告知

告知 ①官邸前抗議 12.19(木)14時30分~15時30分 ②最高裁前抗議集会・「子ども脱被ばく裁判」棄却決定に抗議 2025年1月7日(火)14時~15時

2023年5月28日日曜日

202305 5.21 第18回新宿デモ行う 子どもを被ばくから守ろう! 家族も、自分も!

 5.21 第18回新宿デモ

「放射能から子どもを守ろう! 家族も自分も!」

お天気にも恵まれ、行いました!


参加者は80名でした。原発事故当初に比べると少なくなってしまいましたが

この数年はほとんど80名程となっています。

参加者を増やすのに良いアイデア等ありましたら、皆様ぜひご連絡ください。


ご参加くださった皆様、ツイキャスやYOUTUBEで動画をあげて

くださった皆様、カンパをくださった皆様、ありがとうございました。



★Keitaroさんが下記の公開版を作成して 送ってくれました。

【録画公開中】⇒20230521脱被ばく実現ネット「第18回新宿デモ  子どもを被ばく
から守ろう!家族も自分も!」

ツイキャス版⇒ https://twitcasting.tv/keitarou1212/movie/767527995

youtube版⇒  https://www.youtube.com/watch?v=1Kpch6AI5Zc



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まるもさんのツイキャス
https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/767528339

https://twitcasting.tv/maruo_yukifumi/movie/767532439













**参加者からの感想いただきました!


*SKさん

今日は渋谷で反入管の集会もあり、そちらにも参加したかったのだけど以前からOさんと約束していたのでこちらを優先した。

 「子どもを被ばくから守ろう!家族も、自分も!」をキャッチフレーズに活動を続ける『脱被ばく実現ネット』の第18回の新宿デモのアルタ前での集会に参加して来た。

 現政権がGXなんとかと言って原発推進をしようとしているからこそ一層、反原発の活動が必要になる。

『脱被ばく実現ネット』の皆さん、がんばれ~!

 

 

*SYさん

後輩の友人が、チラシを見て、初めて参加してくれました。

これからも、できるだけ協力したいなとお返事いただきました。

お疲れ様でした。


梅原辰郎さん、デモの拡散もしてくださってました。 元目黒区議会議員)


 報道の自由を‼️守りましょう。

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🏁5月21日 新宿デモ行進 ‼️

『こども脱被ばく裁判』

3.11こども甲状腺ガン裁判』

初めての参加で感動したのは、歌の歌詞です。

そして、集会を続けている方々の熱意が12年経っても伝わってくる感覚です。

 

お聞きすると、参加者の人数は減ってきているそうですが、裁判で闘っている弁護士さんを始め、子供を守ろうと言う思いは、

裁判で医療の因果関係と言う原告には難しい証明の闘いに成っているのに、裁判官に期待を寄せて、熱く燃えている熱意をマイクから通して確実に受け止める事が出来ました。

🎤📣🎙️📢🎤📣🎙️📢🎤📣🎙️

岡田さんより、声をかけて下さいねと言われていたのですが、お忙しくされておりました。

驚いたのは日比谷公園野音の集会に参加されていた乱鬼龍さんが、参加せれていたのです。

乱さんとは、北海道の瀬尾さんから紹介された川柳を駆使して原発反対をされている方で、今日の集会に参加していることは知りませんでした。

私は乱鬼龍さんに岡田さんをご存じですかと尋ねると、ご存じとの事なので、カンパのお金を岡田さんに渡してくださいとお願いして私は集会に参加しました。

私は岡田さんには挨拶を出来ませんでした。失礼してしまいました。

 

‼️残念なのは、統一地方選で原発はいらないと、言っていた候補者が誰一人私は見かけなかったことです。

新宿区だけではなく、中央線、西武新宿線、京王線、小田急線、山手線、他地下鉄も含めれば何人の候補者が当選したでしょうか。

与野党を問わず、何で参加をしないのでしょうか。

フェイスブックを使っている議員達の本質を問いたいですね。

コロナから解放されたのですよ。福島原発爆発で被曝した子供達は300人を越して甲状腺がんの手術を受け、中には肺にまで転移しているお子さんも居るのに、

当選したら子供達の為に裁判で闘っている人達の応援にも駆けつけないのですか。🔥

☆◇☆◇☆◇☆◇☆◇☆◇☆◇☆

私は渋谷の入管法反対の集会に向かいました。













*ボランティア Tさん 感想

東電福島原発事故以来、子どもを被ばくから守るために行ってきた新宿デモが18回目となり、こんなに長くよく続いているねという声が多くありました。

2011年の原発事故後、住民の被ばく限度年1ミリシーベルトという法律が、政府によって強引に年20ミリシーベルトに変更され、子どもたちが被ばくしながら学校に通うことになりました。「このままでは子供たちに重大な健康被害が出る、子どもたちを放射能のない土地に疎開させて」という集団疎開裁判とともに新宿デモは始まりました。

デモ参加者は初めのころは700人や800人近くの参加がありましたが、521日は80人くらいでした。

参加者は高齢者が多く、同じ日に行われた入管法改悪反対渋谷デモとは好対照のようです。渋谷デモ参加者は若者を中心に7000人だったようです。

入管法改悪反対集会・デモは若い人たちが主催・参加しており、日本という国の人権無視に怒っている若者が多いと感じます。戦争法反対闘争の時のシールズの人たちと共通点があるように感じます。渋谷デモに参加するために新宿デモに参加しない人もいました。新宿デモに参加した後に渋谷デモに参加した人もいたようです。

 

脱被ばく実現ネットは第一回新宿デモ当初のふくしま集団疎開裁判の会から(裁判が結審したため)名称を変えましたが、子供を被ばくから守る裁判は続いています。子ども脱被ばく裁判に加えて、住宅追い出し反対裁判と311子ども甲状腺がん裁判も続いています。

政府は「福島はチェルノブイリに比べて被ばく線量が低いから甲状腺がんは被ばくとは関係ない」と主張していますが、この間の子ども甲状腺がん裁判で「政府の主張は被ばくを100分の1に過小評価している」と原告側証人が証明しました。政府・御用学者は根拠なく、福島は安全だと主張していますが、最大の問題は内部被ばくを無視している点です。広島・長崎の被爆者の数を少なくしたのも内部被ばくの否定で、原爆が非人道的兵器であるということを否定するための詭弁です。核兵器を維持するため子供が犠牲になっているのです。G7広島サミットで発表された「核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン」には「核兵器廃絶」の文字はなく、被爆者にも核兵器禁止条約にも言及しませんでした。ロシア・中国の核兵器は侵略の武器で、米英仏の核兵器は抑止のための防衛力だという主張は、被ばく者を落胆させました。G7の国々が世界のリーダーであるという認識はますます薄くなりました。

新宿デモには多くの支援者がいます。支援者で亡くなったのは坂本龍一さんだけではありません。内部被ばくを解明した肥田舜太郎さん、初代「疎開裁判の会代表」だった井上さん、そして多くのボランティアの仲間も亡くなりました。

デモの準備には時間と労力がかかります。ボランティアの中心の少数の方に負担をかけています。私はことし3月のころは、複数の裁判闘争があり、原発GX法案、入管法改悪、大軍拡法案など悪法に対する反対行動があるので、新宿デモ開催は難しいと思っていました。いろいろ簡素化したり工夫して開催にこぎつけましたが、呼びかけ人の募集や、参加できない人々からのメッセージの募集など相当の労力と時間がかかったと思います。牛山元美さん、矢ケ崎克馬さん、崎山比早子さん、井戸謙一弁護士等多くの方からのメッセージが寄せられました。

新しい参加者もいました。れいわ新選組の山本太郎さんもかつて集会でスピーチしてくれましたが、今回れいわ新選組の新宿区議のかたが参加してくれました。 

皆さん、ありがとうございました。 冨塚元夫


*ボランティア Iさん 感想

 新宿は天候に恵まれ、休日を楽しむ人々で賑わい、放射性微粒子さえ飛散していなければ

5月のかぐわしい一日と言えるのですが・・。

生田まんじさんのバンドによる生演奏が新宿駅前に心地よく拡散していきました。

 

私たちそして新宿に集う人々の現況は、原発事故後のICRPの方針「高汚染地に住み続け

させる」が適用され、事故当時から今日まで過酷な内部被曝が継続しています

国と福島県は子どもたちそして私たちに無用な被ばくを強要し続け、救済すべき避難者を

あろうことか提訴する始末です。デモ前アクションでは国と福島県に対し、多くのスピーカー

の方々が、怒りを爆発させ、私たちも心を揺さぶられました。

 

このデモで一人でも多くの方々に放射能汚染の実態や子どもたちの甲状腺がんの事が伝

わればと思います。

れいわ新選組新宿区議会議員のわいめぐみさんも参加してくださり、デモを盛り上げて

くださいました!参加者の士気が上がりました。感謝申し上げます!



*ボランティア Mさん

デモ翌日、ある学習会で、女性から
声をかけられました。
昨日は時間を間違えてアルタ前に行き、
デモは出発した後でとても残念だった。
長く続けてくださってありがとう。次は必ず参加すると
言ってくださいました。
 
それから、集会に参加していた若者に、3,11甲状せんがんと
子ども脱被ばく裁判の署名協力をお願いしたら、
重たい表情も署名に応じ、彼は悩んでいる様子で、
言葉を選びながら質問してきました。
「こんな時代で、生きていこうとする子どもや若者に、
どんな言葉、生き方など何が一番大事だと思うか?」
 
「人間は1人では生きられない。自分の命を守るには強くならないといけない。
真実を知り、現実と向き合い、人とつながるよう伝えたい」
と話しました。
デモ準備等もあり、話せる時間は少なかったが、
彼はデモにも参加してくれて、嬉しかったです。



*ボランティア Sさんの感想


 この日は「広島G7反対!」、「入管法改正案を廃案に!」などの集会やデモなども予定された中で、「実現ネット」へ 約80名の皆さまが参加してくださいました。
 音楽、福島からの被災者、たんぽぽ舎、子どもたちの裁判の弁護士の方々のスピーチ、支援者からのメッセージなど、どれも 子どもたちを救いたいという思いと 原発推進・被災者切り捨ての政治への怒り、そして だからこそ これからも繋がり行動し続けよう!の声に満ち溢れていました。

デモは既に18回目ですが 今後も多分 続けなければならないだろう状況は 我が国の政治の歪や不正義の表れであり、これを何としても民衆の力で変えなくてはならないという思いを一層強くしました。

最後に。
今回のデモは出発が遅れてしまい、参加者にご迷惑をお掛けしました。今後も もしかしたら発生するかも知れないアクシデント。実現ネットとして よく話し合い、備えておく必要があると思いました。


呼びかけ人の野呂美加さんがデモ後にメッセージをくださいました。

野呂 美加 さん

 

いつもありがとうございます!

先週は、劣化ウラン弾のせいなの?という数値の上下があって、完全に動揺していました。

しかし、こんなふうに、チェルノブイリ法1ミリのために、もう干支を一回り活動を続けてくださつてる方々がいらっしゃるので、私は動揺できたと、少しばかりの甘えさせてもらって。

デモをしてくださったみなさまには感謝です。

チェルノブイリ法つくるときも、IAEAが避難も何もしなくてええから!そのぐらいの放射能なんて、放置してもわからねえ、みたいなスタンスでした。

今の日本と同じです。

どうですか?

今でもIAEAは、正義の味方ヅラですよね?

旧ソ連国内でも、IAEAと組んで、放射能のせいで小児甲状腺がんが増えてるわけじゃない!と言ってる悪しき科学者たちもたくさんいました。

しかし、そうではない!低線量の被害は将来何を引き起こすかわからない!とチェルノブイリ法を科学者たちが作っておいてくれた。

そのためにものすごい大きな試練を得てきました。

それなのに、とうとう劣化ウラン弾の死の灰が、またもウクライナ上空、ボーランド、と動いてる話を聞けば、その時、チェルノブイリ法をつくった人たちはどんなに怒ったことでしょう?とにかく先週は気持はめちゃくちゃでした。

放射能を吐き出して平気というのは、犠牲になる人がいても気にしない悪魔のような人たちがやってることです。

日本はまだ法律ができていませんが、このデモをしてくださる人たちがいるかぎり、日本はまだ滅びないと思います。

ありがとうございますm(_ _)m

 

2023年5月27日土曜日

【追記】311後の最大のミステリーの解明に挑んだ5.5落合栄一郎講演の「主催者の問題提起と当日のプレゼン資料)

 5月5日に、予定通り、落合栄一郎さんの講演会をやりました(その報告はー>こちら)。

落合栄一郎バンクバー便り「放射能はなぜ危険か;考えよう」

この講演を企画したのは次のミステリーを解明したいという問題意識からでした。

福島原発事故の直後、この講演の主催者のみならず多くの人たちが「放射能は怖い」という気持ちに襲われたと思います。その後も「放射能の恐ろしさ」について直感的にはずっと不気味なものを感じてきたはずなのに、にもかかわらず、それ以上、放射能の恐ろしさに対する認識が明晰にならず、ずっとボンヤリして来たのではないでしょうか。それはなぜだろうか?

 それは、「放射能の恐ろしさ」について微分積分の状態(微かに分かる、分かった積りになる)にいるだけで、その状態を明確に自覚していないからではないか。

ただし、それは決して、私たち市民が怠けて「放射能の恐ろしさ」を理解していないからではなく、これを理解する道筋を知り、その道筋に沿って一歩一歩理解していないからではないか。

そして、この講演の主催者のひとりは、以上の疑問を裏付ける経験を、つい最近しました。それが99歳肥田舜太郎最後のインタビュー記事「自分がいのちの主人公になる」(以下が表紙)を読んだ経験です。

       95歳肥田舜太郎&映画監督マーク・プティジャン(2012年)

その中で、肥田舜太郎さんが広島原爆投下で体験したことを率直に述べていたのですが、以下の語りは主催者にとって、「内部被ばくの恐ろしさ」を身をもって理解する道筋を示すものでした(その詳細はー>こちら)。

今まで医学で習ってきた死に方とちがう人たちが目の前でどんどん死んでいった。
その時、初めて分かった――自分の知っている医学は本物じゃない、と。
目の前で、原因が分からず死んでいってしまう、そっちのほうが事実。その事実に医者としてぶつかって、なんで死ぬのか、どこが悪くて死んでいくのか全然分からない。それを助けなきゃならない。
でも俺にはわかんないよなんて言えないから、わかったような顔をして、どんどん死んでちゃう。そういう時に医者であるっていうことが本当に恨めしくなりましたね。
その立場にぶつかって、もう自分が今まで習ってきた医学が全く役に立たない。何が原因で死んでいくのか自分で見つけなけりゃなんない。
その中で、アメリカで「内部被ばく」という問題があることに初めて気がついた。 

 これと同じように、「放射能の恐ろしさ」を落合栄一郎さんに語ってもらえないだろうかと思った、ちょうど以下のような感じで。

今まで物理学・化学で習ってきた死に方とちがう人たちが放射能で目の前でどんどん死んでいった。
その時、初めて分かった――自分の知っている物理学・化学は本物じゃない、と。
目の前で、原因が分からず死んでいってしまう、そっちのほうが事実。その事実に
物理学者・化学者としてぶつかって、なんで死ぬのか、どこが悪くて死んでいくのか全然分からない。それを助けなきゃならない。
でも俺にはわかんないよなんて言えないから、わかったような顔をして、どんどん死んでちゃう。そういう時に物理学者・化学者であるっていうことが本当に恨めしくなりましたね。
その立場にぶつかって、もう自分が今まで習ってきた物理学・化学が全く役に立たない。何が原因で死んでいくのか自分で見つけなけりゃなんない。
その中で、アメリカで「内部被ばく」という問題があることに初めて気がついた。

そもそも、肥田舜太郎さんのように、こんなシビアな認識に立って、自身の物理学・化学を一から考え直した物理学者・化学者がいたのだろうか? そう思った時、少なくとも311後に、落合栄一郎さんはそのように考えることをしてきた人だと知りました。

落合さんが問題にするのは、こういう放射能のミステリーだったからです。

エネルギー量として10Gy=10j/Kgは、人の体温をたった 0.0024度上げるだけなのに、放射線だとこのエネルギー量で人を即死させるのはなぜなのか?どういうことなのか?
つまり、
「体温を0.0024度しか上げないエネルギーで死をもたらす」放射能のミステリーについて語っていたからです。

このミステリーについて、落合さんは7年前に来日された講演で(ー>その報告)、

 放射能はあたかも一個のボールで数百、数千のバットを折るほどのものすごいエネルギーを持っているという比ゆをつかって、「体温を0.0024度しか上げないエネルギーで死をもたらす」放射能がなぜ恐ろしいか、そのカラクリについては説明をしました。

それを聞き、ふう~んと何とか分かったような気がしたのですが、ただし、別に、ストーンと腑に落ちることはなく、依然、モヤモヤしたままだった。
その原因は、おそらく、それまでの物理・化学の常識のどこかを放射能にそのまま当てはめるとおかしい、間違っていると思ったのですが、それが落合さんの説明には明確に示されておらず、ピンと来なかったから。

そこで、今回、次のような問題提起に答える形で講演をして頂けないか、それが主催者の講演企画だった。

一方で、放射能はあたかも一個のボールで数百、数千のバットを折るほどのものすごいエネルギーを持っているのに、
他方で、その放射能のエネルギーは、体温を0.0024度しか上げない微量のエネルギーだと説明された。
しかし、その時私には、これは何がおかしいのか、何が間違っているのか、そこがハッキリせず、結局、煙にまかれたままだった。 改めて思うに、エネルギーの表現方法を熱力学の考え方で表現したものをそのまま放射線の考え方に対応させているんじゃないか、そしてそのこと自体が間違っているんじゃないか。
つまり、熱力学が妥当する対象として放射線は入らない、正確には、入れない。にもかかわらず、強引に、熱力学の考え方を放射線にそのまま当てはめた結果、「放射能は体温を0.0024度しか上げないエネルギーで死をもたらす」という言い方が可能となった。そして、それがいかにも矛盾に満ちた放射能の謎という印象をもたらした。しかし、そもそも熱力学の考え方を放射線にそのまま当てはめること自体ができないんじゃないか。もしそうなら、その理由がなんなのか、それについて、落合さんから聞きたい。

一言で言えば、放射能に相応しいエネルギーの概念って何なんだ? 

以上の疑問は、主催者が、これまで地球規模の世界を対象にして作り上げてきたニュートン力学がの規模から外れた、マクロとミクロの世界では通用せず、ニュートン力学に代わる新たな物理学(相対論と量子力学)が必要になったという科学の歴史の教訓を、放射能にも押し及ぼしてみた時に抱いた疑問です。

これに対し、帰国前に、落合さんから次のコメントが寄せられました。

おそらく、放射線という時、それには、強度と量という二つの因子があり、強度の違い(いわゆる放射線と熱線などの違い)がどう物質への影響に反映されるかといったことが、十分に説明されなかったということなのでしょう。食事からのエネルギー、放射線のエネルギーは、人体にどのような作用の仕方に違いがあるかといった点かもと考えていて、それも今回は、十分に説明しようと考えています。

 また、そのあと、次のようなコメントも追加で頂きました。

 放射線の10Gyは、我々が1日の食べているエネルギーの1万分の1ぐらいという表現です。どうしてなのか。放射線の電離作用=生体分子の破壊に違いないが、それでは、我々は、なんで、あんなに大量のエネルギーを毎日食べているのか。(放射線と)どこがどう違うのか、まで、理解しないと、本当に放射線の脅威が分からないのではないか。

以上のような問題提起に答えるという形で、当日の講演をしてもらいました。
以下が、その動画とプレゼン資料です。

では、311後の最大のミステリーの解明に挑んだ落合栄一郎さんの講演をお聴き下さい。
                                (文責 柳原敏夫)

動画

 
落合栄一郎バンクバー便り「放射能はなぜ危険か;考えよう①


落合栄一郎バンクバー便り「放射能はなぜ危険か;考えよう②

プレゼン資料

  106頁の長文の資料ー>こちら(以下をクリックしてもOK)


 


 

 

 

 

2023年5月12日金曜日

5.21(日) 第18回新宿デモ ご参加ください! 子どもを被ばくから守ろう! 家族も自分も!

 脱被ばく実現ネットは5月21日(日)に

第18回新宿デモを行うことを決定いたしました!

皆様、ぜひご参加ください!

NEW!

デモコースを掲載しました!



なお、呼びかけ人、賛同団体の皆様を別記事でアップしています。

→ 5.21新宿デモ、呼びかけ人、賛同団体

***

 ドイツは福島原発事故の悲惨な現実を見て脱被ばくの道を選び

2023年4月15日に残る3基の原発が停まり脱原発が完了しました。

 当の日本はまだ福島事故の処理もほどんど進んでおらず、被害者救済も進んでいないにも拘らず原発再稼働をどんどん進めるという呆れた状況となっています。

 私たち主権者が声をあげ続け、状況を変えて行きましょう!

 福島の現状を多くの人に届けましょう!

 小児甲状腺がんの子どもたちの声を届けましょう!

 デモであなたの声を多くの人に届けてください!

★第18回新宿デモ★

日時:521日(日)

    デモ集会前アクション(歌と演奏) 1215分スタート55分終了予定 

    アピール開始13時~  デモ出発14時(予定)

場所:JR新宿駅東口 新宿アルタ前広場 

主催:脱被ばく実現ネット.

 

子どもを被ばくから守ろう!家族も、自分も!

 なかったことにはさせない!

    福島原発事故による健康被害と被害者への人権侵害を!

★「子ども脱被ばく裁判」「311子ども甲状腺がん裁判」

    皆で子ども達を応援しましょう。



賛同団体募集中!(賛同金は必要ありません)

ご連絡はこちらまで→fukusima.sokai@gmail.com



デモチラシはコチラ↓ クリックでPDFが開きます。


脱被ばく実現ネット 

   ❤沿道の皆さんへの呼びかけとコール

私たちは市民ボランティアの会・脱被ばく実現ネットです。

未来ある子どもたちを、放射能による被ばくから守るため、デモ行進をしています。 あの福島第一原発事故から12年経ちました。

新型コロナの緊急事態宣言は、3年で解除されましたが、原子力緊急事態宣言は、今なお解除されていません。

それなのに被ばくの心配もなく、安心安全って、本当でしょうか?

大事故を起こした福島第一原発からは今尚、大量の放射能が放出され、毎日、放射能汚染水も増え続けています。

事故前には考えられなかった多数の子どもの甲状腺がんが福島県内で発見され、原発事故との関係が疑われています。

でも、国や福島県は関係ないと言い張っています。

原発事故でたまりにたまった汚染物質や汚染水が日本中、世界中にばらまかれようとしています。

しかし、国は、これからも、原子力発電を推進すると言い出しました。

そして、復興という名のもとに、被害者が切り捨てられようとしています。こんなことで、いいのでしょうか?

私たちは、子供たちが、これ以上、無用な被ばくを受けないために運動をしています。

私たちは、原発事故で被害にあった人たちが、国や東京電力に起こしている裁判を応援しています。  

未来ある子供たちのために私たちと一緒に歩きましょう!

 

シュプレヒコール

 子ども達をこれ以上被ばくさせるな~!  

 未来を奪う原発いらない! 

 放射能汚染水 海に流すな~!        

 世界の海を放射能で汚すな~!

 放射能汚染土 ばらまくな~!   

 国は原発事故の責任をとれ~!

 地震の国に原発いらない!           

 原発被害者を救済しろ~!

 原発避難者の住まい奪うな~!

 子ども達の未来奪うな!

 子ども脱被ばく裁判を応援して下さ~い!

 子ども達の未来を守ろう!    

 子ども甲状腺がん裁判も応援して下さ~..い!

 




これまでのデモ写真