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2012年12月21日金曜日

【IAEAについて学ぶ】なぜIAEAと福島県の覚書なのか(おしどりマコさん)

先週15日、IAEAと福島県が福島原発事故を受けて、原子力の安全性向上に向けてと除染や住民の健康管理の分野などで協力に関する覚書を締結したと報じられています(NHK 朝日)。

しかし、もともと「IAEAとは、加盟国の政府の利益と意向を代表する組織であり、各国の国民や、世界の市民のための組織ではありません。」(チェルノブイリ事故当時のIAEA事務局長ハンス・ブリックス。七沢潔「原発事故を問う」240頁)

これは「加盟国の政府の利益」に関する原子力の安全性向上に向けての覚書だという。では、なぜ、日本政府ではなくて、福島県がIAEAと覚書を締結するのか。 チェルノブイリ事故で、ソ連政府ではなく、たとえばゴメリ州とIAEAが原子力の安全性向上のための覚書を締結しただろうか。
 
また、 これは除染や住民の健康管理の分野の覚書だという。では、なぜ、WHOではなくて、IAEAと締結するのか。
IAEAはもともと、「原子力の平和利用を推進」つまり、原発を推進する目的で設立されたものであり、日本でいえば経済産業省に該当する。他方、人々の健康管理を担うために設立された国際組織こそWHOであり、日本でいえば厚生労働省に該当する。
人々の健康管理を行なうために、なぜ、WHOが出てこなくて、原発を推進するIAEAが出てくるのか。
奇々怪々のことだらけです。 

その謎を解く材料として、おしどりマコさんから貴重な情報を提供してもらいましたので、紹介します。

 【速報】IAEA天野事務局長と佐藤福島県知事との覚書(おしどりマコ) 

 【速報】IAEAと福島県立医科大との実施取決め(おしどりマコ)

 【速報】福島県立医科大学とIAEAとの実施取決め全文(おしどりマコ)

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