【アクション告知】

■ 霞ヶ関アクション(原則毎月19日に開催) 今回変更あり
   日時:5
月18日(木)に変更 19時30分~20時15分
   場所:首相
官邸前(共謀罪廃案を求める全国行動後)
    ※衆議院議員会館前にて18時半からチラシ配布

■ 日曜アクション (第2、4の日曜日開催) 
   日時: 5月28日 16時~17時
   場所: 新宿東口 アルタ前広場
   内容: 街頭宣伝


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2016年3月29日火曜日

報告:「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」分科会「福島の犯罪と命の救済」

 「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016(3月23日~27日)が在日韓国YMCA(千代田区猿楽町)を中心に開催され、27日に分科会「福島の犯罪と命の救済」を脱被ばく実現ネットの主催で開催しました。

 【開催趣旨】 
 原発事故後の日本政府の政策の根本原理は「事故を小さく見せること」、その結果。最大の犠牲者は子どもたちだった。5年間の巨大権力犯罪の核心を紹介し、子どもと被災者の命を守るための新たな行動を提起する。

 1.福島を撮り続ける写真家 飛田晋秀さんの発言



時が止まったかのように人っこひとりいない町に信号機だけが動いている
それを見た時、ぞっとした、そう話す飛田さん。
原発事故が町をどう変えてしまったのか発信し続ける飛田さんには
ある少女の言葉が胸に突き刺さっているそうです。

質疑応答では飛田さんが関わっている「311甲状腺がん家族の会」についての質問もされました。

2.郡山市からの避難者 松本徳子さんの発言



3.11の直後から、避難するまで、また最近も郡山の自宅の放射線量を測定に行って、事故から5年経ったにも関わらず、自宅脇の道路が2.3マイクロSv/hあったこと。3月8日付けの雑誌「女性自身」に掲載された記事で福島の複数の学校で土壌測定をした(1月)ところ8割以上が放射線管理区域以上であったこと。その中で松本さんのお子さんが通っていた学校でもいまだにチェルノブイリ基準では移住の権利区域以上の汚染であったことなど、資料や写真などを使って詳しくお話してくださいました。
世界でもすでに福島事故は終わった事と思っている人が多い中、ご自分の体験から真実を世界の人たちに発信することは大変意義のあることです。

3、法律家 柳原敏夫さんの発言


柳原敏夫さんの発言(英語)の和訳
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               「もう1つの救済は可能だ」

 この場で私が言いたいことは「もう1つの救済は可能だ」ということです。
私は311まで原発について特に考えたことのない、日本の普通の市民でした。ですから、日本に原発事故が発生するとは夢にも思っていませんでした。
だから、福島原発事故が発生した時も、最初、信じられませんでした。そのあと、これがどれくらい深刻な事故であるかも理解できませんでした。ずっと夢を見ているようでした。
福島原発事故の重大さを初めて理解したのは、チェルノブイリ事故と対比した時でした。同時に、チェルノブイリ事故で現地の人たちがどれほど大変だったかを初めて知りました。
いま私たちに必要なことは被ばくから命を守ることです。これが最も重要な救済です。
しかし、救済は祈りではありません。
私にとって、救済とは正義と平等を伴う、持続可能なものを意味します。
現在も、福島と東日本で放射能被害が続いています。その中で、私たちは、単に被害の現実を訴えるだけではなく、放射能被害に苦しんでいる人たちに対する具体的な救済策を積極的に提案しなければと思いました。
それが次の4つのアクション「もう1つの救済は可能だ」です。

①.人権法である チェルノブイリ法日本版(原発事故における避難の権利法)の制定
②、人権条約であるチェルノブイリ法国際条約(原発事故における避難の権利条約)の成立
   →そのモデルは地雷禁止国際キャンペーン による対人地雷禁止条約の成立。
③.刑事責任の追及:世界各国で、日本政府の責任者を「人道上の罪」で刑事告発
   →その実例がすでにスペイン(ピノチェットチベット人法輪功)やアルゼンチン(法輪功)にある。
④.貧困に苦しむ避難者の生活再建-市民の創造的相互扶助の自立組織=連帯経済・社会的経済(協同組合、ワーコレ)の創設 ex.モンドラゴン

 福島原発事故は日本史上、最悪の人災です。それは資本主義経済が行き着いた最悪の結果の1つです。その結果、日本の多くの人々が希望も持てず、苦しんでいます。
今、世界社会フォーラムが掲げてきた「もう一つの世界は可能だ」という希望が原発事故で苦しんでいる被害者の人たちにとって本当の救いになるのか、それとも絵に描いた餅なのか、その真価が問われているのだと思います。
私たちは上記の4つのアクション「もう1つの救済は可能だ」をこれからスタートさせます。これが成功するかどうかは、私たち日本の市民運動の努力によりますが、同時に世界の世論の関心と連携と支持が得られるかどうかにもかかっています。
私たちの願いと希望が一歩でも前進できるように、一緒に協力していけたらと願っています。
念のため、この4つのアクションを推進する団体はこの分科会の主催者「脱被ばく実現ネット」という訳ではありません。
最後に、2人の人を紹介させて下さい。一人は阿部健太郎さん。彼はチェルノブイリ法日本版と国際版の制定に熱心に取り組んでいます。瀬戸大作さんは貧困に苦しむ避難者の生活再建に熱心に取り組んでいます。
 よろしくお願いします。
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『福島での犯罪と命の救済』(通しの映像)

 「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」27日のその他の分科会の映像:
 (UPLANの提供
 クライメート・ジャスティスの観点からCOP21交渉を、そして原発再稼働を考える
 原発を輸出しないで!?アジアの人びとの叫び
 被曝労働問題の現状?フランス・ウクライナ・韓国・日本
 エートスと国際原子力ロビー

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