告知

2018年4月30日月曜日

5.12新宿デモへのメッセージ

5.12新宿デモに向けて、皆さんから以下のメッセージをいただきました。

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あの3月11日から7年経った今でも、出口の見えない原発事故。
 その深刻さは当時も今も、全く変わらない、はずなのに、ボク達は忙しい目の前の日々に追われ、考えることを忘れてしまってはいないだろうか。
 今どんなことが問題で、どんな人たちが困っているのか。
 時に立ち止まり、みんなで集まって「あの日から今まで」を振り返ってみることは、とても大切なことだと思うのです。
(ちばてつや・漫画家)

国よ!原発事故を何度起こす予定だ?
         (杉山繫二郎・弁護士) 

命、健康、暮らしという理念が多くの方に伝わればと思います。
             チョ・ジウン 韓国)

「お母さんがどんなにがんばっても、社会は変わらないよ。もうチェルノブイリの子どもたちにかかわって26年たっても日本はまだ原発を動かすんだよ」と子どもに言われました。そうなんだよ~すぐには変わらないんです。でも、チェルノブイリ原発事故のとき、旧ソ連、ベラルーシ共和国の人たちは、あの怖い怖いKGBに歯向かって、殺されてもいいと思って、デモをしました。当時の旧ソ連の法律では、デモや集会など禁止だったのです。「このままではベラルーシ民族は滅んでしまうんだ。子どもたちを助けよう!」ってモスクワまで行って叫んだのです。どうしてそんなことができたんだ?と私は当時デモに参加した人に聞きました。彼は【ベラルーシ人としてのプライドだったんだよ。子どもを守るってことは!】そして、愛情と勇気によってチェルノブイリの保養運動は30ヶ国を超えるまでに広がりました。だから、私達日本人も、デモをして、放射能から子どもたちを守る法律をつくって行きましょうよ!多くの人々に日本人のプライドを思い出してほしいです。たとえ結果がすぐにでなくても、何度まけても。ここに子どもたちを救いたい国民がいて、今、ここで叫んでいる!それを伝える手段まで奪われないように。まだ日本ではデモが許可されていますよ!喫茶店でおしゃべりしたり、自分の考えを言うことが、私達の憲法を守り、人権を守り、子どもたちの命を守ることになると思います。たとえ今日、変わらなくても、明日、あるいは5年後、変わるためには、今日、デモしないと変わらないんだから。チェルノブイリ法日本版でで子どもたちを守っていきましょう!」
 (野呂美加・チェルノブイリへのかけはし)

みなさん、金正恩氏でさえ核兵器の放棄に向けて始動し始めているのに、世界最大級の原発事故を起こし、 いまだ収束さえ程遠い我が国がもう一つの核兵器、原発の再稼働に突き進んでいるってほんとにおかしいですよね。
日本だってきっと変わることができるはず、呆れ果てても諦めないで、声を上げていきましょう。
 (神田香織・講談師)

5月4日は避難の協同センターで支援していて力及ばず自死させてしまったNさんの1周忌にあたります。今日は天国にいるNさんと 心で語り合いながら新宿の街を歩きたいと思います。
「原発事故さえなければ家族がバラバラにならなかった。」「原発さえなければ」と残した言葉を無駄にしないように、「子どもを被ばくから守る為に」頑張っていたNさんと共に!
Nさんは2011年~2012年の頃に、疎開裁判文科相抗議や官邸前抗議にも参加していたと聞きます。私がSOSを受けてお会いしたのは2016年11月です。既に病に侵されていました。痛切に思うのは2012年~2016年の間、Nさんがが見えなくなったその間に,もっと気づけあえたりする関係をどうして築けなかったのか、、後悔するのです。
原発事故の被害者が自ら声をあげる事は大変です。あの時、声をあげていた方と最近会えていないな、、そんな事を気にしあいながらいきましょう。この国の権力は「ひたすら時間稼ぎし被害者を疲弊させ、あきらめさせる。被害者を分断に持ち込む」だからこそ私たちは強大な権力に対し「人を信じ、人の優しさを組織し立ち向かう」支えあい、もたれあい、気にかけあいながら共に歩くしかないのです。
 (瀬戸大作・避難の協同センター))

生田まんじさんが、デモで歌う歌を作詞作曲してくださいました。

雨に立つ人

あれからどれくらい 泣いていたでしょう
幾重もの壁に 閉ざされて
戻れない故郷 冷たい言葉
信じてたものが 崩れてゆく

どうにかここまで歩いてきた
雨に立つ仲間がいるところに
おずおず差し出した 手を取って
雨に立つ人は 囁いた

子供たちに光を 命に翼を
求めて わたしは ここに立つ
一人では弱い だから肩を寄せて
声と声を合わせ 雨に立つ


もう何度ダメだと 思ったでしょう
あの子の寝顔に 詫びながら
忘れられる痛み 心無い嘘
凍て付く心が 壊れてゆく

どうにかここまで 歩いてきた
雨に立つ仲間がいるところに
おずおず差し出した 手を取って
雨に立つ人は 囁いた

子供たちに光を 命に翼を
求めて わたしは ここに立つ
一人では弱い だから肩を寄せて
声と声を合わせ 歩き出す

繋がれ 祈り 羽ばたけ 命
   今は 土砂降りの 雨に 打たれても

子供たちに光を 命に翼を
求めて あなたも ここに立つ
一人では弱い だから肩を寄せて
声と声を合わせ 歩き始めよう 


 (詞・曲 生田まんじ)


チェルノブイリでできたことがなぜフクシマではできないのか?
 それは、国際原子力ロビーがチェルノブイリでの失敗(すなわち「被ばくによる健康被害はない」という宣伝をしたのに、チェルノブイリ原発事故被災者たちを納得させることができず、チェルノブイリ法の制定を許したこと。それは彼らにとっては失敗だった。)を教訓にして、フクシマでは、(彼らにとって)最善の方法をとったからです。すなわち、なるべく避難させない、安全宣伝を徹底する、国際的な権威(がありそうな団体名)を使う、最も大切な初期被ばくのデータをとらない、その後の健康被害も可能な限り調べない、健康被害の兆候が出てきても、屁理屈をつけて原因が被ばくであることを否定する、被災者を分断してお互いに反目させる等々。
 これに対し、住民の側はあまりに無防備でした。何の準備もありませんでした。何の準備もしていなかった人々に対し、被ばくによる健康被害から目をそらさせることは簡単です。ウソも100度言えば、本当のように聞こえます。福島原発事故では健康被害は出ないと、繰り返し主張し、そう信じたい人たちに寄り添って、「復興、復興」と掛け声をかけ、被ばくのリスクを主張する人たちには「風評被害をあおる」と攻撃すればよい。
 しかし、私たちや私たちに続く将来の世代の生活や健康を彼らに差し出すことはできません。多くの市民は、粘り強く反被ばくの運動を続けてきました。そして、今回10回目となるこの新宿デモにはこれまで多くの人が、多くの気持ちが集まってきました。
 今の政府の被ばく政策を軌道修正させることができなければ、現在原発事故被害に苦しむ人たちの命と心身の健康を奪うだけでなく、この被ばく政策が今後、世界で予想されている原発事故の際の被ばく対策のモデルとされてしまいます。県民健康調査のデータすら隠され、毀損されようとしている現在、甘い見通しを持つことはできませんが、今の日本に住む私たちは、世界の人々に対する責任、子どもや将来の世代に対する責任を自覚して、歩み続けましょう。 
(井戸謙一・弁護士) 


2011年の福島原発事故から7年を過ぎました。この未曽有の苛酷事故により福島を中心に多くの国民が甚大な被害を受けたにもかかわらず、日本政府と福島県は被曝被害について十分な対策、補償を行わないばかりか、20ミリシーベルト基準を作り危険な地域からの避難を封じ帰還を促す、また子どもの甲状腺がんについても原発事故の影響を認めようとせず、被害を矮小化し、被害者を蹂躙する政策を続けています。これは絶対に許されず、良識ある解決がされるまで忘れてはならない日本全体の問題です。
                                           (愛知県一宮市 泉舘朋子)

3.11から私たちが何を学んだのか?
 大きな問題の前に立ちすくむのではなく、解決に向けて一歩ずつでも歩を進めることだ。                                          (星の谷ファーム 天明伸浩              
現政権のあまりのひどさは言葉をうしなうほどです。
かつてこれほどまでに、政治の私物化、税金の私物化、嘘、ねつ造、隠ぺい、改ざんのオンパレードの政権があったでしょうか。
偽造、ねつ造、安倍しんぞう、まさにそのとおりですね。 国民の福祉や子どもの未来の幸福など、彼の関心の外です。 「原発輸出で外貨獲得」など、福島原発事故を起こした国の総理が言う事か?はずかしくないのか?と思います。 事故に備え、政府が融資の全額を債務保証するとは!
そんななか、みなさまの地道な取り組みや行動力にいつも勇気をいただいています。 あきらめたり、忘れていくことを、政権は待っているので、 そうはさせない!という覚悟で、行動していきましょう!
                       (NPO法人 福島の子どもたちを守る会 山口たか)

事実を隠蔽&風化させない為に、声を上げていきましょう!
                        (福島市の脱被ばく子ども裁判の原告 渡邉伸一郎)

「3・11を忘れない」活動に賛同します。                         (中村信也)

「立ち上がる時だ、大切な時は今、子供たちの未来のためにーーー」、(60年安保デモで新劇人会議の人たちが歌った歌詞より) 
(元「群像」編集長 渡辺勝夫)

原発労働者を犠牲にして進められる廃炉作業も原発再稼働も反対です。子供を被ばくさせるな。お父さん・お母さんを被ばくさせるな。
(なすび・被ばく労働を考えるネットワーク)

被ばくさせられないために法律をつくるというのは、画期的だと思います。
(市川はるみ・フリージャーナリスト)

私は福島原発事故が起こったとき、これは特別な事件だと思いました。これまでは人間がなにを争おうと破壊しようと、国土は残りそこから次の人間たちが次の歴史を作り始めることができました。しかし福島ではそれができません。国の一部が永遠に切り取られ奪われ、償うことのできない罪を後世に残したのです。しかもその事件は終わるどころか始まったばかりです。壊れた原発はこれからも深刻な汚染源であり続けます。これをどうするか、被害者をどう救済するか、私たちはそれを考えなければなりません。
 獨協大学 本田浩邦

『無思想・無哲学・無見識の時代となり、目先の損得だけで動く社会となり、 日本社会の先行きは暗い。しかし、基本的人権の一つとしての生活権を確保するためにも、 日本版チェルノブイリ法を創ろう。またICRPの放射線健康被害に関するインチキな疑似科学的物語の催眠術から覚醒しましょう』
                (独)国立病院機構 北海道がんセンター 名誉院長 西尾正道) 

命と健康、その予防原則を基本にした放射線防護に対する原則が、日本でも世界でも国際基準として確立されていない現状で、日本政府は、曖昧なダブルスタンダードを国民に押し付け、原子力推進に奉仕する放射線防護の専門家集団(UNSCEAR, ICRP, WHOなど)=国際原子力ロビーに判断を委ねています。こうした状況を乗り越えるために、市民による市民のための生命の保護法『チェルノブイリ法日本版』法案を提唱するしかないでしょう。ひいては、それが国を動かして、一刻も早く制定されることを願ってやみません。
(コリン・コバヤシ フランス在住) 

放射能公害被災者に人権の光を!

チェルノブイリ32年、日本の原発事故7年。

チェルノブイリは5年後にチェルノブイリ法が制定され、人権が保護され、
健康のためあらゆる対策を打ってしても、32年経った未だに健康被害が続く。

しかし5年どころか7年も経った日本がこれまでしてきた事は真逆の所業。
よって32年のチェルノブイリと比較してこの先の日本がどうなるのか想像出来ますでしょうか?

先の来沖時にウラジミール先生が仰ってました
「チェルノブイリ32年経った今でも国費で人権保護されている。子どもはもちろん大人までも」

日本人はどれだけ人権を蹂躙され棄民されているのか、いま気付くときです。
放射能問題抜きに未来なんて語れない。
被ばく問題にしっかりと向き合う。
食べて応援に乗っからない。
被ばくは福島たけではない。
東京の蛇口から放射能。

子どもたちを保養に出すことのいかに大切なことか。

今一度しっかりと向き合ってください。

「チェルノブイリ法日本版」が条例制定されれば、食べて応援に乗る愚かさに皆が気付くでしょう。
放射能汚染と被ばくは福島たけではない事に気付くでしょう。

そして何より「チェルノブイリ法日本版」獲得の暁には、
今度は堂々と子どもたちを保養に出すことが出来るのです!

団結して獲得しましょう!
つなごう命の会 柴田政典)

2018年4月29日日曜日

新宿アルタ前広場での街頭宣伝を開催

 2018.4.28(第4土曜日) 恒例の新宿アルタ前広場での街頭宣伝を行いました。
 今話題のセクハラを取上げた他団体の集会が4時から開催するとの予告があり、我々の街頭宣伝と重複していたため、急遽(きょ)1時間繰上げてスタートしました。
 見知らない方がチラシを配って下さったり、ちばてつやさんのイラストをプラカードとして作成して持参下さったりして場を盛り上げて下さりました。
 また、外人のご夫妻が興味津々と近づいて来てくれ、その説明に岡田さんと友田さんが活躍下さりました。




動画をごらんください
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山菜は美味しいですが、放射能汚染に気をつけてください
https://www.youtube.com/watch?v=68oXGXkjlwo

ご通行中の皆様が生きている間に福島原発事故の収束をみることはできません
https://www.youtube.com/watch?v=2pMOW-puU9U

国はなぜ福島県だけを20ミリシーベルトの放射能汚染地に住めと言うのですか
https://www.youtube.com/watch?v=jygMbY-8-sQ

被害者に対する二次被害が無いようにして頂きたい
https://www.youtube.com/watch?v=OCFSgL3ggIo

「子ども脱被爆裁判」の原告の意見陳述を聞いてください
https://www.youtube.com/watch?v=jHe89SFwQJQ

2018年4月22日日曜日

4月25日(水)子ども脱被ばく裁判口頭弁論・「初期被曝の衝撃」山田國廣氏講演

4月25日に子ども脱被ばく裁判第14回口頭弁論が行われます。
今回から裁判長が変更になります。
ぜひ多くの皆様のご参加を御待ちしております。


画像はこれまでの裁判のものです。

また、今回は公判前集会において、
「初期被曝の衝撃」をお書きになった山田國廣先生の講演が予定されています。
2011年3月11日の原発事故以来、どこにいて、どのように生活していたかにより、どの程度の初期被曝をしているかなど膨大な資料をもとに個人の初期被曝が計算できるように考案してくださっています。貴重な機会ですので、皆様ぜひご参加ください。

脱被曝実現ネットでは当日の集会前に福島駅等において毎回、チラシ配布等行い、裁判の告知に勤めています。関東方面からご参加の皆様、ご案内いたしますので、ぜひ下記までお知らせください。
脱被ばく実現ネットお問い合わせ先

■第14回子ども脱被ばく裁判
日時:2018年4月25日(水)10:00?17:00
会場:福島市民会館第2ホール 福島市霞町1-52 024-535-0111
裁判:福島地方裁判所 福島市花園町5-38 024-534-2156

■プログラム
10:00 開会のあいさつ・署名数報告
10:20 講演「初期被曝の衝撃」 山田國廣氏 質疑応答
12:00 昼食と休憩
12:30 本日の争点説明
13:00 地裁へ移動
13:15 地裁前集会
13:30 傍聴券配布
13:45 入廷
14:00 開廷・意見陳述
15:30 閉廷
15:45 記者会見
16:00 本日の裁判と今後について意見交換
17:00 閉会のあいさつ

■山田國廣氏プロフィール:1943年大阪生まれ。1969年3月、京都工芸繊維大学工芸学部大学院修了。同年4月より大阪大学工学部助手。1986年、大阪大学工学博士。1990年より大阪大学を辞職し循環科学研究室主宰。1997年より京都精華大学人文学部教授。2015年4月から京都精華大学名誉教授。NPO法人木野環境理事。2011年5月から福島市通学路の放射能汚染除染のモデル構築を開始し、それまで避けてきた放射能汚染問題にはじめて取り組む。著書に「初期被曝の衝撃」「水循環思考」「下水道革命」「1億人の環境家計簿」「フロンガスが地球を破壊する」「放射能除染の原理とマニュアル」他多数

2018年4月21日土曜日

官邸前抗議アクションを開催しました

 毎月19日の総がかり行動に合わせた脱被ばく実現ネットの官邸前アクションを今月も開催しました。
 日中の心地よさに比べると、日が沈むとさすがに寒さを感じましたが、天候にも恵まれたアクションで、開始前に「5.12第10回新宿デモ」を告知するチラシを約1000枚配布できました。
 今回は新たに購入したトラメガ [スーパーワイヤレスメガホン]を使用しましたが、元々所有するワイヤレスマイクロホンの周波数設定が新トラメガと合っていない事が開始直前に分かり慌てました。と言うのは周波数設定には小型のマイナスドライバが必要なのですが、誰も持ってなかったのです。
 そこは何とか切り抜けたのですが、コールで声を大きくすると不鮮明な音になってしまう問題がありました。
野外でのアクションには色々と思わぬトラブルがあるもんです。
 今回も総がかり行動の帰りに参加下さった方が多数おられ、更にその中の何人かの方が飛び入りで発言してくださりました。


映像をアップしましたのでご覧下さい。

----以下は動画----

子どもを被ばくから守ろう (コール)
https://www.youtube.com/watch?v=AVvwu8RWmQ4

私達が子ども達に残す贈り物・チェルノブイリ法日本版を各地で制定しましょう!
https://www.youtube.com/watch?v=b8xL7mjXH8U

福島県のモニタリングポストが撤去されようとしている
https://www.youtube.com/watch?v=c-xPzwHkZqI

平気で嘘つく集団がこの国のトップですかね!
https://www.youtube.com/watch?v=R0N7sEltt_s

政府の「隠蔽・改ざん・誤魔化し」今に始まったことではありません
https://www.youtube.com/watch?v=4S-IvUfsLVY

改ざんするな、隠蔽するな、国民の命は守れ、総理は辞めて頂きたい
https://www.youtube.com/watch?v=aC5e9RGYh5o

先進国と言われている日本がなぜ子どもを守らないのか
https://www.youtube.com/watch?v=meuBFmyd4f4

江東区の東雲住宅の避難者は今年度末に退去するか、2倍の家賃を払えと迫られ
ている
https://www.youtube.com/watch?v=1Xzrou5LK2A

捏造・改ざん・隠蔽で保障をしないで、被害者の死を待っている
https://www.youtube.com/watch?v=ArtiTRz1tNw

避難の権利は生存権だ (最後のコール)
https://www.youtube.com/watch?v=rEmcmk7QflI

2018年4月9日月曜日

チェルノブイリ法日本版を制定しよう

【講演会】
日時:4月7日(土)
場所:スペースたんぽぽ
講師 柳原敏夫さん (法律家)

【概要】
 昨年5月、三重県伊勢市のお母さんが、全国の市民に向けて、「チェルノブイリ法日本版の条例制定を一緒にやりませんか」という呼びかけをしました。
 日本各地の市民がこの呼びかけに賛同し、国際基準に基づき避難の権利を保障したチェルノブイリ法をモデルとして、市民の手で法律を制定しようと、今年3月18・19日、《市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会》が結成されました。
チェルノブイリと福島の原発事故のあと事故は小さくされ、チェルノブイリと福島の市民はその苦しみの中に置かれています。原発を稼動する限り、いつか必ず原発事故は起きます。今日のチェルノブイリと福島の姿は明日の日本と世界の私たちの姿です。二度とこの悲劇を繰り返さないために、原発事故による被ばくから命、健康、暮らしを守る最低限のセイフティネットとして、チェルノブイリ法日本版を市民の手で育て、作り上げましょう。

 (投稿文を追加掲載します)

市民立法で、放射能災害から、命、健康、くらしを守る
チェルノブイリ法日本版を制定しよう

表記の講座が、たんぽぽ舎のスペースたんぽぽで4月7日に開催された。
講師は、柳原敏夫さん(ふくしま集団疎開裁判・弁護団長で第2次の子ども脱被ばく裁判弁護団参加、NPO松本子ども留学基金理事)。
彼は、何故チェルノブイリ法日本版制定か!を話す前に、新潟県での遺伝子組み換え作物、初の裁判で、野外実験を阻止しようと立ち上がり、新潟条例制定に係わった、故・元筑波大教授の生井兵治さん始め新潟県民が果たした心意気を紹介した。それは、声なき生態系、未来の子孫たちを守る退路を断った行動でもあったと述べた。
チェルノブイリ法とは、チェルノブイリ原発4号機(旧ソ連)事故後、隠される情報の中で、子どもたちよりも先に死んでいく大人が子どもに対する責任として「真実はどこに」を問い、5年後に、子どもたちの命と健康を守る具体法として策定された。
東京電力福島第一原発事故後、8年目を迎え、子どもへの影響として、発表されているだけで、小児甲状腺がんは197人を数え、チェルノブイリの例を見ればこの数は増加するのは間違いない!
人間として、手をこまねいてはいられない。
私たちも先に死んでいく大人として子どもたちの未来、命と健康のために、日本史上最悪、未曾有の人災事故が起きたツケを少しでも防ぐのは、1・予防原則 2・具体法 3・人権救済の視点を持つ、「チェルノブイリ法日本版」市民立法の条例化制定で貢献できると信じる。
市民立法として1人1人の市民が地域で、条例制定に努力し、働きかける事によって、日本版、チェルノブイリ法は現実のものとなっていくだろうと思う。
この行動は、市民意識を触発し、自律、自覚した市民を作り出すに違いない。

                    脱被ばく実現ネット・宮口高枝


(詳細はこの記事の最後に動画があります、それをご覧ください)






********(動画)**********
--追悼 生井兵治--
 



 
 
市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会の同内容のブログページは以下から
【報告】4月7日たんぽぽ講座=> ここから
「市民立法で、放射能災害から命、健康、暮らしを守る、チェルノブイリ法日本版を制定しよう」


2018年4月7日土曜日

第55回東電本店合同抗議に参加

2018年4月4日(水) 第55回東電本店合同抗議 18:30~19:45
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、経産省前テントひろば  賛同団体:東電株主代表訴訟他130団体 参加者90名

当日も東電への申し入れ、日音協のミニライブ、玉川太鼓のパフォーマンスと多彩なスタイルで東電への抗議が行われました。
しかし、どうしたことか「申し入れ行動」時に東電関係者は現れず、東電側の傲岸な態度に参加者の怒りが噴出する事態となりました。
今回、多くの参加者が問題視したのは、税金で延命されている東電が日本原子力発電へ資金支援を行うというその不可解さです。原電の筆頭株主である東電としては東海第2を動かし、原電の経営基盤を強固にしたいのでしょうが、言うまでもなく「事故処理」が先であり、首都圏に一番近い老朽原発を動かそうとする東電に企業倫理は存在しないようです。税金が湯水のように東電に流れていく一方、住宅の無償提供を打ち切られた避難者には自死を選ばざるを得なかった方もおられ、この「理不尽」は消化できるものではありません。
「脱被ばく実現ネット」は首都圏にも広がる放射能による健康被害について、身近な例を交えてスピーチしました。小平市から岡山県に移住した三田茂医師が、首都圏の放射能被害者について『新ヒバクシャ』という概念を提唱されているので、こちらもご覧ください。
http://mitaiin.com/?page_id=519

映像配信はUPLANさまから。 (映像の情報は後半にまとめました)
https://youtu.be/wmXu-SpIpYY


「告知タイム」では脱被ばく実現ネットが支援している“市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会”の紹介と7日のたんぽぽ舎での同会の学習会をお知らせしました。拍手を頂き、チラシを沢山持っていかれ方もおられ、アピールは温かく受け入れられました。時間は1:44:35くらいからになります。

「福島原発被害東京訴訟」や「東電の刑事責任を追及する会」等々の関係者の皆様の発言は是非映像でご確認ください。
次回は5月9日(水)です。
伊藤記






******映像*******
●東電本店前合同抗議は 48:10 位からです。
 https://youtu.be/wmXu-SpIpYY?t=2893

●脱被ばく実現ネット仲間のスピーチは1:00:00 位からです。
 https://youtu.be/wmXu-SpIpYY?t=3600

●岡田の「市民が育てるチェルノブイリ法日本版の会」の紹介と7日にたんぽぽ舎 での柳原さんの学習会の告知は 1:44:35位からです。
https://youtu.be/wmXu-SpIpYY?t=6274