ふくしま集団疎開裁判で、これまで、何度も意見書を作成、提出していただいた「市民と科学者の内部被爆問題研究会」の
沢田昭二理事長(名大名誉教授→沢田意見書)、
生井兵治常任理事(元筑波大 教授)、
の各氏が、本年3月11日、日本記者クラブで、福島原発事故での内部被爆問題の現状を踏まえ、会見しました。
沢田さんは、福島の小児甲状腺がんの発生率は、すでにチェル ノブイリかそれ以上の可能性があり、これ以上放射線被爆をさせないために、速やかに移 住・疎開対策を進めるべきだと促し、
生井さん、松崎さんから疎開裁判のことを取り上げていただきました。以下、その映像です。
◎沢田昭二氏 使用したスライド.
・政府と東電の無為・無策による被曝影響⇒小児甲状腺がん
・今なお原発の危険な状態と汚染の拡大
・野田政権→安倍政権米国と財界の利益と原子力規制委員会「発電用軽水型原子炉施設に係る新安全基準骨子案」を策定住民無視の「原子力災害対策指針」の改訂原案を作成
・核兵器政策→原発推進政策これに従属した放射線防護の研究体制
・放射線影響研究所の残留放射線の影響無視と軽視の研究⇒内部被曝の研究の遅れ→放射線防護における内部被曝の軽視・無視
◎松崎道幸氏 使用したスライド
--福島の子どもの甲状腺がん検診結果に関する声明--
福島の小児甲状腺がんの発生率はすでに、チェルノブイリと同じかそれ以上のおそれがあり、速やかな移住・疎開の必要がある
◎矢ヶ﨑克馬氏 使用したスライド
放射能モニタリング検証による
被曝実態の解明と市民の被曝防護
◎生井兵治氏 使用したスライド
日本の飲食物や生態環境の「放射能」規制基準がいかにデタラメか
--原発内の規制基準との対比--
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