告知

2015年11月25日水曜日

最新チラシのPDFをアップいたしました。 拡散をよろしくお願い申し上げます。

皆さま、新宿デモの様子やデモ時の子ども脱被ばく裁判原告の訴え等を載せた
最新チラシのPDFをアップいたしました。
拡散をよろしくお願い申し上げます。




全国への発送も受け付けています。
ご連絡お待ちしております。nijisaiban@gmail.com

2015年11月20日金曜日

震災・原発事故避難者 都内7509人(2月12現在) 66.6%が定住希望

現在、原発事故自主避難者への住宅支援打ち切りが2017年3月と発表され、大変な問題になっています。
また、情報を知らされず、住宅支援制度があることを知らないまま避難し、申請が間に合わずなんの支援も受けておられない方も数多くおられます。
福島県は帰還者には引っ越し費用を援助するなどとし、多くの原発事故避難者が国や福島県により「被ばくか貧困か?」の二者択一を迫られています。
今年の3月の産経ニュースの発表では都内に暮らす東日本大震災・原発事故関連の避難者は2月12日現在で7509人にのぼり、うち福島県は6117人です。原発事故避難者が圧倒的に多数だと推察されます。
また、避難者のうち都内に定住したいと考えている方は66.6%にのぼるとのこと。
避難者にとって住宅問題は死活問題であり、事故の加害者である、国や東電がこれらの補償をするのは当然のことです。
12月5日原発事故被害者の切捨てを許さない東京集会があります。
ぜひ皆さま、ご参加ください。
原発事故被害者の救済を求める全国運動主催
-「避難の権利と健康に生きる権利!」住宅支援と賠償打ち切りを撤回させよう!
 2015 原発事故被害者の切捨てを許さない東京集会」
【開催日】
  2015125日(土 ) 13:30~16:30
 【会場】  場所:田町交通ビル6階ホール(東京都港区芝浦3-2-22) 300人規模
アクセス:JR田町駅「芝浦口」徒歩3/都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩5
 【主催】 原発事故被害者の救済を求める全国運動
 【協力】 原発事故被害者団体連絡会、「避難の権利」を求める全国避難者の会



以下3月12日付け 産經ニュースより

避難者暮らす東雲住宅で追悼行事

 ■故郷思い、希望持ち頑張る
 甚大な被害をもたらした東日本大震災から、11日で4年。福島県を中心に、被災地からの避難者が生活している江東区東雲(しののめ)の公務員宿舎「東雲住宅」で、追悼行事が行われた。参加者は震災で亡くなった人たちの冥福を祈り、いまだ帰れぬ故郷に思いをはせた。
 ◆来年3月まで
 東雲住宅は、応急仮設住宅として平成23年4月から避難者を受け入れ、1月末時点で509世帯994人が入居している。そのうち、477世帯959人は、震災と東京電力福島第1原発事故の被害に遭った福島県からの避難者だ。被災地からの要請を受け、入居期間の延長を繰り返しており、同県からの避難者の入居期間は来年3月までとなっている。
 追悼行事は、避難者らでつくる「東雲の会」の主催で行われた。会場では献花台に避難者や来賓が花を手向け、地震が発生した午後2時46分には、1分間の黙祷(もくとう)がささげられた。
 同会役員で同県南相馬市から避難してきた三沢宏造さん(72)は「故郷を離れ、4年がたった。故郷に少しでも早く戻れることを願い、避難生活に希望を持ち、頑張っていきたい」とあいさつした。
 ◆「戻りたい…」
 「今年も、庭の梅の花の香りを嗅ぐことができなかった」。追悼行事に参加した同県浪江町の女性(80)は、諦め顔でつぶやいた。同町の女性の自宅庭は梅やバラ、ツバキなど20種類以上の花で彩られ、毎日、手入れをしていたという。「まさか、こんな事態になるとは思っていなかったから、庭の写真を一枚も撮っていなかった」と、女性は表情を曇らせた。
 裏山があり、夏にはアユ釣りの釣り人でにぎわう川が見えた自宅を懐かしく思い、「生まれも育ちも浪江町だから、ここの環境にはなかなか慣れないね。いつ帰れるか分からないけど、町に戻りたい」と話した。
 同町の半谷(はんがい)千代子さん(76)は、来年3月までとされる入居期間について「どこに行くかあてもないし、家があっても帰れない。ここでせっかく友達もできたのに、それがまた離れ離れになると思うと、不安になる」と嘆いた。
 ◆心境に変化も
 4年という月日が流れる中、避難者の生活や心境も変化してきた。同町の豊島力さん(79)は、農家をしていた経験を生かし、一昨年から区立保育園でサツマイモの栽培方法などを教える講師を務めている。近所の子供たちからは「お芋のおじちゃん」と親しまれている。
 「ひ孫のようなかわいい子供たちから、元気をもらっている。福島と環境は違うけれど、地域の人たちの協力もあって、頑張って過ごしている」と笑った。
 同県富岡町で美容室を経営していた菅野洋子さん(73)は、同県いわき市周辺への転居を心に描いているという。「来年3月までに(東雲住宅を)出ていかなければならないという覚悟はできてきて、自宅近くのお墓参りをしたいという思いが強くなった」と菅野さん。「実現するか分からないけど、いわき近辺に身の丈に合った家を求めようかなと、一歩踏み出そうとしているところです」と話した。
                   ◇ 
【用語解説】都内の避難者
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故では、平成24年4月の9505人をピークに、今も7509人が都内に身を寄せている(2月12日現在)。内訳は福島県6117人、宮城県935人、岩手県310人、その他147人。避難者が多いのは江東区、江戸川区、中野区など。昨年発表された避難中の1155世帯が回答した都のアンケートでは、66・6%が都内で定住を考えているとしている。

2015年11月16日月曜日

子ども脱被ばく裁判 応援カレンダー 予約受付中!

子ども脱被ばく裁判の支援のための来年のカレンダーが発売されます。
日本を代表する人気作家が子ども達を思って協力してくださっています。
ぜひご購入ください。

チラシから

核なき子どもの未来を願って、日本を代表する人気絵本作家12人が来年2016年のカレンダーを作ってくださいました。この豪華な顔ぶれをご覧ください!クリスマスプレゼントにもぜひどうぞ
また、収益は「子ども脱被ばく裁判の会」にご寄付いただけることになりました。寄付金は、裁判費用・調査費・原告さんらの交通費・印刷代等に使わせていただきます。
こころよりご購入をお願いいたします。

共同代表福島県 片岡輝美 大阪府 水戸喜世子

カレンダーに参加してくださる12人の絵本作家のみなさん
1月 降矢 なな
2月 おーなり 由子 
3月 ふしはら のじこ
4月 市居 みか 
5月 はた こうしろう 
6月 スズキ コージ
7月 青山 友美 
8月 長谷川 義史 
9月 山本 
10月 吉田 尚令 
11月 山福 朱実 
12月 あおき ひろえ

料金
1部(カンパ) 1,000(送料別)
10部以上 お買い上げの場合は1部 900円に割引させていただきます。

送料
1~2部250円 3~10 360円 11~15部510円 
16~30部1000円 31部以上1500円

お問い合わせ・お申込み先
2016カレンダープロジェクトチーム
  • Mail /  ehoncalendar2016yahoo.co.jp  @に換えて送信ください
  • Fax /  072-683-0404
  • 郵便 / 569-0805 高槻市上田辺町11-3-206
お申し込みをいただいた方にはカレンダーと一緒に振り込み用紙を同封いたします。

チラシダウンロードはこちらから↓
https://drive.google.com/file/d/0B9_9VnmI4YARVlBlbnFvdk5ISkV6eUJCTTItSUFLSHNYVC1r/view?usp=sharing

講演会のお知らせ「あれから5年 フクシマ─放射能被害の現状と科学する市民」


11/22 講演会・討論会のお知らせ
「あれから5年 フクシマ─放射能被害の現状と科学する市民」


原発事故から5年が経とうとしています。
「復興」という言葉が飛び交っていますが、
福島では、放射能の汚染土を入れたフレコンパックが山積されたままです。

そこで生活している人たちは、放射能の不安に苛まれながら日々生活し、
子どもの命を守るために、市民化学の知恵を活かし、
原発事故による放射能被害の調査及びその軽減に取り組んでいます。

今回、市民放射能測定室で放射能の被害について調査してこられた
鈴木薫さんをお招きして、改めて放射能の影響について考えたいと思います。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

●日時: 11月22日(日)14:00~16:30(13:30開場)
●会場: 明治大学リバティタワー2F 1021教室
      *会場が変更になりました。
「御茶ノ水」「神保町」など下車5分
●資料代: 1,000円

<内容>
◎講演:鈴木薫さん(いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)
◎討論:崎山比早子さん(元放射線医学総合研究所主任研究官)+鈴木さん+神田香織 

◎主催:NPO「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」
◎協賛:NPO「有害化学物質削減ネットワーク」

2015年11月11日水曜日

【報告】10.31「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」主催の学習会「自主避難者を切り捨てることは「正義」を切り捨てること」

来年3月23日から日本で、福島原発事故の被ばくによる健康被害などを世界中の市民が考える「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」が開かれます(その詳細->こちら)。

 そのプレ企画の1つとして、先月31日に、たんぽぽ舎で、自主避難者の人たちがが突きつける問題を考える学習会を開きました(※)

講演者は、
福島市から札幌市に家族避難した中手聖一さん(『「避難の権利」を求める全国避難者の会』共同代表)
郡山市から静岡県富士宮市に家族避難した長谷川­克己さん(同会。事務局)

 中手聖一さんのお話①(冒頭の30分は->音声記録」をお聞き下さい)

 中手聖一さんのお話②、長谷川克己さんのお話①

 長谷川克己さんのお話②

「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」の告知

        
 (※)【学習会の趣旨】--何が福島の原点か--
 日本政府は、このたび、国民の将来の生命と平和を守るためと称して集団的自衛権の行使を合憲とみなし、国会の場でも容認しました。

 もし、日本政府に市民の生命と平和を守る決意が本当にあるのなら、2011年自ら加害責任を負う福島原発事故発生で市民の生命と平和が未曾有な危機 に見舞われた事態に対し、直ちにチェルノブイリ避難基準に準じて福島県全域と県外の重大な汚染地の住民の集団避難を実行すべきでした。
 しかし、日本政府は原発周辺の限定地域の集団避難を実行した以外は、山下俊一ら御用学者を動員して安全神話の吹聴に努めるだけで、その結果、日本政府に見 捨てられ、安全神話を信じなかった多くの人々は自主避難を余儀なくされました。これら自主避難者は放射能災害と政治的迫害により居住区域から逃れた人々で あり、国際法上、難民と呼ばれる人々です。

 これが福島原発事故問題の原点です。当初、日本政府が、政府の責任で、チェルノブイリ避難基準にならって直ちに住民の集団避難を実行していれば、その後 の、事故4年で小児甲状腺がんが137人という異常多発(チェルノブイリ事故のベラルーシの38倍)に象徴される深刻な健康被害も防げたはずであり、自主 避難者の経済的自立に向けて必要十分な手当てが実施されたはずです。
 
 ところが、日本政府は、この原点とその帰結(深刻な健康被害の発生や自主避難者の経済的困窮など)を隠蔽することに汲々とし、先ごろ、難民となった 自主避難者への支援を2017年に打ち切ることを決め、難民の汚染地への事実上の強制移住(帰還)によって、原発事故以前の状態に戻す政策に出ました。

 これは、原発事故はあたかもなかったかのような状態に巻き戻す日本政府の事故収束の仕上げの政策です。

 しかし、その本質は、難民となった自主避難者の生命と平和を捨て去る、放射能以上に残虐極まりない人権侵害であり、日本の歴史上、類を見ない集団的 人権侵害として、国際刑事裁判所の場で、住民に対する広範かつ組織的な犯罪である「人道に関する罪」として裁かれるべきであると言って過言ではありませ ん。

 今回の学習会では、自主避難の当事者の方たちから、現状報告にとどまらず、現在、福島地裁で係属中の、子どもたちの避難の権利の確認を求める裁判の経緯もふまえて、そもそもの「避難の権利」とは何なのかについても、お話をうかがいます。

「子どもたちの避難」について、2013年5月、チョムスキーは次のように語りました。

福島のような大惨事を防ぐために解決しなくてはいけない、化石燃料、
原子力、代替エネルギーや組織にまつわる問題が山済みであることは事実ですが、一部の問題はとても緊急を要するもので、他のいかなることよりも最優先されなくてはいけないことの第一は、 被ばくの深刻な脅威にさらされている数十万の子どもたちを救うことです。
この緊急の課題に対して解決策を見つけ、政府にそれをさせるためのプレッシャーを日本の市民の力でかけなくてはいけません。そして、その非常に重要な取組みに、私も支援できることを望んでいます。


 

 原発の再稼動・輸出が進むなかで、そもそも「なぜ原発の再稼動に、原発の輸出に反対するのか」今、その原点に立ち帰るためにも、自主避難者の人たち がが突きつける問題を一緒に考えていきましょう。2016年、核の問題をつうじて、福島から世界の不公正の問題をとらえなおしてみませんか。< 北>の大都市の豊かさは、貧困な地域に原発を押しつけ、他に仕事の選択肢がない人々に原発労働を押しつけ、貧しい南の国にウラン採掘を押しつけ、成 り立ってきました。一生出会わない遠くに住む人々の生活と尊厳を踏みにじることでしか成立しない「豊かさ」と「幸福」ではなく、核のない世界を構想してみ ませんか。

【報告】11.7新宿デモ 世界社会フォーラムからの訴え 

福島原発事故は様々なものの正体を暴き出しました。その最たるものが日本政府の本質でした。原発事故のおかげで、日本政府は我々市民の切実な声を無視するのだ、日本政府は目に見えない独裁国家なのだということを、マインドコントロールから目が覚めた私たちは、思い知らされました。
その結果、原発事故と事故の加害責任を負う独裁制の日本政府のおかげで、「子どもを守れ」という私たちの声にもかかわらず、多くの人々の「命と平和」が脅かされています。
その困難をどうやって克服したらよいのか。
その解決のお手本がお隣りの韓国にあります。チェルノブイリ事故の翌年、1987年6月に起きた民主化の実現です。
このとき、韓国は民主化を求める国内の市民運動と、ソウルオリンピックを翌年に控えた世界の世論の声が韓国の独裁制を退場に追い込みました。国内と世界の市民運動がつながってこそ大きな力になる輝かしいお手本でした。

原発事故は国境なき過酷人災です。その意味で、福島原発事故は世界中の人々にとっても我が身の事故です。日本政府の「原発事故を限りなく小さく見せる」政策のもとに、被ばくした人々の「命と平和」が脅かされるとき、それは全世界の市民にとって「命と平和」が脅かされることです。
私たちは、日本と世界の市民が手を取り合って、日本政府の独裁制をやめさせ、日本政府の「原発事故を限りなく小さく見せる」政策をやめさせ、日本と世界中の市民の「命と平和」を守る必要があります。
その取り組みの1つが、来年3月23日から、世界最大の世界市民運動である世界社会フォーラム※)が主催して、日本で始まります。
 ->「核と被ばくをなくす 世界社会フォーラム2016

今、困難に直面している皆さんこそ、日本と世界の市民を結ぶこの取り組みに注目して下さい。
そして、一緒に参加して、 日本と世界中の市民がつながり、日本と世界中の市民の力で、人々の、とりわけ今も被ばくの危険の中にさらされている子どもたちの「命と平和」を守ろうではありませんか。

以下、
11月7日、デモに参加した、世界社会フォーラムのスタッフの長瀬さんのスピーチです。



※)ふくしま集団疎開裁判を当初から一貫して支持してきたチョムスキーも、世界社会フォーラムを応援しています
            2003年の世界社会フォーラムで話すノーム・チョムスキー  


【報告】11.7新宿デモ 沖縄と世界(パリ)からの訴え 

 沖縄と福島は運命共同体です。3.11以後、共に人々の「命と平和」が最も脅かされているからです。
 日本は戦争法案の通過で戦争に向かうと言われていますが、沖縄と福島は既に戦争状態です。沖縄は沖縄戦以後、福島は3.11以後、共に人々の命と平和が最も脅かされ続けているからです。
  だからこそ、沖縄と福島の最大の課題は「命こそ宝」を文字通り実現することです。共に「命と平和」を脅かすことのない状態を作り出すことです。
 だから、 沖縄と福島の人々こそ最も強く結びつき、支えあい、励まし合うことが大切です。
 そして、沖縄と福島が変われば日本は変わります。 「命と平和」が最も尊ばれ、 「命と平和」を脅かす原発をはじめとする、様々な危険なものが取り除かれるようになります。
 だからこそ、私たちも 沖縄と福島の「命と平和」を求める取り組みを全力を挙げて応援する意義があります。

 他方で、原発事故は国境なき過酷人災です。世界中の人々の「命と平和」を脅かします。
だから、人々の「命と平和」を守るためには、世界中の市民がつながり、力を合わせる必要があります。

 11月7日、沖縄の辺野古新基地建設阻止に取り組んでいる方と原発に反対するためパリからデモに参加した方がスピーチをしました。

おふたりの話をお聞き下さい。
      
                    辺野古リレーの参加者の声


         フランスでの脱原発の活動の状況 (フランス在住の高幡さん)

【報告】11.7新宿デモ 神田香織さん、柳田真さんの訴え 

11月7日、講談師の神田香織さん、たんぽぽ舎の柳田真さんがデモに参加し、スピーチをしました。
おふたりの力強い話をお聞き下さい。

               いよいよ声を発するときです(神田香織さん)


      福島に連帯することと2つ目の福島を作らないこと(柳田真さん)


               デモの先頭に立つ神田香織さん、柳田真さん

【報告】11.7新宿デモ 若いお母さんたちの訴え 子どもたちの姿

11月7日、若いお母さんたちが子どもと一緒にデモに参加し、スピーチをしました。

お母さんたちの話をお聞き下さい。

            報道の仕事を勇気を出してちゃんとして下さい

   
       子どもを守りたい、命を守りたい

       
      国は目に見えない物だとたかをくくってのでしょうか
                   
                     デモ前集会の、ママ達の訴え

                    デモ後集会の子どもたち

デモ後集会の参加者たち
 

2015年11月10日火曜日

【報告】11.7新宿デモ ふたりの橋本さんの福島からの訴え

 11月7日、福島県からふたりの橋本さんがデモに参加し、スピーチをしました。

 ふたりの渾身の話をお聞き下さい。

  私たちは何の責任もないのに支援を打切られる(郡山市 橋本あき さん)
 

  子ども達を救う道筋を作るのは大人なのです(須賀川市 橋本好弘さん)


【報告】11.7新宿デモ 郡山から川崎への避難者の訴え と 動画

皆さま、新宿デモでは新宿の多くの皆さんに多いに福島の現状、被ばくの危険性を訴えることができました

子ども脱被ばく裁判の原告で、郡山市から川崎市に避難している松本さんの訴えをお聞きください。文字起こしもいたしました。

私たちには避難の権利があります(原告:松本様)

 
私は、2011年3月11日、東日本大震災福島第一原発事故による放射能被ばくの健康被害の影響を心配し、当時12歳の娘を連れて自主避難をしました。普通に生活をしていた市民です。
 何故、私たちは自ら避難をしなければいけなかったのでしょうか?
 それは初めから判っていた情報を国が隠蔽し、しなくても良い被ばくを強いられたからです。私の土地は汚染されました。その為、娘の鼻血問題、腹痛、下痢、目まぐるしく変化したため避難をしたのです。危険を感じたら逃げるのは当たり前です。おかしいですか?
 東電、国そして県までが真実を隠しました。その事に私は怒りを感じます。
報道などでは盛んに国・県はすでに事故が収束したかの様に言っていますが、それはデタラメです。
 あの除染したと言って集めたフレコンパックという黒い袋は置き去りのままです。
私の自宅の敷地内にも除染した汚染物がそのまま置き去りのままです。
あの汚染された除染物はいつ、どの様にして処理をしてくれるのでしょうか?
そのまま、除染物と一緒に30年、そこに住めというのでしょうか?
誰か答えてください。

 私たち避難した人間が福島の復興を妨げているのですか?
 違いますよね! 県や国が真実を隠す為、そうさせているのですよね。
まだ緊急事態宣言は発令されたまま解除はされていないはずです。
 それなのに私たち避難者の唯一の命綱である、住宅支援を打ち切ろうとしています。
何故ですか? 4年8ヶ月が過ぎそれぞれにちらばった避難をした親、子供たちは、今やっと落ち着き始めた、その場所で生活を送っているのです。

 今後の手だてのないまま、打ち切るのですか? 何かおかしくはありませんか?

 国は私たちを難民にさせるつもりなのでしょうか?

 私は危険を感じ子供を守るため、避難したのです。私たちには避難の権利があります。
福島第一原発事故の問題がまだまだ山積みのまま、国民をだまし、又、安全神話で川内原発、伊方原発、次々と再稼働させるという反省すらしていない今の政府、国に対して怒りで一杯です。この日本は唯一の被ばく国です。

これは福島だけの問題ではありません。必ず事故は起きます。起きないという保証はないのです。
再び又原発事故が起きれば私たちのような避難民が増えます。そして必ず弱い立場の人間がもがき苦しむのです。

どうぞ、おかしい事はおかしいと一緒に声をあげて下さい。
未来ある子ども達を守ってください。そして、どうぞ私たちの声に耳をかたむけ、力を貸して下さい。





デモ前集会にて、ママ達の訴え


デモ後集会での子どもたち



デモ後集会の参加者たち


皆さま、新宿デモの発言やデモの様子を短く分けた動画
をアップしています。


お時間のない方もピンポイントで見ることができます。
どうぞご覧下さい。

デモ開催に寄せられたメッセージ(代読)
https://www.youtube.com/watch?v=AEwIv0HLy4A

諦めないこと、ぶれないこと、媚びないこと(柳原弁護士)
https://www.youtube.com/watch?v=AxMjvvP0QD0

いよいよ声を発するときです(神田香織様)
https://www.youtube.com/watch?v=b7IexazPr1c

福島に連帯することと2つ目の福島を作らないこと(たんぽぽ舎:柳田真様)
https://www.youtube.com/watch?v=b2-OID_oZYQ

多くの母親が子どもがガンにならないか心配している(原告:今野寿美雄様)
https://www.youtube.com/watch?v=o_4owOJX5mQ

私たちには避難の権利があります(原告:松本様)
https://www.youtube.com/watch?v=AYMLoica1jw

私たちは何の責任もないのに支援を打切られる(橋本あき様)
https://www.youtube.com/watch?v=VoYOlRrlTiQ

経産省前のテント撤去の判決(テント広場:高瀬様)
https://www.youtube.com/watch?v=7FjOBtq4S7U

報道の仕事を勇気を出してちゃんとして下さい(ママデモ 1)
https://www.youtube.com/watch?v=sovLcDEVaIM

子どもを守りたい、命を守りたい(ママデモ 2)
https://www.youtube.com/watch?v=Hm_zkahyv30

国は目に見えない物だとたかをくくってのでしょうか(ママデモ 3)
https://www.youtube.com/watch?v=Mb6zhk653HM

子どもたちに対する応援歌です (生田まんじ様)
https://www.youtube.com/watch?v=9feodb50Qvk

デモ行進 (アルタ前広場からスタート)
https://www.youtube.com/watch?v=4Fdj1dqPFes

デモ行進(大ガードからJR新宿西口への行進)
https://www.youtube.com/watch?v=vuImdp-Yxos

デモ行進(JR新宿西口付近)
https://www.youtube.com/watch?v=1h-O8cerTro

デモ行進(JR新宿西口から甲州街道へ)
https://www.youtube.com/watch?v=1h-O8cerTro

デモ行進(JR南口付近)
https://www.youtube.com/watch?v=VobbB2Grv8o

デモ行進(新宿4丁目交差点から3丁目交差点)
https://www.youtube.com/watch?v=iew55Zd5OE8

デモ行進 (新宿通りをアルタ前広場方向へ)
https://www.youtube.com/watch?v=F5wN_ElADss

デモ行進終了の挨拶(光前弁護士)
https://www.youtube.com/watch?v=Bhy9Gs-hLGY

子ども達を救う道筋を作るのは大人なのです(郡山の支援者:橋本好弘様)
https://www.youtube.com/watch?v=pExjTC7-x1M

フランスでの脱原発の活動の状況 (フランス在住の高幡様)
https://www.youtube.com/watch?v=B1lfCpV2sAA

「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」の紹介(長瀬様)
https://www.youtube.com/watch?v=eYxmjY-PWhQ

ママデモ:告知3つ
https://www.youtube.com/watch?v=ZNzXeIUqhlc

告知:辺野古リレー(警視庁前行動など)
https://www.youtube.com/watch?v=NUtF9WyKAFE

カンパのお礼と渋谷ハチ公前行動のお知らせ
https://www.youtube.com/watch?v=9Inekhi7dmc

デモ終了のコール合唱
https://www.youtube.com/watch?v=9eZGJROMBl8

【寄稿】「11.7新宿デモを取材して」





  去る11月7日(土)、「放射能は今でもこわいよ! 子どもを守ろう! 11.7新宿デモ」を取材させて頂きました。

 これまでも「ふくしま集団疎開裁判」関連のデモは700人規模のものもあったと記憶しています。7日のデモは参加者250人(主催者)程度でしたが、お母親さんにおんぶされた小さなお子さんから年配の方まで、さらにはフランスからの参加や海外メディアの取材と…福島の原発事故が、今も世界から関心を持たれていることを実感しました。また、参加者のプラカードには趣向を凝らしたものが多く、掲げられた横断幕に、小さく手書きでメッセージが書かれている等、デモに寄せる多くの人たちの思いも感じることが出来ました。

 そうした熱意が通じたのでしょうか、デモ前のスピーチ時に降り始めた小雨もデモ開始時にはぴたりと止み、また沿道の人たちも足を止めて横断幕やプラカードを目で追っていたのがたいへん印象的でした。

 いま日本ではオリンピック(2020)への“狂奔”の陰で、原発事故で被災した人たちへの支援切り捨て、きわめて悪質な“安全宣言”、帰還政策が進められています。それらに真正面から対抗する意味でも、11月7日のデモは非常に力強く、よいアピールになったと思います。

(文責・写真:三上英次/現代報道フォーラム)













2015年11月8日日曜日

【報告(総集編)】放射能は今でもこわいよ! 子どもを守ろう! 11.7新宿デモ 素晴らしいデモでした!

当日の報告
  【寄稿】「11.7新宿デモを取材して」 
  【報告】11.7新宿デモ 郡山から川崎への避難者の訴えと動画
 
【報告】11.7新宿デモ ふたりの橋本さんの福島からの訴え
 
【報告】11.7新宿デモ 若いお母さんたちの訴え 子どもたちの姿 
 ◆
【報告】11.7新宿デモ 神田香織さん、柳田真さんの訴え
 
【報告】11.7新宿デモ 沖縄と世界(パリ)からの訴え 
 ◆
【報告】11.7新宿デモ 世界社会フォーラムからの訴え 


事前にいただいたメッセージ
  広瀬隆さん、小出裕章さん
  崎山比早子さん
  山本太郎さん
   ◆井戸謙一さん
   松崎道幸さん
   ちばてつやさん
 
お礼の言葉
皆さま、
昨日、脱被ばく実現ネット主催の「放射能は今でもこわいよ! 子どもを守ろう! 新宿デモ」が行われました。 参加の皆さま、ツイキャス等で視聴してくださった皆さまありがとうございます。



さまざまな思いが集まって中で、子どもを放射能から守ろうという熱い思いが結集し、250名という参加人数以上の熱気が新宿の皆さんに伝わったと思います。
沢山のツイキャスの皆さまありがとうございます。
動画等撮影の皆さまありがとうございます。
アドレスをぜひお知らせください。

ユープラン三輪さんいつもありがとうございます。
早速、動画をあげてくださいました。
とりあえず、速報です。
ぜひ、ご覧ください。

20151107 UPLAN 放射能は今でもこわいよ!子どもを守ろう!脱被ばく実現ネット新宿デモ
https://www.youtube.com/watch?v=ZjL5JiN6k3Q

2015年11月7日土曜日

放射能は今でもこわいよ! 子どもを守ろう! 11.7(土) 新宿デモ

 
               配布用デモチラシPDFはこちら→  
            チラシイラスト募集中→詳しくはこちら

          ※ いよいよデモ当日となりました。本日14時からのデモコースです。

皆さまへ
 私たち脱被ばく実現ネットは、関東にも拡大する福島原発事故による放射能健康被害の実態を多くの人に知らせ、被ばくに反対する運動への多くの皆さんの参加を呼びかける11.7新宿デモを行うことを決めました。

 8月31日に行われた第20回福島県「県民健康調査」検討委員会では甲状腺がんが137名にも達したにもかかわらず、またしても「放射能の影響とは考えにくい」と決定づけました。現松本市長で甲状腺ガンの専門医である菅谷昭(すげのやあきら)氏は「ガンは理由もなく発生するものではない、放射線の影響でないと言うならば何が原因か明らかにするべき」と述べています。
 関東でもこれまでも様々な健康被害が言われていますが、福島県以外で唯一の集団検診をした北茨城市(チラシの図参照)ではたった3,593名の受診者の中で3名ものお子さんが甲状腺がんと診断され、とうとう、深刻な被害が顕著になりつつあります。
 このような健康被害の拡大と裏腹に国や福島県は「原発事故は起こったけど放射能被害はたいしたことはない」という宣伝のため、「福島はもう安全」「帰って来い」とばかりに自主避難者への住宅資金の打ち切りを発表して経済的に追いつめ帰還させようとしています。また「原発事故・子ども被災者支援法」は被災者の声を無視したまま進められようとしています。オリンピックには何千億円と使うのに!!
 今こそ、福島の被ばくに反対する運動と共に、関東でも声を上げ、とりわけ子どもを被ばくさせるなの運動を大きくし世論を動かしましょう!
 新宿アルタ前デモにご参加ください!

 デモ賛同団体・賛同人を募集しています! 
 デモ賛同団体・賛同人はこちらから→https://ssl.form-mailer.jp/fms/a0f5e66b390536

日 時   11月7日(土)午後2時から デモ前アピール
              午後3時から デモ出発予定

集合場所  新宿アルタ前(東京都新宿区新宿3-24-3)地図 

 《アクセス方法》
・新宿駅東口より徒歩1分
・東京メトロ丸の内線新宿駅より徒歩0分
・西武新宿線新宿駅より徒歩2分 

呼びかけ人(以下、敬称を略させていただきます)
 広瀬隆(メッセージ) 坂本龍一 おしどりマコ・ケン 柳田真(たんぽぽ舎) 
 神田香織 崎山比早子(メッセージ) 満田夏花 野呂美加 井戸謙一(メッセージ)  山本太郎(→メッセージ
賛同団体
  「NPO法人ふくしま支援・人と文化ネットワーク」 「たんぽぽ舎」
  「経産省前テントひろば」「明日は我が身の実行委員会」
  「和光、新座、志木、朝霞 子どもまもるひまわりの会」
    「さよなら原発・神奈川」「チーム今だから」
  「福島の子どもたちを守る会・北海道」
  「NPO法人放射線測定室アスナロ」
  「放射能からこどもを守ろう関東ネット」
  「Mamademo(ママデモ)」「NPO法人快医学ネットワーク」
  「Make Our Way」「ひまわりプロジェクト南相馬」
  「南相馬・勧奨地域の会」「学校・保育園の放射能対策@横浜」
  「子供を守ろう 水曜文科省の会」「コドモレスキュー」
  「MOX反対伊方の会」「八幡浜放射能から子供を守る女の会
  「劣化ウラン廃絶みなとネットワーク」
賛同人
  生井兵治 木幡ますみ 松本徳子 黒田節子 今野寿美雄 牟田真幸
  山口たか福島の子どもたちを守る会・北海道) 白川智隆 大江優香(チーム今だから)   
  岡山博   園 良太
  野崎 泰志 ヒロオカアヤ 青木あゆみ 中島佳子 筒井 雪江 宗川 吉汪
  日高俊朗 まえだ ヒソカ 氏家 雅仁 柿沼 竹生 藤井千賀子
◎ メッセージ
  小出浩章  松崎道幸  ちばてつや

(11月 6日現在 到着順)