勇気を振り絞って「311甲状腺がん家族の会」が発足


設立趣旨を説明した牛山元美医師、河合弘之弁護士、千葉親子元会津坂下町議(左から)
3月12日、「311甲状腺がん家族の会」が発足した。「社会的に孤立している甲状腺がん患者家族同士の親睦を深めるとともに、患者の治療および生活の質を高めることができるように情報交換を行い、関係機関に働きかけること」が目的だ。昨年から懇談を始め、今日を迎えたと言う。
「誰にも言えなかった」、「家族以外に相談することもできなかった」と、「勇気を振り絞って」、10代の男子1名、女子1名の父親2人が生の声で、子どもの甲状腺がんを宣告された時の話を含めて語ってくれた。

Skypeで会見に参加した甲状腺がん家族(3月12日筆者撮影)
Skypeで会見に参加した甲状腺がん家族(3月12日筆者撮影)

中略) 
「311甲状腺がん家族の会」入会および相談方法
事務局広報:070-3122-2011 
入会申込:070-3132-9155
メール:311tcfg★gmail.com (★は@に)
ホームページ:311kazoku.jimdo.com
現在の正会員は5家族7人。中通りの4家族と浜通の1家族で、男子家族が3、女子家族が2だと言う。
会見には、代表世話人の河合弘之・弁護士と千葉親子・元会津坂下町議、それに世話人の牛山元美・医師が出席した。河合弁護士は、「こういうことをやると必ずバッシングが来る。私は弾よけだ」と宣言。他に野宗義博教授(島根大学医学部)や木村真三教授(獨協大学)などが甲状腺専門アドバイザーとして、支援を行っていく。

全文はこちら http://bylines.news.yahoo.co.jp/masanoatsuko/20160312-00055361/