告知

2017年1月30日月曜日

新チラシ 小児甲状腺がん183名に! 原発事故避難者の住まいを奪うな!

皆様、
福島の小児甲状腺がん患者が183名となり、関東・東北でも甲状腺がんが増えていることや、原発避難者の住まいを奪おうとしている国の理不尽な政策に対する抗議行動などを載せた新チラシを作成しました。

PDFファイルをダウンロードして、拡散よろしくお願いします。

PDFはこちら↓
https://drive.google.com/file/d/0B_BelY_HvnqVMFhDT19GYmliZTQ/view?usp=sharing

PDFはこちら↓
https://drive.google.com/file/d/0B_BelY_HvnqVYXF2MVoxMG5hQ2c/view?usp=sharing

また、印刷済チラシが必要な方はご連絡くださればお送りいたします。

連絡先090-8494-3856(岡田) 
nijisaiban@gmail.com

多くの皆様に福島の実状、関東も汚染により健康被害が出ていることなどを知らせるため、拡散よろしくお願いします。

2017年1月28日土曜日

第9回子ども脱被ばく裁判 口頭弁論のお知らせ

皆様へ

第9回子ども脱被ばく裁判口頭弁論期日は2月15日水曜日です。



写真は昨年12月の福島地方裁判所での原告や集会の様子

東京電力福島第一原子力発電所事故は、今も放射性物質を放出し続け、収束の目途すら立っていません。
 「低線量の放射線に長期間にわたり継続的に曝されることによって、その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧される」(2013年4月24日仙台高等裁判所判決文抜粋)と司法も認めているように、子どもたちの健やかな成長が脅かされています。
 「子どもたちに被ばくの心配のない環境で教育を受ける権利が保障されていることの確認」(子ども人権裁判)をそれぞれが居住する自治体(福島市、川俣町、伊達市、田村市、郡山市、いわき市、会津若松市)に求めるとともに、事故後、県外に避難した人たちとも力を合わせて、国と福島県に対し、「原発事故後、子どもたちに被ばくを避ける措置を怠り、無用な被ばくをさせた責任」(親子裁判)を追及するために、約200人の原告が福島地方裁判所に提訴しました。
 2月15日(水)には福島地裁で第9回の口頭弁論が行われます。


 裁判では原告の皆さん自らの口から原発事故以来の生活がいかに苛酷なものであるか、聞いている被告側の国や自治体関係者からもすすり泣きが聞こえるほどの心を揺さぶる実体験が語られます。
 ぜひ、皆様のご参加をお願いします。

詳細が決まりましたら順次お知らせいたします。→詳細が決定しました。(以下)

第9回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内


子ども脱被ばく裁判支援者のみなさま


第9回子ども脱被ばく裁判口頭弁論のご案内をお届けします。2014年8月、子ども脱被ばく裁判の原告約200名は福島地方裁判所に提訴し、この度9回目の口頭弁論を迎えます。この裁判は、長期低線量被曝の健康に対する危険性の有無、程度が第一のテーマですが、被告の国、福島県らは形式的な反論しかしてきていません。早期に実質的な反論をさせて、議論を深めていくことが今後の主たる課題になります。全国各地で原発訴訟が行われ、間もなく順次結審を迎えます。人災である原発震災の責任を明らかにしていくために、私たちは全国的な動きも学びたく、今回のアクションプログラムには当裁判原告でもある中手聖一さんをお招きし、目の前に迫りつつある区域外避難者無償住宅支援打ち切り阻止についてお話を伺いたいと思います。ご多忙、厳寒の時ではありますが、どうぞご参集ください。


■日時:2017年2月15日(水)午前10時30分〜午後5時30分
■会場:福島市民会館 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
    
http://www.city.fukushima.fukushima.jp/site/shisetsu/shisetu-bunka26.html
   福島地方裁判所 〒960-8512  福島市花園町5-38 ℡024-534-2156
■プログラム
10:30 開会のあいさつ・署名数報告
10:40 アクションプログラム・中手聖一さんのお話と質疑応答
12:00 昼食と休憩
12:45 本日の裁判の争点 弁護団
13:15 地裁へ移動
13:30 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:15 入廷
14:30 開廷・意見陳述
15:30 閉廷
15:50 記者会見
16:20 本日の裁判と今後について意見交換
17:30 閉会のあいさつ



■中手聖一さん
1961年いわき市生まれ、福島市在住中に東日本大震災で被災。2012年6月、30年以上務めた障がい者団体を退職し札幌市に移住。2013年3月、障がい者向け訪問介護を行う「うつくしま介助サービス」を、避難者仲間たちと立ち上げる。現在その代表社員。
原発事故子ども・被災者支援法市民会議代表世話人、避難住宅問題連絡会「避難の権利」を求める全国避難者の会共同代表、こだまプロジェクトのメンバー。

なお、第10回口頭弁論は5月24日(水)です。
皆様、よろしくお願い申し上げます。





2017年1月21日土曜日

1月19日 大寒の前日 官邸前で原発避難者が訴え! 国が原発被害者いじめをしてるから子どもがいじめられるのだ!

 1月19日総がかりによる「安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!」の集会のあと、官邸前で、「脱被ばく実現ネット」は「自主避難者への住宅無償提供打ち切るな」抗議集会を行った。総がかり参加者の人たちが帰宅の足を止めて、寒い中参加して下さった。カンパもいつになく集まった。本当にありがとうございます。感謝です。



 集会は7時30分から開始、夜気はぐんぐん冷え込み、凍るような寒さだった。浪江から県内避難をしているKさん、郡山から区域外母子避難しているMさん、実現ネットのボランティア、Mさん、Yさんが満腔の怒り、渾身の抗議を叩きつけたスピーチは迫力があった。聞いている私も体中が熱くなった。
 「3・11福島原発爆発で放射能が降りました。好きで避難しているのではない。娘の体調が悪くなり、健康を守りたい一心で川崎に母子避難してきました。原発事故さえなければ、郡山の自宅で家族一緒にふつうに暮らしていた。それを奪ったのは原発事故です。『除染したから、きれいになったから帰れ!帰らないのは我がままだ!』だけど、家の庭の線量は高いのです。帰りたくとも、帰れない。3月に自主避難者への唯一の支援、命綱の住宅無償を打ち切ろうとしています。私達のような原発避難民をこれ以上苦しませないでください。原発事故の被害は福島だけの問題ではないことをわかってください」「国は子どもを守る必要があるはずです。この現実に責任をとって下さい」
 「福島の人はいいます。『福島はとてもいいところだ、山も川も美しい、暮らしやすいところだ。』それを汚した人は誰ですか? 東電と国です。国と東電が原発をすすめて、事故が起きたら逃がすことをしない。貧しいウクライナ、ベラルーシでは人々を逃がしたではないですか。住居も仕事も保障した。なぜ金持ちの日本で、できないのですか? 3月住居を追い出される自主避難者の辛い気持ちを自分だったらと考えてください。国がいじめをしているから、避難している福島の子がいじめられるのです。」

 みなさんが言うように加害者・東電は誰一人罪には問われていない、それどころか、国は税金を投入して東電を延命し再建をはかる。一方で被害者は切り捨てられ、放射線管理区域・4万㏃/m以上に汚染された故郷で暮らせ!放射能を受容し、健康被害にさらされながらも忍従しる。これが私達たちの政府の本性。
 ナメルな!自主避難者が直面している冷酷な仕打ち、政府の不公平を私達が黙っていたら、許したら、次に政府によって棄民にされるのは誰? マルティン・ニーメラー牧師の有名な詩「そして、ナチが教会を攻撃した時、一緒に立ち上がってくれる人は残っていなかった」が甦る。

 国も県も原発避難民をゼロにしたい、避難民を故郷に帰還させ原発災害があっても、フクシマは敗戦日本の如く見事復興したと言いたい。 誰のために? 何のために? 

(松岡記)


子ども達をみすみす被ばくさせることを許すことはなりません
https://www.youtube.com/watch?v=EQkFmOQKvP0

未来ある子ども達に責任をとれよ!まともな政治をやれよ!



私達の命綱であった住宅支援まで打切ろうとしています

国は子ども達を守る義務があるはずです




子どもや家族を守るために逃げた人達に対する何と酷い仕打ちですか





住宅保障を打切るな! 子どもを放射能からまもろう



(大庭 撮影)

2017年1月19日木曜日

20170115 新宿アルタ前街宣 放射線量の高いところへ子どもを戻すわけにはいかない!



本年最初のアルタ前街宣です。
本日のアルタ前広場は、フリージャズを演奏するグループあり、安倍政権に抗議する街宣あり、布教活動するキリスト教団体ありと、「新宿」らしいカオスな空間と化していました。
街宣には、保養の活動をしている方が、偶然通りかかり声掛けして下さったり、スピーチにも飛び入り参加者が現れ「ライブ」な感じが味わえました。

参加者からは政府の人権の上に経済を置く棄民政策への怒りの声が次々と上りました。
〇原発事故は終わっていない
〇放射線量の高いところへ子どもを戻すわけにはいかない
〇食品基準値の緩和が犯罪レベル
〇20mSv基準の不当性
〇福島を見殺しにしないでください    などなどです。
 
動画撮影は大庭さんです。ありがとうございます。
    
福島のことは他人ごとではありません

https://www.youtube.com/watch?v=BCIBMWFklrY

原発事故避難者の住宅支援の打切りは関係ないと思っているかもしれませんが

https://www.youtube.com/watch?v=DiTfkdxnQvY

原発事故のことを思い出しましょう

https://www.youtube.com/watch?v=Heqm4FaQmPw

子どもを守る政治家、政党に投票しましよう

https://www.youtube.com/watch?v=ldd2XwPa3JM

まだ福島原発事故は終っていません

https://www.youtube.com/watch?v=o2-_NMHP8OM

オリンピックの前に原発事故避難者を消し去ってしまおうとしています

https://www.youtube.com/watch?v=rgH6FIsq0Hw

緊急事態宣言は解除されていません(食べて応援をしないで下さい)

https://www.youtube.com/watch?v=qye0kSHEM70

告知と街頭宣伝のご協力のお礼
当日は避難の共同センター代表世話人松本さんも駆けつけてくださいました(有難うございました(^^))
区域外避難者が受けている災害救助法に基づく無償の住宅提供がこの3月で打ち切られます。喫緊の大問題です。帰還圧力を高め、避難者の命綱である無償住宅提供を打ち切ろうとする政府と福島県に参加者の怒りの抗議が続きました。

◆区域外避難者の皆様 問題発生時にはこちらへ連絡を◆
避難の協同センター
http://hinan-kyodo.org/aboutus/
原発避難者住宅裁判を準備する会(当面東京の避難者の取り組みとなります)
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12236271503.html
連絡先070(4388)2608



次回は1月29日(日)(16時~17時)です。ご参集をお願いいたします(^^)




(伊藤記)

2017年1月14日土曜日

1月11日 東電本店合同抗議 東電は申し入れを警備員に受け取らせる尊大な態度


第40回東電本店合同抗議に参加 
2017年1月11日(水) 第40回東電本店合同抗議 18:30~19:30
呼びかけ団体:たんぽぽ舎、テントひろば  賛同団体:東電株主訴訟他126団体
映像配信は立花健夫様から、いつも有難うございます。
https://youtu.be/ft_Fq9lTPI8
https://youtu.be/tOM7jpJjcE4
https://youtu.be/flaGg2_nwk8
https://youtu.be/GJCUvm2PqyA
https://youtu.be/1Tdp6O6ZDBQ

今回、大阪の毎日放送がTVカメラを手に取材に現れました。“画期的”と思いましたが、よくよく考えると東京の放送局が取材に来ても何ら不思議は無いわけです。今現在、悲しいことに報道の自由度は急降下し「放射能安全キャンペーン」が罷り通り、放射線による健康被者の拡大は大手メディアにも責任の一端があります。在京各局の皆さま、第ニ次世界大戦時と同じ轍を踏んでますよ~。猛省し、心を入れ替え取材に来てください~~


今回も和太鼓のパフォーマンス、日音協のミニライブ、東電への申し入れと参加者が様々な形で東電への抗議を行いました。

◆東電への申し入れ

前回に引き続き「反原発自治体議員・市民連盟」と「たんぽぽ舎」が申し入れを行いました。受け取りは前回は原子力センター森田氏でしたが、今回は警備員となり、東電の尊大さ、やる気の無さが表われた抗議行動となりました。

◆参加者のスピーチ

〇たんぽぽ舎山崎さん
昨年12月に 東電救済を目的として「東京電力改革・1F問題委員会」と「電力システム改革貫徹のための政策小委員会」が中間とりまとめを出した。12月20日に閣議決定された「原子力災害からの福島復興の加速のための基本指針」の中に『一般負担金「過去分」の内2.4兆円を託送料金で回収する』という、現在パブコメ(〆切は1月17日)にかけられている内容が既に書き込まれていた。パブコメを無視し閣議決定するというプロセスは明らかに不当だ。
東電のみが負担すべき廃炉費用、賠償費用を様々な形で他大手電力会社や新電力会社に付け回そうとしている。
21.5兆円ありきがおかしいが、それを論じる報道が無い。
廃炉費用8兆円は、以前は2兆円と言われていたのが、急に6兆円増えた。スリーマイル島原発事故の廃炉費用を参考にしたとの事だが、スリーマイルではデブリが圧力容器から出ていないが、福島第一ではデブリが建屋を突破している可能性がある。デブリのある場所や状態が判らない限り、費用の算定どころか取り出しが可能かどうかすら確定出来ない。
今は取り出し方法を議論する前に、放射能の拡散を止める方法に全力を注ぐべき。
損害賠償費用は7.9兆円とされているが、今後の賠償費用は想定すら不可能。まだ何もしていない「小児甲状腺がん」の子ども達への補償はどうなるのか。実際は100兆円あっても足りるかどうか判らない。
21.5兆円を託送料金に乗せる案や、際限なき税金投入で「原子力損害賠償・廃炉等支援機構」の融資枠を14兆円程度に拡大するなど、東電はほとんど負担せずに済む。
東電は福島にかかる賠償費用を大幅に値切って、廃炉費用、核燃料サイクル費用等すべてを電気料金で国民に付け回す制度を作り、責任を回避しようとしている。
こんなデタラメを認めてはならない。年度末にかけてこういう事が決められていく。断固拒否していく姿勢を日本中に広めていきたい!

〇日音協 葛尾村出身者

古里の除染が済んで、帰れ帰れと言われても、帰還後に未来の見えない人々が次々と命を絶っている事実を知っていますか?この人たちの“痛み”を知っていれば、再稼働という話にはならない筈です。私たちはこの人たちの痛みに沿いながら、すべての原発が無くなるまで頑張っていきます。

◆脱被ばく実現ネット スピーチ

〇高校生にマスク無し、防護服無しで原発見学させましたよね。
(県立福島高校生徒 廃炉現場を見学 18歳未満で事故後初)
http://www.asahi.com/articles/ASJCL4STSJCLUGTB00G.html
このお正月休みに東電の方視察に行きましたか?今回行かなかった人はゴールデンウィークに行って下さい。危険ですからマスクはして下さいね。
先月12月に発売された「DAYS JAPAN」を読んでびっくり!呆れました。日本原子力研究開発機構職員と福島の農家の方との一問一答が掲載されていたが、その内容とは
農家:自宅と農地の間が除染されず、高線量のところがある。どうしたらいいですか?
機構:そういうところは走り抜けて下さい。
農家:草刈りや土埃で放射能を吸ってしまう。体の中に取り込んでしまう心配がある。どうしたらいいですか?
機構:鼻をかんで下さい。
呆れました!新潟の方、柏崎刈羽が事故を起こしたら同じことをされます。「コシヒカリ」を作って被ばくしたらどうするんですか?という質問に「鼻をかんで下さい」と言われます。
避難者の住宅提供打ち切りは酷い話です。自宅の庭に毒物である、除染した土が入ったフレコンバッグがそのままにされています。フレコンバッグは道路にも置かれ、バッグが破れている場所もある。そこへ子どもを連れて帰れと言われている。出来る訳がない!
被害者が提訴を準備しています。「原発避難者住宅裁判を準備する会」070-4388-2608へ連絡をお願いします。
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-12236271503.html
提訴する人が増えれば世論も盛り上がる。拡散をお願いします!

◆告知
・新宿アルタ前街宣 第3、第5日曜日 15日、29日 16時~17時
・官邸前抗議 19日(木) 19時45分~20時30分
・「福島からの報告(仮称)」2月11日(土)光塾(渋谷駅前)13時30分開演 講演:広野町町会議員・阿部憲一さん、郡山市の渡辺さんご夫妻(甲状腺がん被害者)
・こども脱被ばく裁判第9回口頭弁論 福島地裁 2月15日(水)の予定 
・新宿デモ 3月4日(土) 詳細は決まり次第お知らせ致します

次回は2月1日(水) 18:30~19:30 です。暖かい服装でお集まりください(^^)

(伊藤記)

2017年1月1日日曜日

海外の銀行からの寄付(カンパ)

 脱被ばく実現ネットは皆さまのカンパ(寄付)により資金的運営ができており、大変感謝しております。
 カンパに関しては、日本国内だけでなく、海外からもお寄せ下さりますので、海外銀行からの送金のための情報を以下にお知らせいたします。

◎ 海外銀行からゆうちょ銀行宛 (脱被ばく実現ネット 名義)

(表のクリックで拡大します)


◎ 海外銀行から城南信用金庫宛 (ふくしま集団疎開裁判 名義)

(表のクリックで拡大します)


◎ 海外銀行から三菱東京UFJ銀行宛 (ふくしま集団疎開裁判 名義)

(表のクリックで拡大します)