告知

告知 ①最高裁前抗議集会・「子ども脱被ばく裁判」棄却決定に抗議 2025年1月7日(火)14時~15時 ②新宿アルタ前街頭宣伝 1月11日(土)14時~15時

2013年5月14日火曜日

(5.14改定)【判決直後アクション】『子どもたちを被曝から守ろう!5.18新宿デモ』決定。もう待てない一刻も早く疎開を!ふくしまの子どもの命を守れ!

あなたのアクションが間違った判決をただします->今すぐ、判決直後アクションに参加を!

西尾正道さん、松崎道幸さん、三ツ井弘一さんら医師の呼びかけ人も続々登場。以下、注目ください。

きつねにつつまれた「仙台高裁話法」の判決を読み解く5.8判決報告会(第1回)をご覧下さい。

本来、判決は裁判所が下しただけでは完成しません。主権者である私たち市民の納得、受入れがあって初めて完成するものです。もし私たちがノ-!と言い続ける限り、判決は完成することはできず、いずれ無効に、屍になるでしょう。この意味で、判決の完成は私たちの手に委ねられています。4.24仙台高裁判決に対し、私たちはこの真理を思い出し、ノーというアクションを起こす時です。それが判決直後アクションであり、5.18新宿デモ(2回目)のアクションです。
私たち市民の手で、アクションで、4.24仙台高裁判決の見直しを実現しましょう。

4月24日、仙台高裁は判決を下し、「子どもたちは『由々しい事態の進行が懸念される』危険の中にいる」「その危険を回避する手段は避難するしかない」と認めながら、にもかかわらず「郡山市に子どもたちを避難させる義務はない」「ヤバイと思った子どもは自分で逃げろ」という結論を下しました。
この不合理、不条理な判断をただすことができる真の力を持つのは、裁判所でも、政府でも、国会でもありません。この国の主権者である私たち市民です。ひとりひとりが声をあげれば、不条理は必ずただされます。これはチェルノブイリ事故当時のソ連の歴史が示した、歴史の真実です。
人権も人権裁判もなかった全体主義国家ソ連ですらできたことが、民主主義国家の私たちにできない筈はありません。


   1989年2月のソ連ベラルーシ(白ロシア)市民のデモ

そこで、私たちは、判決直後アクションとして、3つのアピールに基づいた、第1回目の2月23日新宿デモに続いて、第2回目の新宿デモを5月18日(土)にやることに決定しました。山本太郎さんも参加します。
以下、その概要です。今後、詳細を発表します。皆さんの参加が、声がまちがった判決をただします。奮ってご参加下さい。

◆概要
◎名称  子どもたちを被曝から守ろう!5.18新宿デモ
◎日時  5月18日(土) 以下は予定です。
13:00~ 新宿東口アルタ前広場集合 呼びかけ人や福島からスピーチ
14:30~ デモ出発
15:20~ デモのゴール、アピール

◎集合場所  新宿アルタ前(東京都新宿区新宿3-24-3)地図 
 《アクセス方法》
・新宿駅東口より徒歩1分
・東京メトロ丸の内線新宿駅より徒歩0分
・西武新宿線新宿駅より徒歩2分 

◎デモコース             地図をクリックすると拡大します

主催その他
◎主催 ふくしま集団疎開裁判の会
連絡先 光前法律事務所 (03-5412-0828)
メール:sokai※song-deborah.com ツイッター:※Fsokai   ←※を@に変更下さい

◎呼びかけ人(敬称略) : 山本太郎 井戸川克隆(前双葉町長) 宇都宮健児(前日弁連会長) 金子祐仁(FforSE) 鎌田慧(原発にさようなら集会・呼びかけ人) 神田香織(講談師) 斎藤貴男(ジャーナリスト崎山比早子(元放射線医学総合研究所主任研究官・医学博士) 沢田昭二(市民と科学者の内部被爆問題研究会・理事長・名大名誉教授) 四ノ宮浩(「わすれないふくしま」監督) ゼロノミクマ(原発ゼロノミクス) 竹野内真理(翻訳家) 田中優(反原発・環境問題) ちばてつや 生井兵冶(育種・遺伝学者) 西尾正道(北海道がんセンター名誉院長) 野呂美加(チェルノブイリへのかけはし) 舩橋淳(「フタバから遠く離れて」監督)  松崎道幸. (深川市立病院内科医) ましこりか(避難ママネット代表) 松井英介(岐阜環境医学研究所長) 丸子安子(未来創作活動家) 三ツ井弘一(小児科医) 満田夏花(FoE JAPAN) 武藤類子(福島原発告訴団団長) 矢ヶ﨑克馬(琉球大名誉教授) 柳沢裕子(船橋二和病院内科医) 山田真(八王子中央診療所理事長・小児科医) 吉原毅(城南信用金庫理事長) 肥田舜太郎 (5/14現在)
 
◎注意事項
疎開裁判の会は、全てのいのちを守ることを目的とした集まりです。
差別と暴力を肯定する個人、グループの参加はご遠慮ください。

私たちから3つのアピール
1、今、一番大事なこと、それは子どもの命を守ること、 子どもの被ばくを許さないこと。
しかし、ふくしまの子どもたちは、今もずっと危険な被ばくの中に置かれたままです。
その結果、2月13日の福島県発表で、通常なら百万人に1名なのに、二次検査した151人の子どもから10名の小児甲状腺ガン(確定とほぼ確定の合計)が見つかっています。そのうえ、甲状腺ガンは子ども達の健康被害の氷山の一角、象徴的な出来事です。これは今後発生する子ども達の桁違いの健康被害に対するまぎれもない危険信号なのです。

2、 今、一番大事なこと、それは子ども達を今すぐ、危険な被ばくから安全な場所に避難させること!
そもそも、政府は原発事故の加害者として、最大の被害者である子どもたちを危険な被ばくから安全な場所に避難させ救護する義務を負っています。 その上、子ども・被災者支援法を持ち出すまでもなく、憲法上、子ども達を被ばくの危険のない安全な環境で教育させる義務を負っています。
政府はふくしまの復興、復興と叫びます。だとしたら、その復興の最優先課題は言うまでもなく「命の復興」、子どもたちを危険な被ばくから避難させることです。
誰の目にも明らかなこの義務を果そうとしない政府・自治体に対し、「人権の最後の砦」の裁判所に正しい裁きを求めたのがふくしま疎開裁判です。
疎開裁判は大詰め、3月には仙台高等裁判所で結論が出ると思われていましたが、ようやく4月24日に決定が出ました。
そこには、 今や、疎開裁判が国連人権委員会、チョムスキーをはじめとして世界がその結果に注目していることを反映して、迷いに迷った痕跡がありありです。判決前に次のように書きました。
しかし、裁判官は孤独です。一人では政府・原子力ムラの圧力に屈してしまいます。
けれど、私たちみんなが疎開裁判に注目し、声をあげれば、孤独な裁判官も迷いを吹っ切り、勇気をふるって信念の判決を下すことができるのです。
裁判所に私たちの願い、私たちの声、私たちの思いを伝えましょう!
多くの私たちの声、私たちの思いを伝えた結果、裁判所は初めて、チェルノブイリの経験から学ぶ立場を全面的に採用し、真っ当な「事実認定」をしました。
しかし、最終的には、私たちの声、私たちの思いは、裁判所を支え、真っ当な結論を引き出すほどには強くありませんでした。
けれども、判決はこれで完成した訳ではありません。私たち市民の受入れ、納得、合意によって判決は初めて完成するのです。その意味で、今からでも遅くなりません。「子どもは危険の中にある」ことを認めながら「子どもを避難させる義務はない」と放置した判決の驚くべき反倫理性に対し、「ノー!」という声をあげましょう。
みんなが「ノー!」という声を上げることによって、判決を事実上、無意味なもの、無効なものにすることができるのです。

 3、今、一番大事なこと、それはチェルノブイリの経験から学ぶこと。
 チェルノブイリ事故のあと、人権のなかった全体主義国家ソ連で、チェルノブイリ憲法9条ともいうべきチェルノブリ住民避難基準を作り、子どもたちの命を救ったのは、これを要求する多くの市民の声、市民のデモでした(以下の写真参照)
今からでも遅くありません、私たちもチェルノブイリから学んで、行動を起こしましょう!子どもたちの命を救いましょう!


             1989年2月のソ連ベラルーシ(白ロシア)市民のデモ

1 件のコメント:

  1. この裁判は,事故の刑事責任を追及する裁判に劣らず,重要な裁判です。
    既に10人の子供達が小児甲状腺がん(3人、7人は疑いあり)にかかってしまったのです。これでも国が,自治体が責任を取らず,子供達が危険なところにいるのを知りつつ、自分たちで逃げろといっているのは、日本は本当に愚かな国なのだと思います。闘うしかないでしょう。諦めては,福島の人々は,土足で踏みつぶされるままです。
    沢山の人が更に目覚め,立ち上がり、行動に表しましょう!この5/18デモがもっと多くの人を喚起でき次の抗告への大きな力となりますように願います。
    サンフランシスコの日本領事館前で毎月11日に反原発の集会デモをしていますが,今度の5月11日は,子供の日にかけて,福島の子供達をどのように救う事が出来るかを考えます。日本の国外でも立ち上がっている人々がいます。
    諦めないで,くじけないで子供の為に、闘って行きましょう!

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