「ふくしま集団疎開裁判」の会 郡山連続講演会
私たちの住む街の放射線量は安心だといわれても、自分の健康、子どもたち、孫たちのことを考えれば、不安がつのります。わたしたち自身の健康や子どもたちの命を守るためには、わたしたちが真実を求め、みずからの立場を決めなければなりません。
このような思いから、真に必要な知識の学びの場として、連続講演会を企画しました。子どもや孫をお持ちの皆さまをはじめ、多くの市民の皆さまのご来場をお願いします。
第1回 甲状腺疾患と内部被曝
n 日 時 2013年5月12日(日)午後1時30分~
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場 所 郡山市富久山総合学習センター(サンライフ)
2階集会室 TEL 024-925-1549
2階集会室 TEL 024-925-1549
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参加費 無料
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講 師 西尾 正道 氏(北海道がんセンター名誉院長)
3月の福島県健康管理調査の甲状線検査結果は34、114人のうち3人の甲状腺がん患者ときわめて疑わしい7人が出ました。今までの医学データでは症状があり受信した100万人に一人の甲状腺がんでしたから、福島の子ども達の甲状線が心配です。そこで西尾先生をお呼びし、甲状線のお話を伺います。ぜひ、皆さんご参加ください!
【講師略歴】
にしお まさみち
1947年北海道函館市生まれ。札幌医科大学卒業後、国立札幌病院で、がんの放射線治療一筋に30年。現在、同病院放射線科医長、札幌医科大学臨床教授、京都大学医学部非常勤講師、北海道大学歯学部非常勤講師。日本医学放射線学会専門医、日本放射線腫瘍学会認定医。03年12月から「市民のためのがん治療の会」の協力医代表として活躍。著書に『がん医療と放射線治療』『がんの放射線治療』など多数。
にしお まさみち
1947年北海道函館市生まれ。札幌医科大学卒業後、国立札幌病院で、がんの放射線治療一筋に30年。現在、同病院放射線科医長、札幌医科大学臨床教授、京都大学医学部非常勤講師、北海道大学歯学部非常勤講師。日本医学放射線学会専門医、日本放射線腫瘍学会認定医。03年12月から「市民のためのがん治療の会」の協力医代表として活躍。著書に『がん医療と放射線治療』『がんの放射線治療』など多数。
第2回 チェルノブイリ被害の全貌~福島への教訓
n 日 時 2013年5月20日(月)午後6時30分~
n 会 場 郡山市総合福祉センター5階集会室
郡山市役所裏 TEL 024-924-2950
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参加費 無料
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講 師 アレクセイ・V・ヤブロコフ博士
(岩波書店『チェルノブイリ被害の全貌』編著者)
(岩波書店『チェルノブイリ被害の全貌』編著者)
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共 催 チェルノブイリ被害実態レポート翻訳チーム
【講師略歴】
Алексей Владимирович Яблоков
生物学博士。ロシア科学アカデミー評議員。欧州放射線リスク委員会(ECRR)協議委員会委員。チェルノブイリ事故当時、ゴルバチョフ書記長のアドバイザーを務め、被曝者のその後について25年以上追跡調査。下記書籍を編著、同事故による死者数は1986年から2004年の間で少なくとも98万5000人に達するとの推計を発表。福島事故後、被曝による健康への影響の過小評価を警告。
Алексей Владимирович Яблоков
生物学博士。ロシア科学アカデミー評議員。欧州放射線リスク委員会(ECRR)協議委員会委員。チェルノブイリ事故当時、ゴルバチョフ書記長のアドバイザーを務め、被曝者のその後について25年以上追跡調査。下記書籍を編著、同事故による死者数は1986年から2004年の間で少なくとも98万5000人に達するとの推計を発表。福島事故後、被曝による健康への影響の過小評価を警告。
【付録】ヤブロコフ博士公演ツアー案内(チラシより転載)
『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』刊行記念
アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
2013年5月18日(土)東京
19日(日)盛岡
20日(月)郡山
21日(火)外国特派員協会(東京)
22日(水)京都
19日(日)盛岡
20日(月)郡山
21日(火)外国特派員協会(東京)
22日(水)京都
1986年のチェルノブイリ原発事故は、北半球全体に膨大な放射性物質を飛散させ、人間と生態系に即時から中長期にわたる放射線被曝をもたらしました。とりわけ原発から至近距離にあるベラルーシ、ウクライナ、ロシアの被害は深刻で、汚染地では健康な子どもの割合が20%以下になったと言われるほどです。しかし、IAEA(国際原子力機関)やWHO(世界保健機関)による“公式”な報告は組織的に事故の影響を過小評価し続けてきたため、被害の実態を知る医師や研究者たちが強く異を唱えるようになりました。それらの声とデータを徹底的に拾い上げたのが、ゴルバチョフの科学顧問を務めたヤブロコフ博士とベルラド研究所を創設したネステレンコ博士が中心になってまとめ、ニューヨーク科学アカデミーから2009年に英訳版が刊行された『チェルノブイリ――大惨事が及ぼした人と環境への影響』です。
今回、その邦訳『調査報告 チェルノブイリ被害の全貌』(岩波書店)が4月26日に刊行されたことを受けて、主著者であるヤブロコフ博士に同書の内容と、東京電力福島第一原発事故による放射能汚染に対処する上でチェルノブイリから学ぶべきものをお話しいただきます。教訓の一つは、大規模かつ継続的な被曝の影響が甲状腺がんにとどまらず、幅広い疾病や症状として表れることであり、それらに対する適切な監視と手当てを行うには国内外の英知と資源を結集しなければならないことです。
◆ アレクセイ・V・ヤブロコフ博士
1933年、モスクワ生まれ。ロシア科学アカデミー評議員、ロシア環境政策局創設者。アメリカ芸術科学アカデミー名誉会員、国際海洋哺乳類協会名誉会員、環境政党連合グリーン・ロシア代表。動物学、核問題、農薬問題などの分野で著作多数。
【新刊案内】「フクシマ後」を生きるすべての人びとのために
アレクセイ・V・ヤブロコフ、ヴァシリー・B・ネステレンコ、アレクセイ・V・ネステレンコ、ナタリヤ・E・プレオブラジェンスカヤ〈著〉/チェルノブイリ被害実態レポート翻訳チーム〈訳〉/崎山比早子〈日本語版序〉/星川 淳〈監訳〉
大惨事から27年、北半球全域を覆った放射能による死者数は約百万にのぼり、その環境被害は今も進行中である――。多年にわたる調査と5,000以上の文献に基づき、衝撃的な被害の全貌を報告した決定版データ集、待望の翻訳。
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