告知

告知 ①官邸前抗議 12.19(木)14時30分~15時30分 ②最高裁前抗議集会・「子ども脱被ばく裁判」棄却決定に抗議 2025年1月7日(火)14時~15時

2015年12月9日水曜日

20160117 木幡ますみ、飛田晋秀講演会のお知らせ

2016年1月17日(日) 13時開場 13時30分開演で 脱被ばく実現ネット主催
木幡ますみさん、飛田晋秀さんの講演会をJR渋谷駅新南口すぐの光塾にて
行うことが決定いたしました。

11月15日の大熊町議会議員選挙で2位当選された木幡さんには深刻な健康被害が広がる「福島の真実」(仮題)を語っていただきます。

飛田さんには原発事故を風化させないため撮り続けている写真の展示と講演をしていただきます。
飛田さんはまた、フライデーに掲載された福島の勇気ある20歳女性の甲状腺がんでの熾烈な闘病生活の記事において写真を撮られた方としても知られています。

日 時  2016年1月17日(日) 13時開場 13時30分開演 
場 所  光塾 渋谷区渋谷3-27-15 光和ビル地下1階 JR渋谷駅新南口すぐ
主 催  脱被ばく実現ネット
参加費  500円     50名(ご予約いただければ席を確保いたします)
問い合わせ  nijisaiban@gmail.com 又は岡田(090-8494-3856)

★尚、12月5日、「原発事故被害者の切捨てを許さない東京集会」においてチラシを配布いたしましたが、
 光塾の場所の記載に誤りがありました。
  誤 JR新宿駅南口すぐ → 正 JR渋谷駅新南口すぐ

  またチラシでは 先着順 としましたが 
    (ご予約いただければ席を確保いたします)
  としたいと思います。

 大変申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


2015年12月3日木曜日

子ども脱被ばく裁判 第3回口頭弁論 迫力の原告の訴え

皆さま、12月1日、子ども脱被ばく裁判の第3回口頭弁論が行われました。

 提出する署名9705筆を持って支援者の激励を受ける原告と
弁護団の皆さん。

裁判所前で打ち合わせする弁護団


20151201 UPLAN【交流集会・進捗確認・出発式】子ども脱被ばく裁判第3回口頭弁論
https://www.youtube.com/watch?v=b85ElDmBwkA 

20151201 UPLAN【裁判前リレートーク・記者会見・意見交換会】子ども脱被ばく裁判第3回口頭弁論
https://www.youtube.com/watch?v=RthWv6YzgZA


参加した宮口さんの報告です。

脱被ばく実現ネットのメンバーは早朝に関東をたって、福島駅前で、9時過ぎから約1時間、当会の最新チラシに第3回口頭弁論開催お知らせチラシ(署名合計1万6700筆、ハガキ合計1500枚を提出予定も記載。皆様ありがとうございます!)をセットにして、ハート風船を持ちながら道行く人に配布しました。
あまったハート風船は会場の旗や入口に飾りました。
福島駅前ではいつもの渋谷ハチ公前での配布より、格段にチラシ受取りがよく、すれ違った方がチラシをもらいに来る場面も有り、反応がとても良かったです。
そして
全国の支援の皆様からよせられた、署名の今回提出分9705筆を持って原告の皆さんと弁護団の皆さんが裁判に臨みました。
今日の口頭弁論は、門前払い判決にさせないための大変緊迫した弁護士、被告、裁判長のやり取りがあり、弁護士さんたちの追求の姿に惚れ直しました。
2人の原告陳述があり、Nさんは汚染の厳しい高校の学校再開をめぐり、校長や行政、東電に請願など奔走し、学校側の文科省いいなり姿勢に憤りながら、米沢と福島を通学させた辛い思い、子どもたちは、すでにに被爆しちゃっているから、私たち子ども産めるのかな?という会話もあった。子ども達を守りたいと切々と訴えた。
今野さんの陳述は、原発で技術者として働いてきて、年間で最高でも12ミリシーべルトの被ばくだった。
しかし国、東電は年間20ミリシーベルトの地域に子どもたちも帰そうとしていると、国、県、東電への怒りの陳述で迫力に冨み、素晴らしかったです。
被告の代理人に中にはうなづき聞く姿もあり、Nさんの陳述後に傍聴席から拍手があり、裁判長に注意されるも、今野さんの陳述が終るとさらに大きな拍手が会場を包みました。
 原告の声を聞く会

裁判に先立ち、午前中は原告の話を聴くことを中心の交流会が開かれました。
東京電力の福島原発事故以後の原告の考え方、感じ方が話され、参加された原告たちが、現在の思いなどを語った。初めての方の発言が、とても自立していて、県や国へのしっかりした考えを述べられて、刺激的でした。
裁判傍聴は希望する方がほぼ裁判会場に入れました。
裁判後の記者会見

次回は2月25日が予定されており、子ども人権裁判の門前払い判決を
崩し実質審議を引き出す重要な公判になるようです。

又ご一緒しましょう!


今後の裁判予定、2月25日(木)、5月26日(木)、8月8日(月)

(宮口記)



以下の口頭弁論での原告の今野さんの訴えをご覧下さい。


第3回口頭弁論意見陳述書

先ず始めに一言申し上げたいと思います。
裁判官の皆様、被告及び被告の弁護人の皆様。皆様の宝物は、何ですか。私の1番の宝物は、子供です。
今も宝物である子供達が危機に晒されています。又、放射線にも晒されています。
もうすぐ、大震災及び原発事故発生より、4年9か月を迎えます。
11/30、今回の県民健康調査では、甲状腺癌及び癌の疑いのある子供達が、152人となりました。100万人に1人か2人と言われてきた癌の発症及び疑いのある症状が、38万人で152人となりました。これは、現実に起きていることです。
甲状腺癌を切ると、それで治療が終わる訳では、ありません。一生、ホルモン剤を飲み続けなければなりません。
子供達や母親達、原発被害者を守らない出鱈目の政策を行っている国や県、行政に対し怒りの収まらない日々が続いています。
私は、現在、小学4年生の息子と妻と、妻の両親、叔父達、浪江の人達と共に浪江町から福島市に避難しています。
当時は、原子力従事者で、女川原発に出張中でした。週末で、帰宅の準備中に地震が発生し、目の前に20m以上の津波がやってきて、建物も道路も車も流されました。
3/15まで、家族と連絡をとれず、又、女川原発から脱出することができませんでした。
3/11の夜、女川原発内事務所のBS放送で1Fが全電源喪失し、原子炉水位が低下していることを知りました。
この世の終わりを感じました。
この時から、東電や国の出鱈目な対策や事実の隠蔽が始まりました。メルトダウンが起きても、3か月経った6月にようやく、国も東電もメルトダウンの事実を認めたのです。しかし、事実隠蔽は続きました。
3/11以降、国や県は、汚染の状況や被ばく量を隠し続けてきました。汚染の酷い高線量地域に人々を留めおき、不要な被ばくを受けさせ続けたのです。
安定ヨウ素剤の配布もせず、服用もさせず、避難させず、何の対策も取らないどころか、被ばく拡大をしました。
国(文部科学省)は、SPEEDIのデータを福島県に送りましたが、福島県は、これも隠してしまい、国から情報は無かったことにされました。
猪苗代町の旅館に避難中の時、一緒に避難している出産を控えた親戚の母乳検査をして貰える様に、県庁に何度も依頼しに出掛けましたが、「国や県の意向で測る事は、出来ない」と言われました。
この時、私は、福島県は、県民を守る気などないんだなと思いました。
測定すると被ばくしていることが、解ってしまうことを恐れ、測定をしないようにされていたのです。
それだけでなく、山下俊一氏に安全洗脳教育をさせました。事故前までは、放射線と健康障害について、被ばくをすれば癌の発症や健康障害の発生を提唱していた教授が、180度、反対のことを言い始め、被ばく拡大に加担しました。新たな安全神話の始まりです。
漫画美味しんぼでの鼻血問題は、国と県は、作者と出版社に対し、異常なほどのバッシングをしました。
事故後、半年位経ってから、私も1か月に1度から2度、鼻血がでました。昨年位まで続きました。
息子は、事故後、半年位経ってから、1か月に2度、風邪をひくようになりました。免疫力の低下によるものと思われます。2年間位続きました。
こういう事実を無かった事にしたいが為、国や県は、大騒ぎしました。沢山の人達が健康被害を訴えています。
現実に起きている事象に対し、背を向け目をつぶり、口をつぐみ、被害を拡大しています。
息子達は、3/11から3/15の早朝まで、線量の高い津島地区に避難していて被ばくさせられました。
今尚、SPEEDIの情報隠しに腸の煮えくり返る思いです。あの時、ちゃんと情報が伝えられていれば、少しでも不要な被ばくは避けられたのではないでしょうか。又、もっと遠くに避難したのではないでしょうか。
4年9ヶ月経っても、住宅除染も宅地除染も終わらず、毎日、被ばくを強要されています。学校のエアコン設置は今夏になってやっと始まりました。4年半も経って、やっとですよ。この間、子供達や人々は、被ばくしっぱなしですよ。
学校の設置者である市町村は、被害者でありながら、除染等で加害者の尻拭いをさせられています。
国や県、行政は、重大な法律違反をしています。
放射線障害防止法が定めた『一般人の追加被ばく線量年間1mSv以下』という基準に違反しています。
放射線管理区域指定の40,000Bq/1㎡の基準も違反しています。
事故後の年間20mSvなどという数値は、とても容認できるものではありません。
0.23μSv/hなどというマヤカシの数値も容認できません。本来、0.11μSv/hで年間1mSvです。
私は、原子力で29年間働いてきましたが、今までで最高の被ばく線量は、年間12mSvです。
いかに、20mSvと言う数値が大きいかと言う事です。原子力従事者より多くの被ばくを小さな子供達に強要しているのです。
法を守らない出鱈目の政策を被害者に押し付ける国(各省庁)。県民を守らない福島県。
加害者である国と結託し、県民を欺いてきた福島県。事実を隠蔽し被ばくを拡大させてきた国と県。
どちらの罪も非常に重いものです。
子供達は、子供達を護れない。子供達を護るのは、大人達の責任です。そして義務です。
子供達に安全安心な環境と未来を提供しましょう。 以上

2015年12月1日 

 意見陳述人 子ども脱被ばく裁判 原告 福島県双葉郡浪江町 今野寿美雄


甲状腺がん及び疑い152人に 第21回福島県「県民健康調査」検討委員会

 第21回福島県「県民健康調査」検討委員会が開かれ、対象の原発事故当時18歳未満の受診者のうち152人が甲状腺がん及び疑いであると発表されました。発表のたびに痛ましい手術を受ける子どもたちが増えてゆきます。

100万人に1人か2人といわれている小児甲状腺がんであるのに、30万人から152人ものがんが発見されているのにまたしても科学的根拠もなく「放射能の影響とは考えにくい」と結論づけました。

子どもたちを放射能から守る全国ネットワークの情報ブログに
各紙報道まとめがあり、福島民報の出している図が一番判りやすいと思います。
ちなみに、この図では手術の結果の良性1名は数から除外されているようです。

http://kodomozenkoku-news.blogspot.jp/2015/12/1130.html













なお、今回の資料は2巡目検査(本格検査)のみで
1巡目(先行検査)に関しては
「口頭での説明で、悪性ないし悪性疑いの例が1例追加、
手術済みが2例追加とのことでした。
なので、先行検査の悪性ないし悪性疑いは114名(良性1人を含む)です。」
との、おしどりマコさんからの情報をいただいています。

2巡目のみの数を突出させて、事故被害を小さくみせようとする意図がありありです。
こどもたちの健康を考えるならこれほどの健康被害が出ているのに、「放射能の影響とは考えにくい」などとせず、少なくとも「放射能の被害の可能性も考えられる」として一刻も早く避難させ、これ以上の被ばくをさせないようにするのが医療関係者や行政のやるべきことです。

Ourplanet-TVの動画
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/2004


福島県の
資料ページ
http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/21045b/kenkocyosa-kentoiinkai-21.html

本格検査実施状況
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/142142.pdf


2015年11月25日水曜日

最新チラシのPDFをアップいたしました。 拡散をよろしくお願い申し上げます。

皆さま、新宿デモの様子やデモ時の子ども脱被ばく裁判原告の訴え等を載せた
最新チラシのPDFをアップいたしました。
拡散をよろしくお願い申し上げます。




全国への発送も受け付けています。
ご連絡お待ちしております。nijisaiban@gmail.com

2015年11月20日金曜日

震災・原発事故避難者 都内7509人(2月12現在) 66.6%が定住希望

現在、原発事故自主避難者への住宅支援打ち切りが2017年3月と発表され、大変な問題になっています。
また、情報を知らされず、住宅支援制度があることを知らないまま避難し、申請が間に合わずなんの支援も受けておられない方も数多くおられます。
福島県は帰還者には引っ越し費用を援助するなどとし、多くの原発事故避難者が国や福島県により「被ばくか貧困か?」の二者択一を迫られています。
今年の3月の産経ニュースの発表では都内に暮らす東日本大震災・原発事故関連の避難者は2月12日現在で7509人にのぼり、うち福島県は6117人です。原発事故避難者が圧倒的に多数だと推察されます。
また、避難者のうち都内に定住したいと考えている方は66.6%にのぼるとのこと。
避難者にとって住宅問題は死活問題であり、事故の加害者である、国や東電がこれらの補償をするのは当然のことです。
12月5日原発事故被害者の切捨てを許さない東京集会があります。
ぜひ皆さま、ご参加ください。
原発事故被害者の救済を求める全国運動主催
-「避難の権利と健康に生きる権利!」住宅支援と賠償打ち切りを撤回させよう!
 2015 原発事故被害者の切捨てを許さない東京集会」
【開催日】
  2015125日(土 ) 13:30~16:30
 【会場】  場所:田町交通ビル6階ホール(東京都港区芝浦3-2-22) 300人規模
アクセス:JR田町駅「芝浦口」徒歩3/都営三田線・浅草線 三田駅A4出口より徒歩5
 【主催】 原発事故被害者の救済を求める全国運動
 【協力】 原発事故被害者団体連絡会、「避難の権利」を求める全国避難者の会



以下3月12日付け 産經ニュースより

避難者暮らす東雲住宅で追悼行事

 ■故郷思い、希望持ち頑張る
 甚大な被害をもたらした東日本大震災から、11日で4年。福島県を中心に、被災地からの避難者が生活している江東区東雲(しののめ)の公務員宿舎「東雲住宅」で、追悼行事が行われた。参加者は震災で亡くなった人たちの冥福を祈り、いまだ帰れぬ故郷に思いをはせた。
 ◆来年3月まで
 東雲住宅は、応急仮設住宅として平成23年4月から避難者を受け入れ、1月末時点で509世帯994人が入居している。そのうち、477世帯959人は、震災と東京電力福島第1原発事故の被害に遭った福島県からの避難者だ。被災地からの要請を受け、入居期間の延長を繰り返しており、同県からの避難者の入居期間は来年3月までとなっている。
 追悼行事は、避難者らでつくる「東雲の会」の主催で行われた。会場では献花台に避難者や来賓が花を手向け、地震が発生した午後2時46分には、1分間の黙祷(もくとう)がささげられた。
 同会役員で同県南相馬市から避難してきた三沢宏造さん(72)は「故郷を離れ、4年がたった。故郷に少しでも早く戻れることを願い、避難生活に希望を持ち、頑張っていきたい」とあいさつした。
 ◆「戻りたい…」
 「今年も、庭の梅の花の香りを嗅ぐことができなかった」。追悼行事に参加した同県浪江町の女性(80)は、諦め顔でつぶやいた。同町の女性の自宅庭は梅やバラ、ツバキなど20種類以上の花で彩られ、毎日、手入れをしていたという。「まさか、こんな事態になるとは思っていなかったから、庭の写真を一枚も撮っていなかった」と、女性は表情を曇らせた。
 裏山があり、夏にはアユ釣りの釣り人でにぎわう川が見えた自宅を懐かしく思い、「生まれも育ちも浪江町だから、ここの環境にはなかなか慣れないね。いつ帰れるか分からないけど、町に戻りたい」と話した。
 同町の半谷(はんがい)千代子さん(76)は、来年3月までとされる入居期間について「どこに行くかあてもないし、家があっても帰れない。ここでせっかく友達もできたのに、それがまた離れ離れになると思うと、不安になる」と嘆いた。
 ◆心境に変化も
 4年という月日が流れる中、避難者の生活や心境も変化してきた。同町の豊島力さん(79)は、農家をしていた経験を生かし、一昨年から区立保育園でサツマイモの栽培方法などを教える講師を務めている。近所の子供たちからは「お芋のおじちゃん」と親しまれている。
 「ひ孫のようなかわいい子供たちから、元気をもらっている。福島と環境は違うけれど、地域の人たちの協力もあって、頑張って過ごしている」と笑った。
 同県富岡町で美容室を経営していた菅野洋子さん(73)は、同県いわき市周辺への転居を心に描いているという。「来年3月までに(東雲住宅を)出ていかなければならないという覚悟はできてきて、自宅近くのお墓参りをしたいという思いが強くなった」と菅野さん。「実現するか分からないけど、いわき近辺に身の丈に合った家を求めようかなと、一歩踏み出そうとしているところです」と話した。
                   ◇ 
【用語解説】都内の避難者
 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故では、平成24年4月の9505人をピークに、今も7509人が都内に身を寄せている(2月12日現在)。内訳は福島県6117人、宮城県935人、岩手県310人、その他147人。避難者が多いのは江東区、江戸川区、中野区など。昨年発表された避難中の1155世帯が回答した都のアンケートでは、66・6%が都内で定住を考えているとしている。

2015年11月16日月曜日

子ども脱被ばく裁判 応援カレンダー 予約受付中!

子ども脱被ばく裁判の支援のための来年のカレンダーが発売されます。
日本を代表する人気作家が子ども達を思って協力してくださっています。
ぜひご購入ください。

チラシから

核なき子どもの未来を願って、日本を代表する人気絵本作家12人が来年2016年のカレンダーを作ってくださいました。この豪華な顔ぶれをご覧ください!クリスマスプレゼントにもぜひどうぞ
また、収益は「子ども脱被ばく裁判の会」にご寄付いただけることになりました。寄付金は、裁判費用・調査費・原告さんらの交通費・印刷代等に使わせていただきます。
こころよりご購入をお願いいたします。

共同代表福島県 片岡輝美 大阪府 水戸喜世子

カレンダーに参加してくださる12人の絵本作家のみなさん
1月 降矢 なな
2月 おーなり 由子 
3月 ふしはら のじこ
4月 市居 みか 
5月 はた こうしろう 
6月 スズキ コージ
7月 青山 友美 
8月 長谷川 義史 
9月 山本 
10月 吉田 尚令 
11月 山福 朱実 
12月 あおき ひろえ

料金
1部(カンパ) 1,000(送料別)
10部以上 お買い上げの場合は1部 900円に割引させていただきます。

送料
1~2部250円 3~10 360円 11~15部510円 
16~30部1000円 31部以上1500円

お問い合わせ・お申込み先
2016カレンダープロジェクトチーム
  • Mail /  ehoncalendar2016yahoo.co.jp  @に換えて送信ください
  • Fax /  072-683-0404
  • 郵便 / 569-0805 高槻市上田辺町11-3-206
お申し込みをいただいた方にはカレンダーと一緒に振り込み用紙を同封いたします。

チラシダウンロードはこちらから↓
https://drive.google.com/file/d/0B9_9VnmI4YARVlBlbnFvdk5ISkV6eUJCTTItSUFLSHNYVC1r/view?usp=sharing

講演会のお知らせ「あれから5年 フクシマ─放射能被害の現状と科学する市民」


11/22 講演会・討論会のお知らせ
「あれから5年 フクシマ─放射能被害の現状と科学する市民」


原発事故から5年が経とうとしています。
「復興」という言葉が飛び交っていますが、
福島では、放射能の汚染土を入れたフレコンパックが山積されたままです。

そこで生活している人たちは、放射能の不安に苛まれながら日々生活し、
子どもの命を守るために、市民化学の知恵を活かし、
原発事故による放射能被害の調査及びその軽減に取り組んでいます。

今回、市民放射能測定室で放射能の被害について調査してこられた
鈴木薫さんをお招きして、改めて放射能の影響について考えたいと思います。
多くの方々のご参加をお待ちしております。

●日時: 11月22日(日)14:00~16:30(13:30開場)
●会場: 明治大学リバティタワー2F 1021教室
      *会場が変更になりました。
「御茶ノ水」「神保町」など下車5分
●資料代: 1,000円

<内容>
◎講演:鈴木薫さん(いわき放射能市民測定室たらちね事務局長)
◎討論:崎山比早子さん(元放射線医学総合研究所主任研究官)+鈴木さん+神田香織 

◎主催:NPO「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」
◎協賛:NPO「有害化学物質削減ネットワーク」

2015年11月11日水曜日

【報告】10.31「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」主催の学習会「自主避難者を切り捨てることは「正義」を切り捨てること」

来年3月23日から日本で、福島原発事故の被ばくによる健康被害などを世界中の市民が考える「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」が開かれます(その詳細->こちら)。

 そのプレ企画の1つとして、先月31日に、たんぽぽ舎で、自主避難者の人たちがが突きつける問題を考える学習会を開きました(※)

講演者は、
福島市から札幌市に家族避難した中手聖一さん(『「避難の権利」を求める全国避難者の会』共同代表)
郡山市から静岡県富士宮市に家族避難した長谷川­克己さん(同会。事務局)

 中手聖一さんのお話①(冒頭の30分は->音声記録」をお聞き下さい)

 中手聖一さんのお話②、長谷川克己さんのお話①

 長谷川克己さんのお話②

「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」の告知

        
 (※)【学習会の趣旨】--何が福島の原点か--
 日本政府は、このたび、国民の将来の生命と平和を守るためと称して集団的自衛権の行使を合憲とみなし、国会の場でも容認しました。

 もし、日本政府に市民の生命と平和を守る決意が本当にあるのなら、2011年自ら加害責任を負う福島原発事故発生で市民の生命と平和が未曾有な危機 に見舞われた事態に対し、直ちにチェルノブイリ避難基準に準じて福島県全域と県外の重大な汚染地の住民の集団避難を実行すべきでした。
 しかし、日本政府は原発周辺の限定地域の集団避難を実行した以外は、山下俊一ら御用学者を動員して安全神話の吹聴に努めるだけで、その結果、日本政府に見 捨てられ、安全神話を信じなかった多くの人々は自主避難を余儀なくされました。これら自主避難者は放射能災害と政治的迫害により居住区域から逃れた人々で あり、国際法上、難民と呼ばれる人々です。

 これが福島原発事故問題の原点です。当初、日本政府が、政府の責任で、チェルノブイリ避難基準にならって直ちに住民の集団避難を実行していれば、その後 の、事故4年で小児甲状腺がんが137人という異常多発(チェルノブイリ事故のベラルーシの38倍)に象徴される深刻な健康被害も防げたはずであり、自主 避難者の経済的自立に向けて必要十分な手当てが実施されたはずです。
 
 ところが、日本政府は、この原点とその帰結(深刻な健康被害の発生や自主避難者の経済的困窮など)を隠蔽することに汲々とし、先ごろ、難民となった 自主避難者への支援を2017年に打ち切ることを決め、難民の汚染地への事実上の強制移住(帰還)によって、原発事故以前の状態に戻す政策に出ました。

 これは、原発事故はあたかもなかったかのような状態に巻き戻す日本政府の事故収束の仕上げの政策です。

 しかし、その本質は、難民となった自主避難者の生命と平和を捨て去る、放射能以上に残虐極まりない人権侵害であり、日本の歴史上、類を見ない集団的 人権侵害として、国際刑事裁判所の場で、住民に対する広範かつ組織的な犯罪である「人道に関する罪」として裁かれるべきであると言って過言ではありませ ん。

 今回の学習会では、自主避難の当事者の方たちから、現状報告にとどまらず、現在、福島地裁で係属中の、子どもたちの避難の権利の確認を求める裁判の経緯もふまえて、そもそもの「避難の権利」とは何なのかについても、お話をうかがいます。

「子どもたちの避難」について、2013年5月、チョムスキーは次のように語りました。

福島のような大惨事を防ぐために解決しなくてはいけない、化石燃料、
原子力、代替エネルギーや組織にまつわる問題が山済みであることは事実ですが、一部の問題はとても緊急を要するもので、他のいかなることよりも最優先されなくてはいけないことの第一は、 被ばくの深刻な脅威にさらされている数十万の子どもたちを救うことです。
この緊急の課題に対して解決策を見つけ、政府にそれをさせるためのプレッシャーを日本の市民の力でかけなくてはいけません。そして、その非常に重要な取組みに、私も支援できることを望んでいます。


 

 原発の再稼動・輸出が進むなかで、そもそも「なぜ原発の再稼動に、原発の輸出に反対するのか」今、その原点に立ち帰るためにも、自主避難者の人たち がが突きつける問題を一緒に考えていきましょう。2016年、核の問題をつうじて、福島から世界の不公正の問題をとらえなおしてみませんか。< 北>の大都市の豊かさは、貧困な地域に原発を押しつけ、他に仕事の選択肢がない人々に原発労働を押しつけ、貧しい南の国にウラン採掘を押しつけ、成 り立ってきました。一生出会わない遠くに住む人々の生活と尊厳を踏みにじることでしか成立しない「豊かさ」と「幸福」ではなく、核のない世界を構想してみ ませんか。

【報告】11.7新宿デモ 世界社会フォーラムからの訴え 

福島原発事故は様々なものの正体を暴き出しました。その最たるものが日本政府の本質でした。原発事故のおかげで、日本政府は我々市民の切実な声を無視するのだ、日本政府は目に見えない独裁国家なのだということを、マインドコントロールから目が覚めた私たちは、思い知らされました。
その結果、原発事故と事故の加害責任を負う独裁制の日本政府のおかげで、「子どもを守れ」という私たちの声にもかかわらず、多くの人々の「命と平和」が脅かされています。
その困難をどうやって克服したらよいのか。
その解決のお手本がお隣りの韓国にあります。チェルノブイリ事故の翌年、1987年6月に起きた民主化の実現です。
このとき、韓国は民主化を求める国内の市民運動と、ソウルオリンピックを翌年に控えた世界の世論の声が韓国の独裁制を退場に追い込みました。国内と世界の市民運動がつながってこそ大きな力になる輝かしいお手本でした。

原発事故は国境なき過酷人災です。その意味で、福島原発事故は世界中の人々にとっても我が身の事故です。日本政府の「原発事故を限りなく小さく見せる」政策のもとに、被ばくした人々の「命と平和」が脅かされるとき、それは全世界の市民にとって「命と平和」が脅かされることです。
私たちは、日本と世界の市民が手を取り合って、日本政府の独裁制をやめさせ、日本政府の「原発事故を限りなく小さく見せる」政策をやめさせ、日本と世界中の市民の「命と平和」を守る必要があります。
その取り組みの1つが、来年3月23日から、世界最大の世界市民運動である世界社会フォーラム※)が主催して、日本で始まります。
 ->「核と被ばくをなくす 世界社会フォーラム2016

今、困難に直面している皆さんこそ、日本と世界の市民を結ぶこの取り組みに注目して下さい。
そして、一緒に参加して、 日本と世界中の市民がつながり、日本と世界中の市民の力で、人々の、とりわけ今も被ばくの危険の中にさらされている子どもたちの「命と平和」を守ろうではありませんか。

以下、
11月7日、デモに参加した、世界社会フォーラムのスタッフの長瀬さんのスピーチです。



※)ふくしま集団疎開裁判を当初から一貫して支持してきたチョムスキーも、世界社会フォーラムを応援しています
            2003年の世界社会フォーラムで話すノーム・チョムスキー  


【報告】11.7新宿デモ 沖縄と世界(パリ)からの訴え 

 沖縄と福島は運命共同体です。3.11以後、共に人々の「命と平和」が最も脅かされているからです。
 日本は戦争法案の通過で戦争に向かうと言われていますが、沖縄と福島は既に戦争状態です。沖縄は沖縄戦以後、福島は3.11以後、共に人々の命と平和が最も脅かされ続けているからです。
  だからこそ、沖縄と福島の最大の課題は「命こそ宝」を文字通り実現することです。共に「命と平和」を脅かすことのない状態を作り出すことです。
 だから、 沖縄と福島の人々こそ最も強く結びつき、支えあい、励まし合うことが大切です。
 そして、沖縄と福島が変われば日本は変わります。 「命と平和」が最も尊ばれ、 「命と平和」を脅かす原発をはじめとする、様々な危険なものが取り除かれるようになります。
 だからこそ、私たちも 沖縄と福島の「命と平和」を求める取り組みを全力を挙げて応援する意義があります。

 他方で、原発事故は国境なき過酷人災です。世界中の人々の「命と平和」を脅かします。
だから、人々の「命と平和」を守るためには、世界中の市民がつながり、力を合わせる必要があります。

 11月7日、沖縄の辺野古新基地建設阻止に取り組んでいる方と原発に反対するためパリからデモに参加した方がスピーチをしました。

おふたりの話をお聞き下さい。
      
                    辺野古リレーの参加者の声


         フランスでの脱原発の活動の状況 (フランス在住の高幡さん)

【報告】11.7新宿デモ 神田香織さん、柳田真さんの訴え 

11月7日、講談師の神田香織さん、たんぽぽ舎の柳田真さんがデモに参加し、スピーチをしました。
おふたりの力強い話をお聞き下さい。

               いよいよ声を発するときです(神田香織さん)


      福島に連帯することと2つ目の福島を作らないこと(柳田真さん)


               デモの先頭に立つ神田香織さん、柳田真さん

【報告】11.7新宿デモ 若いお母さんたちの訴え 子どもたちの姿

11月7日、若いお母さんたちが子どもと一緒にデモに参加し、スピーチをしました。

お母さんたちの話をお聞き下さい。

            報道の仕事を勇気を出してちゃんとして下さい

   
       子どもを守りたい、命を守りたい

       
      国は目に見えない物だとたかをくくってのでしょうか
                   
                     デモ前集会の、ママ達の訴え

                    デモ後集会の子どもたち

デモ後集会の参加者たち
 

2015年11月10日火曜日

【報告】11.7新宿デモ ふたりの橋本さんの福島からの訴え

 11月7日、福島県からふたりの橋本さんがデモに参加し、スピーチをしました。

 ふたりの渾身の話をお聞き下さい。

  私たちは何の責任もないのに支援を打切られる(郡山市 橋本あき さん)
 

  子ども達を救う道筋を作るのは大人なのです(須賀川市 橋本好弘さん)


【報告】11.7新宿デモ 郡山から川崎への避難者の訴え と 動画

皆さま、新宿デモでは新宿の多くの皆さんに多いに福島の現状、被ばくの危険性を訴えることができました

子ども脱被ばく裁判の原告で、郡山市から川崎市に避難している松本さんの訴えをお聞きください。文字起こしもいたしました。

私たちには避難の権利があります(原告:松本様)

 
私は、2011年3月11日、東日本大震災福島第一原発事故による放射能被ばくの健康被害の影響を心配し、当時12歳の娘を連れて自主避難をしました。普通に生活をしていた市民です。
 何故、私たちは自ら避難をしなければいけなかったのでしょうか?
 それは初めから判っていた情報を国が隠蔽し、しなくても良い被ばくを強いられたからです。私の土地は汚染されました。その為、娘の鼻血問題、腹痛、下痢、目まぐるしく変化したため避難をしたのです。危険を感じたら逃げるのは当たり前です。おかしいですか?
 東電、国そして県までが真実を隠しました。その事に私は怒りを感じます。
報道などでは盛んに国・県はすでに事故が収束したかの様に言っていますが、それはデタラメです。
 あの除染したと言って集めたフレコンパックという黒い袋は置き去りのままです。
私の自宅の敷地内にも除染した汚染物がそのまま置き去りのままです。
あの汚染された除染物はいつ、どの様にして処理をしてくれるのでしょうか?
そのまま、除染物と一緒に30年、そこに住めというのでしょうか?
誰か答えてください。

 私たち避難した人間が福島の復興を妨げているのですか?
 違いますよね! 県や国が真実を隠す為、そうさせているのですよね。
まだ緊急事態宣言は発令されたまま解除はされていないはずです。
 それなのに私たち避難者の唯一の命綱である、住宅支援を打ち切ろうとしています。
何故ですか? 4年8ヶ月が過ぎそれぞれにちらばった避難をした親、子供たちは、今やっと落ち着き始めた、その場所で生活を送っているのです。

 今後の手だてのないまま、打ち切るのですか? 何かおかしくはありませんか?

 国は私たちを難民にさせるつもりなのでしょうか?

 私は危険を感じ子供を守るため、避難したのです。私たちには避難の権利があります。
福島第一原発事故の問題がまだまだ山積みのまま、国民をだまし、又、安全神話で川内原発、伊方原発、次々と再稼働させるという反省すらしていない今の政府、国に対して怒りで一杯です。この日本は唯一の被ばく国です。

これは福島だけの問題ではありません。必ず事故は起きます。起きないという保証はないのです。
再び又原発事故が起きれば私たちのような避難民が増えます。そして必ず弱い立場の人間がもがき苦しむのです。

どうぞ、おかしい事はおかしいと一緒に声をあげて下さい。
未来ある子ども達を守ってください。そして、どうぞ私たちの声に耳をかたむけ、力を貸して下さい。





デモ前集会にて、ママ達の訴え


デモ後集会での子どもたち



デモ後集会の参加者たち


皆さま、新宿デモの発言やデモの様子を短く分けた動画
をアップしています。


お時間のない方もピンポイントで見ることができます。
どうぞご覧下さい。

デモ開催に寄せられたメッセージ(代読)
https://www.youtube.com/watch?v=AEwIv0HLy4A

諦めないこと、ぶれないこと、媚びないこと(柳原弁護士)
https://www.youtube.com/watch?v=AxMjvvP0QD0

いよいよ声を発するときです(神田香織様)
https://www.youtube.com/watch?v=b7IexazPr1c

福島に連帯することと2つ目の福島を作らないこと(たんぽぽ舎:柳田真様)
https://www.youtube.com/watch?v=b2-OID_oZYQ

多くの母親が子どもがガンにならないか心配している(原告:今野寿美雄様)
https://www.youtube.com/watch?v=o_4owOJX5mQ

私たちには避難の権利があります(原告:松本様)
https://www.youtube.com/watch?v=AYMLoica1jw

私たちは何の責任もないのに支援を打切られる(橋本あき様)
https://www.youtube.com/watch?v=VoYOlRrlTiQ

経産省前のテント撤去の判決(テント広場:高瀬様)
https://www.youtube.com/watch?v=7FjOBtq4S7U

報道の仕事を勇気を出してちゃんとして下さい(ママデモ 1)
https://www.youtube.com/watch?v=sovLcDEVaIM

子どもを守りたい、命を守りたい(ママデモ 2)
https://www.youtube.com/watch?v=Hm_zkahyv30

国は目に見えない物だとたかをくくってのでしょうか(ママデモ 3)
https://www.youtube.com/watch?v=Mb6zhk653HM

子どもたちに対する応援歌です (生田まんじ様)
https://www.youtube.com/watch?v=9feodb50Qvk

デモ行進 (アルタ前広場からスタート)
https://www.youtube.com/watch?v=4Fdj1dqPFes

デモ行進(大ガードからJR新宿西口への行進)
https://www.youtube.com/watch?v=vuImdp-Yxos

デモ行進(JR新宿西口付近)
https://www.youtube.com/watch?v=1h-O8cerTro

デモ行進(JR新宿西口から甲州街道へ)
https://www.youtube.com/watch?v=1h-O8cerTro

デモ行進(JR南口付近)
https://www.youtube.com/watch?v=VobbB2Grv8o

デモ行進(新宿4丁目交差点から3丁目交差点)
https://www.youtube.com/watch?v=iew55Zd5OE8

デモ行進 (新宿通りをアルタ前広場方向へ)
https://www.youtube.com/watch?v=F5wN_ElADss

デモ行進終了の挨拶(光前弁護士)
https://www.youtube.com/watch?v=Bhy9Gs-hLGY

子ども達を救う道筋を作るのは大人なのです(郡山の支援者:橋本好弘様)
https://www.youtube.com/watch?v=pExjTC7-x1M

フランスでの脱原発の活動の状況 (フランス在住の高幡様)
https://www.youtube.com/watch?v=B1lfCpV2sAA

「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」の紹介(長瀬様)
https://www.youtube.com/watch?v=eYxmjY-PWhQ

ママデモ:告知3つ
https://www.youtube.com/watch?v=ZNzXeIUqhlc

告知:辺野古リレー(警視庁前行動など)
https://www.youtube.com/watch?v=NUtF9WyKAFE

カンパのお礼と渋谷ハチ公前行動のお知らせ
https://www.youtube.com/watch?v=9Inekhi7dmc

デモ終了のコール合唱
https://www.youtube.com/watch?v=9eZGJROMBl8

【寄稿】「11.7新宿デモを取材して」





  去る11月7日(土)、「放射能は今でもこわいよ! 子どもを守ろう! 11.7新宿デモ」を取材させて頂きました。

 これまでも「ふくしま集団疎開裁判」関連のデモは700人規模のものもあったと記憶しています。7日のデモは参加者250人(主催者)程度でしたが、お母親さんにおんぶされた小さなお子さんから年配の方まで、さらにはフランスからの参加や海外メディアの取材と…福島の原発事故が、今も世界から関心を持たれていることを実感しました。また、参加者のプラカードには趣向を凝らしたものが多く、掲げられた横断幕に、小さく手書きでメッセージが書かれている等、デモに寄せる多くの人たちの思いも感じることが出来ました。

 そうした熱意が通じたのでしょうか、デモ前のスピーチ時に降り始めた小雨もデモ開始時にはぴたりと止み、また沿道の人たちも足を止めて横断幕やプラカードを目で追っていたのがたいへん印象的でした。

 いま日本ではオリンピック(2020)への“狂奔”の陰で、原発事故で被災した人たちへの支援切り捨て、きわめて悪質な“安全宣言”、帰還政策が進められています。それらに真正面から対抗する意味でも、11月7日のデモは非常に力強く、よいアピールになったと思います。

(文責・写真:三上英次/現代報道フォーラム)