告知

告知  ★①新宿駅東口駅前広場 街頭宣伝10月10日(土)14時~14時45分 ★②波打ち際に足跡を残す」自主上映会&『311子ども甲状腺がん裁判』弁護団からの「甲状腺検査の現状解説」日時:10月17日(土)14時30分(開場)15時(開始)~17時 ★③官邸前抗議 10月19日(月)17時30分~18時15分  ★④新宿デモ 11月14日(土)場所:JR新宿駅東口駅前広場 13時~集会 14時デモスタート

2016年12月9日金曜日

NHKが福島第一原発構内の9割は毎時0.1〜0.2マイクロシーベルトだと主張 福島高校スーパーサイエンス部の原発見学への意見に反論

皆様、福島高校スーパーサイエンス部が11月18日に原発を見学したニュースについて
NHK朝のニュースが放送しました。

開沼氏が高校生を指導



原発視察を高校生に勧める早野氏

視察の前、高校生たちは近くの幼稚園保護者に毎時0.254マイクロシーベルトある
信夫山への遠足を「再開しても大丈夫」と説明。
多くの地域で除染基準は0.23マイクロシーベルトとなっているのに、
彼らを指導した人はいったいどういうつもりでしょうか?

11月18日、原発見学
高校生たちは手袋と靴にビニールの袋をかぶせただけの制服姿でバスへ

バスから見た1号機

 この画像のみnews23より 黄色の文字は筆者が付け加えたものです。
毎時5.71マイクロシーベルト!です。
「バスの中なので比較的放射線量が低いです」などと驚きの説明をしています。
子ども達がいるバスの中で平気で5.71マイクロシーベルトと
言っている大人たちの神経が疑われます。
不安そうに笑う高校生。

こちらは今年2月のマスコミの人々の視察時の装備の画像
バス内の放射線量が「毎時1.2マイクロシーベルト」と知らされると
「えっ」とざわめきが起こった(正常な反応です)とのこと。
その後は6マイクロ超えにも。
ダイヤモンドオンラインより

視察を終えて線量を計る高校生

特にNHKは開沼博氏や早野龍五氏などの「専門家」の指導のもと、福島市の信夫山の放射線を測定し、近くの幼稚園に0.254マイクロシーベルトで「遠足を再開しても大丈夫」と高校生たちが保護者を集めて説明会している姿を映しました。
動画は以下です。TBSNEWS23でも原発見学の様子を放送しました。

NHK

NEWS23
http://www.dailymotion.com/video/x52x5fv

私はNHKに意見メールを送りました。
それに対して答えがきましたので、
また、意見メールを送りました。(400字までしか受け付けないので5回にわけて送りました)

驚く事に、NHKの担当者は原発構内の9割は0.1から0.2マイクロシーベルトだと言ってきました!
NEWS23ではバスの中の測定器が5.71マイクロシーベルトだったと言っているのに!

また、ニュースに映っていた幼児園がすぐに遠足を
再開するとは思いませんが、心配なので資料などをつけて書面を送りました。

これから高校の校長宛に文書を送る予定です。


1−最初の私のメール
福島高校スーパーサイエンス部のニュースですが、まず、番組の中で子ども達が信夫山の計測をしていますが、全く適当な測り方でしかも毎時0.254μシーベルトもあったというのに幼稚園の保護者に放射線は低いから遠足再開してほしいと言っていました。番組の皆さんは国の除染基準が0.23μシーベルトだということを知らないのですか? この番組を見て信夫山に子どもが行けば被ばくをします。責任とれますか?
国の除染基準以上だったと放送してください。
また18歳以下の子ども達が入ってはいけない危険な場所(原発)に行って無用な被ばくをすることを無批判で放送することに大変憤りを感じます。返答をお願いします。

2−NHKからの返答

NHKの番組をご視聴いただき、ありがとうございます。

この度は貴重なご意見をありがとうございました。
お問い合わせの件につきまして、次の通り、回答させていただきます。

▼福島高校スーパーサイエンス部の生徒たちが信夫山で線量を計測した件
生徒たちは東京大学の早野龍五教授の指導のもと、線量の計測を行っております。
信夫山では、通常は1mの位置で線量を計測するところ、幼稚園児の背丈の高さを
考慮して地表から数十センチの高さであえて計測しています。
保護者には、そうした測定方法に加えて、前日の天候が雨で数値が高めになっている
ことも説明しています。その上で、国が放射線防護の長期目標として設定している、個人が受ける追加被ばく線量が年間1ミリシーベルト以下になることと照らし合わせて、遠足は再開できるのではないかと伝えました。
生徒たちは事実だけを報告し、放射線量は「低い」とか「高い」ということは
一切言及していませんでした。
また、ご指摘の「毎時0.23マイクロシーベルト」は、国によると、
汚染状況重点調査地域の指定基準になっています。除染の目標や除染直後に達成すべき目安ではないとしています。
NHKでは今回の放送で、信夫山の線量が撮影当時(5月)に毎時0.254マイクロシーベルトあったこと、
その信夫山の線量に対して懸念を示している保護者の意見を紹介しています。
遠足の再開を勧めているものではありません。


▼18歳未満の福島第1原発への視察について
震災から5年が経ち、発電所内の9割のエリアで除染やフェーシングによって
構内の空間線量は、毎時0.1~0.2マイクロシーベルトと、福島県内の他の地域
と大差ない線量まで低下しています。

18歳未満の立ち入りに関しては、国の法律としてはなく、東京電力のいわゆる内規
として認めてこなかったようです。今回、構内での環境整備が進んだこともあり、生徒の保護者の同意を前提として立ち入りが認められました。なお、今回の視察は、高校側からの希望に基づいて実現したもので、東電側が招いたものではありません。
生徒たちは東大の早野教授をはじめ、専門家との勉強会を重ねてきており、
放射線がもたらす影響については十分理解しています。
その上で、自分のふるさとの将来にかかわることについて、自分の目で確かめるという強い信念を持って視察に行きました。

今後とも、NHKをご支援いただきますようお願いいたします。
お便りありがとうございました。

「NHKニュース おはよう日本」担当
NHKふれあいセンター(放送)


本メールアドレスは送信専用のため返信はできません。
お問い合わせは所定のメールフォームからお願いします。
[パソコン] http://www.nhk.or.jp/css/goiken/mail.html
[スマートフォン] http://www.nhk.or.jp/css/sp/


3−返答への私の意見メール
★「構内の空間線量は、毎時0.1~0.2マイクロシーベルトと、福島県内の他の地域
と大差ない線量まで低下しています。」
とのことですが、
同じ福島高校の原発見学を取材したTBSのNEWS23ではバスの中の線量が
5.71マイクロシーベルトと線量計も映して放送していますよ。
また、4号機の真下の放射線量は28.5マイクロシーベルトと出ており、
ここは燃料棒の取り出しが終わっているので比較的安全な地域と言っています。
NHKが構内は毎時0.1から0.2マイクロシーベルトと言うとは、これほどの嘘を言うとは信じられません。


NHKの皆さんは早野氏や開沼氏のように子ども達を被ばくさせるのに
平気な学者たちの言う事ばかりを信じずに、もっと子どもの健康を考えている
人たちのお話を参考にしてもらいたいです。
福島に住んでいたらなんで原発の事故の収拾に子ども達が責任をとらなければならないんですか?

担当者様の見解はNHKの見解と受け止めています。
拡散してもよいですね。

0.23マイクロシーベルトが除染の目標とすべき数値ではないことは賛成です。
本当は年間1ミリシーベルト以下とすれば0.11マイクロシーベルトでなければならないのです。
しかし、大幅に譲歩しても東京都の多くの区で除染の目安となっているのは0.23マイクロシーベルトです。
資料を添付しますので、よくご覧下さい。
(問い合わせフォームしか返信できないとのことなので実際にはデータは送れなかった)
また、「低い」とか「高い」とか言っていないとのことですが、
ナレーターは「遠足を再開しても大丈夫だと説明しました」と言っていますよ。
だとすれば、NHKの皆さんが遠足を再開しても大丈夫という言葉を選んで
放送したということです。
天下のNHKがこういうことを言う、このことに大変な責任があります。
これを聞いてNHKを信じている人は遠足に行って子どもを被ばくさせたら
責任を持てますか? と聞きました。
懸念を示している保護者(当然です。お母さんたちは子ども達の健康が第一ですから)
の意見はありましたが、女生徒が泣き出して、保護者がいじめたようにもとれます。
また、その後のいじめ問題への展開で福島が危険だという「誤った」意見がいじめを生んでいる
ようにもとれる展開に感じました。

NHKの中には放射能の危険をきちんと伝える番組を作成する人がいるのも知っています。
そういう人の意見を尊重して、放射能はたいして心配ないというような人の
意見ばかり聞かないようにしてもらいたいです。
最低限、両論並立くらいはすべきではないですか?

この問題には多くの人が憤っています。
マスコミの皆さんがガスマスクのようなものをつけた重装備で取材(当然です)
したのにこの子ども達は制服姿でマスクもつけずにいたことに多くの人が憤っています。
少なくとも0.23マイクロシーベルトが汚染状況重点調査地域の指定基準であると放送してください。


第一原発の敷地の境界にあるモニタリングポストでさえ
0.9から2マイクロシーベルトあるのです。
2016年11月30日

「発電所内の9割のエリアで除染やフェーシングによって構内の空間線量は、毎時0.1~0.2マイクロシーベルトと、福島県内の他の地域と大差ない線量まで低下しています。」という根拠を示してください。
また、生活者にとって現在重要なのは土壌汚染がどれほどであるかです。土ほこりなどによる内部被ばくが問題であることを全く考慮せず、幼児園で発表していることを無批判にとりあげたのはNHKの皆さんの不勉強か、故意か教えていただきたいです。



以上がNHKとのメールのやりとりです。



最初のメールには3日ほどで返信が来ましたが、1週間過ぎても返信はなく、0.1〜0.2マイクロシーベルトという根拠は示していただいていません。

原発事故により大量汚染された福島県でこそ厳しい放射能管理が必要であるのに、
他の地域では除染基準となっている値が福島では無視されていることこそ、
国による福島県民いじめの最たるものではないでしょうか?

毎時0.254マイクロシーベルトで大丈夫と説明会ができるほど、多くの福島の皆さんが放射能の危険性について目隠しされ、慣らされてしまっているのかということも大変心配なことです。
一方で保護者が「あなたに子どもができたら遠足にいかせますか?」と生徒に聞いていたように、放射能の危険に対する不安も健康被害も相当に広がっています。
2010年から2016年にかけて、宮城県の人口は1万8千人減に対し、福島県人口は13万人減と発表されました。同じ地震津波の被害にあいながら、この差は原発事故がいかに福島県民の生活を破壊したかを現しています。



2016年11月26日の福島民報
一般的な少子高齢化が原因なら宮城県より1桁多い人口減は説明できない

そのためにこのままでは福島県の人口が減り続けると恐れて強引な福島帰還策を押し進めると共に、福島県に県民を閉じ込めておく為の方策として、また、国の内外に原発事故の被害はたいしたことはない、福島県が安全であるとの宣伝の為に、高校生たちが使われています。

とにかく、子ども達が特攻隊のような役割を負わされるのには断固反対しなければならないと思います。



(Y)






2016年12月8日木曜日

12月12日(月)第8回子ども脱被ばく裁判のご案内

◆第8回子ども脱被ばく裁判口頭弁論期日のご案内◆


写真はこれまでの福島地方裁判所での原告や支援者の集会の様子

東京電力福島第一原子力発電所事故は、今も放射性物質を放出し続け、収束の目途すら立っていません。
 「低線量の放射線に長期間にわたり継続的に曝されることによって、その生命・身体・健康に対する被害の発生が危惧される」(2013年4月24日仙台高等裁判所判決文抜粋)と司法も認めているように、子どもたちの健やかな成長が脅かされています。
 「子どもたちに被ばくの心配のない環境で教育を受ける権利が保障されていることの確認」(子ども人権裁判)をそれぞれが居住する自治体(福島市、川俣町、伊達市、田村市、郡山市、いわき市、会津若松市)に求めるとともに、事故後、県外に避難した人たちとも力を合わせて、国と福島県に対し、「原発事故後、子どもたちに被ばくを避ける措置を怠り、無用な被ばくをさせた責任」(親子裁判)を追及するために、約200人の原告が福島地方裁判所に提訴しました。
 12月12日(月)には福島地裁で第8回の口頭弁論が行われます。
 ぜひ、皆様のご参加をお願いします。

■日程:12月12日(月) 
■前段集会・記者会見:
  福島市民会館 〒960-8021福島市霞町1番52号 ℡024-535-0111
■裁判:
  福島地方裁判所 〒960-8512 福島市花園町5-38 ℡024-534-2156

♦前段集会
10:30 開会の挨拶・署名報告など
10:40 弁護団報告会
   「裁判のこれからについて」
12:45 支援団体報告

♦裁判プログラム
13:30 地裁前集会
14:00 傍聴券配布
14:30 裁判

♦記者会見プログラム
15:50 記者会見
16:20 意見交換

2016年12月6日火曜日

福島県知事は避難者から逃げ続け、自民党県議は避難者を「勝手に逃げた」と恫喝 4団体が団結して集会デモ

11月28日から12月2日にかけて、原発事故避難者の皆さんが早朝から福島県庁にて
スタンディングと知事への面会等を求める行動などと4日集会デモを行いました。
避難者の存在は「福島はもう安全」としたい国と県にとって一番なくしたい存在であり、
県知事や県自民党の態度は酷いものでした。
この間の行動については今野寿美雄さんのフェイスブックをごらんください。
https://www.facebook.com/skjohnny.sk?fref=nf

集会デモを報じる4日東京新聞朝刊1面記事

《原発避難》支援求め直訴状 知事面会応じず
と報じた12月28日河北新報より


そして、12月4日(日)には
「自主避難者の住宅無償提供継続を求める4団体共同全国集会in福島」
「原発事故被害者を切り捨てるな!」の集会とデモが行われ、約120名が
参加しました。
FoE Japan より

4団体は原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)・原発被害者訴訟原告団全国連絡会・避難住宅問題連絡会・「避難の権利」を求める全国避難者の会

連日抗議行動をしていた皆さま、本当にお疲れさまです。
この福島県民の本気の一歩も引かない行動が、ムシロ旗が私たちを勇気づけてくれました。

脱被ばく実現ネットのボランティアは4日集会の前に福島駅東口で地元のボランティアと一緒に
チラシ配布をしました。
12・4集会デモのチラシ、子ども脱被ばく裁判リーフレット・まつもと子ども留学基金リーフレットを各200
当会のチラシ(排気筒の危険・住宅補償問題)を500とハート風船を50
今回作成した12月12日第8回子ども脱被ばく裁判の案内チラシ200です。
福島では皆さんがチラシを受け取ってくれるのでうれしいです。「がんばって」などの声もいただきました。




「避難の権利は生存権です」と書いた
ちばてつやさんイラスト入りシールを付けました。
子ども脱被ばく裁判の原告のママや子供たち・可愛い赤ちゃんにも
会うことができました。なかなか会うのも難しいので本当にうれしかったです。

集会では、まず、県庁への行動で、福島県知事が避難者に会おうとせず逃げ回っていること
トイレや食堂までも監視がついてきたことなど県の酷い対応が報告されました。

「避難の権利」を求める全国避難者の会の中手さん

避難住宅問題連絡会の鴨下さん

子ども脱被ばく裁判原告・きびたきの会の松本さん
 原発賠償京都訴訟原告団の福島さん


 ビデオジャーナリスト 湯本雅典さん動画

その後の避難者の皆さんの訴えには今思い出しても涙がにじんでしまいます。
会場のすぐそばに住んでいて北海道に避難の中手さんが「避難は生きる権利」と
事故後に避難のよびかけをしたこと、悔しい気持ちを持ちながら帰還を選ばざるを
得ない仲間がいること。

鴨下さんの「原発被害を見える化しているのは避難者の存在」
「国や県は個別対応を強調している、私たちは団結していこう」
「絶対に(住宅を)出ていかない」という力強いお話。

郡山から川崎に避難している松本さんの「帰りたい」でも「帰れない、帰らない」という涙のあとの、「住宅費用さえ出ない避難者も沢山いる」
「声を出せないでいる人たちのためにも頑張る」とキッと前を向いた顔

福島敦子さんの「私たちがすごすごと帰ったら保養さえなしにされてしまう」
「今日は福島の皆さんが立ち上がってくれたうれしい日」という声。

福島に住んでいる人、避難した人という立場から複雑な気持ちもあると思いますが、
4団体が団結して自主避難者の住宅補償打ち切りに反対する集会デモを開いたことは
本当に画期的なことだと認識を新たにしました。

お腹に響く太鼓と鉦、笛の切腹ピストルズ 圧巻です





デモでは切腹ピストルズの素晴らしい笛や太鼓のパフォーマンスの効果もあり、お店や家から出て
見に来る人もいました。
私はデモの横や後ろからチラシをまいて歩き、時々、お店にもお邪魔してチラシを渡しましたが
「がんばって!」「ありがとう」などと何度も声をかけてもらいました。

ある自民党県議は「勝手に逃げたものが何を言うか」「こういうことをやってもらったら困る」「宮城の地震・津波被害者が福島市に家を建ててるんだ」「名刺を渡すのももったいない」などと言ったそうです。
宮城県は2010年から2016年までに1万8千人の人口減であるのに対して
福島県は13万人の人口減(県外自主避難者はカウントされていない)です。
同じ地震・津波の被害にあっていながらこの数字の違いは明らかに原発事故被害が原因です。
自民党県議には「お前たちが原子力政策を進めてきて、事故が起こったら情報隠蔽しているせいでみんなが苦しんでいる」「宮城の人が福島に家を建ててるのも放射能の危険性を隠しているお前たちの罪だ」と言ってやりたい!
国や福島県は風評被害などという言葉でごまかしていますが、
実害にせよ風評にせよ原因を作った加害者は東電と国であり避難者は被害者であるのに
加害者の責任をあいまいにし、被害者を加害者にしたてあげ、県民を分断する
まったく許せないキャンペーンです。

この4団体の行動を新たな一歩としてこれからが正念場です。2月頃にも大きな行動を起こす予定もあるようです。
皆さま、ぜひ、ご注目とご参加を!!
(山田記)


以下は集会に参加したボランティアからの感想です。

 ★★★

自主避難者の住宅無償提供継続を求める全国集会in福島に参加して。

 県や都の職員は避難先の母親を訪問し「都営住宅は、原発事故避難者のためのものじゃない」「3月までに退去せよ」と迫る。

 自民党の福島県議は「オレは、オレの子も孫も、歯を食いしばって県内に留まって暮らしているんだ。勝手に逃げて、住宅無償を打ち切るな! なんてよく言えるな」と罵倒した。

 まるで、あの横浜の学校の避難の子どもいじめと同じではないか!

 2011.3.11までの普通の生活を壊したのは誰なのか? 放射能で汚染させ、避難を余儀なくさせたのは誰なのか? 歯を食いしばって経済的になんの補償もない「自主避難」を続けているのは、子どもの命と健康を守りたい一心なのだ。東電は加害企業として賠償責任がある! 国も国策の果ての結果に責任をとれ! しかし、補償をすることもなく、苦しみを被害者に押し付ける! 住宅まで奪い路頭に放り出すのか!

 福島駅頭で「原発被害者を切り捨てるな」のチラシを配っていると、中年の女性が「横浜のいじめ、ひどいです。担任や校長も許せないです」と話しかけてきた。避難した子どもへの理不尽ないじめをわが事の様に怒っていた。

 また、60代の女性は「私は飯舘村から福島市に避難している、もう飯舘には帰らない。相馬市に家を建て親と一緒に住みます。子どもたちは別々です。」と語ってくれた。

 さまざまな事情で、自分らは福島に今とどまっているけれど、避難する人たちの気持ちも分かる・・・5年8か月経って、人々にそんな了解が広がっているような気がした。


「帰還を願う被災地の思いも支援したい」と港区の区議は住宅無償提供継続の陳情書を否決した。誰が自主避難者の帰還を願っているのか? 帰還、帰還とせかすのは、国や県、知事や市長、町長、村長たち・・・。子どもの命と健康を守りたい避難する親の願い、基本的人権は、お国の為、福島県の”復興“の為に踏み潰される。

「私達がここで、黙ったら、あきらめてしまったら、保養の権利だって潰される、健康で安全な暮らしを求める被害者の権利が潰されてしまうことです。20ミリSV基準が当然になり、病気になれば本人の責任されてしまう。私達だけの問題ではない。私達は立ち上がり、臆せず、歩み続けます」と力強く、スピーチを結んだ松本徳子さん。

 各団体からのスピーチも集会アピールも、思いが一杯詰まり、心を揺さぶるものでした。

 集会後は、福島駅周辺を練り歩き、県庁まで3キロ半のデモ。

先頭は、切腹ピストルズ。山伏のいでたち10数人、絶滅した日本オオカミの残党との口上、地霊、山や森、川、冥府の神々の憑依のごとく太鼓を乱打する。すごい迫力・・・沿道の人々も興味深げ、カーテンを開けて手を振ってくれる人、戸口から出てきて眺める人、穏やかな小春日和、福島駅周辺デモに初めて参加しましたが、受け止められたという確かな手ごたえを感じました。
(松岡記)

 ★★★

原発事故被害者をきりすてるな!」集会に参加して!

                         宮口高枝

 福島原発爆発事故から県内外に自主避難している避難者たちが、国、県から現在住んでいる住居を追い出さないで! 住宅を保障して!と避難当事者と支援者が立ち上がった。11月28日から12月2日まで、県庁前でプラカードを掲げてのスタンデングと内堀県知事への直訴行動で、来年3月の自主避難者の住宅無償提供の打ち切り撤回を訴えた。そして、12月4日「原発事故被害者を打ち切り捨てるな!」自主避難者の住宅無償提供継続を求める4団体共同全国集会in福島が、福島県教育会館で開催され、多くの人々がかけつけ集会が始まった。

この一連の行動に中心になって、内堀知事に直訴の手紙を届け、抗議のスタンデングに参加し行動してきた、子ども脱被ばく裁判の原告できびたきの会・原発事故避難者協同センターの松本徳子さんがいた。彼女は、きりりとして毅然とした表情ではっきり物言う人だ。しかしこの日の彼女の沈痛な状態に、この一連の行動がどんなに過酷で、心身にダメージを受けたかを理解した。

その集会で彼女は語った。県庁で内堀県知事に直訴の手紙を渡せなかったこと、県庁での抗議、スタンデングの行動を県庁の職員が常に見張り付きまとったこと、そして、自民党の県議に面会した時に、避難した事に厳しい言葉を浴びせられたこと。面と向かって大の男から怒声と共に、高圧的な態度で、「あんた達は逃げただろうがオレの子供も孫も福島で暮らしている」と、彼女は反論したかったが何もいえなかったと。反論の言葉を発したら、故郷に帰れなくなる恐れを感じ取ったようだ。本当はどんなに福島で生活したい事か。しかし自宅は今も汚染された物が庭に保管され、部屋の中も、庭の空間線量も高い。帰りたくても娘を連れては帰れない苦しさを語った。

自民党の県議は心身ともに衝撃を受けるほどに彼女を厳しい言葉で追い詰め、打ちのめし、言葉の暴力を浴びせた。

突然強いられた避難生活。みんな必死に耐えているのに。許すことは出来ない!

そもそも福島原発爆発事故は東京電力の責任であり、被ばく問題が無ければ避難もなかった、大好きな故郷を離れ、家族ばらばらになって暮らす事は無かったはずだ。それを事もあろうに、避難生活さえ根底から覆すように言葉の暴力で叩きのめすやり方は悪辣卑劣。多くの母子避難のお母さんが子どもを守るために顔もだす事もできないなかで、すべてを引き受けて戦いの先頭にたった、松本さんは顔を上げてはっきり宣言した。負けることなく充電して手をつないで活動を続けると結んだ!

避難の協同センターに寄せられた避難者の相談にも、避難先でやっとなれて生活を送っている母子家庭に、住宅供給公社の担当の暴力的訪問がされ、「来年3月で退去してもらう。あなたはどうするつもりなんだ!」「都営住宅は避難者の住宅ではない。甘えるんじゃあない。退去しなければ告訴するぞ!」などの暴力的対応も報告された。

避難住宅から追い出す方法はいじめと同じ、強いものが弱いものを支配する手段が使われているようだ。尋常でない現実に心を決める者たちが続くだろう。避難者への住宅無償保障は生存権をかけた必死の思いであり、抵抗だ。

デモでむしろ旗が何本も掲げられたのは、抵抗を意味していた。


 ★★★


原発事故被害者を切り捨てるな!
124()自主避難者の住宅無償提供継続を求める全国集会in福島に参加して。
124日(日)福島県教育会館での集会ののち福島駅周辺を県庁前までデモ行進しました。


「被害者を切り捨てるな!住いを奪うな!」と繰り返しました。


主催は福島からの避難した人々が中心の以下4団体でした。


    原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん):事務局の大河原さきさん、郡山から神奈川県に避難している松本徳子さん、南相馬から京都に避難している福島敦子さんが挨拶。


    原発被害者訴訟原告団全国連絡会:生業訴訟原告の中島孝さんと「ふるさとを返せ!津島原発訴訟」原告の今野秀則さんが挨拶。


    避難住宅問題連絡会:東京訴訟原告の鴨下祐也さんが挨拶。


    「避難の権利」を求める全国避難者の会:福島市から避難した中手聖一さんが挨拶。


また賛同団体は以下の4団体でした。


    原発事故被害者の救済を求める全国運動:FOEジャパンの満田夏花さんが挨拶。「国連のガイドラインによると、避難者は国内難民と定義され、帰還時期は自分で決める権利があります」。またいわき市市議の佐藤和良さんが発言しました。「20年前フクイチのプルサーマル反対の運動をこの教育会館で始めた。それから戦線は拡大した」


    避難の協同センター:パルシステムの瀬戸大作さんが挨拶。「川越市との交渉に参加してきました。千葉県や山梨県でも行政との交渉が行われています」


    ヒューマンライツ・ナウ:メッセ―ジ。


    福島原発震災情報連絡センター:新潟市議会議員中山仁さんからメッセージ。


集会の最後に「原発事故被害者を切り捨てるな!」集会アピールが採択されました。


「私たちは怒っている。腹の底から怒っています。内堀知事、あなたはなぜ、私たち避難者の前に姿を現そうとしないのですか。なぜ、直接声を聴こうとしないのですか。なぜ、自ら決めたことについて、自分の言葉で説明しようとはしないのですか。………………..


あなたの決断といわれている避難指示区域外避難者の住宅無償提供打ち切りの通告期限まで、あと118日です。12539もの家族、32312人もの方々が、いま、寒風の中に立ちすくんでいるのです。…………………。福島県知事には、福島県民の健康と命と生活を守る義務があるはずです。…………….。福島県民に、これ以上の悲劇を強いることだけは、避けてください。……


上記の主催団体の人たちは124日(日)に先立つ1週間、1128日から122日まで悪天候にも関わらず県庁前に知事との面談求めて、スタンディング(アピール)と直訴行動を行いました。知事は全く姿を見せず、直訴状を受け取らなかったそうです。山形県米沢市の市長が住宅無償提供継続を求めて面談を求めましたが、知事は会わず代理が対応したそうです。
本来ならば福島県民のために住宅提供してくれている自治体にお礼をしてまわるべきでしょう。
全国のもっと多くの声を集めて、さらに内堀知事を追い詰める必要があります。
以上 冨塚元夫


2016年12月2日金曜日

12.3&12.4 志摩市&宝塚市の学習会「原発事故後の日本はどうなっているのか?3.11事変とチェルノブイリ法日本版制定」

ギリギリの告知で申し訳ありません。
明日と明後日、三重県志摩市と兵庫県宝塚市で、
原発事故後の日本はどうなっているのか?を念頭において、
「3.11事変とチェルノブイリ法日本版制定」
 の学習会を開きます。

以下、その告知文とチラシです。

 交通事故に遭ったら、加害者は被害者の命、健康を救護する義務があります。それをしないでいたら(いわゆるひき逃げをしたら)救護義務違反の責任(最高で10年以下の懲役刑)が発生します。
だとしたら交通事故とは比較できないほど深刻な原発事故に遭った時、 加害者が被害者の命、健康を救護する義務を負うのは当然です。福島原発事故の加害責任を負う日本政府は、被害者家族が家族の命と健康を守るために汚染地帯から避難することを救護する義務を負うのは当然です。もしそれをせずにいたら、日本政府は救護義務違反の責任を問われても仕方ない(責任者は誰だ)。
こうした世にも不可解な事態が、311原発事故以来、日本に次々と発生している。
そのため最も被害を受けている人たちが泣き寝入りせざるを得ない世にも不条理な事態が次々と発生している。
こんな日本、おかしいんじゃないか。
根本から直していかなけりゃ、だめなんじゃないか。 
いろいろやることがあるんじゃないか。
‥‥などなど思っている人たちとそれを学びあう、語り合うのが今回のチェルノブイリ法日本版条例の制定のための学習会です。
                                              (以上、柳原敏夫)

              
                     ◆◆◆◆ 12月3日 志摩市 ◆◆◆◆




                            ◆◆◆◆ 12月4日 宝塚市 ◆◆◆◆



2016.11.27 東葛報告会 郡山「同じ学校に甲状腺の手術を受けた生徒が4人」 流山市は通学路のすぐ脇で0.4μSv/h計測

何事もなく市民生活が営まれている馬橋駅前。しかし、そこで「ある事」が確実に進行しており、「無関心」=「危険」であり、多くの人々に影響が出る可能性が高まっています。放射能安全プロパガンダの中、警鐘を鳴らし続ける皆さまの声をお伝えします。

松戸市の河川の空間線量表示(平成26年6月27日測定)

8回福島・東葛活動報告会「東葛甲状腺問題の核心/チェルノブイリ・福島から学ぶ。本当の健康被害と今向き合う」               

主催:NPO法人快医学ネットワーク

日時:20161127()12時~ 場所:馬橋東市民センター(常磐線馬橋駅徒歩8分)

【当日のタイムテーブル】

12:151:30保養相談会〉

ブース参加団体:長野高遠はくりゅうの家/佐渡へっついの家/まつもと子ども留学

1:30~〈福島・東葛活動報告〉

・橋本俊彦(まつもと留学基金理事/うけいれ全国協議会運営委員/福島各地、東葛地

区で健康相談)

・関久雄(新潟県佐渡島「へっついの家」主催/福島県二本松市在住)

・香取直孝(松戸市自然食無農薬やおや旬店主・映像作家)

・我妻啓光(千葉県東葛地区の人々のための定期的健康相談)

関さん

・保養を否定する動きがある。保養事業継続の為クラウドファンディングを行ったところ、執拗なバッシングに遭い、ツィッター等で大分叩かれた。

・幸福の科学の福島は安全で「心の除染」が必要だというアピールや最近福島高校の生徒が防護服無しでフクイチ構内をバス見学したが、今年2月のマスコミ関係者の見学では全員防護服を着用していた等々、放射能安全キャンペーンが危険なレベルに。  

・福島県内の自由に物が言えない雰囲気は「戦争の始まり」に酷似している。

香取さん

・孫は不整脈や骨折で苦しんでいる。24歳で突然死した人もおり、東葛では健康被害が拡大している。(当日は知り合いの方の紫斑病の様子を撮った写真を公開)

(ガンダーセン氏の発言を引用し)福島原発事故で100万人が癌になる。国家そのものが違法行為をしている!

2:30~〈福島県健康被害の今〉

・「福島甲状腺被害の実態、私たちが考え、実践すべきこと」牛山元美医師(さがみ
生協病院/311甲状腺ガン子ども基金顧問)

・福島甲状腺被害者からの報告/WatanabeNorio夫妻(郡山市在住)

牛山医師

・鈴木真一教授は「再発」「再手術」が何名なのか明言を避けている。福島県立医大では火曜日が鈴木教授の診療日だが、患者さんはただひたすら待ち続け診療は3分。

「タイロイドカフェ」という病院内の甲状腺がん患者の会が作られているが、医師が一方的に話をし、患者同士の情報交換は禁止。取材は拒否。この一方的な話をするのが鈴木真一、山下俊一両氏。

・事故当時15歳以上に甲状腺がんが多発しているが、この年齢の受診率が低く大変に心配な状況。

・商売に差し支えると小児甲状腺がんの罹患を隠している患者さんがいる。この患者さんだけではなくほとんどの患者さんが周りに病気を隠している。

・医師が参集する大規模イベントで甲状腺の権威と呼ばれている医師が、小児甲状腺がんは危険ではないと言いながら、最後に子どもの甲状腺がんは見たことがないと発言。
福島甲状腺被害者Watanabeさん

・自分は教職に就いているが「放射能」「被ばく」は学校ではNGワード。保護者はこれらの事実に触れず、子ども達はその影響で知識が無い。福島では「放射能」で騒ぐと異端者扱い。
・驚いた事に同じ学校に甲状腺の手術を受けた生徒が4人存在していた。
・自分への脅迫があった。原子力ムラは実在する。
415分~〈東葛の実態を共有する〉
・街頭市民健康アンケートについて/増田薫松戸市議会議員
・東葛地区放射能汚染データについて/DELI松戸市議会議員
・流山市への甲状腺検査実施要請嘆願について/大橋歩

増田市議&DELI市議

・街頭で行った放射能に関するアンケートでは予想外に2時間で50人もの人が答えてくれた。全く問題が無いとは思っていない人が多い。

・アンケートで判ったことは、甲状腺検査は費用負担がもっと軽く、集団検診なら受けたいと思っている人が多い。

・甲状腺検査で、松戸市は2巡目にも助成金を出すべき

(DELI市議は選挙公約の公園の放射能測定を続けておられます。配布資料に因れば中町公園の空間線量は0.138μSv/hですが、土壌汚染は12,800Bq/kgと土壌汚染が深刻な状況です)

大橋さん

・流山市での甲状腺検査実施を目指し、陳情書提出や議員回り、署名活動等をしたが、叶わなかった。「つくばエクスプレス」に代表される産業振興重視の流れを止められなかった。
・流山市は通学路のすぐ脇で0.4μSv/h計測される等、まだらに汚染されている。

登壇者の皆さまの発言は貴重なもので、驚くべき事実も語られ、啓発されるところ大でした。参加者が少なかったのが、残念でしたし、また大きな問題でもあると思います。

安倍政権の支持率60%などという「見たいものしか見ようとしない」多くの方々に1001000年と続く放射能汚染の問題は、自分と子どもの「未来」がかかっていることを粘り強く訴えていくしかないようです。