告知

告知 ★新宿駅東口駅前広場街頭宣伝 2026年1月10日(土)14時~14時45分

2025年12月20日土曜日

【緊急裁判速報】原発事故避難者の追出し裁判の山が一歩動いた。最高裁がこの裁判の上告を受理すると通知。最高裁は「人権の最後の砦」であることの証明を果して欲しい(25.12.10)

 これは、原発事故避難者の追出し裁判(その説明>こちら)の上告審について最高裁からの最新情報とそのオンライン署名のお願いです。  (文責 追出し裁判の被告避難者代理人 柳原敏夫)

左は2021年5月、追出し裁判福島地裁第1回口頭弁論。右は本年12月10日付受理決定書

1、原発事故避難者追出し裁判(以下、追出し裁判と略)とは

311の福島原発事故で強制避難区域外に住む多くの被災者の人たち(以下、区域外避難者と略)が被ばくを逃れて県外に避難しました。そして、国や避難先自治体から仮設住宅として国家公務員宿舎などが提供されました。しかし、国と福島県は2015年6月、その仮設住宅の提供を2017年3月末をもって打切る(つまり、それまでに退去せよ)と決定しました。これが内掘県知事決定(以下、内掘決定と略。以下、決定直後の内掘知事の会見)と言われるものです。
しかし、内掘決定は当時、避難先での生活再建の見通しが持てず、退去も不可能な区域外避難者の現状及び将来の見通しがどうなのかについて、ヒアリングすら実行せずに当事者不在のまま下されたものでした。その結果、多くの区域外避難者が退去期限の2017年3月末をもって退去できませんでした。しかし、国も福島県も、その後も区域外避難者の生活再建の現状及び将来の見通しについてヒアリングなど一切せずに、2020年3月、福島県が原告になって、東京に避難した区域外避難者に仮設住宅(国家公務員宿舎)からの退去を求める裁判を、東京地裁ではなく、福島地裁に提訴しました。これが追出し裁判と言われるものです(その詳細な報告は>こちら)。
            2021年5月、第1回弁論期日の入廷行進

追出し裁判の一審裁判所も、二審裁判所も、その審理があまりにひどい(裁判官は原告の代理人ではないのかと見まがうほどの不公正、偏向ぶり)ので、2度にわたり、裁判官忌避を申し立てずにはおれませんでした(その報告は>こちら)。

その結果、真相不解明に徹したその杜撰な審理に相応しい、杜撰な二審判決に対し、被告の区域外避難者は上告し、2024年4月、上告の受理申立理由書を提出しました(その報告は>こちら

他方、原告の福島県は二審判決が出るやいなや、2024年3月、二審判決の「仮執行宣言」を理由に、被告の区域外避難者を仮設住宅から叩き出すという強制執行を実行しました(その報告は>こちら)。

それから1年8ヶ月、この間、3回にわたって、理由書の補充書面を提出、直近が先月11月中旬(その報告は>こちら)。
そしたら、3日前、最高裁から(普通だったら)書類が郵送されるのに、この日は電話が鳴った。

2、上告が受理された
電話の主は、最高裁第二小法廷の書記官。彼は追出し裁判の担当書記官。用件は区域外避難者からの上告受理の申立てが認められ、受理することになったと。つまり、原判決は誤まっているという区域外避難者からの主張について最高裁は自ら判断を示すと。そして、判決言渡しは来年1月9日午後3時、最高裁二小法廷でやるので、出席する当事者、代理人、傍聴人等について連絡して欲しいと。
一瞬、これはニセ電話ではないかと(昔、鬼頭裁判官が三木首相に検事総長を名乗ったニセ電話があったから)。しかし、その翌日、最高裁から上告を受理する決定の書面が届いた(全文は>こちら)。これでニセ電話でも夢でもないことが証明された。

その書面には、最高裁は、区域外避難者の主張のうち次の2つの論点について判断を下すと書かれていた。

第1が2017年3月末をもって仮設住宅の提供を打切ると決定した内掘県知事決定の違法性について。
第2が仮設住宅(国家公務員宿舎)の所有者でもない福島県が本裁判の原告となって入居中の区域外避難者の退去を求める訴えを起こす資格(原告適格)について。 

これも画期的なことだった。法律の玄人筋から言えば、もし最高裁が原判決の見直しをするとしたら2番目の原告適格の不備だろうと。なぜなら、純法律問題の枠組みの中で処理できるからだ。しかし、最高裁はそれにとどめなかった。さらに、追出し裁判の中心論点である「内掘決定の違法性」についても判断を下すと言ってきた。
これは区域外避難者側が最高裁に強く求めていた司法積極主義()を受け入れたものだった。だから、これは原発事故の救済という問題について、最高裁が人権という観点から一歩前に出た輝かしい瞬間だった。

)国策といった政治性の極めて強い問題に対しては通常、司法は深入りしないという司法消極主義が採用されるが、にもかかわらず、もし司法消極主義を正当化する根拠となる民主主義の政治過程が正常に機能しない場合もしくはその根拠が性質上及びにくい場合には、民主主義の政治過程やその根拠が及びにくい領域の人権問題について、司法がなおも司法消極主義にとどまっていたら、それは司法が司法消極主義では治癒できない病理現象から目を背けることにほかならず、正義にもとり、司法の存在意義がなくなる。このような場合には司法は態度を変更して自ら積極的に司法判断に出る必要がある。これが司法積極主義(1938年のアメリカ連邦最高裁判所のカロリーヌ判決のストーン判事の脚注4>その解説

3、残された課題「人権の最後の砦」を証明すること
ただし、輝かしいとはいえ、これはあくまでも最初の一歩。内掘決定という原発事故の救済の基本問題について、最高裁が積極的に判断を示すと表明しただけで、その判断の中身までは表明していないからだ。

しかし、そもそも国の機関としてわざわざ司法が立法(国会)や行政(政府)とは別に存在しているのはなぜだろうか。それは司法には司法でしか果たせない価値、意義があるからだ。それが「人権の最後の砦」。

このたび、最高裁は、勇気を奮って一歩前に出て、原発事故の救済の基本問題について、人権問題として積極的に判断を示すと表明した。その姿勢を最後まで貫き通して、もう一歩前に出て、原発事故の救済の基本問題について区域外避難者の人権保障がまっとうされるような、「人権の最後の砦」の名に相応しい判断を示して欲しい。それが司法にしか果たせない唯一最高の仕事です。

もう一度くり返します。内掘県知事決定は原発事故後の救済に関する最も重要な政策決定です。その違法性の有無についてこのたび最高裁が判断するということは、その判断次第で、原発事故後の救済に関するこれまでの国の政策が根本的に批判され、変更される可能性があるということです。311後の日本社会をゴミ屋敷にしたこの国の政策の根本的な再建に最初に着手したのが最高裁だとしたら、その再建を引き受けて最後までやり遂げるのはほかならぬ私たち市民です。この司法と市民との協同再建事業のため、勇気を奮って一歩前に出た最高裁にならって、私たち市民も一歩前に出ようではありませんか。

その最初の一歩目のアクションとして、この最高裁への最後のラブレターに賛同した人に以下から署名をお願いする次第です。

オンライン署名山が一歩動いた。最高裁が原発事故避難者の追出し裁判の上告を受理すると通知。最高裁は「人権の最後の砦」であることの証明を果して欲しい。

2025年12月19日金曜日

20251219 脱被ばく実現ネット 首相官邸前抗議行動

 12月19日 脱被ばく実現ネット主催の首相官邸前抗議行動が行われました。

ご参加の皆様、ありがとうございます!

★首相官邸前抗議★

日時  1219日(金) 173018:15

主催  脱被ばく実現ネット

 

原子力緊急事態宣言は発令中

柏崎刈羽原発再稼働は言語道断 東電は被災者に謝罪と十分な賠償を!

人命より経済を優先するな “復興予算”は被災者救済に!

「原発依存社会」「戦争できる国造り」にNO 

汚染土再利用 汚染水海洋放出で核災害は進行中

STOP! 事実と科学に反する「放射能安全キャンペーン」

子どもたちを被ばくから守ろう!

 

311子ども甲状腺がん裁判”のご支援をお願いします










ボランティアの報告です。

皆様、官邸前抗議行動お疲れ様でした。

初冬を迎え、官邸前のイチョウの木々はすっかり葉を落としていました。
木々の根元の周りは、誰も拾わなかったイチョウの実が寄せ集められていた。
福島原発事故から14年の官邸周辺の土は、まだ放射能汚染が高いだろうか。
 17時30分開始の官邸前は夕闇迫り薄暗く、帰宅を急ぐ霞が関のサラリーマンが
家路を目指して通りすぎていく中、マイクでいつも歌っている歌で呼びかけ始めた。

私の願いは それはささやかなもの 
子供達の笑顔が ずっと続きますように 
だから原発を止めよう 
原発はいらない フクシマを繰り返すな フクシマを繰り返すな 
私の力は とても小さいけど だけど決して 
無力ではないと信じているから 
だから原発を止めよう 原発はいらない 
子供達の命守ろう フクシマを繰り返すな 
だから原発を止めよう 原発はいらない 
フクシマを繰り返すな フクシマを繰り返すな

今日のメイン・テーマは、柏崎刈羽原発再稼働許さない!
原子力緊急事態宣言は 2011年3月からずーと発令中!
暗くなっていく中、ロール紙に書いた文字と横断幕の前で、
参加者の皆さんと共に声を上げ訴えた。
今日は鴨下さん親子が参加くださり、ご自身の住宅追い出し裁判のことや、
癌で闘病中の父、鴨下さんの無念も代弁しもマイクを握ってくださった。
総がかり行動前に実施した行動に、10人の方がご参加くださいました。

2025年12月13日土曜日

20251213 脱被ばく実現ネット 新宿駅東口駅前広場 街頭宣伝

12月13日 脱被ばく実現ネット主催の

新宿駅東口駅前広場街頭宣伝を行いました。

ご参加の皆様、ありがとうございました。 


★  新宿駅東口駅前広場街宣 ★

・日 時 12月13日(土)14:00〜14:45
・主 催 脱被ばく実現ネット

原子力緊急事態宣言発令中!

放射能汚染水の海洋放出反対!

放射能汚染土の再利用反対!

柏崎刈羽原発の再稼働を許さない!

東海第二原発の再稼働を許さない!

全原発を今直ぐ廃炉に!

政府と東電は被災者に謝罪と充分な補償を!

子どもたちを被ばくから守ろう!

戦争と原発を世界からなくそう!

        *           *           *     
子どもたちの為に声を上げましょう


keitarouさん、動画撮影ありがとうございます。

twitcasting.tv/keitarou1212/m…








ボランティアの報告です。

・行動団体名:脱被ばく実現ネット

・行動日時:1213日(土)14001500

・行動場所:新宿駅東口駅前広場 ・行動人数:10人 ・行動責任者名:漆原牧久

・行動内容:横断幕・プラカード掲示とスタンディング、マイクアピール、チラシ配布

生田まんじによる反原発楽曲演奏

【報告】

参加者が順次マイクリレーを行い、東海第二原発の危険性を語り再稼働するな!原発廃炉!を訴えた。

<主なアピール内容>

・東海第二原発は運転開始から47年も経ち、燃えやすいケーブルが大量に使われていて火災を起こす危険が高い。2022年9月以来11件もの火災が起きている。今年2回も火災が起きており、そのうち1回は2月4日に起きた。原発内で、ある作動試験を行っていたところ、中央制御室内の制御盤から炎が上がった。中央制御室というのは原発の心臓部に当たる場所だから、ここで火災が起きるということは大変なことで、もし原発が運転中だったら大事故につながった可能性がある。

・最近も地震が相次いでいる。東北で大きな地震が起き、昨日は茨城で地震が起きた。東海第二原発は東日本大震災の時外部電源が途絶え、3台ある非常用ディーゼル発電機のうちの2台でようやくメルトダウンを免れた原発だ。政府の地震調査委員会は先日の北海道青森の地震でその後にまた大きな地震が来る確立が10倍になると言っている。そんな状況で東海第二原発を動かしてよいわけがない。

・東海第二原発では防潮堤でコンクリートがきちんと打ち込まれていないという手抜き工事が発覚した。日本原電は敦賀2号原発の審査1400カ所の改竄を行ったとんでもない会社だ。

・柏崎刈羽原発はすでに地震でボロボロになっている。新潟県の花角知事はその原発の再稼働に同意を表明した。北海道では鈴木知事が泊原発の再稼働に同意を表明した。今の政府は事故が起きたら住民は被ばくしろという方針だ。まるで私たちはロシアンルーレットの中にいる。東海第二原発が爆発すれば東京は間違いなく被害を受ける。この地震大国で原発が維持できるはずがない。地震列島日本に原発はいらない。

<所感>

多くの人々が足早に通り過ぎる中、1人の若者が私たちに向かって「原発賛成だよ」と言った。メンバーの一人が「それは変ね」と言うと「うっせーバカ」と吐き捨てるように言って去って行った。一方、足を止めてアピールに耳を傾け、自分から手を伸ばしてチラシを受け取って行く若者も何人かいた。今の原発推進政策が続けば一番困るのは若者たちだ。そのことを理解し考えて行くきっかけをつくるためにも、地道なアピール行動を続けて行かなければならないと改めて思った。