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2012年7月30日月曜日

福島の子どもたちの置かれている過酷な状況を解明した松崎意見書の英訳が米国で発表、世界で大きな反響を呼ぶ

先日アップした「疎開裁判の最新情報」でお伝えした通り、郡山市は私たちが5月20日に提出した書面に対して、2ヶ月半もの反論の猶予を求めて来ました。その最大の理由は、私たちの主張の目玉である「本年26日、13の避難区域市町村の住民を対象とした第2回目の甲状腺検査で35.1%の子どもに『のう胞が見つかった結果が何を意味するか」について、チェルノブイリとの比較のみならず、放射能非汚染地域との対比を詳細におこなった松崎道幸医師の意見書が提出されたからです。

この松崎意見書(※1)(※2)に注目したのは、私たちと郡山市ばかりではありませんでした。米国在住の日本人医師がこれに注目し、翻訳を申し出て来られました。このたび、それが完成し、以下の通りアップされ、いま大きな反響を呼んでいます。

フクシマ・ヴォイス(Fukushima Voice)

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原発事故は国境なき巨大事故です。全世界が注目するのは当然です。
この意味で、ふくしまの子どもを救うのは、全世界のサイレントマジョリティです。地元日本のサイレントマジョリティもその先頭に立って頑張りましょう。

(※1松崎意見書の解説は
 -->【裁判報告2】35.1%の子どもに「のう胞」が見つかった福島県民甲状腺検査結果(第2回目):3.11以前の山下見解を鏡にして3.11以後の山下見解を写し出した意見書を提出

(※2)松崎意見書の「見出し」は以下の通り。
今、福島のこども達に何が起きているか?
―甲状腺障害、呼吸機能、骨髄機能をチェルノブイリ事故等の結果から考察する―
1.略歴
2.甲状腺障害
(1) 福島調査
(2) 長崎調査
(3) 米国等調査
(4) チェルノブイリ地域調査
小括
3.呼吸機能
4.骨髄機能
小括

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