台湾では国民党軍事独裁の38年間におよぶ戒厳令の下、いっさい反対・批判の声をあげられない中で、3カ所(核一=金山、核二=国聖、核三=馬鞍山)に二基ずつ計六基の原発が建設された。
87年に戒厳令が解除され、民主化闘争が高揚していったが、その大きな軸が核四反対運動であった。台湾環境保護連盟など多くの団体によって、毎年一万人規模のデモが行われた。》(「原発をとめるアジアの人々」の「第四原発の完全廃止をともにめざす」88頁)
「台湾全土で約20万人の大規模「反核デモ」(2013.3.15)
映画「こんにちは貢寮」
台湾から来日した国立清華大学社会学研究所教授、「台湾環境保護連盟」の王俊秀さんは、「核と被ばくをなくす世界社会フォーラム2016」の分科会「原発を輸出しないで! 〜アジアの人びとの叫び」で、第四原発(※)に反対し続けてきた市民運動について、次の通り、スピーチしました。
「台湾からの報告」
(※) 第四原発(ウィキペディアの解説)
◎ニュース記事->台湾が第4原発の建設を凍結、住民が反原発の大規模デモ
◎第四原発建設に反対する市民運動の写真一覧->こちら
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