「ふくしま集団疎開裁判」の会代表 井上利男
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| 絵と詩:「あとりえとおの」 関連FB:いのちというあかり |
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ミシェル・フェルネックスさん(2012年10月30日国連ジュネーブのUPR(普遍的・定期的審査)サイドイベント「福島から訴える」)
1979年に民間の国際的な法廷である常設人民法廷(PPT)がイタリアで設立さました。1996年、ウィーンでその第26回目の人民法廷として、いわゆるチェルノブイリ人民法廷が開かれました。
この本にはその法廷で、チェルノブイリ事故でIAEAが行なったことを証言したロザリー・バーテルやミッシェル・フェルネックスさんの貴重な証言が収められています(第3部)。
是非、この書物を手に取って、読んで欲しいと思いますが、ここでは、 ミシェル・フェルネックスさんが昨年3.11以後に受けたインタビューから、さわり部分を紹介します。
WHOは、1959年5月28日にIAEAと協定「WHA12-40」を締結しました。
この協定には、次のような内容が盛り込まれています。
第1条 協力と協議
‥‥
3 両者の一方が、他方にとって大いに重要性のある、あるいはその可能性がある分野でのプログラムに着手する際には毎回、前者は合意の上で課題を解決するために、後者の意見を求める。
第3条 情報および資料の交換
1 国際原子力機関と世界保健機関は、提供された情報の守秘性を保つために、ある種の制限措置を取らざるを得ない場合があることを認める。‥‥
なぜこのような協定を結んだのか、その理由・背景について、 フェルネックスさんはインタビューでこう語っています。
--WHOとIAEAの1959年合意は、WHO12-40という文書ですが、どういう経緯で生まれたのでしょう。
ミシェル・フェルネックス
1956年に、WHOは遺伝学者たちを集めて、こういう設問をしました。
「原子力産業が発達していき、人々が被ばくを受ける機会も増えていこうとしている。被ばくは人体にどんな遺伝的な影響を与えるか」
作業グループには有名な医者が何人も入っていて、うち1人は遺伝学でノーベル賞を受賞しています。報告書の結論はこうでした‥‥。原子力産業は放射能を増大させ、結果として一般の人々の間に変異を引き起こす。個々の人々にとって有害であるばかりか、子孫にも害は及んでいく‥‥というのです。
この警告は国連をだいぶ不安にさせました。そして、国際原子力機関(IAEA)が1957年に設立されました。わずか1年後です。
IAEAは国連のあらゆる下部組織と協定を締結しました。この時に、いろいろとおかしなことになったのですね。まあ、協定の存在そのものは別に特別なことではないかもしれません。しかし、このWHOとの協定は、他のとはちょっとちがったのです。
例えば、機密を要する分野がある、と言うのですが、どの分野とは言っていません。こういうことは、WHOの憲章とまるで相反するものなのです。核の危険性という口実のもとに秘密が維持されていくと、世論はどうなりますか。それはあってはならないことです。
この合意文書につはもう1点、こういうのもあります。2つの機関は双方が共に関心を有するプロジェクトについては必ず、合意していなくてはならない、というのです。それがどういうことを意味するか、チェルノブイリのときにはっきりしたのです。
(「終りのない惨劇--チェルノブイリの教訓から--」40~41頁)
チェルノブイリのときに、どのようにはっきりしたのか。 フェルネックスさんはドキュメンタリー「真実はどこに?―WHOとIAEA 放射能汚染を巡って 」(1分20秒~)の中でこう語っています。
既に50年以上前に、また、25年以上前のチェルノブイリ事故のときに、先週15日から福島県郡山市でおこなったIAEAの閣僚会議の原点・原型が存在したことが理解できる筈です。
我々は現在何を知っているのか?
実は新たな情報など何も無いのです
ここで賞金100万ドル級の難問を一つ
予想できない影響は測定もできないのに、本当にあると言えるのか
よくある質問です
私の回答はこうです
これは解決不能な科学認識論の問題で、直接理解する術はない
私達は知らないのです
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これは解決不能な科学認識論の問題で、直接理解する術はない
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