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2023年2月21日火曜日

20230212 子ども脱被ばく裁判・判決前集会(詳細編)第1部、第2部、各ゲストごとの動画の紹介

 2023年2月12日の子ども脱被ばく裁判・判決前集会の報告(ー>こちら)の続きです。

以下、当日のゲストの方々のアクションごとに動画を紹介します。

 第1部:映画「隠れキニシタン」上映    

主催者の挨拶&上映前の監督関久雄さんのお話(予告編→こちら)


第2部 福島の今を語る
1. 子ども脱被ばく裁判の最新情報とその意義(プレゼン資料のPDF→こちら
 弁護団 柳原敏夫
 

2. 橋本俊彦さんのお話(子ども脱被ばく裁判・原告/まつもと子ども留学基金理事)

 

 3. 星ひかりさんの詩の朗読と歌(避難者/詩人/ NPO法人ライフケア理事)


4、関久雄さんの歌・詩の朗読
(福島二本松在住/詩人/NPO法人ライフケア代表理事)

 5. パネルディスカッション&会場との質疑応答
 橋本俊彦さん・関久雄さん・星ひかりさん・光前幸一さん(子ども脱被ばく裁判弁護団)・司会 柳原敏夫

20230219 官邸前抗議行動 抗議の声が響く。 緊急事態宣言発令中なのに高線量地域でロードレース、止めさせよう! 



2.19 官邸前抗議行いました。
ご参加、拡散して下さった皆さま、ありがとうございました。
総掛かり行動に参加した皆さんや支援者の皆さん40数人の方々が一緒に抗議の声を
あげて下さいました。
やはり皆さんのスピーチは岸田政権に対しての危機感を募らせての参加だと感じまし
た。

私は福島で又もや 子ども達を巻き込んでの信じがたいイベントが計画されている事
を皆さんに伝え、
未だ原子力緊急事態宣言が発令されたままの線量の高い大熊、双葉両町での開催は
なんとかして止める為に
抗議の声を一緒にあげて下さいと呼びかけました。 以下2月17日の福島民放の新聞
記事の一部を添付します。

「福島県大熊、双葉両町で自転車ロードレース大会を計画していた福島民報社は4月
15、16の両日、「ツール・ド・ふたば」を催す。
特定復興再生拠点区域(復興拠点)の避難指示解除により自転車の通行が可能となっ
た両町の国道6号を通るコースを設定。
全国のサイクリストに東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から復興する姿を発
信する。
大会は被災地などを巡る「福島復興サイクルロードレース」としてシリーズ化し、9
月に国内最大規模のレース開催を計画している。
4月15日は東日本大震災の被災3県(本県、岩手県、宮城県)の高校生を招待し、
タイムトライアルを実施する。
同日は小中学生から大人までを対象にした「ライドイベント」も開催する。JR双葉
駅前を発着とし、浪江町の震災遺構・請戸小や双葉町の
東日本大震災・原子力災害伝承館など約40キロのコースを自転車で巡り、被災地の
現状を見て回る。」



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Keitaro さん、ツイキャスとYouTubeへの動画アップ、いつもありがとうございます。



こちらの動画もご覧ください。(松岡さん動画)















(M)
本日の官邸前抗議行動お疲れさまでした!
日曜日で、お天気が良かったためか、
最近では一番多い参加者(40名上?)でしたね!
今日の官邸前カンパは合計額6702円。
そして図書券が700円分でした!
 
今日の官邸前は、YOUTUBE用録画とツイキャスの撮影もあり、
参加者は、両側の柵に沿って横に並びをもって立ち、
にぎやかでした。
恒例のマイクリレーでマイクを握った方は9人、
ギターを抱えて歌って下さった方は、袴姿で趣のある
よく通る声で歌い聞きほれました。
参加したら毎回歌って下さる女性は説得力のある声で
2曲歌い、その後、Oさんのシュプレヒコールで締めました。
 
後片付け後、官邸前の横道を下って溜池山王駅に
行こうとすると、警察官が通せんぼをするので、
みんなで、「それはないでしょ!他の方々を通して
私たちだけ通さないっておかしいでしょ!」と
抗議して、実力行使で通りました。
みんなの力強い抗議で、若い警察官はたじたじ、
最後は道案内と称し、私たち女性4人と男性1人の
後をついてきたのでした。
 
若い警察官に「混雑も集会もない状況で人もほとんどいない。
他の方を通して官邸前抗議に参加した私たちを通さないのは差別よ!
筋が通おらないでっしょ!上司につたえてくださいね。」
と念を押しましたのでした!
 

2023年2月17日金曜日

20230212 子ども脱被ばく裁判判決前集会 「隠れキニシタン」上映と裁判の意義、福島の今を語る 「福島の人たちは、厳しい状況の中で、声を上げ続ける、凄い。」

以下の動画を、第1部、第2部の各ゲストごとに動画を紹介した記事は->こちらです。


 



2023年2月12日

田町のリーブラホールにて、

脱被ばく実現ネット・劣化ウラン廃絶みなとネットワーク共催で

子ども脱被ばく裁判判決前集会

 「隠れキニシタン」上映と裁判の意義、福島の今を語る避難者による詩の朗読や歌、パネルディスカッションなどが行われました。

約60名程の参加で、原発事故から12年経って、「放射能の恐怖」を語る事が許されない福島の重い現実に直面し、また、それに立ち向かう方達のお話に感動し、集会後は沢山の参加者の感想が寄せられました。

*動画をご覧ください。



keitarouさん、動画配信ありがとうございます!

*以下はボランティアの松岡さんの動画です。音声が聞きにくいところがありますので調整してご覧ください。



感想です。(動画撮影の松岡さんより)

とても重たい集会でした。

映画「かくれキニシタン」(監督・関久雄)-2020年コロナ禍で、全国の保養がほとんど閉鎖された中で、佐渡へっついの家の記録。

柳原弁護士の「子ども脱被ばく裁判の最新情報とその意義」のお話、

311原発事故を福島で遭遇した3人、星ひかりさんの詩の朗読・歌(伴奏・田中さん)、朗読され詩、澄んだ声で歌われた歌、棄民にされた憤怒、悔しさ、困難、そして連帯、希望、12年間の苦しみの中からあふれ出た熱い言葉だった。

関久雄さんの歌・詩の朗読、関ワールドに引きつけられました。「祟り神」強烈だった。

橋本さんの語り。「4月末、大阪に避難していて、家族3人で歩いていると連れ合いのケータイが鳴った。『学校が始まります』『エッ…どうして』担任は答えた『上から言われたことですから…』それ以上、何も学校再開の理由を語らなかった。家族は娘の希望で福島に戻った。5月山下俊一講演会に行った。会場の空気は異常だった、威圧的で質問、異議を言わせない雰囲気。そこで山下氏が言い放った言葉「みなさんは、国に従う義務がある」6月集落で恒例の道端の草刈りがあった。あまりのことに役場に電話すると「それが何ですか」と全く受け付けなかった。7PTA総会で、学校も、親も放射能には一切触れず、シーンと沈黙が続いた。一家は、東京に移転し、更に松本に転居。三春で三十数年続けた鍼灸院を閉鎖した。老いた両親は福島にいて、兄弟に負担をかけている。いろいろ心が重たくなるのです。」

関さんが語った。「大阪の何とかというロックミュージシャングループが大型バス5台を連ねて、1週間、各地の避難所を回り呼びかけた『今すぐ、逃げましょう。』応じた人は5人でした。そうでしょう、逃げたとしても、見知らぬ土地で、どうやって暮らしていく? 逃げられません。避難所にいれば、弁当が配られるし…友人が山下氏の講演を聞いてきて『放射能心配しなくていいんだって』バカヤローとケンカになったが、みんな信じたかった。公務員の長男の決断、当初は気持ちが揺れたが、しばらくして『逃げちゃダメ』と描いたTシャツを着るようになった、復興派になった話。

柳原さん弁護士の司会で、登壇者の皆さんのパネルディスカッション、「311直後、13年目になりますが、どのように過ごされましたか」と問いに、一人一人の言葉が心にささった。

3人は口々に語った「事故が起きたら、情報は隠蔽され、後になって『実はメルトダウンしてました』、無用な被ばくさせられた、その上、被ばくを我慢しろ、保養したいと言えば「風評加害者」のバッシング。でも、ここで、黙ってはいたら、ますますバッシングは強まる。だから、声を上げ続けよう。自分の足元で、自分のできる方法で・・・と呼びかけた。

 

311子ども甲状腺ガンの若い原告が語った言葉。甲状腺がんと診断されて誰にも言えなかった。もし言ったら周囲から差別される怖さ、原発事故後の被ばくのせい?と疑問を口にしたら、風評加害者とバッシングされる怖さ。―—これって、戦前の社会、モノがいえない、何か時局に反することを言えば捕まる怖さ、ファシズム社会。潤沢な復興予算で国・県の政策、経済復興路線、利権がからんで、マジョリティは順応して、個々人が疑問や異議を口にすれば周囲から叩かれる、自由にモノを言えない閉そく感、これって、明日の日本社会、福島は現実化している。

福島の人たちは、厳しい状況の中で、声を上げ続ける、凄い。――軍事大国化を目指す動きの中で、「新しい戦前」を阻止するために、私たち民衆が立ち上がり声を上げなくてはと背中を押されました。


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今日は「2023.2.12『子ども脱被ばく裁判』判決前集会」で港区のリーブラホールに行って来た。

体力がないので山手線の池袋から見て向こう側にはあまり行きたくないのだが知人のOさんの「脱被ばく実現ネット」が主催と聞いて頑張って田町の駅まで行って来た。

国と福島県を訴えた「親子裁判」は一審で知事以下5人の証人申請をしたのにことごとく却下されてしまって敗訴。今は仙台高裁に掛かっているのだが

高裁も一審と同じようにならないようにということで判決前集会を開いたもの。

司法・立法・行政の三権分立なんて高校のときに学んだように思うけど、この国では司法は行政の下にあるため判決はゴクゴク例外を除いていつも行政の喜ぶようなものばかり。

3月27日に高裁の判決があるそうだけど、そんなことにならないように祈るばかり。 (杉野)

 

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今日は脱被ばく実現ネットの「子ども被ばく裁判」判決前集会に参加した😁

福島県民が被ばくの声をあげられないでいる、福島県で被ばくを問題にすると、風評加害者と攻撃されるらしい。

だから被ばく問題は東京から声をあげよう❗(稲井)

 

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昨日は生活展のパネル作成準備があるから、映画だけ観たら帰ろうと

思っていたのですが、最後まで夢中でお話を聞かせてもらいました。

パネルディスカッションでも、お一人おひとり肩をはらずに活動されて

いることを話してくださり、自分に振り返って考えさせられる事が

多々ありました。柳原弁護士さんのお話を数年前にリブラホールで

聞いた時は、年齢はわかりませんが正義感に燃えてバリバリ活動

される方だと。今回、パネラーの方々の出会いを「宝だ」と感極まって

話されている様子は、意外だったと同時にもらい泣きしてしまいました。

皆さん、本当に素晴らしい活動をされていて、エネルギーをもらって

帰りました。ありがとうございました。


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参加者の感想です。

(Kさん)

12日のアクション、当日は滞りなく進行することを考えてしんみりとしてもいられませんでしたが、終わったあとから、じわっといろんな思いが湧いてきました。
福島は、私たち人間の、過去であり、現在であり、未来なのだ、と改めて実感した次第です。
自分も含め人間を、問いながら、これからも頑張っていきたいと思います。

(Mさん)

子ども脱被ばく裁判の原告の橋本俊彦さんは、
福島原発爆発事故後を振り返りながら、
原告の秘めた思いを語りました。
詩の朗読と歌は、関久雄さん、星ひかるさんの2人。
避難生活の中での複雑な思いを感性豊かに、
素朴な声と詩で語り、歌いました。
会場の空気は時に緊張し、時に思いをはせるような
ホッとした空気が漂いました。
パネルデスカッションで、光前弁護団長は、
世界的における日本の人権状況は最悪だ。
世界は2015年以降のSDGs思想の人権意識が主流で
それを推し進める高い人権意識が育つ社会が普遍化し、
世界の流れはそれが主流。
日本は今だ人権後進国。嘘にまみれた社会の中で、
各々各自が声をあげなくなったら、
主権が脅かされる国の仲間入りだ。
世界の60%は人権後進国、日本も市民が声をあげなくなったら、
あっという間に仲間入り。
子ども脱被ばく裁判の判決は、主権の尊重の節目の裁判。
熱く語り、檄を飛ばした。
私たちも、ますます権力者に無関心でいてはいけないと心に刻んだ。













2023年2月9日木曜日

2022.12.18 子ども脱被ばく裁判 判決前アクション第2弾 2023年2月12日(日) 判決前集会 映画「かくれキニシタン」と原告他が語る福島の現状など

皆様!

私たちは来年2月12日に、子ども脱被ばく裁判の判決前アクション・第2弾!を行います。(第1弾は11.12新宿デモ)



 子ども脱被ばく裁判のうち、福島県の市町村を訴えてきた「子ども人権裁判」は来年2月1日に判決が言い渡されます。

 もう1つの国と福島県を訴えてきた「親子裁判」も来年3月には審理終結も予想され、判決言渡しが間近かに迫っています。

 しかし、前回11月14日の期日に裁判所は、原告が申請した内堀県知事ほか5人を、理由も明らかにしないまま全員却下しました。

 このままでは理不尽な一審判決の検討もされないまま判決が下される恐れがあります。

 このようなやり方に私たちは黙って従うわけにはいきません。私たちには憲法で保障された人権「適正な裁判を受ける権利」があるからです。

 福島原発事故で苦しんできた親子がまっとうな救済を求めて必死の思いで起こした「親子裁判」、この裁判を受ける権利を絵に描いた餅で終わらせないために、私たちは「親子裁判」の判決前アクションを行ないます。皆様のご参加、拡散よろしくお願い致します。


子ども脱被ばく裁判 証人尋問5人全員却下は許せない。

原発被害を拡大させたのはダレだ!!

―――裁判所は、原因解明の証人尋問を尽くし、

子どもたちに説明責任を果たせ! ―――

  

日時:2023年2月12日(日) 12時30分~16時30分(12時開場)

会場:港区男女平等参画センター「リーブラ1階ホール」みなとパーク芝浦1階

    JR田町駅(徒歩5分) 地下鉄三田線、浅草線 三田駅 徒歩7分

資料代:500円   (子ども、学生、福島原発事故からの避難者の方は無料)

主催:脱被ばく実現ネット、劣化ウラン廃絶みなとネットワーク



チラシ表面PDF↓


チラシ裏面PDF↓





 

20230201 動画 仙台高裁控訴審・子ども脱被ばく裁判・子ども人権裁判の判決

皆様、2月1日の仙台高裁控訴審に関する集会、デモ、報告集会の様子を動画でご覧ください。 


2023・2・1仙台高裁控訴審・子ども脱被ばく裁判・子ども人権裁判の判決①



2023・2・1仙台高裁控訴審・子ども脱被ばく裁判・子ども人権裁判の判決②



2023・2・1仙台高裁控訴審・子ども脱被ばく裁判・子ども人権裁判の判決③


2023年2月4日土曜日

20230201 ★子ども脱被ばく裁判★  不当判決 司法は再び子どもを守らず! 仙台にて集会デモが行われた。

 子ども脱被ばく裁判★  不当判決

司法は再び子どもを守らず!

2023年2月1日 子ども脱被ばく裁判にて




 裁判長は原告番号と却下!を告げ、その理由を説明もせずに支援者があげる抗議の声が飛び交う中、

逃げるように法廷を去る。

このまま なかったことにはさせない!被ばくの事実と健康被害を!


子ども脱被ばく裁判の会・片岡代表からのメッセージです。

〜〜〜〜〜〜〜〜

子ども脱被ばく裁判の会のみなさま

 

21日、司法は再び子どもを守りませんでした。

子ども人権裁判の判決の報告をホームページに掲載しました。どうぞご覧ください。

井戸弁護士からの報告は追って掲載、お届けします。

 

ぜひ水戸喜世子共同代表の所感を味わってください。この裁判が求めたのは「学校が安全な環境であること」。だからこの裁判が始まったのだ…と、私たちを初心に戻らせ、心の中に静かな力が湧き上がってくるような所感を書いてくださいました。

 

■子ども脱被ばく裁判ホームページ

https://kodomodatsuhibaku.blogspot.com/2023/02/blog-post.html

 

判決日、仙台市内アピール行進に参加し、傍聴席を満席にしてくださったみなさん、各地から応援してくださったみなさんに心から感謝いたします。親子裁判の次回期日(327日)に向けて、歩みを始めましょう!


以下、水戸喜世子裁判の会共同代表の所感(裁判の会ホームページから転記)です。

水戸喜世子共同代表「判決を受けて」

判決要旨を読んだうえでの感想です。枝葉末節の整合性を、事実に基づかない仮定の上に積み上げてみせただけで、肝心かなめ、弁護団が発見したとんでもない法律の空白については触れていないのはなぜでしょう。不思議です。

子どもが毎日通っている学校。親は安全な場所だと絶対的信頼を寄せて、子どもを送り出したものです。学校が安全なのは学校環境衛生基準という法律があって、絶えず、最新の情報に入れ替え、見直しがされ、厳しく管理されているからなんだということを、規則を読んでみて、私も初めて知りました。憲法、教育基本法をこどもの現場で、こんな形で具体化して、子どもの安全を保証していることに、感心しました。

教師をしていた友人に聞いてみたら、そういえば、毎年検査が入っていたね、と教えてくれました。検査項目は多岐にわたっていて、温度、黒板の明るさ、水質、その他様々な有害物質の濃度基準値が全て数値で示されています。ネットで「学校環境衛生基準」と検索すれば、出てきます。お子さんのためにも一度のぞいてみてください。

放射能がばら撒かれて12年が経つというのに、放射性物質についての基準値が書かれていないと気づいた弁護団が指摘したのが事のはじまりでした。調べてみたら、本当にないのです。こんな過酷事故を想定していなかったから当然かもしれません。五重の壁に守られているから絶対事故は起きないと電力会社と一緒になって国も豪語していたのですから。それにしても、事故からすでに12年、文科省も、国会も知らんぷりとは、信じがたい怠慢です。異常な人権無視です。3.11の事故が起きてからの、子どもを持つ親の最大の心配ごとは放射能被ばくの一点でした。多くの親子が、何の手も打たない学校を見限って県外に避難したのです。いっときの除染をしただけで、作業員の基準である年20ミリシーベルトに放置し、何の手も打たなかったから学校に愛想をつかした結果です。残った人は、学校の善意を信頼したのだと思います。

弁護団は規則に放射性物質についての基準値がないことを裁判所に教え、整備されるまで、空白のまま放置するのは、子どもの安全上、許されないとして既存の法律(環境基本法)を根拠に暫定値を試算してみせました。すると現行の年20ミリシーベルト暫定値は、環境基本法が定める基準値の7000倍の死亡率に相当することがわかったのです。そんなところで、子どもを教育することの是非を、裁判所に判断せよ、と迫ったのです。子ども人権裁判の根本的命題です。

ところが判決文には反論もなければ、批判もない。無視しました。法の番人が法の空白を見過ごして、何を根拠に子どもが保護されているのか、いないのか、どうやって判定できるのでしょうか。長々とした説明になりましたが、司法への失望はまたもや絶望的なほど深いです。

三権分立不在!と叫ぶ気力すら奪われるような昨今の裁判劣化ですが、それにもめげずに、裁判に関心を寄せてしまうのは、裁判は私にとって、その分野の専門家の意見が聞けて、その上で自分の見解を持つことが出来る、市民にとっては貴重な学びの場だからです。恐らく多くの市民にとってもそうではないかと思います。勝ち負けももちろん関心がありますが、たとえ負けても、一層真実の所在が際立って理解でき、奮い立つのです。

被ばく。晩発性故に厄介な、核推進派にとってのカクレミノにされてきた事例を、多くの人に知ってほしい。考えられる限りの公害物資を学校環境衛生基準にしっかり組み込んでいるのに、なぜ、放射性物質だけが特別扱いか。放射性物質に対して、大人の5倍から7倍弱い子どもには、せめて学校内だけでも、基準値を決めて、子どもの安全を守らせねばなりません。司法があてにならなければ、親たちがこのことに気づいて声をあげられるように、裁判で学んだ私たちが、世論喚起に本気になって取り組むことが求められていると思います。(了)



 






裁判を傍聴した原発事故避難者、福島在住の方からメッセージを頂きました!


~~~~~~~

 

判決理由も述べずに主文原告番号を呼び却下のみ

石栗正子裁判長!

あなたは何処を見て判断を下されたのでしょう!?

何故?却下なのでしょうか?

私は福島県民として20113月、

当時12歳だった娘に無用な被ばくをさせられた親として

きちんとした理由が知りたいです。

司法は私たち国民に真実を突き付ける責任が有る筈です!

当時加害者で有る東京電力、そして福島県から

高濃度の放射性物質の存在を知らされなかった幼い子どもたちは

危険を察知出来ませんでした。

加害者で有る東京電力、国、そして被災県福島県まで

子どもたちの命・健康を守らないと言うのでしょうか?(避難者・松本徳子)

~~~~~

 

無能な大人を守って、未来の日本を担うであろう、子どもたちを見捨てる司法。

こんなことがまかり通る日本。

あってはならないことを起こし、その尻拭いを国民に押し付ける国。

これからの日本は、どうなってしまうのだろうか

この気持ちをいつまでも忘れずに、戦い続けよう(郡山市・郷田みほ)

 







  

民の声新聞が報告をアップしてくださいました。

2023/02/02 民の声新聞

 http://taminokoeshimbun.blog.fc2.com/blog-entry-707.html


下記 Ourplanet-TVの記事をご紹介します。

(添付の図は井戸弁護士が作成したものです。)

1ミリ以下での学校教育を求めた裁判〜仙台高裁が棄却

 

https://www.ourplanet-tv.org/46256/?fbclid=IwAR3GuTXOA9JOiszpKldST9WcN2ZE-5Is4EkVPLB1lRWRnsuMAiT8KtaGnyU

 





以下参加したボランティア(Mさん)の報告です。

~~~~~~~

「子ども脱被ばく裁判」の控訴審判決の集会、デモ、裁判傍聴に参加しました。

 
仙台は快晴の日よりでした。
前段集会は始めて「戦災復興記念館・ホール」で開催。
「子ども脱被ばく裁判」子ども人権裁判判決のポイントを
柳原弁護士が語った。
「子どもは被ばくからいかなるレベルで守られるべきか」
と問うている裁判。
放射能被ばくの感受性の高い子どもたちが、法的根拠もないのに
放射線管理区域に相当する汚染地帯に放置され
原発労働者と同じ、年20ミリシーベルトの被ばくを強要されて
いいはずがない。
行政が子どもたちを放射性物質から守る責任を放棄している以上、
司法が明確な基準を示すべき。
疎開裁判から続く2審判決で、石栗高等裁判長はどういう判決を
言い渡すのか注視したい。
 
前段集会後、恒例になった肴町公園から仙台高裁前まで参加者
約80人でプラカード、横断幕など掲げてデモ行進。
昼時の1番街アーケドには多くの市民が、”何のデモ?”とデモ行進に
目を向け、掲げたプラカードなどを目で追い眺める姿に
関心の高さを感じた。
 
傍聴席も記者席も満員、石栗裁判長が入廷するとマスコミ向けの
写真撮影が3分ほどあった。
その間、石栗裁判長はマスク下で瞬きが頻回。この表情は
判決の前触れであった。
 
撮影終了と告げられ記者が着席すると、石栗裁判長は口を開いた。
「原告ナンバー・・・・・・2人の原告 本件訴えを却下する。」
思わず”えー”と自分でも信じられない声が出た。
最悪な判決。
井戸弁護団長が石栗裁判長に何か言ったようだったが、
頼りなさそうな態度で法廷を出て行った!
 
ざわめきが起こり、傍聴席は騒然となった。
「子どもたちを守らないの!!」
「司法は責任を放棄か!!」
水戸共同代表が口をふるわせた
「こんな当たり前の裁判はないのに!今度は私たちが裁判長を評価審査する番だ!」
みな口々に言いながら傍聴席を出た。
裁判所の前では、原告今野原告代表と荒木田さんが
「不当判決」
「司法は再び子どもを守らず!」
裁判結果を掲げ、原告佐藤美香さんがうなだれていた。
 
判決要旨が届いた記者会見では、弁護士たちの口調は重かった。
仙台高裁の判決は子ども脱被ばく裁判・福島地裁判決時に、
遠藤東路福島地裁裁判長が判決理由さえ述べず、
「却下」だけ告げ、踵を返して扉の向こうに退席したときと
同じ光景が繰り返された。
井戸弁護団長は、仙台高裁の口頭弁論が始まったとき、
石栗裁判長に「却下」だけで、主文、判決理由も述べない
態度はやめていただきたいと申し入れていた。
それも叶わなかった。
 
なんという司法の軽さ。
責任放棄。
積極的権力へ奉仕。
三権分立の理念を放棄し、国に追随する態度に、
人権無視社会、戦前回帰の姿を見た。
 
原告の佐藤美香さんは声を絞り出し、
「ここでやめてしまったら子どもたちに申し訳ない、
子どもたちの未来がない。
頑張りますので、皆さん応援してください!」と訴えた。
 
私たち支援者も自分の事、子どもたちの未来、
人間の尊厳をかけて、膝を折るわけにはいかない。