医師らを呼んで原発事故から31年目のチェリノブイリについて聞く会を計画して、福島市の県教組に行った。「事故後しばらくは、校庭の放射線測定などをして、プールや植物の栽培にも気を遣っていましたが、今は311以前と同じ、気にしていません。人が集まるかなあ」と講演会の後援を引き受けてくれなかった。教師たちは放射能安全神話を信じ込んでいるようだ――ショックだった。「逝いて還らぬ教え子よ、私の手は血まみれだ 君を縊ったその綱の端を私は持っていた」教師たちは放射能でも、国や県の先兵になり、子どもたちをどこに連れて行こうというのだろうか。
 傍聴人は59人、法廷は満席でした。福島在住の男性の意見陳述、子ども脱被ばく裁判代表の今野さんが代読しました。魂を振り絞るような憤怒、深い悲しみに心が締め付けられます。
 市民会館で記者会見、井戸弁護団長、各弁護士から今日の裁判の報告がありました。
 「低線量被ばくは健康に影響があるかないか、科学的にどちらが真実かの判断を裁判所に求めるのかと裁判長から聞かれた。何が真実か統一的見解はまだないのだから、そういうことを裁判所に求めていはいない。しかし、統一的見解がなくても、そういうことを前提として、行政は、子どもたちに何をなすべきかを判断してほしいと答えた。
 新しい視点として、原発被害者、放射能汚染被害者を原発という公害の被害者ととらえる。公害に対する闘いの中で『公害対策法』が作られ、現在は『環境基本法』に引き継がれた。。『環境基本法』には、国の環境保全責任、国の国民の健康と生活環境の保全責任、被害者救済責任、財政上の責任がきちんと明記されている。以前は、『環境基本法』に放射性物質の排除の条項があったが、福島原発事故後、この条項が削除され、放射能汚染は『環境基本法』の適用対象になった。原発被害者の救済の権利、国が被害者に何をしなくてはいけないかは、『環境基本法』にのっとればいい。北海道の山本行雄弁護士が始めた運動で、原発公害被害者という視点で、この裁判も組み立てたい。
国が主張する「放射線被ばくに閾値がないというならそれを証明せよ」に対し、疫学的調査から反論、スピーディを隠す意図、安全配慮義務に対する履行請求の根拠など次回までに用意する」

こども脱被ばく裁判は、核心に迫ってきたなという思いがしました。

(冨塚さん報告)
5月24日第10回子ども脱被ばく裁判口頭弁論を傍聴し、裁判前・裁判後集会に参加ました。
― 被告国の主張は、論理もない、倫理もない、あきれ果てたものです。

 子ども脱被ばく裁判は、「子ども人権裁判」と「親子裁判」の二つで構成されており、子ども人権裁判は、放射能汚染のない年間1mSv以下の環境で教育させよという福島県内市町村に対する要求、親子裁判は原発事故の際適切な回避策を取らずに無用の被爆をさせた国・県の責任を追及する裁判です。

この日原告側弁護団は被告の主張を完璧に批判しました。
 被告国・福島県の自治体は、2011年原発事故の直後4月福島県の学校再開に当たり、年間20ミリシーベルトという線量は子供の健康に問題ないとしました。この裁判でも被告は20ミリシーベルトは暫定的行政措置として2007年ICRPの緊急時被ばく状況・現存被ばく状況の目安に従っていると主張していますが、ICRPの勧告を正しくとらえていません。
 日本はICRPの1990年勧告を放射線防護の法体系に取り入れて、年間1ミリシーベルトを公衆被ばく限度としました。2007年勧告については、国はほとんど審議しておらず法体系にとりいれていません。国の主張は事実に基づかないものであるばかりでなく、現在起こっている健康被害(小児甲状腺がんの急増、大人の甲状腺がん、その他の健康被害に増加)を無視した、非倫理的主張です。
 国は相変わらず内部被ばくによる健康被害を無視していますが、福島県内ではいまなお放射線管理区域の基準を超える地域が広範に広がっており、土壌汚染レベルが高いと、土壌中の放射性微粒子が再浮揚し、呼吸によりこれを取り込んで内部被ばくの危険があります。
 原告側はこうした内部被ばくの証明をするために、今後専門家証人として、共著「放射線被曝の争点 – 福島原発事故の健康被害はないのか」の著者3人に証言してもらう予定です。
 (その一人は渡辺悦司さんで、6月3日スペースたんぽぽの学習会の講師です)
 また原告側弁護士は、国がSPEEDIのデータを公表しなかったこと、使わなかったことを
正当化するのは不当であると述べました。事故以前、SPEEDIは総務省の原子力防災行政の
中心に位置づけられており、原子力災害訓練にも活用されていました。「混乱を招く」などと事故後使わなかった理由を述べていますが、責任逃れの詭弁です。
 多くの福島県人を放射線管理区域(1平米あたり4万ベクレル以上の場所、飲食禁止、18歳未満立ち入り禁止等)に居住させている違法性について国は、放射線管理区域に関する法律は、放射線に関する労働に携わる人に関する法律で、一般公衆にかんする法律でないゆえ、違法でないと主張しています。詭弁としか言いようがありません。人間としての倫理に欠けています。一般人を対象とした法律がないならば、なぜ作ろうとしないか? 環境基本法には放射能汚染は含まれていないそうです。放射能汚染は最悪の公害ですから、放射能汚染防止法を制定しようという運動が一部自治体から始まっているそうです。弁護団はこうした運動との連携も視野に入れています。被告国・福島県の非論理的・非倫理的主張に対し、原告側弁護団は事実と論理を着実に積み重ね陳述していると感じました。
冨塚元夫