告知

2024年3月12日火曜日

240311福島県の自主避難者に対する強制執行の撤回を求める緊急オンライン署名のお願い

3月8日、避難者追出し裁判の原告福島県が自主避難者が避難している仮設住宅からの退去を求めて強制執行に着手しました。以下、弁護団の抗議声明です。

裁判の最中に建物明渡しの強制執行の申立に出た福島県に抗議する

本日3月11日、その撤回を求める緊急のオンライン署名をスタートしました。
チェルノブイリ法日本版のような人権法が日本になければどういうことになるのかの生きた見本とそれに対する抵抗の見本です。
日本のみならず世界中から一人でも多くの賛同、拡散をよろしくお願いします。 

緊急オンライン署名
福島県は避難者に対する強制執行の申立てを撤回し、国際人権法基づく人道的な措置を実行して下さい。
 

他方で、福島県の強制執行を応援するために、新潮社が以下の記事をアップしました。
その中で《避難者側の代理人は国際人刑法に反するなどと主張した》などと出鱈目だらけのひどい記事です。 これを書いた記者は一度でも避難者側の代理人の主張(ー>最初の主張)を読んだことがあるのだろうか、と思いたくなります。

 
SmartNews"大震災から13年 都内タワマンに家賃を払わず住み続け、福島から訴えられている自主避難民 県の担当者に現状を聞いた" 

 

2024年3月9日土曜日

240309避難者追出し裁判が終わらないうちに避難者の追出しの強制執行を申立てた原告福島県に抗議する

 以下は、昨日3月8日、避難者追出し裁判の裁判(その概要>こちら)の最中に建物明渡しの強制執行の申立に出た原告の福島県に対する被告弁護団の抗議文です。
福島県のこの強制執行の申立はもはや避難者を見捨てる(棄民扱い)のではなく、迫害している。しかも、迫害しているのは本来、県民を守るためにのみ存在することが認められる公的な組織。それは避難者の生存権に対する恥ずべき侵略行為ではないだろうか。

これに対して、3月11日スタートした、県の強制執行の撤回を求めるオンライン署名はー>こちら

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裁判の最中に建物明渡しの強制執行の申立に出た福島県に抗議する

2024年3月8日

「避難者追出し裁判」被告ら弁護団

        (2021514日、福島地裁の避難者追出し裁判第1回期日)

1、私たちは、福島県が福島原発事故で福島から東京の国家公務員宿舎(応急仮設住宅)に避難した避難者を被告として、その宿舎から退去することを求めて提訴した「避難者追出し裁判」の被告らの弁護団です。

本日、東京地方裁判所の6名の執行官が、被告が避難する国家公務員宿舎を訪れ、福島県が建物明渡しの強制執行の申立をしたから1ヶ月以内に荷物をまとめてここから出て行くようにと命じて、別紙の催告書(ー>PDF)を置いていきました。

2、しかし、「避難者追出し裁判」は終わっていません。被告らは、今年1月15日に言い渡された二審の仙台高裁の判決は国際人権法が避難者に認める居住権を無視するという誤りをおかしたもので破棄されるべきだと主張して、最高裁に上告しました。昨年10月25日、最高裁は国際人権法の動向を踏まえて、性別変更のための手術要件の法律は違憲であると全員一致で、二審の高裁判決を破棄しました。国際人権法の動向=世界の良識に敏感な今日の最高裁は「避難者追出し裁判」の高裁判決を破棄するかもしれないのです。

3、にもかかわらず、福島県は、最高裁の判決を待たずに、仙台高裁判決の中に建物の明渡しを仮に執行できるという仮執行宣言(※1)があるのをもっけの幸いにして、強制執行の申立に及んだものです。これは以下の理由から断じて許すことができません。

(1)、本来、強制執行は判決が確定し裁判が終わったのちに初めて着手できるのが原則です。しかし、事案によっては判決の確定を待っていたのでは被告に財産を持ち逃げされる等で強制執行が空振りになるおそれがある場合には権利者を救済するために例外的に仮の強制執行が認められます。これが判決に仮執行宣言をつけることです。しかし、本件では「判決の確定を待っていたのでは明渡しの強制執行が空振りになるおそれ」などなく、仮執行宣言を強行しなければならない合理的な理由は一つもありません。

(2)、なおかつ、一昨年9月に来日したダマリー国連特別報告者(2)は調査を終えて離日する直前に、この裁判に対し「賛成できない。避難者への人権侵害になりかねない」と国連特別報告者としては異例の厳しい警告を発しました。このように、この裁判は世界の良識がまゆをひそめるいわくつきの裁判です。裁判審理中での今回の強制執行の申立は、国際人権法が認める避難者の人権(居住権)に対する新たな人権侵害行為と言わざるを得ないからです。

4、避難者に対する住宅支援が打ち切られ、応急仮設住宅から転居できる条件のある人たちは転居しました。残っている人たちは、収入、仕事、体調、家族状況等から直ぐには転居できない人たちです。被告も、今すぐ転居する具体的な条件はなく、強制執行を強行されたのでは、寒空の下、戸外に追いだされ、たちまち路頭に迷うことになります。

5、だからといって、私たちは裁判の中で、避難者に未来永劫に応急仮設住宅の居住権を保障すべきだと主張している訳ではありません。あくまでも避難者を人間として扱ってほしい、人間として保障される人権(居住権)を尊重して欲しいと訴えているだけです。人権である以上、それは自分だけでなく全ての人の人権が尊重される必要があり、その結果、人権の「共存」が必要となります。その「共存」のあり方を示したのが国際人権法が保障する「居住権」です。それは「代替措置の誠実な提供」があれば明渡しを求めることができるというふうに人権の「共存」の折り合いをつけたからです。本件も本来ならこのようにすべきなのです。つまり、福島県は被告の現状を真摯にヒアリングして、どうしたら「代替措置の誠実な提供」が可能かを具体的に誠実に取り組むべきだったのです。しかし、福島県は今日に至るまで一切それをせずに、事前に、被告に強制執行の一報の連絡すらなく、いきなり問答無用とばかりに強制執行を申し立てたのです。これが、常々、県民に寄り添い、県民の復興を最大限支援するといった福島県の日頃のうたい文句とは間逆な振舞いであることは小学生でも分かる道理です。

6、国際人権法という世界の良識に照らせば、今回、福島県はまた1つ、重大な人権侵害をおかしました。今回の強硬措置の違法性は明らかです。福島県はただちにこの違法行為を撤回し、被告に謝罪し、上記に述べた人権の「共存」を実現するために、被告との間で真摯なヒアリングと「代替措置の誠実な提供」に向けての誠実な取り組みを開始すべきです。それが人権国家の名に相応しい行政の姿であると確信します。

7、にもかかわらず、不幸にして福島県がそれをしない場合には、今年4年ぶりに開かれる、日本政府が行っている人権侵害問題を世界で審査する国連人権理事会のUPR(普遍的定期審査)の場において、日本政府は、かつて世界からの警告にも関わらずアパルトヘイト政策を続けた南アフリカ政府と同様、国連特別報告者からの人権侵害の警告にも関わらずこれを無視して人権侵害を重ねるならず者国家として非難されるでしょう。それは、昨秋、NY国連本部で《我々は、人間の命、尊厳が最も重要であるとの原点に立ち返るべきです。我々が目指すべきは、脆弱な人々も安全・安心に住める世界、すなわち「人間の尊厳」が守られる世界なのです》と国際人権法に合わせて「脆弱な人々も安全・安心に住める世界」と「人間の尊厳」の重要性を高らかに訴えた岸田首相の顔にならず者という泥を塗ることになるのです。

8、私たちは、福島県に対し、直ちに本件強制執行の申立を取り下げることを求めます。


※1)仮執行宣言付きの判決
判決文の中に、
判決確定前であってもその判決に基づいて、仮に強制執行をすることができる旨の宣言がつけられたものをいう。この判決で、仮の強制執行を申立てるかどうかは権利者(本件の福島県)の自由である。

※2)ダマリー国連特別報告者




 

2024年3月4日月曜日

20240217 3月31日(日) 催しのお知らせ「福島原発事故、能登地震からの教訓 最悪の事態に備えて私達に出来ること」

 皆様

脱被ばく実現ネットは劣化ウラン廃絶みなとネットワークとの共催で

3月31日(日) 14:00〜16:30

港区男女平等参画センター・リーブラホール(1階)

にて以下の催しを行います。

皆様、ぜひご参加ください。

↑画像をクリックするとPDFファイルが開きます。印刷してご利用ください。

また、チラシを配布して下さる方はお送りいたしますので、下記までご連絡ください。
  toshiko_english@xf7.so-net.ne.jp  岡田まで

よろしくお願いします。


2024年3月3日日曜日

2024・2・19脱被ばく実現ネット 最高裁でのアピール及び、官邸前抗議行動 地震列島に原発作るな!動かすな!

恒例の官邸前抗議行動を2月19日(月)に行いました。

先月に引き続き16時から最高裁前で子供脱被ばく裁判判決へのアピール実施。

その後官邸前に移動、17時30分から抗議行動実施しました。


アピール

能登大震災の被災者と被災地に手厚い支援を急げ!

地震列島に原発作るな!再稼働反対!

福島原発事故の教訓を生かせ!

なかったことにはさせない、福島原発事故と被ばくの事実!

いまだ原子力緊急事態宣言発令中。

福島事故は継続中!棄民政策反対!

国と東電は被災者に充分な保障をせよ!

汚染水 海に流すな!

子どもたちの為に声を上げましょう。

↓官邸前 動画です。



みなさまへ

本日、あいにくの雨でしたが最高裁でのアピールと官邸前で抗議行動しました。

雨は16時前からやや雨足が強くなり、横断幕も出せず傘を差しながらプラカードを掲げてのアピールでした。

参加者のおひとりは福島原発かながわ訴訟原告団長の村田さん。

雨の中駆けつけてくださり、全般的な裁判の現状も交えて訴えてくださいました。

私からは、2011年4月11日、文科省通達がでて、子供たちは避難先から呼び戻されて

無用な被ばくをさせられたこと。安定ヨウ素剤は事前に配布されていたのはほんの一部で、服用出来たのは1部の方々だけ、安定ヨウ素剤は事前に手元になければすぐに服用できず、役に立たたなかった。

事故後、一般公衆基準値を年間1㎜㏜~20㎜㏜に緩和し、子供たちを福島にとどまらせ無用な被ばくをさせたこと。

風向きを知らせるSPEEDY情報を隠ぺいし、疎開もさせず、被ばくを避ける努力もせず、子供たちは無用な被ばくをさせられた。

最高裁は、憲法や国際法を遵守し子どもを護るまっとうな判決を出して、子どもたちの未来を守ってほしいと訴え、来月も最高裁にアピールに来ると伝えました。

官邸前に向かう中で、最高裁前に足を運んでおられる村田さんから、最高裁表門から見える2階の窓には裁判官室があると教えていただき、私たちの訴えが届いているかもしれないと嬉しくなりました。

最高裁前から官邸前に移動すると、日の丸や”国守衆”の旗、のぼり等が多くはためき、長い集会が続いていました。

私たちは麹町署に17時半前には終了予定を確認し、反対側の道路で待機。17時半少し前に、横断幕を掲示することができ、雨足が強くなることを警戒してプラカードは最低限掲示にて、官邸前抗議を実施しました。

雨模様の中、最高裁前のアピール参加者は5名、官邸前では7名の方の参加。

(M)





2024年2月18日日曜日

20240210 脱被ばく実現ネット アルタ前街頭宣伝

 2月10日 アルタ前街頭宣伝を行いました。

ご参加くださった皆様ありがとうございます。

アルタ前街頭宣伝

・日時:210()  14001500     

・主催:脱被ばく実現ネット

 

地震列島に原発は破滅への道 全原発を廃炉に!

能登大震災の被災者と被災地に手厚い支援を急げ!

災害救助よりも降下訓練イベントを優先させた人でなし政権

大軍拡より防災!

なかったことにはさせない 福島原発事故と被ばくの事実!

いまだ原子力緊急事態宣言発令中

高濃度汚染地域に帰還させるな! 原発避難者の住まいを奪うな!

放射能汚染水 海に流すな!

国と東電は被災者に謝罪と充分な補償をせよ!

 

小児甲状腺がんは人災だ 国と福島県は安定ヨウ素剤を配らず、避難もさせなかった責任を取れ!

“子ども脱被ばく裁判”、“311子ども甲状腺がん裁判”へのご支援を!


ボランティアの報告です。

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 皆さま 2.10アルタ前街宣、お疲れ様でした。。

 最近のアルタ前は 前後左右で様々な団体の集会が開かれ カオス化しています。それだけ政治に、看過出来ない諸問題が噴出しているという事でしょう。

 本日の街宣は三人でのスタートでしたが 次々駆けつけて下さった支援者のご協力で無事終える事が出来ました。感謝です。継続は力なり、を実感します。
 チラシの受け取りもまずまずで、例え月一回でも 市民へのメッセージを伝えるには なくてはならない場だと思いました。 (S)















2024年1月22日月曜日

20240119 脱被ばく実現ネット 最高裁前アピール と 恒例の官邸前抗議を行いました!

2024年1月19日 脱被ばく実現ネットは以下の2つのアピールを行いました。
ご参加くださった皆様、ありがとうございました!



     ①  ★ 最高裁前アピール ★
  
・場所、時間
   最高裁 正門前  
    16:00〜16:40
・主催:脱被ばく実現ネット
・協力:子ども脱被ばく裁判の会

昨年の12月18日、仙台高裁にて「子ども脱被ばく裁判」の不当判決が下されました。
このままでは終われない、と原告の皆さんが最高裁に上告されました。
公正な判決をして頂きたいので最高裁の方々に声を届けたく、最高裁正門前にて アピールを行うことと致しました。









昨年の12月18日、仙台高裁にて「子ども脱被ばく裁判」の不当判決が下されました。
このままでは終われないと「子ども脱被ばく裁判」は仙台高裁に最高裁宛の「上告状兼上告受理申立書」を提出しました。
上告した控訴人(原告)は56名です。
私達、脱被ばく実現ネットは原告の皆さんを応援すべく、
初めての最高裁正門前アピールを行いました。
流石に最高裁!立派な建物と広い敷地には圧倒されました。
ネットなどの告知などをみて「子ども脱被ばく裁判」を応援に駆けつけて下さった方々と
ボランティアで10人程度でしたが、其々が公正な審理と判決を!!~と心を込めて訴えました。(O)

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今年初の官邸前および最高裁アピール活動おつかれさまでした!

最高裁は威風堂々たるたたずまいでそびえ立っていました。

最高裁判所の正門前は2人の守衛さんと麹町署の方々が待っており、
トラメガを持ち大きなザックを背負った私に
2人の麹町署の方が近づき、今日の参加者は20人くらいですか?
HPを見たらいつも20人くらいですよねと、問かけてきた。

弱小グループですのでもっと少ないと思います。
私たちは子ども脱被ばく裁判が仙台高裁で棄却されたので、最後の頼みの最高裁にお願いアピールしますと挨拶。

分かりましたと笑顔で離れた場所に待機して私たちがアピールを終えるまでを見ていた。

参加者は9人ほど。

SNSの情報を見て参加、と言う方もいて心強かった!
マイクリレーで、子供脱被ばく裁判の経過を話し、福島地裁は問答無用の却下、仙台高裁でもきちんと根拠も示さず却下された。

最高裁は子どもの命健康を守り、基本的人権を尊重した、血の通った判決を出すようそれぞれ訴え、生田まんじさんもギターを担いで参加し、歌と言葉で力強いアピールを行った。

国民が裁判で最後の頼みにする最高裁番所の建物は近寄りがたく、まじかに見るとやや要塞のような雰囲気であったが、毎日でも来たいが、条件が許さないが来月もまたアピールに伺うと挨拶をし、官邸前の抗議行動に向かった。(M)


*****

   ② ★ 官邸前抗議 ★
・場所、時間
   官邸前 17:45〜18:30
・主催 脱被ばく実現ネット  


福島核災害は継続中!

国と東電は被災者に充分な保障をせよ!

汚染水を海に流すな!

能登大震災の被災者と被災地への支援を急げ!

地震列島に原発作るな!

全ての原発、今直ぐ廃炉に!

政府はイスラエルに加担するな!

戦争と原発、絶対反対!

子どもたちの為に声を上げましょう!








最高裁正門前でのアピールに続き 官邸前に移動しての抗議を行いました。
生田さんや他の支援者の方達も移動して参加して下さり、とても心強い限りでした。
準備していると、X(旧Twitter)で最近繋がったばかりの青年が来て声をかけてくれ
ました。
まさかの初対面。  若干30歳のピアニスト&ある大学の講師と知り 驚きでした。
福島原発事故に関してある学会で発表する予定の原稿まで送ってくれてました。
移動途中に官邸前に来てくれたらしく ゆっくり話す時間がなかったので また連絡
取り合う事に。
もうお一人もまだ若い大学教授でした。
参加者の皆さんの抗議のスピーチを聞いて、私達の活動に関心を寄せて下さったよう
です。
官邸へ向けての抗議のコールも一緒にあげて下さって 頑張って下さいと激励の言葉
を頂きました。

参加者は少なかったですが、私にとっては予期せぬ素敵なお二人の方との出会いもあ
り、支援者の皆さんの協力で 一日に二つの活動も出来て とても 良い日になりまし
た。(O)


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最高裁前でのアピール行動を終えたボランティア3人で横断幕、プラカードを配置して17:45に集会を開始。Oさんからはじめのスピーチのあと、最高裁前から引き続き参加してくれた生田まんじさんが歌でのアピール、続いて参加者がマイクを回しそれぞれが反原発の思い、子どもたちを被ばくから守る決意を語った。特に、年明けに起きた能登半島地震で浮彫りになった原発の危険を多くの人が訴えた。最後はTuさんがテンポのよいシュプレヒコールでリードし、官邸に向けて「原発いらない」「被ばくさせるな」を全員で訴えて18:30に集会を終えた。参加者は10人程度と少な目だったが、嬉しいことに初参加の方も2人おり、今後も参加したいと申し出てくれた。新たな出会いを通じて少しづつ運動が広がっていく予感と期待を抱ける集会となった。(M.U)

 

2024年1月17日水曜日

20240113 アルタ前街頭宣伝 能登半島地震で志賀原発で燃料プールの水もれや電源喪失 地震国に原発はいらない! 

2024年1月13日土曜日、今年最初の脱被ばく実現ネット主催新宿アルタ前街頭宣伝が行われました。ご参加くださった皆様、寒風の中、ありがとうございました。



 ★アルタ前街頭宣伝★

日時:1月13()  14001500     

・主催:脱被ばく実現ネット


子どもを被ばくから守ろう!家族も自分も!
福島核災害は継続中!

マスメディアは放射能被害を隠蔽するな!

広島 長崎 福島 内部被曝の真実を報道せよ!

汚染水の海洋放出、絶対反対!

政府と東電は被災者に謝罪と充分な補償をせよ!

人類を滅ぼす戦争と原発、今直ぐやめろ!















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 ご通行中の皆さん、私たちは子どもたちを被ばく守ろう、と活動している市民グループ、脱被ばく実現ネットです。

 12年前の福島原発事故では大量の放射性物質が大気中に放出されました。その被害を避けるため10数万人の人たちが避難しなければならなくなり、いまだに何万人もの人々がふるさとに帰れずにいます浪江町の請戸海岸という所では、津波に襲われた人々を助けに行こうと思っても放射能が高いために助けに行けず、その間に助けられたかもしれない人々が亡くなって行きました。

 放射能汚染で牛乳が売れなくなり、「原発さえなければ」と牛小屋の壁に書き残して自殺してしまった酪農家の方もいます。

 そして福島県の子どもたちの中からは360人以上の小児甲状腺がん患者が見つかっています。小児甲状腺がんは通常であれば100万人に1人か2人しか発生することがないまれな病気なのに、福島ではその数十倍の確率で発生してるのです。これは原発から出た放射能による被ばくがなければあり得ないことです。がんで甲状腺を切り取る手術を受け子どもたちはホルモン剤を一生飲み続けなければなりません。2度3度と手術を受けなければならなくなったり、肺に転移してしまった子どもいます。そうした患者の一人る若い女性は「恋愛も結婚も出産も、自分には縁のないものだと思」と言っています。

 この正月に起きた能登半島地震では運転が止まっていた志賀原発で大量の油が漏れ出るという事故が起きました。もし原発が動いていれば、火災が起きて大事故につながっていた可能性もあるのです。日本は世界有数の地震多発です。しかも原発は地震に非常に弱いのです原発を動かし続ければ福島で起きたような悲劇をまた繰り返すことになるでしょう

 福島事故で被ばくし小児甲状腺がんになった若者たち7人が今東京電力に損害賠償を求める裁判を起こし、3月には東京地裁でその回目の裁判があります。ぜひこの裁判に注目し応援してください。

 そして彼らのような悲しい思いをする子どもや若者をこれ以上増やさないため、日本から、世界から、原発をなくしていきましょう。

ありがとうございました。(U)

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無用な被ばくをさせられたことを認めない判決でした。

福島原発事故に対する国の責任を認めない判決は、1222日の福島原発千葉訴訟(2陣)控訴審と1226日の福島原発被害東京訴訟でも同様で、2022617日の最高裁判決の全くのコピーでした。まさに、恥知らずな裁判官の醜態でした。

 

国が何をやっても(東電にやらせても)事故を防げなかった可能性が高いから、国に責任はない、などというのは出鱈目です。

原発事故については、事故後2012627日に成立したれっきとした法律「子ども被災者支援法」があります。

国は被ばくした国民の健康と生活を守らなければならないと書いてあります。

避難した人もしなかった人も同様に健康、生活の保障をしなければならないと書いてあります。

住宅支援打ち切りなどは違法行為です。

 

また最高裁717日判決が無視しているのは、福島原発事故は津波ではなく地震が本当の原因だということです。

617日最高裁判決は、「長期評価が予想していたよりも高い津波が来たから、たとえ防潮堤など対策をしていたとしても事故を防げなかった可能性が強い、よって国に責任がない」と言っていますが、

本当の原因は津波が来る前の地震ですから、地震対策をさせなかった国の責任は重大です。

そもそも世界の常識としてHACCPという品質管理に関する製造物責任原則があります。

事故が起きそうな箇所・場合をすべて点検して、決して事故を起こさないようにする責任が製造者に(監督する国にも)あります。

 

現在福井県や、九州など約10原発が稼働しています。

今年は、東海第二原発、女川原発、柏崎刈羽原発の再稼働が計画されています、

どこで起こるか分からない地震がまた起これば、どこかの原発がメルトダウン事故を起こし、

取り返しのつかない大惨事となる恐れがあります。

すべての原発をすぐに止めなければなりません。(T)


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土曜日の昼下がり。相変らず 新宿駅前からドッと出てくる人波と駅へ急ぐ人、人、人。
そんな場所で、駆けつけて下さった支援者の皆さん達と脱被ばく実現ネットのボランティア
総勢11人がチラシを配布をしながら 其々の思いをマイクリレーをして訴えました。
今回の能登半島の地震では沢山の方が被災され、まだ行方不明の方もいらして。。。一刻も早くと祈るばかりです。
岸田政権は海外への支援は湯水のように何十兆円と出しているのに、能登には40数億円とは呆れ果て、怒りが増すばかりです。
すぐそばにあった志賀原発が福島のような大惨事にならなかったことだけが 奇跡的でホッとしました。が、隠蔽されていることが少しづつ明らかになってきて心配です。
この地震国に原発は要らない、子ども達を被ばくから守ろうという必死の訴えは、無関心の人達の心にもきっと響いたと思います。 (O

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2024年1月、新宿アルタ前は多くの人々が行きかう中、


マイクを握り声を上げた。

元旦の16時10分。能登半島沖地震が起きました。

皆さんはその時何を思いましたか?

この狭い日本列島には56基の原発があり、能登半島には志賀原発がある。

すぐにニュースをチェックすると志賀原発は稼働していず、地震の揺れで、

使用済み燃料プールの水がこぼれたが燃料棒は冷やされ、ほかへの影響はなく、

異常なしと記載されており、ほっとしました。

その後、政府やマスコミのニュースを確認も、東日本大震災時の時のように、

自衛隊などの救援行動の報道はなぜ少ないのでしょう。

日がたつにつれ、能登半島地震の被害の大きさ、建物の倒壊、津波などニュースが伝わってきたが

全容はわからず。生き埋めになっている方々が多いのは予想された。

しかし、被災時救命の時間と言われる72時間が迫ってきても、自衛隊の動きは見えなかった。

今回はどうしてこんなに自衛隊は動かないのか!

東日本大災害時、政権を取っていたのは自民党でなく民主党の菅政権だったが、

5万人の自衛隊員が投入されたという。

今回の能登半島地震では自衛隊の被災地行動、救命活動の姿は見えない。

棄民政策ではないかと憤る。このこと絶対忘れまい!

チラシを配布していたら、何人かの市民が声をかけてくれた。

大変と思うが頑張ってください、と。

この日カンパ箱には3000円のカンパが寄せられた。(M)