日時:4月7日(土)
場所:スペースたんぽぽ
講師 柳原敏夫さん (法律家)
【概要】
昨年5月、三重県伊勢市のお母さんが、全国の市民に向けて、「チェルノブイリ法日本版の条例制定を一緒にやりませんか」という呼びかけをしました。
日本各地の市民がこの呼びかけに賛同し、国際基準に基づき避難の権利を保障したチェルノブイリ法をモデルとして、市民の手で法律を制定しようと、今年3月18・19日、《市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会》が結成されました。
チェルノブイリと福島の原発事故のあと事故は小さくされ、チェルノブイリと福島の市民はその苦しみの中に置かれています。原発を稼動する限り、いつか必ず原発事故は起きます。今日のチェルノブイリと福島の姿は明日の日本と世界の私たちの姿です。二度とこの悲劇を繰り返さないために、原発事故による被ばくから命、健康、暮らしを守る最低限のセイフティネットとして、チェルノブイリ法日本版を市民の手で育て、作り上げましょう。
(投稿文を追加掲載します)
市民立法で、放射能災害から、命、健康、くらしを守る
チェルノブイリ法日本版を制定しよう
チェルノブイリ法日本版を制定しよう
表記の講座が、たんぽぽ舎のスペースたんぽぽで4月7日に開催された。
講師は、柳原敏夫さん(ふくしま集団疎開裁判・弁護団長で第2次の子ども脱被ばく裁判弁護団参加、NPO松本子ども留学基金理事)。
彼は、何故チェルノブイリ法日本版制定か!を話す前に、新潟県での遺伝子組み換え作物、初の裁判で、野外実験を阻止しようと立ち上がり、新潟条例制定に係わった、故・元筑波大教授の生井兵治さん始め新潟県民が果たした心意気を紹介した。それは、声なき生態系、未来の子孫たちを守る退路を断った行動でもあったと述べた。
チェルノブイリ法とは、チェルノブイリ原発4号機(旧ソ連)事故後、隠される情報の中で、子どもたちよりも先に死んでいく大人が子どもに対する責任として「真実はどこに」を問い、5年後に、子どもたちの命と健康を守る具体法として策定された。
東京電力福島第一原発事故後、8年目を迎え、子どもへの影響として、発表されているだけで、小児甲状腺がんは197人を数え、チェルノブイリの例を見ればこの数は増加するのは間違いない!
人間として、手をこまねいてはいられない。
私たちも先に死んでいく大人として子どもたちの未来、命と健康のために、日本史上最悪、未曾有の人災事故が起きたツケを少しでも防ぐのは、1・予防原則 2・具体法 3・人権救済の視点を持つ、「チェルノブイリ法日本版」市民立法の条例化制定で貢献できると信じる。
市民立法として1人1人の市民が地域で、条例制定に努力し、働きかける事によって、日本版、チェルノブイリ法は現実のものとなっていくだろうと思う。
この行動は、市民意識を触発し、自律、自覚した市民を作り出すに違いない。
脱被ばく実現ネット・宮口高枝
(詳細はこの記事の最後に動画があります、それをご覧ください)
********(動画)**********
--追悼 生井兵治--
市民が育てる「チェルノブイリ法日本版」の会の同内容のブログページは以下から
【報告】4月7日たんぽぽ講座=> ここから「市民立法で、放射能災害から命、健康、暮らしを守る、チェルノブイリ法日本版を制定しよう」
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