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2012年5月28日月曜日

【裁判報告4】いまだデータも対策も公開しない郡山市内小学校のホットスポット情報を提出

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5月8日の記事でお伝えした通り、郡山市は教育委員会が、本年1月23日より、ひそかに市内の小中学校でホットスポットの測定を週1回のペースで実施していました。
今回、一市民の情報開示手続によりこの事実を突き止め、5月6日、緊急の記者会見を開いた結果、不十分ながらこの問題は新聞等で報道されました(但し、東京新聞特報部は、5月17日、この問題で特集を組みました)。

にもかかわらず、 郡山市は、その後も、郡山市内小中学校のホットスポット情報を公開しないばかりか、その対策も公表しません。
小中学校の敷地内のホットスポット問題という重大な問題は、依然、闇の中にしまわれたまま、まさしく数百年前と同じく、市民は「依らしむべし、知らしむべからず」のままです。

他方で、 郡山市は、本年3月23日、昨年5月から実施してきた屋外活動を3時間に制限するルールを4月から解除すると発表しました。その2日前に起案し、前日に決裁をした「屋外活動制限解除について(伺い)」(市民が入手した開示文書)1頁によれば、解除の第1の理由として、
除染等により学校が最も安全な場所のひとつになっていること
をあげています、郡山市内小中学校に深刻なホットスポット問題なぞ存在したこともなかったかのように何食わぬ顔をして。しかし、子供たちがこれを知ったら、「それは正真正銘のウソツキだ」と言うのではないでしょうか。

以上の問題とホットスポット情報を、今回、仙台高等裁判所に主張し、証拠を提出しました。

また、郡山市内小学校のホットスポット問題と屋外活動制限の撤廃問題の詳細については、
2012年5月8日火曜日
【速報】1年1ヶ月後に初めて明るみにされた郡山市内小学校のホットスポットの一端 
をご覧下さい。

(※)以上の詳細は、このホットスポット問題に関し郡山市が公開しない公文書を情報開示手続により入手した武本泰さんが作成し、証拠として提出した報告書――情報公開制度を通してみえてくる郡山の現状について――第3(4頁以下)を参照ください。

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